対談集 春風問学

対談集 春風問学

  • 春風社編集部(編)/2021年10月
  • 1800円(本体)/四六判並製320頁
  • 装丁:南伸坊

セキュラーなもろもろを離れ学のよろこびを
2012年より春風社で行ってきた対談を集成し、における学の意義と出版のあり方を問う。

対談者一覧
池内 紀(ドイツ文学者、エッセイスト)、長田 弘(詩人)、平尾 隆弘(文藝春秋元社長)、中条 省平(フランス文学者、学習院大学文学部教授)、橋本 照嵩(写真家)、佐々木幹郎(詩人)、桂川 潤(装丁家)、横須賀 薫(教育学者、宮城教育大学・十文字学園女子大学名誉教授)、鈴木 哲也(京都大学学術出版会専務理事長)、馬渡 元喜(図書新聞元役員)、大嶋 拓(映画作家)、上野 勇治(港の人代表取締役)、石渡 博明(「安藤昌益の会」事務局長)、朝岡 和俊(朝岡鍼灸院院長)、畑野 文夫(講談社インターナショナル元代表、正知会代表)、吉原 直樹(社会学者、東北大学名誉教授)、末松 裕基(教育学者、東京学芸大学准教授)、生澤 繁樹(教育学者、名古屋大学准教授)、橋本 憲幸(教育学者、山梨県立大学准教授)、三浦 衛(春風社代表取締役社長)

(ISBN 9784861107689)

目次|contents

対話はよろこび、学を問いつづけて(はじめに)
池内紀の読書会 人生は引き算、本は足し算(池内紀×三浦衛)
長田弘の読書会 もっと本を読もう(長田弘×三浦衛)
「本を読む、書く、出版する」よもやま対談(平尾隆弘×三浦衛×中条省平)
北上川という宇宙 3・11以前の「日常」をめぐって(橋本照嵩×佐々木幹郎×桂川潤×三浦衛)
文は人(池内紀×横須賀薫×三浦衛)
「本は物である」考(桂川潤×三浦衛)
学術書の未来 学術書の出版はどこへ向かうのか(鈴木哲也×三浦衛×馬渡元喜)
教育・学問の原点 鎌倉アカデミアに学ぶ(大嶋拓×三浦衛)
本づくりの根 赤羽―鎌倉―桜木町(上野勇治×三浦衛)
「学ぶ」について 昌益の学び、昌益に学ぶ(石渡博明×三浦衛)
知識と経験と勘 鍼灸の世界(朝岡和俊×三浦衛)
叡智の人 森田正馬にきく 森田療法の誕生(畑野文夫×三浦衛)
「ソコカラ ナニ ガ ミエル?」 都市をめぐって(吉原直樹×三浦衛)
「悪の凡庸さ」とリーダーシップ 『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』をめぐって(末松裕基×生澤繁樹×橋本憲幸×三浦衛)

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心理臨床 セラピストの身体と共感―ダンス/ムーブメントとフェルトセンスの活用

心理臨床 セラピストの身体と共感

ダンス/ムーブメントとフェルトセンスの活用

  • 山田美穂(著)/2021年10月
  • 4500円(本体)/A5判上製416頁
  • 装丁:中本那由子

人と人とのあわいの対話が静かな感動を

さらにリエさんは親子フラ教室を「私が楽しいから行く」時間だと表明し、それに「付き合ってくれる?」と打診をして、ケンくんがそれを了承するという、活動参加の意味づけの再設定をした。すると間もなく、ケンくんが自らステージ出演を宣言して堂々とやりきり、その柔軟さにリエさんがしみじみ驚くことになった。母子の間にはそれまでとは異なる関係性が出現していた。(本文より)

(ISBN 9784861107702)

目次|contents

第I部 序論
第1章 はじめに:心理療法の身体的次元に光を当てるには?
第2章 臨床心理学における身体的アプローチと身体観
第3章 心理療法における「共感」と「身体」
第4章 本書の目的
第Ⅱ部 方法論
第5章 本書の研究方法
第6章 実践の方法①:ダンスセラピー技法と型のあるダンスの活用
第7章 実践の方法②:自己探索を深めるためのフォーカシングの活用
第Ⅲ部 本論 親子フラ教室の実践:二人称/三人称の事例研究
第8章 伝統的な臨床事例研究:乳幼児の母親へのグループ支援における身体を通した共感
第9章 クライエント・インタビュー:パフォーマンス場面における身体的な相互交流の諸側面
第Ⅳ部 本論 実践と研究の方法の拡大:一人称/二人称の事例研究
第10章 研究者のフェルトセンスを活用した自己研究:身体を通した共感のための自己探索のトレーニング
第11章 身体を通した分析の試み:個別事例の複眼的検討による共感的理解の深まり
第12章 身体を通した分析の発展:認知症高齢者グループのダンスセラピー実践における身体を通した共感
第Ⅴ部 結論
第13章 総合考察
第14章 おわりに:身体を通した共感を,本書の中に示すことができたか?

文献
索引

著者|author

山田美穂(やまだ・みほ)
お茶の水女子大学基幹研究院 准教授
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
博士(臨床心理学)(学習院大学)
臨床心理士・公認心理師
北海道生まれ。葛飾赤十字産院、就実大学を経て、2021年より現職。
【主著】
『こころで関わりこころをつかう――心理臨床への手びき その実践』(分担執筆)、日本評論社
『知的障害のある人への精神分析的アプローチ――人間であるということ』(監訳)、ミネルヴァ書房(2021年12月刊行予定)

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真正の評価―テストと教育評価の新しい科学に向けて

真正の評価

テストと教育評価の新しい科学に向けて

  • ハロルド・バーラック、フレッド・M・ニューマン、エリザベス・アダムス、ダグ・A・アーチバルド、ティレル・バージェス、ジョン・レイヴン、トマス・A・ロンバーグ(著)、渡部竜也、南浦涼介、岡田了祐、後藤賢次郎、堀田諭、星瑞希(訳)/2021年9月
  • 5000円(本体)/A5判上製320頁
  • 装丁:長田年伸

誰が、何のために教育測定に関する采配を振るのか?
1980~90年代のアメリカの社会経済政策が及ぼした教育改革への影響を考察。学校教育の機能と目標、コンピテンシーの基準を英米の事例から解き明かし、標準化されたテストといった特定の評価形態に偏らない、真正の学び/学力のための方法論を構築する。
(ISBN 9784861107566)

目次|contents

第1章 評価についての新しい科学が必要だ(ハロルド・バーラック/渡部竜也訳)
第2章 数学のコンピテンスと学力の評価(トマス・A・ロンバーグ/南浦涼介訳)
訳者コラム1(渡部竜也)
第3章 社会科における言説の評価(フレッド・M・ニューマン/渡部竜也訳)
第4章 真正のアカデミックな学びの性質(フレッド・M・ニューマン&ダグ・A・アーチバルド/渡部竜也訳)
訳者コラム2(渡部竜也)
第5章 コンピテンス・動機・行動のモデルと評価のためのパラダイム(ジョン・レイヴン/岡田了祐訳)
第6章 学力/学習成果(achievement)を捉える(エリザベス・アダムス&ティレル・バージェス/後藤賢次郎訳)
訳者コラム3(星瑞希)
第7章 アカデミックな学びの評価に向けたいくつかのアプローチ(ダグ・A・アーチバルド&フレッド・M・ニューマン/星瑞希・渡部竜也訳)
訳者コラム4(渡部竜也)
第8章 教育テストと評価の新しい科学の発展に向けて(ハロルド・バーラック/堀田諭訳)
参考文献
訳者解説(渡部竜也)
訳者補論1 「評価」という実務的行為が社会を変えていくこと(南浦涼介)
訳者補論2 子どもの個性やコンピテンシーをいかに評価していけばよいのか?――観点の多元化・開放化と文脈を重視するジョン・レイヴンの評価論を手がかりに(堀田諭・岡田了祐)
著訳者紹介

著訳者|authors and translators

◆著者
ハロルド・バーラック(Harold Berlak):元カリフォルニア州オークランドの教育コンサルタント。
フレッド・M・ニューマン(Fred M. Newmann):元ウィスコンシン大学マディソン校教授。
エリザベス・アダムス(Elizabeth Adams):元イースト・ロンドン・ポリテクニック名誉研究員。
ダグ・A・アーチバルド(Doug A. Archbald):デラウェア大学教育学部准教授。
ティレル・バージェス(Tyrrell Burgess):元イースト・ロンドン・ポリテクニック教授。
ジョン・レイヴン(John Raven):スコットランド・エディンバラの教育コンサルタント。
トマス・A・ロンバーグ(Thomas A. Romberg):ウィスコンシン大学マディソン校教育学部名誉教授。
◆訳者
渡部竜也(わたなべ・たつや):東京学芸大学教育学部准教授。
南浦涼介(みなみうら・りょうすけ):東京学芸大学教育学部准教授。
岡田了祐(おかだ・りょうすけ):お茶の水女子大学教学IR・教育開発・学修支援センター講師。
後藤賢次郎(ごとう・けんじろう):山梨大学大学院総合研究部教育学域(教育学系)准教授。
堀田諭(ほりた・さとる):埼玉学園大学人間学部子ども発達学科特任講師。
星瑞希(ほし・みずき):東京大学大学院教育学研究科博士課程在籍。

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文の風景 ときどきマンガ、音楽、映画

文の風景 ときどきマンガ、音楽、映画

  • 三浦衛(著)/2021年8月
  • 3500円(本体)/四六判・上製コデックス装608頁
  • 装丁:矢萩多聞

学術出版社の代表が、古今東西の本を読み、笑い、嘆じ、学ぶ。ブログ「よもやま日記」2010年1月~2021年5月より抜粋。

(ISBN 9784861107498)

本書に出てくる書籍、ほか

『人間の探求』『法隆寺』『釈譜詳節』『新井奥邃著作集』『僕の解放前後 1940-1949』『物権法概説』『坂の上の雲』『黄昏』『幻滅』『ゴリオ爺さん』『火山の下』『読書百遍』『活火山の下』『従妹ベット』『浮かれ女盛衰記』『従兄ポンス』『小説世界のロビンソン』『旅に溺れる』『牡牛と信号 〈物語〉としてのネパール』『バルザック』『モンテ・クリスト伯』『文学全集を立ちあげる』『嵐が丘』『失われた時を求めて』『菅江真澄遊覧記』『インド・まるごと多聞典』『公共する人間5 新井奥邃』『南総里見八犬伝』『源氏物語』『バルザック全集』『ウジェニー・グランデ』『斎藤喜博全集』『島小研究報告』『斎藤喜博研究の現在』『光る源氏の物語』『ローマ帝国衰亡史』『蘆花徳冨健次郎』『父 中野好夫のこと』『司馬江漢考』『鏡花全集』『サミュエル・ジョンソン伝』『蘆花日記』『論語』『字統』『プルーストの浜辺――『失われた時を求めて』再読』『私の好きな孤独』『アメリカ原風景』『詩は友人を数える方法』『窯変 源氏物語』『明日』『中原中也全集』『資本論』『聖書』『ファーブル昆虫記』『「いき」の構造』『新万葉集』『中島のてっちゃ』『力いっぱい地方出版』『田んぼの隣で本づくり』『ことばが劈かれるとき』『大菩薩峠』『心身医学入門』『待つしかない、か。』『写真集 気仙川』『新版 待つしかない、か。』『偶然の装丁家』『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』『字通』『詩的思考のめざめ――心と言葉にほんとうは起きていること』『通勤電車でよむ詩集』『春と修羅』『日本の七十二候を楽しむ 旧暦のある暮らし』『講談社少年少女世界文学全集』『古事記』『本は物である 装丁という仕事』『細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた』『細野晴臣 分福茶釜』『タモリ学』『女人源氏物語』『講談社古語辞典』『存在と時間』『こゝろ』『山椒大夫』『ジャポニカ』『広辞苑』『平凡社世界大百科事典』『大辞林』『図書新聞』『週刊読書人』『女たちの光源氏』『シェイクスピア・アンド・カンパニー書店』『ユリシーズ』『今朝の一句 366日の俳句ごよみ』『俳句日暦 一人一句366』『合本俳句歳時記』『ジェイムズ・ジョイス伝』『ユング自伝』『イソップ童話』『田村隆一全集』『若い芸術家の肖像』『ヘルダーリン』『月下の一群』『精神現象学』『ヘルダーリン全集』『日本文藝史』『杜甫詩注』『メアリー・ポピンズ』『俳句の世界』『名刀中条スパパパパン!!!』『ただしいジャズ入門』『マンガの論点』『熱海殺人事件』『老いのイニシエーション』『奥邃先生の面影と談話及遺訓』『奥邃廣録』『読書の学』『評釈 芭蕉七部集』『連句茶話』『正法眼蔵』『広説佛教語大辞典』『荘子』『ブッダのことば スッタニパーダ』『人生二度なし』『週刊朝日』『石巻片影』『大学』『中庸』『法華経』『岸辺なき流れ』『十三の不気味な物語』『即興詩人』『神の国』『告白録』『よくわかる俳句歳時記』『秋田のことば』『ゴヤのファースト・ネームは』『谷間の百合』『イヴの娘』『バルザック王国の裏庭から――『リュジェリーの秘密』と他の作品集』『正法眼蔵随聞記』『沢田流聞書 鍼灸眞髄』『日本の色図鑑』『ゲド戦記』『噓の効用』『三四郎』『森田療法の誕生 森田正馬の生涯と業績』『福音主義神学入門』『世界の名著』『ベストオブ VOW』『宝島』『無門関』『キリスト教綱要』『家庭医学大事典』『読書からはじまる』『芭蕉全句』『狩野亨吉の生涯』『自然真営道』『随感録』『新編 飯田蛇笏全句集』『山蘆集』『「論語」の話』『無意識の発見』『フロイトの生涯』『同窓会だより』『万葉集』『名医が伝える漢方の知恵』『プラテーロとわたし』『ルター著作選集』『統道真伝』『安藤昌益からみえる日本近世』『草の葉』『カール・バルト――神の愉快なパルチザン』『ローマ書講解』『モーツァルト』『ラブレー 笑いと叡智のルネサンス』『ガルガンチュワ物語』『パンタグリュエル物語』『長くつ下のピッピ』『ドリトル先生アフリカゆき』『大どろぼうホッツェンプロッツ』『わたしが子どもだったころ』『中国文学雑談 吉川幸次郎対談集』『中国の知恵』『論語講義』『易経』『本の虫の本』『海』『マリ・クレール』『ハラに染みるぜ! 天才ジャズ本』『乱読すれど乱心せず ヤスケンがえらぶ名作50選』『ドリトル先生のサーカス』『モモ』『ヘンリ・ライクロフトの私記』『読みなおす一冊』『エセー』『モンテーニュ随想録』『シャーロック・ホームズ全集』『シャーロック・ホームズの冒険』『本の縁側』『プルーストと過ごす夏』『夜と霧』『ロビンソン・クルーソー』『児童文学論』『ナルニア国ものがたり』『水滸伝』『三国志演義』『完訳三国志』『正史三国志』『三国志平話』『萬葉集釋注』『形而上学』『アリストテレス全集』『アリストテレス』『ミメーシス ヨーロッパ文学における現実描写』『和漢三才図絵』『アラン『定義集』講義』『文学折りにふれて』『芸術について』『人間論』『海潮音』『新版 20週俳句入門』『私の岩波物語』『ボンヘッファー獄中書簡集』『愛と自由のことば 一日一章』『重力と恩寵』『定義集』『デカルト『方法序説』を読む』『記憶の箱舟 または読書の変容』『デカルト著作集』『知覚の現象学』『省察』『詩経』『文選』『万葉集私注』『ディルタイ全集 シュライアーマッハーの生涯』『真理と方法』『小椋佳 生前葬コンサート』『わが歩みし道 南原繫――ふるさとを語る』『幸福論』『神曲』『ケーベル博士随筆集』『岩波茂雄伝』『ディルタイ全集 詩学・美学論集』『記憶のつくり方』『ゲーテとの対話』『新漢語林』『ファウスト』『1913 20世紀の夏の季節』『ニコマコス倫理学』『文鏡秘府論』『文筆眼心抄』『誠は天の道』『大漢和辞典』『史記』『漢書』『神曲』『三体詩』『政治学』『老子』『五・七・五交遊録』『カストリ新聞――昭和二十年代の世相と社会』『根拠の本質について』『説文解字』『白川静 回思九十年』『カラクテール』『自然学小論集』『呪の思想 神と人との間』『アラン 人間論』『若く美しくなったソクラテス』『日本思想大系 荻生徂徠』『静かなドン』『シンボル形式の哲学』『私の日本語雑記』『説教黙想集成 旧約聖書』『友川カズキ独白録』『近代政治思想の基礎――ルネッサンス、宗教改革の時代』『吾輩は猫である』『易經講話』『結合の神秘』『矢沢永吉激論集 成り上がり』『放蕩息子の帰還――父の家に立ち返る物語』『レンブラントの目』『学術書を読む』『字訓』『漢字の体系』『田中正造の生涯』『キリスト教信仰』『アテネの学堂』『聊斎志異』『ジェイン・ジェイコブズ都市論集 都市の計画・経済論とその思想』『野ざらし紀行』『〈未来像〉の未来――未来の予測と創造の社会学』『モビリティーズ 移動の社会学』『日本資本主義分析』『全体主義の起原』『罪と罰』『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』『言葉と物 人文科学の考古学』『グリム童話』『バベルの図書館』『カール・バルトの生涯』『キリスト教 本質と歴史』『戦争と平和』『性の歴史』『三山の俤 文の呼吸』『根源悪の系譜 カントからアーレントまで』『世俗の時代』『1970年代のプログレ 5大バンドの素晴らしき世界』『大瀧詠一 Writing&Talking』

著者|author

三浦衛(みうら・まもる)
春風社代表取締役社長。1957年秋田県生まれ。東北大学経済学部卒業後、神奈川県内の私立高校で社会科教諭を7年間務める。その後、東京都内の出版社に勤務。1999年、春風社を創業。著書に、『出版は風まかせ おとぼけ社長奮闘記』(春風社、2009年)、『公共する人間5 新井奥邃 公快共楽の栄郷を志向した越境者』(分担執筆、東京大学出版会、2010年)、『父のふるさと 秋田往来』(春風社、2010年)、『マハーヴァギナまたは巫山の夢』(春風社、2012年)、『おうすいポケット 新井奥邃語録抄』(共編、春風社、2015年)、『カメレオン』(春風社、2016年)、『石巻片影』(共著、春風社、2017年)、『鰰 hadahada』(春風社、2019年)がある。

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アートとコミュニティ―横浜・黄金町の実践から

アートとコミュニティ

横浜・黄金町の実践から

  • 山野真悟、鈴木伸治(著)/2021年8月
  • 3000円(本体)/A5判並製234頁
  • 装丁:長田年伸

横浜の創造都市政策や福岡のミュージアム・シティ・プロジェクト、そして横浜・黄金町での実践を、関係者へのインタビュー座談会、シンポジウムの記録を交えつつ回顧。文化政策と都市政策の視点からアートとコミュニティの関係を展望する。

(ISBN 9784861107528)

目次|contents

1章 創造都市のはじまり―都市デザインと文化政策
2章 過去をトレースする―ミュージアム・シティ・プロジェクトから黄金町へ
3章 黄金町―コミュニティへのアプローチ
4章 成長するまちの課題と未来

著者|authors

山野真悟(やまの・しんご)
1950年福岡県生まれ。1971年美学校加納光於銅版画工房修了。1970年代より福岡を拠点に美術作家として活動。1978年よりIAF芸術研究室を主宰、研究会・展覧会企画等をおこなう。1990年ミュージアム・シティ・プロジェクト事務局長に就任。これを契機に美術作家からディレクターに転身した。1990年より隔年で街を使った美術展「ミュージアム・シティ・天神」をプロデュース。その他にも「まちとアート」をテーマに、プロジェクトの企画、ワークショップ等を多数てがけた。1991年「中国前衛美術家展[非常口]をプロデュース。2005年「横浜トリエンナーレ2005」でキュレーターに就任。2008年より活動拠点を横浜に移し、「黄金町バザール」ディレクターに就任。以後黄金町バザールは毎年開催。2009年黄金町エリアマネジメントセンター事務局長に就任、現在に至る。著書に『福岡のまちに出たアートの10年 ミュージアム・シティ・プロジェクト1990-200x』(2003年、黒田雷児、宮本初音と共著)がある。
鈴木伸治(すずき・のぶはる)
1968年大阪生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院を修了後、東京大学助手、関東学院大学工学部助教授、横浜市立大学准教授を経て、2013年より現職。専門は都市計画・都市デザイン・歴史的環境保全。黄金町では2007年よりまちづくりに取り組み、現在NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター副理事長。著作に『都市の遺産とまちづくり アジア大都市の歴史保全』(編著、春風社、2017)『今、田村明を読む』(編著、春風社、2016)『創造性が都市を変える』(編著、学芸出版社2010)『都市の風景計画』(共著、学芸出版社、2003年)など。

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外国につながる児童生徒の教育と社会的包摂―日本とニュージーランドの比較にもとづく学校教育の制度イノベーション

外国につながる児童生徒の教育と社会的包摂

日本とニュージーランドの比較にもとづく学校教育の制度イノベーション

  • 柿原豪(著)/2021年8月
  • 3600円(本体)/A5判並製268頁
  • 装丁:長田年伸

制度と実践活動を架橋する教育の方途を問う
移民や難民などの外国につながる児童生徒への語学支援の実際を、日本とニュージーランドの学校教育・語学教室の事例をもとに検討。教育者と学習者を取り巻く多様な背景を浮き彫りにしつつ、個人のみに帰することのできない、排除と包摂の問題と、社会的・政治的な生について議論することの重要性を提言する。

(ISBN 9784861107511)

目次|contents

序章 問題の所在と先行研究
第1章 研究方法および分析枠組
第2章 日本における外国につながる児童生徒の教育に関する研究と諸課題
第3章 藤沢市の多文化共生政策と日本語の支援
第4章 藤沢市立の学校における外国につながる児童生徒の教育
第5章 ニュージーランド社会の多様化と移民・難民出身者の教育
第6章 オークランドの公立中等学校における移民・難民出身生徒の教育
第7章 外国につながる児童生徒を包摂する持続可能な教育の制度イノベーション
終章 すべての人が包摂される社会に向けて
あとがき
参考文献一覧
初出一覧
索引

著者|author

柿原豪(かきはら・ごう)
1978年、千葉県館山市生まれ。2001年、都留文科大学文学部卒業。2008年、横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。2021年、成城大学大学院社会イノベーション研究科博士課程後期修了、博士(社会イノベーション学)。2002年より神奈川県内で複数の学校に勤務し、現在は聖ドミニコ学園中学高等学校専任教諭。専攻は教育社会学、比較教育学。主な業績に「ニュージーランドのESOLと移民・難民生徒の包摂――中等教育における実践と課題」『多文化関係学』Vol.14(2017年)、「外国人非集住地域における日本語支援と日本語指導――神奈川県藤沢市の事例に着目して」『コロキウム』Vol.9(2018年)、「ニュージーランドのESOLにおけるティーチャー・エイドの媒介者的役割――オークランドの中等学校の教育実践に着目して」『オセアニア教育研究』Vol.26(2020年)。

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日本英語文化学会創立45周年記念論文集 英語文化研究

日本英語文化学会創立45周年記念論文集 英語文化研究

  • 日本学術会議協力学術研究団体 日本英語文化学会(編)/2021年3月
  • 4000円(本体)/A5判上製240頁
  • 装丁:矢萩多聞

比較文化、イギリス文学、アメリカ文学、比較文学、英語教育・言語学の5つの分野にわたる多彩な13の論考を収録。

(ISBN 9784861107450)

目次|contents

まえがき(市川仁)
比較文化
1:口演としてのシェイクスピア―日本のシェイクスピアの現状を考える(佐々木隆)
イギリス文学
2:反響するグレイと漱石―猫の死を手がかりに(菅野智城)
3:ラティガン劇における脇役―人生の導き手となるミス・クーパー(落合真裕)
4:エンプソンの“argufying”―“argufying”による批評家エンプソンの出発点(須永隆弘)
5:フィリップ・ラーキンとパッツィ・ストラング―“The Importance of Elsewhere”を読む(君島利治)
アメリカ文学
6:先住民作家ウィリアム・エイプスの『ピークォット族の5人のキリスト教徒インディアンによる回心体験記』論―インディアンの鏡に映しだされるアメリカ社会(小澤奈美恵)
7:Couples in the Circle: Revolutions in The Beautiful and Damned and Tender Is the Night(浅川友幸)
8:〈立ち去った〉女たち―フォークナー『尼僧への鎮魂歌』考察(本間章郎)
9:Vladimir NabokovのPale Fireにおける数のシンボリズムと錬金術的イメジャリー(大木富)
比較文学
10:ジャンルにおける虚構と科学という軸―未来小説・science fiction・ユートピア小説の包摂関係(日中鎮朗)
英語教育・言語学
11:時代の流れに合わせて変わる大学英語教育―中国の英語教育と比較して(原隆幸)
12:医療英語における日常語の専門的使用に関する考察(小山田幸永)
13:名詞句の形式特性と敬意表現としての機能について(中井延美)

あとがき(中井延美)
執筆者一覧

編者|editor

日本学術会議協力学術研究団体 日本英語文化学会
1972年設立の英語文化を研究する会。英語圏の文化、言語、言語教育、文学、比較文化、比較文学等々の研究者がこの会に属している。

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我、アメリカノ敵ヲ発見セリ―ハインラインの青少年向け小説における白人性

我、アメリカノ敵ヲ発見セリ

ハインラインの青少年向け小説における白人性

  • 島克也(著)/2021年6月
  • 3900円(本体)/四六判上製316頁
  • 装丁:長田年伸

俺達の屍を越えてゆけ、ハインライン!
人気SF作家の青少年向け小説群とアメリカのコミックブック業界の関係を詳細に分析。コミックブックが駆逐された1950年代に、ハインラインが遭遇した「アメリカの敵」とは?

(ISBN 9784861107467)

目次|contents

序章 右翼のハインラインと左翼のハインラインの生まれ故郷
第1章 ハインラインと青少年向け小説の関係性
第2章 帝国からの独立と白人性
第3章 新たなヒーロー像の模索における白人性
第4章 国際社会におけるアメリカと白人性
第5章 多文化主義型の白人性の限界
結論 コミックブックを継ぐもの

著者|author

島克也(しま・かつや)

安田女子大学文学部英語英米文学科講師。専攻・専門は現代アメリカ文学(特にSF)。
論文に、「ハインラインの『ガニメデの少年』におけるスカウト活動の意味とアメリカン・ヒーロー像の危機」(『中・四国アメリカ文学研究』第47号 pp. 13-22、2011年6月)、『Red Planet論――白人性の上書きがもたらす帝国の変容』(『英語英文学研究』第55巻、pp. 59-70、2011年3月)など。

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東アジアにおける南島研究―南島史学会創立50周年記念論集

東アジアにおける南島研究

南島史学会創立50周年記念論集

  • 南島史学会(編)/2021年6月
  • 5900円(本体)/四六判上製302頁
  • 装丁:中島衣美

沖縄を中心に東・東南アジア諸地域の歴史・民俗・人類・考古学等を研究する南島史学会の創立50周年記念論集。論考11篇を収録。

(ISBN 9784861107429)

目次|contents

序論  

Ⅰ 人・モノ・文化の移動
第一章 一九世紀台湾をめぐる帆船と汽船航運の趨勢 松浦章 
第二章 台湾の画家陳進と日本画(膠彩画)の文化交渉 中谷伸生 
第三章 日本統治時代台湾人留学生の政治参加―明治大学卒業生の活動を中心にして 卞鳳奎 
第四章 一九〇四年セントルイス万国博覧会と『ボントック頌歌』 森谷裕美子 

Ⅱ 歴史の盛衰
第五章 福建省沿岸部に分布する城郭遺跡の類型化とその特徴―琉球列島に所在する城郭遺跡検証過程での想定枠充実の試み 山本正昭 
第六章 琉球王権発祥地の一考察―沖縄北部地域を中心として 比嘉隆 
第七章 十二世紀の占城王鄒亜那・ジャヤ インドラヴァルマン四世について―中国資料と占城碑文より 土肥祐子 

Ⅲ 情報の伝搬
第八章 明治七年 台湾出兵をめぐる世論―左院あて建白を中心に 春名徹 
第九章 南海Ⅰ号墨書陶磁器の「姓」と「花押」をめぐる問題 石黒ひさ子 
第一〇章 明清の琉球通事―制度と実態に関する諸問題 池谷望子
第一一章 沖縄における死と観光―二人称から三人称、そして一人称の死の旅へ 塩月亮子

あとがき

執筆者一覧

お詫びと訂正

本文中に編集上の不手際で、帯の文章に以下のような誤りが生じました。謹んでお詫びして訂正いたします。
(誤)をはかる南東史学会の、
(正)をはかる南島史学会の、

編者|editor

南島史学会
1972年(昭和45)に発足。沖縄地方を中心とする歴史・民俗・民族・人類・考古・宗教・言語等の諸学、並びに東アジア・東南アジアその他諸地域との史的交渉に関する学術研究の促進、およびその知識の普及をはかることを目的とする。機関誌『南島史学』は80号を超える。

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日常の冒険 ホワイトヘッド、経験の宇宙へ

日常の冒険 ホワイトヘッド、経験の宇宙へ

  • 佐藤陽祐(著)/2021年5月
  • 3800円(本体)/四六判上製232頁
  • 装丁:桂川潤

(ISBN 9784861107481)
「生きるということは、何かとかかわり合うことである。」多様な関係からいかにして知覚主体としての「わたし」が生まれるのか。

目次|contents

序論 問題意識の概要と本書の主題
第1章 命題
1-1 命題――先行研究における命題概念の理解について
1-2 知覚的感受による命題について
1-3 現象と実在のはざまから
1-4 想像的感受による命題について――実在しないものたちの経験
第2章 命題にもとづく知覚論
2-1 「理論負荷性」という概念における「理論」について
2-2 知覚のための手がかり――理論としての命題
2-3 命題にもとづく知覚論と理論負荷性
2-4 抽象化されたものとしての知覚
第3章 二つの知覚論の関係性について――命題にもとづく知覚論と象徴的関連付け
3-1 二つの知覚様態―因果的効果と現前的直接性
3-2 象徴的関連付け
3-3 二つの知覚論の共通点
3-4 二つの知覚論の相違点
3-5 二つの知覚論の関係性について
第4章 二つの知覚論の統合的解釈にむけて
4-1 同時的世界について
4-2 緊張の場所と象徴的関連付け
4-3 緊張の場所と命題
4-4 意識的知覚について
結論にかえて――残された課題
主要参考文献一覧
あとがき

著者|author

佐藤陽祐(さとう・ようすけ)
1982年、秋田県生まれ。中央大学文学部哲学科卒業、中央大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。博士(哲学)。現在、中央大学兼任講師。論文に「ホワイトヘッド哲学における命題論――「理論負荷性」にもとづく命題概念の理解と命題にもとづく知覚論の考察――(『哲学』、日本哲学会、第66号、2015)など。

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