当事者が支援する―薬物依存からの回復 ダルクの日々パート2

当事者が支援する

薬物依存からの回復 ダルクの日々パート2

  • 南保輔、中村英代、相良翔(編)/2018年2月
  • 2000円(本体)/四六判並製272頁
  • 装丁・レイアウト:大橋一毅

なぜ薬物に依存するのか? 薬物依存からの回復とは何か?
薬物依存からの回復支援施設 ダルク(DARC: Drug Addiction Rehabilitation Center)。
ダルクのスタッフは原則全員が薬物依存経験者である。
依存に苦しむ人を隣で支える若手スタッフから、スタッフ歴20年を超え、施設運営に関わるベテランまで、新たな仲間を支援しながら自らの回復をつむぐ、ダルクスタッフ11名のライフヒストリー集。
(ISBN 9784861105845)

目次|contents

はじめに―すべては共感から始まる 中村英代
ダルクとNA / NAの12ステップ 中村英代

序章 当事者が支援する―共感の環をむすぶ 南保輔

Ⅰ 若手スタッフ編
第1章 なんでとまったかよくわからない
(Aさん/40代/男性/覚せい剤/クリーン歴10年/スタッフ歴4年)
第2章 自然体で生きる 森一平
(Bさん/ 50代/男性/気管支拡張剤/クリーン歴13年/スタッフ歴4年)
第3章 先は見えないが今は居心地がいい 南保輔
(Cさん/40代/男性/咳止め薬/クリーン歴4年/スタッフ歴2年)

Ⅱ 中堅スタッフ編
第4章 裸の自分と向き合う 森一平
(Dさん/ 50代/男性/咳止め薬/クリーン歴9年/スタッフ歴6年)
第5章 昔いた場所にメッセージを運ぶ 伊藤秀樹
(Eさん/40代/男性/アルコール・咳止め薬/クリーン歴8年/スタッフ歴6年)
第6章 生き方を探りつづけて 相良翔
(Fさん/ 30代/男性/覚せい剤・睡眠薬/クリーン歴1年未満/スタッフ歴2年)

Ⅲ ベテランスタッフ編
第7章 回復はつまらない 相良翔
(Gさん/40代/男性/咳止め薬/クリーン歴23年/スタッフ歴21年)
第8章 あるとき「あっもうぜんぶどうでもいいや」と思った 南保輔
(Hさん/ 60代/男性/覚せい剤/クリーン歴24年/スタッフ歴24年)
第9章 職員が入寮者の足を引っぱることがないように 中村英代
(Iさん/男性/ 50代/シンナー/クリーン歴24年/スタッフ歴24年)
第10章 君が地元にダルクを作ったら素晴らしいね 中村英代
(Jさん/男性/40代/覚せい剤/クリーン歴20年/スタッフ歴9年)
第11章 いつか誰かに「いっしょにやっていこう」と言いたい 南保輔
(Kさん/ 50代/男性/覚せい剤/クリーン歴19年/ボランティアスタッフ歴10年)

用語解説
おわりに―誰もが生きやすい社会へ 相良翔

編者|editor

南保輔(みなみ・やすすけ)
現在、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科教員。著書に『海外帰国子女のアイデンティティ―生活経験と通文化的人間形成』(単著,恒星社厚生閣,2000年)。論文に「薬物使用経験を『わかる』の3基盤―「矯正教育プログラム(薬物非行)」の質的分析」(『コミュニケーション紀要』26: 1-30, 2015年),「引用発話・再演・リハーサル―フレームの複合性と経験の自在性」(中河伸俊ほか編『触発するゴフマン―やりとりの秩序の社会学』新曜社,148-157, 2015年)など。

中村英代(なかむら・ひでよ)
現在、日本大学文理学部社会学科教員。著書に『社会学ドリル―この理不尽な世界の片隅で』(単著,新曜社,2017年),『摂食障害の語り―〈回復〉の臨床社会学』(単著,新曜社,2011年)。論文に「『ひとつの変数の最大化』を抑制する共同体としてのダルク―薬物依存からの回復支援施設の社会学的考察」(『社会学評論』66(1): 498-515,2016年)など。

相良翔(さがら・しょう)
現在、埼玉県立大学保健医療福祉学部助教。著書に『現代社会論―社会学で探る私たちの生き方』(共著,有斐閣,2015年)など。論文に「ダルクにおける薬物依存からの回復に関する社会学的考察―『今日一日』に焦点をおいて」(『福祉社会学研究』10: 148-170,2013年)「薬物依存からの『回復』に向けた契機としてのスリップ―ダルク在所者へのインタビュー調査から」(『保健医療社会学論集』25(2): 63-72,2015年)など。

著者|author

森一平(もり・いっぺい)
現在、帝京大学教育学部教員。著書に『概念分析の社会学2―実践の社会的論理』(分担執筆,ナカニシヤ出版,2016年),論文に「授業会話における発言順番の配分と取得―『一斉発話』と『挙手』を含んだ会話の検討」(『教育社会学研究』94: 153-172,2014年)など。

伊藤秀樹(いとう・ひでき)
現在、東京学芸大学教育学部教員。著書に『高等専修学校における適応と進路―後期中等教育のセーフティネット』(単著,東信堂,2017年),『ライフデザインと希望』(分担執筆,勁草書房,2017年)など。論文に「薬物依存からの『回復』と『仲間』―ダルクにおける生活を通した『欲求』の解消」(相良翔と共著,『年報社会学論集』(29): 92-103,2016年)など。

 

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流れをよそおう―レバノンにおける相互行為の人類学

流れをよそおう

レバノンにおける相互行為の人類学

  • 池田昭光(著)/2018年2月
  • 3500円(本体)/四六判上製264頁
  • 装丁・レイアウト:中島衣美

宗派主義と紛争に新たな光を当てる
様々な宗教・宗派集団が共存し、内戦の記憶の残るレバノン。
この地の「宗派主義」を前提とした人類学者の問いに、人びとは顔をそむける―
日常の微細な場面に光を当て、「流れ」という言葉で、
客体化から逃れながら行為しようとする人びとの様態を記述する。
(ISBN 9784861105876)

目次|contents

序章
第Ⅰ部 集団論への批判的アプローチ
第1章 レバノンにおける「宗派主義」
第2章 中東研究における個人への着目
第3章 パトロン=クライアント関係論―システムと行為
第Ⅱ部 「流れ」から見るフィールド
第4章 「流れ」
第5章 「流れ」と戦争
第6章 モノ・「嘘」・二重認識
終章
あとがき
参考文献

著者|author

池田昭光(いけだ・あきみつ)
1977年生まれ、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究機関研究員。東京都立大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(社会人類学)。著作に『〈断〉と〈続〉の中東』(共著、悠書館、2015)、「流れに関する試論」(『アジア・アフリカ言語文化研究』第87号、2014)、訳書にカール・ポランニー著『ポランニー・コレクション』(福田邦夫・東風谷太一・佐久間寛との共訳、筑摩書房、2015)がある。

 

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英国聖公会宣教協会の日本伝道と函館アイヌ学校―英国人女性エディス・ベアリング=グールドが見た明治日本

英国聖公会宣教協会の日本伝道と函館アイヌ学校

英国人女性エディス・ベアリング=グールドが見た明治日本

The Church Missionary Society’s Japan Mission and the Hakodate Ainu School:
Meiji Japan Through the Eyes of Edith Baring-Gould

  • 田辺陽子(編著)、西口忠(著)、フィリップ・ビリングズリー(監修)/2018年2月
  • 2600円(本体)/A4変形判上製194頁
  • 装丁・レイアウト:桂川潤

明治27年、23歳で訪日しカメラを手に日本中を旅したエディスのアルバムから見る、明治日本と宣教師の果たした役割。和英併記。
(ISBN 9784861105807)

目次|contents

序 エディス・ベアリング=グールドと本書について
  英国聖公会宣教協会の日本伝道
Ⅰ. エディス・ベアリング=グールドの写真アルバム
1 北海道(札幌・函館)
エディス・ベアリング=グールドの日記 ① 1894 年函館
2 東京・群馬・岐阜
エディス・ベアリング=グールドの日記 ② 1894 年東京
3 大阪
エディス・ベアリング=グールドの日記 ③ 1894 年大阪
4 松江・四国(徳島)
エディス・ベアリング=グールドの日記 ④ 1894 年松江
5 九州(福岡・熊本・長崎)
エディス・ベアリング=グールドの日記 ⑤ 1894 年熊本
Ⅱ. 明治時代における英国聖公会宣教協会の北海道伝道とアイヌ教育―函館アイヌ学校を中心に(田辺陽子)
Ⅲ . ベアリング=グールド師とCMS日本伝道の視察旅行―本州・四国・九州(西口 忠)
参考文献
エディス・ベアリング=グールドの写真アルバムページ一覧
あとがき
人名索引

編著者・著者・監修者|editor, author and supervisor

【編著者】田辺 陽子(たなべ ようこ)
横浜市出身。UCL ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン教育研究所(IOE)博士課程在籍。早稲田大学教育学部英語英文学科、同アジア太平洋研究科(国際関係学修士)、コロンビア大学教育大学院(教育学修士)修了。専門は少数・先住民族の言語及び教育政策。編著書に『聖路易通信―1904 年セントルイス万国博覧会「アイヌ村」からの便り』(かまくら春秋社、2016 年)。

【著者】西口 忠(にしぐち ただし)
大阪市出身。 桃山学院史料室特別研究員。広島大学文書館顧問。日本聖公会歴史研究会会長。日本英学史学会副会長。郷土雑誌『大阪春秋』編集委員。専門は外国人居留地研究、日本聖公会史。編著書に『大阪川口居留地の研究』(思文閣、1995年)、共著に『「大阪の学校」草創期を読む』(ブレーンセンター、2015 年)。

【監修】フィリップ・ビリングズリー(Dr Philip Billingsley)
英国ロンドン出身。桃山学院大学名誉教授。リーズ大学中国研究科博士課程修了。専門分野は中国研究、国際文化学。大阪女子大学専任講師・助教授(1977–1988)を経て、桃山学院大学助教授・教授(1989–2016)。1988 年に出版した主著 Bandits in Republican China は、『匪賊 近代中国の辺境と中央』(1994) として日本語に翻訳出版された。同書は中国語・韓国語にも翻訳されている。

 

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カヌードスの乱―19世紀ブラジルにおける宗教共同体

カヌードスの乱

19世紀ブラジルにおける宗教共同体

  • 住江淳司(著)/2018年1月
  • 3200円(本体)/四六判上製272頁
  • 装丁:長田年伸

19世紀末、共和制への移行直後のブラジル。「救世主」アントニオ・コンセリェイロに率いられた農民たちは、バイーア州の奥地に千年王国的共同体を設立した。政府軍に対して人々は最後まで戦い、2万5千人が全滅した――
バルガス=リョサ『世界終末戦争』のモチーフとなった、ブラジル史上最悪の内戦の全貌を描く。
(ISBN 9784861105715)

目次|contents

序章
第Ⅰ部 宗教共同体としてのカヌードス
第1章 ブラジルにおけるメシアニズムの系譜―ドン・セバスチアン信仰からカヌードスの乱まで
第2章 救世主運動の虚像と実像―モンテ・マルシアーノ修道士の報告書とアントニオ・コンセリェイロの説教集から
第3章 コンセリェイロの運動に対する下級聖職者と民衆の態度
第Ⅱ部 民衆運動と教会・国家・地方ボス
第4章 カヌードス研究への新たな視点
第5章 カヌードスは共和国に対する叛乱であったか?―ザマ著『カヌードスの乱に関する実録を伴うブラジル共和国への請願書』
第6章 バイーア州における寡頭勢力の闘争―連邦制から中央集権体制への移行
第7章 リオ・デ・ジャネイロ陸軍省公文書館収蔵のカヌードス関係資料
終章

著者|author

住江淳司(すみえ・じゅんじ)
筑波大学大学院人文社会科学研究科歴史・人類学専攻修了。博士(文学)。名桜大学国際学群教授。名桜大学副学長(2016~2017年3月)を経て、現在学長補佐。

 

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東アジアの秩序を考える―歴史・経済・言語

東アジアの秩序を考える

歴史・経済・言語

  • 岩下哲典、安田震一、橋本真吾、塚越俊志、小川唯、髙田誠、中川仁、濱口裕介、吉田雅子(著)/2017年12月
  • 3700円(本体)/四六判上製354頁
  • 装丁:矢萩多聞

18世紀以降、西洋の外圧を受けながら、東アジアはどのような秩序をいかに構築していったのか?
美術、宗教、軍事、教育、経済、文学、言語、テロリズムなどの多様な論点から、中国・台湾・日本における秩序の形成と変容の諸相を探る。
(ISBN 9784861105746)

目次|contents


第1部:中国・台湾
第1章:十八世紀~十九世紀中国の秩序―装飾美術品からの考察(安田震一/ウィリアム・シャング)
第2章:初期プロテスタント海外伝道による東アジア秩序への影響―信仰覚醒運動からロバート・モリソンまで(橋本真吾)
第3章:東アジアにおける軍事的秩序―一九世紀中国の海軍創設を中心に(塚越俊志)
第4章:新しい時代の「国民」をつくる―中華民国成立後の教育方針制定の模索(小川唯)
第5章:改革開放後の国際経済への接合と地域経済格差の変動―経済システム転換と新たな経済秩序の構築(髙田誠)
第6章:台湾における郷土文学論争と台湾語文の生成―台湾人にとっての言語表現試論の秩序(中川仁)
第2部:日本
第7章:後期水戸学と日本型華夷秩序―徳川斉昭の「北地」論を中心として(濱口裕介)
第8章:幕末日本における秩序創出の困難さ―坂本龍馬・赤松小三郎の新国家・新秩序構想と暗殺(秩序創出とテロリズム)をめぐって(岩下哲典)
第9章:アジア太平洋戦争敗戦後初期における日本の中国語研究―語学研究の新しい秩序を求めて(吉田雅子)
あとがき
著者紹介

著者|authors

岩下哲典(いわした・てつのり)
一九六二年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(歴史学・青山学院大学)。現在、東洋大学文学部教授。著作に、単著『〔増補改訂版〕幕末日本の情報活動』(雄山閣、二〇〇八年)、共編著『龍馬の世界認識』(藤原書店、二〇一〇年)、単著『解説 大槻磐渓編「金海奇観」と一九世紀の日本』(雄松堂書店、二〇一四年)など。
安田震一(やすだ・しんいち/ウィリアム・シャング)
一九五七年生まれ。東京大学大学院地域文化研究科博士号取得。現在、多摩大学グローバルスタディーズ学部教授・学部長。著作に、単著『絵画に見る近代中国―西洋からの視線』(大修館書店、二〇〇一年)、共著「In My Father’s Shadows」in『Cultural Curiosity: Thirteen Stories about the Search for Chinese Roots』(University of Berkeley Press, 二〇〇一年)、共著『海貿流珍―中國外銷品的風貌 Picturing Cathay: Maritime and Cultural Images of the ChinaTrade』(香港大学博物美術館、二〇〇三年)、など。
髙田 誠(たかだ・まこと)
一九六五年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。修士(経済学・一橋大学)。現在、明海大学外国語学部教授。著作に、共著『中国経済入門(第四版)』(南亮進・牧野文夫編、日本評論社、二〇一六年)、共著Lewisian Turning Point in the Chinese Economy: Comparison with East Asian Countries Countries(Ryoshin Minami, Fumio Makino and Kwan S. Kim ed., Palgrave macmillan, 2014)、共著「ホワイトカラーの職務意識とその決定要因」(清川雪彦、関権との共著)『経済学(季刊)』(中国、北京大学中国経済研究センター、第五巻第三期、二〇〇六年)など。
橋本真吾(はしもと・しんご)
一九八七年生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻修士課程修了(学術)。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程在籍中。著作に、「日米交流史としての中立国傭船期―『マサチューセッツ号渡航日誌』からの視座」(東京大学史料編纂所研究成果報告、二〇一七年)。
塚越俊志(つかごし・としゆき)
一九八二年生まれ。東海大学大学院博士課程後期単位取得満期退学。文学修士(歴史学)。現在、法政大学第二中・高等学校非常勤講師。著作に、共著『レンズが撮らえた幕末の日本』(山川出版社、二〇一一年)、「榎本武揚と幕府海軍」(『弘前大学国史研究』第143号、二〇一七年)、「田中義廉と幕府・明治海軍との関係について」(『洋学』第24号、二〇一七年)など。
小川唯(おがわ・ゆい)
神戸大学大学院総合人間科学研究科前期博士課程修了(学術修士)。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。現在、明海大学外国語学部講師。著作に、「中華民国初期における教育行政機関再編と地域エリート、一九一二-一九一六」(古垣光一編『アジア教育史学の開拓』アジア教育史学会、二〇一二年)、共著『東アジアのボーダーを考える』(右文書院、二〇一四年)など。
中川仁(なかがわ・ひとし)
一九六九年生まれ。東呉大学日本語文学系碩士班畢業(文碩士)。博士(応用言語学)。現在、明海大学外国語学部教授。同大学院応用言語学研究科兼担。著作に、単著『戦後台湾の言語政策―北京語同化政策と多言語主義』(東方書店、二〇〇九年)、編著『戦後初期日本における中国語方言研究資料・李献璋の福建語法序説』(尚昻文化事業国際有限公司、二〇一五年)、編著『李献璋の台湾民間文学集』(東方書店、二〇一六年)など。
濱口裕介(はまぐち・ゆうすけ)
一九八〇年生まれ。立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。修士(文学)。現在、札幌大学女子短期大学部助教。著作に、「幕末期における蝦夷地開拓構想と築城論」「片上楽天と五稜郭懐旧館」(岩下哲典・城下町と日本人の心研究会編『城下町と日本人の心性―その表象・思想・近代化』岩田書院、二〇一六年)、共著『松前藩』シリーズ藩物語(現代書館、二〇一六年)など。
吉田雅子(よしだ・まさこ)
一九四九年生まれ。東洋大学文学研究科中国哲学修士課程修了。早稲田大学日本語教育研究科修士課程修了。早稲田大学日本語教育研究科博士後期課程満期退学。現在、早稲田大学ほか日本語教師。著作に、論文「和製漢語と非述形容詞」(二〇〇六年)、論文「漢語サ変動詞の日中対比」(二〇一一年)、共著『中国・台湾における日本語教育をめぐる研究と実践』(東方書店、二〇一五年)など。

 

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都市の遺産とまちづくり―アジア大都市の歴史保全

都市の遺産とまちづくり

アジア大都市の歴史保全

  • 鈴木伸治(編)/2017年9月
  • 3200円(本体)/B5判並製208頁
  • 装丁:長田年伸

グローバル化時代のもと都市の画一的な再開発が猛烈に進むなか、アジアの都市文化の多様性をどのように継承すべきか?
バンコク、ハノイ、仁川、マカオ、マカティ、ペナン、台北、横浜・山手、東京・神楽坂の9都市における、歴史と文化を活かした都市再生の先進事例を紹介・解説。
◆各国の執筆者による対談・座談会やカラー口絵も多数収録
(ISBN 9784861105609)

目次|indexes

第1章 バンコク・ターティアン地区(タイ)
第2章 ハノイ・36通り地区(ベトナム)
第3章 仁川・都心部近代景観(韓国)
第4章 マカオ サン・ラザロ地区(マカオ)
第5章 マカティ・ポブラシオン(フィリピン)
第6章 ペナン・ジョージタウン(マレーシア)
第7章 台北市大同区迪化街(台湾)
第8章 座談会:パート1
第9章-1 日本における街並み保全
第9章-2 横浜・山手地区(日本)
第9章-3 東京・神楽坂(日本)
第10章 座談会:パート2

編者|editor

鈴木伸治(すずき・のぶはる)
1968年大阪生まれ。横浜市立大学国際総合科学部教授・博士(工学)。著作に『今、田村明を読む―田村明著作選集』(編著、春風社、2016)など。日本都市計画学会論文奨励賞(2003)、気仙沼市魚町・南町内湾地区復興まちづくり
コンペ・アイディア賞(2012)を受賞。
 
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戦後小樽の軌跡―地方都市の衰退と再生

戦後小樽の軌跡

地方都市の衰退と再生

  • 内藤辰美・佐久間美穂(著)/2017年8月
  • 3800円(本体)/四六判上製418頁
  • 装丁:矢萩多聞

なぜ小樽は戦後に衰退したのか?
30人以上の小樽市民を丹念に取材することで、コミュニティ解体の過程と生活者の実態を微視的に考察。地方創生の時代における国家と都市の新たなあり方を模索する。
(ISBN 9784861105265)

目次|indexes

序 章 地方社会と地方都市へのアプローチ
第1章 戦後小樽の都市再生と都市再生事業
第2章 小樽という都市と市民文化――戦後小樽を生きた人々の記憶
第3章 戦後小樽市における町内と町内会――小樽再生のために
第4章 上昇志向型人間と非志向型人間における社会意識――小樽の市勢回復を念頭において
第5章 漁業集落高島における階層構造と社会移動――山田勝敏を中心に
第6章 高島におけるコミュニティと伝統的地域文化
終 章 地方都市の衰退と再生――戦後小樽の歴史と教訓

著者|author

内藤辰美(ないとう・たつみ)
山形大学名誉教授。日本大学大学院社会学専攻博士課程単位取得退学(文学修士)。主な著書に、『北の商都「小樽」の近代―ある都市の伝記』(春風社2015)など。

佐久間美穂(さくま・みほ)
川村学園女子大学教育学部社会教育学科講師。日本女子大学大学院社会福祉学専攻博士前期課程修了(社会福祉学修士)。主な著書に、『中心と周縁――タイ、天草、シカゴ』(春風社2013)など。

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都市近隣組織の発展過程―コミュニティ・ガバナンスの日米比較論

都市近隣組織の発展過程

コミュニティ・ガバナンスの日米比較論

  • 大内田鶴子(著)/2017年5月
  • 5000円(本体)/A5判上製420頁
  • 装丁:長田年伸

町会やタウンミーティングは民主主義の発展にいかに貢献できるか?
日本は江戸時代の五人組から敗戦後の町内会解体までの流れに、アメリカはポートランド市のネイバーフッド・システムの実態に焦点を当て、両国を多角的に比較考察。コミュニティと民主主義の在り方を問いなおす。
(ISBN 9784861105272)

目次|indexes

第1章 近隣組織の概念的考察
第2章 日本の都市近隣組織の基層(1)
第3章 日本の都市近隣組織の基層(2)
第4章 中間考察:アメリカの近隣組織を見る視点
第5章 アメリカ近隣組織の現在
第6章 アメリカ近隣組織の事例研究(1)ポートランド市
第7章 アメリカ近隣組織の事例研究(2)その他の事例
第8章 総括:近隣組織研究への歴史的視点の導入と国際比較研究の意義

著者|author

大内田鶴子(おおうち・たづこ)
一九五一年生まれ。江戸川大学社会学部教授。専攻は自治のまちづくり、コミュニティ論、地域防災。主な著書に『神田神保町とヘイ・オン・ワイ』(東信堂)、『コミュニティ・ガバナンス』(ぎょうせい)などがある。
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〈フォーク〉からの転回―文化批判と領域史

〈フォーク〉からの転回

文化批判と領域史

  • 小長谷英代(著)/2017年4月
  • 4300円(本体)/四六判上製216頁
  • 装丁:長田年伸

アメリカ独自の「フォーク」は、どう見いだされ、位置づけられてきたか?
「ヴァナキュラー」「アート」「パブリック・カルチャー」「オラリティ」「パフォーマンス」
という5つのキーワードから、19世紀から現代にいたる民俗学・文化人類学の研究動向、
美学・美術史学など「文化」を扱う隣接分野との関係、そして学術領域と社会の相互関係を掘り下げる。
(ISBN 9784861105357)

目次|indexes

まえがき
1 「ヴァナキュラー」―「文化」への超領域的視点
2 「アート」―「フォーク」と「プリミティヴ」の展示、学術領域、社会運動
3 「パブリック・カルチャー」―アメリカ的「フェスティヴァル」の系譜とスミソニアン
4 「オラリティ」―アメリカの「バラッド」における「他者」とナショナリズム
5 「パフォーマンス」―「ポスト」領域の民俗学
あとがき
事項索引・人名索引

著者|author

小長谷英代(こながや・ひでよ)
ペンシルヴァニア大学大学院・人文科学科卒業。Ph.D。
現在、早稲田大学・社会科学総合学術院・教授。
専門:文化人類学・民俗学、カルチュラル・スタディーズ
主著:『アメリカ民俗学−歴史と方法の批判的考察−』(岩田書院)(共編訳)、Manly Traditions: The Folk Roots of American Masculinities. (Indian Univ. Press)(共著)、他。

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素描・杉原千畝

素描・杉原千畝

  • 小谷野裕子(著)/2017年3月
  • 1800円(本体)/四六判並製216頁
  • 装丁:長田年伸

平和への願い、祈りと希望―
第二次世界大戦時に多くのユダヤ人を救った外交官・杉原千畝。
彼の心のふるさとや、暮らしたさまざまな国の風景や人々を訪れ、
丹念に集めた新たな知見をもとに、杉原の人柄を描き出す。
(ISBN 9784861105289)

目次|indexes

はじめに
前篇―希望の声―(1986-2002)
「彼らも聴いたその声」(『金色の瞑想』より)
後篇―慈しみのまなざし―(2003-2017)

著者|author

小谷野裕子(こやの・ゆうこ)
1946年中国大連生まれ。
1967年京都女子大学短期大学部英文科卒業。
夫の留学と駐在に伴い、家族でアメリカに住む。
著書に英文エッセイ集From a town on the Hudson(1996年、タトル社)、From the Country of Kimonos(2006年、春風社)およびその日本語版として『金色の瞑想―もうひとつの日本・こころの旅』(2008年、春風社)がある。

 

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