死ぬ権利はあるか―安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値

死ぬ権利はあるか

安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値

  • 有馬斉(著)/2019年2月
  • 4300円(本体)/四六判上製558頁
  • 装丁:桂川潤

医療技術が進展するなか、人の死の望ましいありかたとは
死ぬ権利について擁護派と反対派の議論を整理するとともに、豊富な事例や、各国・地域の政策的取り組みも参照しながら検討。人の命が持つ価値の大きさと根拠を問い直し、倫理的・政策的な判断の基礎となる考えを提示する。★3刷出来
(ISBN 9784861106248)

◆日本医学哲学・倫理学会 第14回学会賞(2020年)受賞

目次|contents

まえがき
序論 事例と用語および本書の課題
第Ⅰ部 死ぬ権利の擁護論
第1章 自己決定
第1節 自己決定に訴える容認論
第2節 死にかたにかんする個人の自己決定と第三者の利益や権利との衝突
第3節 判断力評価とパターナリズム
第4節 健康な人の自殺とパターナリズム
結語
第2章 患者の利益
第5節 患者の利益に訴える容認論
第6節 死を結果するふるまいと人の利益との関係にかんするいくつかの重要問題
第7節 強制的な安楽死
第8節 判断力を喪失した患者の利益
第9節 家族の利益
結語
第3章 医療費の高騰
第10節 医療費の高騰に訴える容認論
第11節 前提とされている社会状況は日本の現状に当てはまるか
第12節 年齢制限を受けいれることは合理的か
第13節 高齢者差別
結語
第Ⅱ部 死ぬ権利の限界
第4章 社会的弱者への脅威
第14節 社会的弱者へのリスクに訴える反対論
第15節 滑りやすい坂の議論
第16節 合法化のリスクと利点の比較衡量
第17節 人の命が生きるに値しないことはあるか
結語
第5章 生命の神聖さ
第18節 生命の神聖さに訴える反対論
第19節 生命が神聖であるという見解にたいする批判
結語
第6章 人の尊厳
第20節 人格の尊厳に訴える反対論
第21節 人の死期を早めることは人の尊厳を冒すか
結語

結論
あとがき
文献一覧
索引

著者|author

有馬斉(ありま・ひとし)
横浜市立大学国際教養学部准教授。1978年生まれ。国際基督教大学教養学部卒、米国ニューヨーク州立大学バッファロー校哲学博士課程修了。博士(哲学)。専門は倫理学、生命倫理。東京大学大学院医学系研究科特任助教などを経て、2012年より現職。論文「利益のボーダーライン――大脳機能の不可逆的な喪失と代理決定」で日本生命倫理学会若手論文奨励賞、「自殺幇助は人格の尊厳への冒涜か」で日本倫理学会和辻賞を受賞。著書に『生死の語り行い 1――尊厳死法案・抵抗・生命倫理』(生活書院、共著)、The Future of Bioethics: International Dialogues(Oxford University Press、共著)など。

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翻訳とアダプテーションの倫理―ジャンルとメディアを越えて

翻訳とアダプテーションの倫理

ジャンルとメディアを越えて

  • 今野喜和人(編)/2019年2月
  • 3500円(本体)/四六判上製428頁
  • 装丁:矢萩多聞

ジャンルやメディアの区分が消滅しつつある現代において、オリジナル/ソースに忠実であるという規範はどこまで有効なのか。
文学や諸芸術における翻訳・アダプテーションの持つ意味を横断的・重層的に考察することで、新たな倫理問題を提起する。
(ISBN 9784861106217)

目次|contents

はじめに
第一部 翻訳の倫理

第一章 馴化された翻訳と澁澤龍彦―法律、政治と文学【スティーブ・コルベイユ】
第二章 ポール・ヴァレリーの翻訳体験をめぐって―ウェルギリウス『牧歌』仏語韻文翻訳から『樹についての対話』執筆へ【安永愛】
第三章 ミラン・クンデラと自己翻訳―フランスを介した「一般化」から読み解く作者の意図【ローベル柊子】
第四章 削除と伏字―谷崎潤一郎と窪田空穂の『源氏物語』現代語訳【中村ともえ】
第五章 事態把握と翻訳―認知言語学から見た逐語訳とアダプテーションの間【大薗正彦】
第二部 アダプテーションの倫理
第六章 法の侵害か、モラルの侵犯か―映画『ノスフェラトゥ』と原作『ドラキュラ』をめぐる考察【花方寿行】
第七章 芥川龍之介と黒澤明の貸借対照表―映画『羅生門』におけるアダプテーション再考【今野喜和人】
第八章 二つの「伊豆の踊子」―翻案(アダプテーション)としての映画【田村充正】
第九章 ヌマンシアのアダプテーション―ローマ帝国からセルバンテスそしてナショナリズムへ【大原志麻】
第三部 アダプテーション研究の可能性
第一〇章 ジェスの「トランスレーションズ」―あるいは創造的な共謀へのいざないについて【山内功一郎】
第一一章 ル・ボン「民族心理学」の東アジアにおける受容―李光洙・夏目漱石・魯迅を中心に【南富鎭】
第一二章 古代庭園文化の受容と翻案―寝殿造庭園と「名所」の発生【袴田光康】
第一三章 もの言う農民作家―閻連科の小説に見る倫理【桑島道夫】
第一四章 動物と私のあいだ―中上健次『熊野集』「熊の背中に乗って」「鴉」【渡邊英理】
執筆者紹介
索引

編者|editor

今野喜和人(こんの・きわひと)
静岡大学人文社会科学部教授
著訳書に
〔翻訳〕フランソワ・ダゴニェ『面・表面・界面』(法政大学出版局、金森修との共訳、1990年)
〔論文〕「芥川龍之介と〈宿命の女〉―「薮の中」の真砂像をめぐって」(『比較文学』、1992年)
〔単著〕『啓蒙の世紀の神秘思想―サン=マルタンとその時代』(東京大学出版会、2006年)
などがある。

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D・H・ロレンスと雌牛スーザン―ロレンスの神秘主義をめぐって

D・H・ロレンスと雌牛スーザン

ロレンスの神秘主義をめぐって

  • ウィリアム・ヨーク・ティンダル(著)、木村公一、倉田雅美、小林みどり(訳)/2019年2月
  • 4000円(本体)/四六判上製328頁
  • 装丁:長田年伸

ロレンスが飼っていた雌牛との神秘的で象徴的な関わりを通じて、個人的宗教なるものの確立に至った過程を綿密に検証した思想的評伝。
(ISBN 9784861106279)

目次|contents

凡例
序論
第1章 日ごとの苦労
第2章 心配無用
第3章 動物・植物・鉱物の愛
第4章 石器時代の教訓
第5章 ヴェールを脱いだスーザン
第6章 ファシストたちの中のロレンス
第7章 人工岩
訳者あとがき
索引

著者・訳者|author and translators

【著者】ウィリアム・ヨーク・ティンダル(William York Tindall)
1903年生まれ。コロンビア大学教授。ロレンスの他、ジェイムズ・ジョイス、ディラン・トマス、W・B・イェーツ、サミュエル・ベケットらについての著作がある。1981年没。

【訳者】
木村公一(きむら・こういち)
1946年、大阪府に生まれる。1975年、早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。1994-6年、2006-7年、ロンドン大学・ノッティンガム大学交換研究員。早稲田大学名誉教授。国際日本学会(IAJS)名誉会長。
主な著書・訳書に、『文学とことば』(共著、荒竹出版社、1990)、『英米小説序説』(共著、松柏社、1992)、『ケンブリッジ版評伝―若き日のD・H・ロレンス』(編訳、彩流社、1998)、『D・H・ロレンス事典』(共編訳、鷹書房弓プレス、2002)、『オーストラリアのマイノリティ研究』(共著、オセアニア出版社、2004)、『言語表現と創造』(共著、鳳書房、2005)、『D・H・ロレンス短編全集(第五巻)』(共訳、大阪教育図書出版、2006)、『ヘンリー・ミラー全集(第九巻)―迷宮の作家たち』(編訳、水声社、2006)、『ヘンリー・ミラーを読む』(共著、水声社、2007)、『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)、『ポストコロニアル事典』(編著、南雲堂、改訂版、2014)、クヌド・メリル『一人の詩人と二人の画家―D・H・ロレンスとニューメキシコ』(共訳、春風社、2016)など。

倉田雅美(くらた・まさみ)
1947年、東京都に生まれる。1970年、立教大学文学部英米文学科卒業。1972年、立教大学大学院文学研究科修了。1977年、ノッティンガム大学大学院修了。2008-2009年、ケンブリッジ大学、ノッティンガム大学客員研究員。東洋大学名誉教授。日本ロレンス協会評議委員。
主な著書・訳書に、ルイス・クローネンバーガー『壮大への渇仰』(共訳、法政大学出版局、1985)、『身体のイメージ―イギリス文学からの試み』(共著、ミネルヴァ書房、1991)、『話題源英語(下)』(共著、東京法令出版、1989)、ポール・ポプラウスキー『D・H・ロレンス事典』(共編訳、鷹書房弓プレス、2002)、D・H・ロレンス『D・H・ロレンス短篇全集第四巻』(共訳、大阪教育図書、2005)、『ロレンス―人と文学(世界の作家)』(単著、勉誠出版、2007)、『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)、クヌド・メリル『一人の詩人と二人の画家―D・H・ロレンスとニューメキシコ』(共訳、春風社、2016)など。

小林みどり(こばやし・みどり)
1949年静岡県に生まれる。1972年立教大学文学部英米文学科卒業。1976年立教大学大学院文学研究科修士課程修了。2000年2月-3月、2006年10月-2007年3月、ノッティンガム大学客員研究員。元・東海大学准教授。元・日本ロレンス協会評議員。
主な著書・訳書に、『D・H・ロレンスと現代』(共著、日本ロレンス協会編論文集、国書刊行会、1995)、『21世紀のD・H・ロレンス』(共著、日本ロレンス協会編論文集、国書刊行会、2015)、テリー・イーグルトン『マルクス主義と文芸批評』(共訳、国書刊行会、1987)など。

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説得されて

説得されて

  • ジェイン・オースティン(著)、藤田永祐(訳)/2019年2月
  • 2500円(本体)/四六判仮フランス装364頁
  • 装丁:矢萩多聞

周囲に説得されて婚約を解消したアンは8年ぶりにウェントワース大佐と再会し、物語は静かに動きだす……
2006年刊行の細やかな注釈を載せたケンブリッジ版を底本とした、21世紀のジェイン・オースティン。流麗な現代日本語でオースティン最後の完成作品を読む。
(ISBN 9784861106200)

目次|contents

はじめに
第Ⅰ巻
第Ⅱ巻
おわりに

著者・訳者|author and translator

【著者】ジェイン・オースティン(Jane Austen)
1775年生まれ。イギリスの小説家。
作品に、『分別と多感』、『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー・アビー』、『説得されて』など。
1817年没。

【訳者】藤田永祐(ふじた・えいすけ)
1938年生まれ。東京大学文学部英文科卒業後、同大学大学院英語英文学修士課程修了。獨協大学名誉教授。一般社団法人市民社会とレジリエンス研究所理事。
著書に、『ディケンズ、フォースター、オースティン―いまに生きるイギリス小説』(春風社、2008年)、『Essays on Dickens, Forster, Austen: A Japanese Reader’s Appreciation』(春風社、2013年)など。
訳書に、I・ワット『小説の勃興』(南雲堂、1999年)、ハワード・P・チュダコフ『年齢意識の社会学』(共訳)(法政大学出版局、1994年)など。
主要論文に、「『虚栄の市』―比較論的考察」、「『エマ』―鑑賞と考察」、「『大きな遺産』の世界―その象徴的・具象的手法の考察」、「シェイクスピアの開いた心性について」その他多数。

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The Developmental Process of Japanese Elementary School Teachers Associated with Teaching English while Engaged in Lesson Study

The Developmental Process of Japanese Elementary School Teachers Associated with Teaching English while Engaged in Lesson Study

  • 上原明子(著)/2019年2月
  • 5900円(本体)/A5判並製210頁
  • 装丁:長田年伸

小学校英語教育における教師と教職課程学生の指導の現状を、授業研究の手法を用いて分析・考察。個々の経験を活かした新たな英語指導の方法と取り組み方を提言する。(本文英語)
(ISBN 9784861106347)

目次|contents

Chapter 1 Introduction
1.1 Motivation of this study
1.2 Purpose of this study
1.3 Outline of this study
1.4 Summary of chapter
Chapter 2 Literature review
2.1 Research on teaching English in elementary schools
2.2 Research on teachers’ thinking in professional development
2.3 Research on lesson study
2.4 Methodological perspectives and paradigms
2.5 Summary of chapter
Chapter 3 Methodology
3.1 Modified grounded theory approach (M-GTA)
3.2 Analysis procedure of M-GTA
3.3 Validity and reliability
3.4 Summary of chapter
Chapter 4 Study on pre-service teachers
4.1 About the school
4.2 Participants
4.3 The teaching practicum schedule
4.4 Data collection and analysis
4.5 Results and discussion
4.6 Summary of chapter
Chapter 5 Preliminary study on in-service teachers
5.1 About the school
5.2 Procedures of the school-based lesson study
5.3 Research lesson and post-lesson discussion
5.4 Findings
5.5 Summary of chapter
Chapter 6 Study on in-service teachers
6.1 About the school
6.2 Participants
6.3 Procedures of the school-based lesson study
6.4 In-service teachers’ views on teaching English
6.5 Descriptions of lesson study cycles in this school
6.6 The developmental process of in-service teachers
6.7 Summary of chapter
Chapter 7 Discussion
7.1 Developmental process of pre-service teachers (research question 1)
7.2 In-service teachers’ views on teaching English (research question 2)
7.3 Developmental process of in-service teachers (research question 3)
7.4 In-service teachers compared with pre-service teachers
7.5 Additional findings from this study
7.6 Summary of chapter
Chapter 8 Conclusion
8.1 Summary of the study
8.2 Theoretical implications
8.3 Pedagogical implications
8.4 Contributions of the study
8.5 Limitations of the study and directions for future study
8.6 Concluding statement

References
Appendices
Index

著者|author

上原明子(かんばる・あきこ)
都留文科大学教養学部学校教育学科准教授。修士(教育学)、博士(文学)。
専門は英語教育学、初等教育学、カリキュラム開発研究、教師教育研究。日本とアメリカの小学校の英語教育に長年にわたり携わる。

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大学英語教育の質的転換―「学ぶ」場から「使う」場へ

大学英語教育の質的転換

「学ぶ」場から「使う」場へ

  • 佐藤響子・Carl McGary・加藤千博(編)/2019年1月
  • 2300円(本体)/A5判並製218頁
  • 装丁:長田年伸

グローバル化時代に求められる語学力とは?
アクティブで双方向的な英語力育成のための理念と教授・学習方法を、オールイングリッシュやCLIL、TOEFLといった多彩な英語教育の取り組みを通して提言。中学・高校の英語教育との連携についても検討する。
(ISBN 9784861106187)

目次|contents

まえがき
第Ⅰ部 横浜市立大学の初年次教育
第1章 共通教養教育概要
第Ⅱ部 Practical Englishへの挑戦
第2章 Practical English概要――理念・カリキュラム・運営
第3章 Practical Englishクラス
第4章 eラーニング
第5章 スピーキング・テスト
第6章 多読活動
第7章 反転授業
第Ⅲ部 Practical Englishセンターの活動
第8章 コミュニケーション・アワー
第9章 ライティング・センター
第10章 教員研修
第11章 現職教員から見たPE授業への評価
第12章 実用的看護英語教育プログラム
第Ⅳ部 TOEFL 500点取得、その後の教育
第13章 Advanced Practical English
第14章 英語によるディスカッション中心のアクティブ・ラーニング
第15章 英語の教え方を英語で学ぶ!
第16章 CLILを採り入れた専門科目
第17章 社会言語学で行うリサーチ・プロジェクト
第18章 初習外国語――複数の言語・文化を学ぶこと
第Ⅴ部 成果と今後の展望
第19章 Practical Englishプログラムの成果
第20章 課題と展望
学生・卒業生の声
あとがき

編著者|authors and editors

佐藤響子(さとう・きょうこ)
横浜市立大学国際総合科学部教授。同大学共通教養長。
Carl McGary(カール・マクガリー)
横浜市立大学国際総合科学部教授。同大学Practical Englishセンター長。
加藤千博(かとう・ちひろ)
横浜市立大学国際総合科学部准教授。同大学Practical Englishセンター長補佐。

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ホベルト・ブーレ・マルクスの庭にて

ホベルト・ブーレ・マルクスの庭にて

  • ジャック・レナール(監修)、荒井芳廣(訳)/2018年12月
  • 3200円(本体)/A5判上製200頁
  • 装丁・レイアウト:長田年伸

庭園とは、要するに、通常は用いられない素材を用いて絵画作品を組織し構成するひとつの方法でした。(「風景、植物学そしてエコロジー」より)

造園・造景芸術の巨匠ブーレ・マルクスの思想と偉業をめぐる、社会学者、建築家らによる論考とインタビューの集成。
(ISBN 9784861105944)

目次|contents

第二版への序文(ジャック・レナール)
(資料)フィレンツェ歴史的庭園憲章 1982年12月イコモスにおいて採択
序文(ジャック・レナール)
可能的な庭(ロジェ・カイヨワ)
庭園 技巧の遊び(ジャック・レナール)
風景、植物学そしてエコロジー ジャック・レナールとの対話
ブーレ・マルクスと風景の美学(ジャック・スガール)
ブーレ・マルクスと庭園についての現代的概念 ジーユ・クレマンとの対話
現代的風景の歴史におけるブーレ・マルクス アルノー・モーリエールとの対話
庭園の近代的ブランク(ジャン=ピエール・ル・ダンテック)
ホベルト・ブーレ・マルクス 失われた鎖の輪(ミシェル・ラシーヌ)

ホベルト・ブーレ・マルクスによって発見された植物
主要文献
著作者についての注
写真クレジット
訳者解説(荒井芳廣)

監修者|supervisor

ジャック・レナール(Jacque Leenhardt)
1942年、スイスのジュネーヴ生まれ。哲学者、社会学者。社会科学高等研究実習院(Ecole pratique des hautes etudes)教授。国際美術批評家協会(AICA)名誉会長、クレスト美術センターを創設し、センター長を務める(1987-2003)。Villette-Amazone. Manifeste pour l’environnement au XXIe siecle, (Grande Halle de la Villette, 1996)、Jardins verticaux dans le monde entier, (2007)、Wifredo Lam, (2009)ほか広いジャンルにわたる著作がある。

訳者|translator

荒井芳廣(あらい・よしひろ)
1947年、神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学社会学研究科博士課程修了。社会学博士。神奈川工科大学(1979-2000)、大妻女子大学人間関係学部(2000-2018)に勤務。大妻女子大学名誉教授。大学院在学中より現在まで文化人類学者としてカリブ海地域の黒人共和国ハイチとブラジル北東部、ペルー、ヴェネズエラなどラテンアメリカ地域の民衆文化を調査。著書に『ハイチ文化論考』(小林出版、2000年)、訳書に『ブラジル民衆本の世界』(ジョセフ・M・ルイテン著、御茶の水書房、1990年)、『ゴーストダンス』(紀伊國屋書店、1989)ほか多数。

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アメリカは日本文化をどう読んでいるか―村上春樹、吉本ばなな、宮崎駿、押井守

アメリカは日本文化をどう読んでいるか

村上春樹、吉本ばなな、宮崎駿、押井守

  • 芳賀理彦(著)/2018年12月
  • 3200円(本体)/四六判上製312頁
  • 装丁:桂川潤

村上春樹の小説は「日本的」ではない?
日本の現代文学やアニメはアメリカでどのように受容されているのか。翻訳や批評の分析を通して、他文化理解の困難さを明らかにする。
(ISBN 9784861106194)

目次|contents

序章 他文化理解と翻訳
第1章 日本文学の新しいイメージ―アメリカにおける村上春樹の受容
第2章 少女カルチャーの翻訳(不)可能性―アメリカにおける吉本ばななの受容
第3章 日本文化と歴史の新しい表象―アメリカにおける宮崎駿の受容
第4章 文化交流・インターフェイス・翻訳の場としてのアニメーション―アメリカにおける押井守の受容
終章 文化翻訳の試み
補章 村上春樹『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』の翻訳の比較
参考文献
初出一覧
人名索引
作品名索引

著者|author

芳賀理彦(はが・ただひこ)
1971年生まれ。ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了。博士(比較文学)。現在、敬愛大学経済学部准教授。専攻は比較文学、文化翻訳論。
著作に「アメリカにおける村上春樹の受容」(『越境する言の葉―世界と出会う日本文学』(彩流社)所収)、「Representation of History in a Postmodern Novel―An Analysis of Haruki Murakami’s Early Trilogy」(千葉大学大学院プロジェクト報告書『モダニズムと移動』所収)など。

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寛容な社会―アメリカ合衆国における言論の自由と過激派の言論

寛容な社会

アメリカ合衆国における言論の自由と過激派の言論

  • リー・C・ボリンジャー(著)、池端忠司(訳)/2018年12月
  • 4100円(本体)/A5判並製390頁
  • 装丁:長田年伸

言論の自由はどこまで保障されるのか。私たちの目指す寛容とは何か。
ユダヤ系住民を標的としたアメリカ・ナチ党によるデモが裁判によって保護された「スコーキ事件」などを取り上げ、アメリカ合衆国憲法修正第一条が保障する言論の自由の価値や目的を考察。
ヘイト・スピーチの規制をめぐる日本国内の問題にも示唆を与える。
(ISBN 9784861105937)

目次|contents

謝辞
序(アメリカ合衆国の言論の自由に関する判例・学説において見過ごされている新たな原理論の発見)
第1章 自由の奴隷か
(スコーキ事件の示唆とウィグモアの問題提起を真剣に受け取ること)
第2章 古典モデルとその限界
(啓蒙運動期からの言論の自由擁護論の意義と限界)
第3章 要塞モデルとその限界
(私たちの不寛容な心に対処する言論の自由の北壁的理論の意義と限界)
第4章 寛容な心を求めて
(ミクルジョンの信念の肯定とホームズの信念への不信からの寛容論とは)
第5章 寛容という立場内の弁証法
(基盤の異なるミクジョンとホームズの寛容論の対立と総合の必要)
第6章 線引きと曖昧さの長所
(一般的寛容の理論から導き出される新たな解釈原則)
第7章 正しい表明方法の探究
(一般的寛容の理論から導き出される言論の自由に関する判決の正しい書き方)
第8章 一般的寛容の理論に向けてのアジェンダ
(一般的な寛容の理論が取り組む困難とタブー理論の克服)
訳者あとがき(ボリンジャーの原本を取り上げる日本の文献の紹介)
索引

著者|author

リー・C・ボリンジャー(Lee C. Bollinger)
1946年生まれ。アメリカ合衆国の憲法学者。第19代コロンビア大学学長。

訳者|translator

池端忠司(いけはた・ただし)
神奈川大学法学部教授。共著に『憲法理論とその展開』(信山社2017)がある。

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イヴの娘

イヴの娘

  • オノレ・ド・バルザック(著)、宇多直久(訳)/2018年12月
  • 2100円(本体)/四六判上製264頁
  • 装丁:桂川潤

モダンスタイルで装飾された銀行家の室内、化粧芬々たる女性たちのあらゆる富を動員した貴族社会の大夜会、伯爵夫人にふりかかる野心家の恋……
パリ上流社会に「挑戦」する作家の物語。80年ぶりの新訳。
(ISBN 9784861106286)

目次|contents

凡例
献辞
第1章 二人のマリー
第2章 二人姉妹の告白
第3章 幸せな或る女の物語
第4章 有名な或る男
第5章 フロリーヌ
第6章 パリ社交界と格闘する恋愛
第7章 自殺
第8章 愛人は救われ、負ける
第9章 夫の勝利
補遺
あとがき

訳者|translator

宇多直久(うだ・なおひさ)
1947年富山市生まれ。71年京都大学経済学部卒。80年同大学院文学研究科仏文学修士。97年パリ第三大学第三課程博士(19世紀フランス文学・文明)。滋賀大学元講師。
著作にLa Madone dans l’oeuvre d’Honoré de Balzac(PU du Septentrion, 《Thèse à la carte》, 1998)がある。

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