21世紀型スキルとしての情報社会学―VUCAワールドを生きる人たちのために

21世紀型スキルとしての情報社会学

VUCAワールドを生きる人たちのために

  • 天野徹(著)/2022年3月
  • 2800円(本体)/A5判並製392頁
  • 装丁:長田年伸

Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)に満ちたSociety 5.0の時代をいかにサバイブするか?
これから社会に出る学生、そして現役で活躍する社会人に対し、今まさに必要とされる文理融合型のセンスとスキルを提示する。

(ISBN 9784861107818)

目次|contents

第1章 高度情報化とグローバリゼーションの変化
第2章 知識社会と情報社会
第3章 イノベーションと知財活用
第4章 プラットフォーム・レボリューション
第5章 ビジネスモデルイノベーション
第6章 IoTとクラウドコンピューティング
第7章 AIとビッグデータが市場と企業、労働の未来を変える
第8章 現象の本質を突く調査・洞察の方法とは
第9章 文理融合とリベラルアーツ―「AI+ビッグデータ時代」に必要な人間のスキル
第10章 情報システムの構想・構築と社会デザイン
第11章 オープンデータ・ビッグデータとAPI経済
第12章 VUCAワールドとアジャイル型開発
第13章 リベラルアーツとSociety 5.0で実現する人間中心の社会
第14章 危機の時代の情報社会学

著者|author

天野徹(あまの・とおる)
明星大学人文学部人間社会学科教授。
専門・専攻は情報社会学、社会調査法、社会統計学、統計学史、都市社会学。
著書に『大都市高齢者と盛り場―とげぬき地蔵をつくる人びと』(共著、東京都立大学出版会、2001年)、『統計学の想像力―覚束ない未来のために』(ハーベスト社、2002年)、『社会統計学へのアプローチ―思想と方法』(ミネルヴァ書房 、2006年)、『部分を調べて全体を知る―社会統計入門』(学文社、2008年)、『東日本大震災の復旧・復興への提言』(共著、技報堂出版 、2012年)がある。

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アウシュヴィッツへの道―ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように【横浜市立大学新叢書13】

アウシュヴィッツへの道

ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように

  • 永岑三千輝(著)/2022年3月
  • 2500円(本体)/四六判並製308頁
  • 装丁:矢萩多聞

第三帝国のユダヤ人迫害から大量殺戮に至る過程を、最近の総合的史料集に依拠して再検証を行う。ホロコースト研究における重要書。
【横浜市立大学新叢書13】
◆横浜市立大学新叢書「発刊の辞
(ISBN 9784861108051)

目次|contents

序章  第三帝国のユダヤ人迫害・大量殺戮をいかにとらえるべきか
第1章 「合法的革命」とユダヤ人差別の段階的進展 1933~1937年
第2章 「大ドイツ帝国」建設とユダヤ人迫害・強制移送 1938年
第3章 保護領創設とユダヤ人迫害・強制移送 1938~1939年
第4章 ポーランド侵攻・占領とユダヤ人迫害 1939年9月〜1941年6月
第5章 ソ連征服政策とユダヤ人大量射殺拡大過程―占領初期1941年6月〜9月を中心に
第6章 “ユダヤ人問題の最終解決”―世界大戦・総力戦とラインハルト作戦
結び―ポストコロニアルの忘却の大河に抗して

著者|author

永岑三千輝(みねなが・みちてる)
1946年生まれ。1968年3月横浜国立大学経済学部卒。1974年3月東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。1973年4月〜96年3月、立正大学経済学部助手、専任講師、助教授、教授、この間、75年8月〜77年9月ドイツ留学(立正大学在外研究、ボーフム大学・ドイツ学術交流会DAAD)、85年4月〜86年3月ミュンヘン大学社会経済史研究所(立正大学在外研究)。1995年10月東京大学博士(経済学):学位論文『ドイツ第三帝国のソ連占領政策と民衆 1941-1942』(同文舘、1994)。1996年4月横浜市立大学商学部・大学院経済学研究科教授、2011年3月定年退職、横浜市立大学名誉教授。11年10月より大学院都市社会研究科客員教授。
主な著書:上記学位論文のほか、『独ソ戦とホロコースト』(日本経済評論社、2001)、『ホロコーストの力学―独ソ戦・世界大戦・総力戦の弁証法』(青木書店、2003)。

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「私らしさ」の民族誌―現代エジプトの女性、格差、欲望

「私らしさ」の民族誌

現代エジプトの女性、格差、欲望

  • 鳥山純子(著)/2022年3月
  • 3200円(本体)/四六判上製432頁
  • 装丁・挿画:中本那由子

 

人のことなんてわからない!
ひょんなことからエジプトのアメリカンスクールで教師をすることになった、人類学者の筆者。我が強くて面倒くさく、そして魅力的な3人の仕事仲間にスポットライトを当て、グローバル都市カイロのなかで彼女たちがどのような「私」を目指しながら、どのように「私らしく」振る舞っているのか、理想と現実の狭間で思い悩む「こじらせ女子」たちの生き様を描く。
他者に共感しながら「私」を見つける、人の民族誌。

 

[主要登場人物(全員がアメリカンスクールA校に勤務)]
シャイマ……価値ある大人になることを目指す優等生教員(担当:アラビア語・宗教)
サラ……子育てと仕事の両立を図る、マイペースなマダム(担当:英語)
リハーム……古き良きエジプトの再興を目論む、A校の校長
私……人類学者、リハームに半ば騙されて、A校で働くことに(担当:英語・理科)

 

本書の「はじめに」を公開しています。

 

(ISBN 9784861107863)

目次|contents

はじめに
目次
凡例
地図

 

序章
1 本書の取り組み
2 調査
3 本書の構成

 

第1章 現代エジプトにおけるA校
1 格差社会としての二〇〇〇年代エジプト
2 調査当時のA校
3 A校の人々
4 エジプトにおける学校教育
5 A校における複数の近代

 

第Ⅰ部 シャイマの生き方―学歴至上主義言説に基づく、階層社会の読み替え
第2章 働くシャイマ、富裕層の教育者
1 先行研究におけるエジプトの女性学校教員
2 シャイマという教育者
3 「モダン」な教員としてのシャイマ
4 A校=価値ある人物となるための舞台

 

第3章 〈クバール〉を生きる
1 〈クバール〉な女性になるまで、シャイマの生い立ち
2 〈クバール〉の危機
3 〈クバール〉に見る学歴至上主義
4 〈クバール〉が可能にするメーク
5 〈クバール〉と女性の評判
6 〈クバール〉が開く可能性

 

第4章 〈クバール〉でも、クバールでないシャイマ
1 仲間同士の助け合い
2 主張の足りないシャイマ
3 上司に対する両義的態度
4 使い捨ての待遇
5 何も持たないシャイマ

 

第Ⅱ部 サラの生き方—消費至上社会における家庭と仕事の両立
第5章 子育て優先の就労
1 第二の人生の模索
2 教員を志した理由
3 学校教員としてのサラ やっぱり育児優先?
4 愛情重視か公私混同か
5 職業意識の欠如

 

第6章 〈へルワ〉を生きる
1 人生のハイライトからの転落
2 現在の生活
3 〈ヘルワ〉な私

 

第7章 異物としてのサラ
1 上層中産階級出身者としてのサラ
2 エジプト社会における社会階級
3 職場における社会的帰属
4 二十代女性学校教員の反応
5 日常に遍在する階級

 

第Ⅲ部 リハーム校長の生き方―時空を超えた植民地期エジプトの再興
第8章 天職に生きる
1 リハーム校長の特徴
2 保護者に対する〈シャクセイヤ〉の発揮
3 学校内での彼女の評判
4 〈シャクセイヤ〉を利用する孤独な指導者

 

第9章 〈ソサエティ〉の再興に生きる
1 教育に対する熱意
2 教育への指示
3 校長のルーティーン、傍若無人な振る舞い?
4 最高ランクの人材を生み出す教育の牽引者
5 リハームの生い立ち
6 〈ソサエティ〉の再興に生きる

 

 

終章 「私らしさ」の民族誌、その必要性と可能性
1 「私らしさ」という泥試合から見えるもの
2 多様な職業意識
3 ジェンダー規範をめぐる変化
4 イスラーム教の不可視性
5 ステレオタイプからの脱却を目指して
6 人の民族誌の可能性
7 「こじらせ女子」礼賛
8 「こじらせ女子」としての私

あとがき
参照文献
索引

著者|author

鳥山純子(とりやま・じゅんこ)
立命館大学国際関係学部・国際関係研究科 准教授
専門は文化人類学、ジェンダー論、中東研究
主な著作に 『嗜好品から見える社会』(共著、2022年、春風社)、『フィールド経験からの語り(イスラーム・ジェンダー・スタディーズ4)』(長沢栄治監修、鳥山純子編著、明石書店、2021年)、「ジェンダーから考えるイスラーム」(小杉泰・黒田賢治・二ツ山達朗編『大学生・社会のためのイスラーム講座』ナカニシヤ書店、2018年)、『イスラームのくらし(イスラームってなに?シリーズ2)』(かもがわ出版、2017年)など。

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聖ヤコブ崇敬とサンティアゴ巡礼―中世スペインから植民地期メキシコへの歴史的つながりを求めて

聖ヤコブ崇敬とサンティアゴ巡礼

中世スペインから植民地期メキシコへの歴史的つながりを求めて

  • 田辺加恵、大原志麻、井上幸孝(著)/2022年3月
  • 4000円(本体)/四六判並製360頁
  • 装丁:毛利一枝

聖ヤコブ崇敬はいかに生成され、いかに各地へと伝わったのか
イベリア半島における聖ヤコブ崇敬の始まりとラテンアメリカでの展開について、図像やサンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼も考察しながら歴史的経緯の一端を明らかにするとともに、中世スペインと植民地時代メキシコまでの時間・空間を一つの流れの中で描き出す。

(ISBN 9784861107856)

目次|contents

序章 聖ヤコブ崇敬をめぐる歴史的文脈と本書のアプローチ(田辺加恵・井上幸孝)

第1章 スペインにおける聖ヤコブ崇敬およびサンティアゴ巡礼の始まり(田辺加恵)
第2章 サンティアゴ巡礼の最盛期―聖ヤコブの騎士化とその影響(田辺加恵)

コラム①  聖ヤコブ図像の三類型
コラム②  ラテンアメリカ各地のサンティアゴ表象
コラム③  メキシコの聖ヤコブ表象

第3章 後期中世におけるカスティーリャ王権と「サンティアゴ政策」の衰退(大原志麻)
第4章 ヌエバ・エスパーニャのサンティアゴ崇敬におけるカスティーリャ貴族同盟の役割(大原志麻)

コラム④  現代のサンティアゴ巡礼
コラム⑤  サンティアゴ巡礼路と熊野古道

第5章 メキシコ征服と聖ヤコブ―クロニカにおける聖ヤコブ出現の記述を中心に(井上幸孝)
第6章 メキシコ先住民にとっての聖ヤコブ崇敬―征服以降の受容の実態をめぐって(井上幸孝)

著者|authors

田辺加恵(たなべ かえ)
立命館大学経済学部教授。スペイン中世史。
主な著作に、「13世紀の史料にみる聖ヤコブ崇敬の変容」(『スペイン史研究』第33号、2019年)、「『世界年代記』における「マタモロス」聖ヤコブと「ヒスパニア」」(『東海大学国際教育センター紀要』第38輯、2018年)、「「マタモロス聖ヤコブ」像の形成とその戦略的利用」(『スペイン史研究』第30号、2016年)。

大原志麻(おおはら しま)
静岡大学人文社会科学部教授。西洋中世史。
主な著作に、Expresiones del poder en la Edad Media. Homenaje al profesor Juan Antonio Bonachía Hernando(共著、Universidad de Valladolid、2019年)、『翻訳とアダプテーションの倫理―ジャンルとメディアを越えて』(共著、春風社、2019年)、Castilla y el mundo feudal. Homenaje al profesor Julio Valdeón(共著、Junta de Castilla y León, Consejería de Cultura y Turismo 、2009年)。

井上幸孝(いのうえ ゆきたか)
専修大学国際コミュニケーション学部教授。メキシコ史・メソアメリカ史。
主な著作に、『ビジュアル図解 マヤ・アステカ文化事典』(日本語版監修、柊風舎、2020年)、『人間と自然環境の世界誌―知の融合への試み』(共編著、専修大学出版局、2017年)、『メソアメリカを知るための58章』(編著、明石書店、2014年)。

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嗜好品から見える社会

嗜好品から見える社会

  • 大坪玲子、谷憲一(編)/2022年3月
  • 4500円(本体)/A5判並製426頁
  • 装丁:コバヤシタケシ

長年の呪いから解放されよう、嗜好品は我々の生活に必要不可欠なものである――

人類学者たちが現地で嗜好品を見て、体験し、語り合った、その集大成としての論集。嗜好品の紹介だけにとどまらず、生産・流通・消費における国家や政治との関係も考察しながら、その社会を見る。

――嗜好品というプリズムを通すと、社会は少し違って見えてくる

(ISBN 9784861108020)

目次|contents

序論(大坪玲子)

第一部 つながる
第1章 笑いはメディスンである―ペヨーテ・ミーティングにおける笑いと癒やし(渡辺浩平)
第2章 反響の語り―観光プロジェクト「キューバ国際音楽祭」をめぐる社会と個人に関する試論(田中理恵子)
第3章 「楽しみ」を分かち合う―ペルー都市と山村のチーズに対する価値観の違いから(古川勇気)
第4章 「あるけれど無い」リッブ―エジプト都市部のユビキタスな「ローカルフード」(鳥山純子)

第二部 こだわる
第5章 「良い酒」とはいかなるものか―つくり手の仕事からみたシミンアルヒとモンゴルの乳文化(寺尾萌)
第6章 においと「共犯性」―ネパールのキナーマー(工藤さくら)
第7章 今日のため、明日のため―イエメンのカート商人と消費者(大坪玲子)

第三部 つづける
第8章 水タバコをめぐるポリティクス―現代イランにおける喫煙の作法と法規制の行方(谷憲一)
第9章 アレヴィーと酒の切れない関係―翻弄されるトルコの少数派(今城尚彦)
第10章 「伝統」からビジネスへ―インドにおけるパーン文化の変容とジェンダー(小牧幸代)
第11章 蒸留酒をつくり、ふるまい、嗜む―ブルガリア村落部における体制転換、EU加盟と自家製ラキヤ(松前もゆる)

第四部 こえる
第12章 ほろ苦さを求めて―インドネシア西スマトラ州のガンビール・ブームから読み解くビンロウのグローバリゼーションズ(西川慧)
第13章 カヴァ飲みのゆくえ―オセアニア島嶼内外における人と在来作物の多義的な関わり合い(河野正治・大島崇彰)
第14章 近世以降韓国における薬用人蔘製品の流通と消費(辻大和)

あとがき 宴とともに(大坪玲子)

執筆者紹介

コラム(各章末)  
ナット・アンド・シガレット/キューバ・レコード―市場・商品・消費のはざまで/ペルーのインカ・コーラ/エジプトの男女別喫茶空間、アホワとカフェ/モンゴルの酒をめぐるこぼればなし/海外進出したチュルピー/イエメン飲み物事情/トフメあれこれ/「これは酒ではない」―ベクタシー教団のソフラとデム/インドの炭酸飲料水/タバコとコーヒーの香りの向こうに見えるもの/ヤシ酒飲むムスリムたち/海を越えた宴/『人蔘史』とその著者今村鞆

お詫びと訂正

本文中に編集上の不手際で以下のような誤りが生じました。謹んでお詫びして訂正いたします。
177頁
(誤)ネパール連邦民主共和国(以下、ネパール)
(正)ネパール
※2020年に国名変更

編者|editors

大坪玲子(おおつぼ・れいこ)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー。文化人類学、イエメン研究、嗜好品研究。
主な著作に、『嗜好品カートとイエメン社会』(法政大学出版局、2017年)、「カート・オントロジー構築の試み」(『人工知能学会第2種研究会ことば工学研究会資料集』、共著、2021年)、「カートを噛みながら―人類学とインタビューと嗜好品」(『嗜好品文化研究』6、2021年)。
恋しい嗜好品 アハジュル地方で噛んだ摘みたてのカートと、一緒に飲んだ湧き水

谷憲一(たに・けんいち)
上智大学アジア文化研究所・共同研究所員。文化人類学、イラン研究。
主な著作に、 「タァズィエ」(鈴木董・近藤二郎・赤堀雅幸編集代表『中東・オリエント文化事典』、丸善出版、2020年)、Realizing the Existence of Blind Spots in the ‘West’: A Systems-theoretical Perspective(Anthropological Theory 20(4)、共著、2020年)、「現代イランにおける国家とホセイン追悼儀礼―道具主義と言説的伝統の間で」(博士論文、一橋大学、2022年)。
恋しい嗜好品 イランのどこでも売っている、果物を煮詰めて乾かしたラヴァーシャク

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女子サッカー選手のエスノグラフィー―不安定な競技実践形態を生きる

女子サッカー選手のエスノグラフィー

不安定な競技実践形態を生きる

  • 申恩真(著)/2022年3月
  • 4000円(本体)/A5判上製248頁
  • 装丁:中本那由子

女性がサッカー選手として生きることは、どのような生活を選択することになるのか? 彼女たちはどのような困難を抱えながら競技を実践しているのか?
自身も競技経験をもつ著者が、女子サッカーチーム内部でのフィールドワークを通して、選手たちのリアリティを描き出す。

(ISBN 9784861107955)

目次|contents

はじめに
序 章 女子サッカー選手として生きることとは

■第Ⅰ部 日本における女子サッカーの位置づけ
第1章 女子サッカーという競技種目とその固有性
第2章 日本女子サッカーリーグの発足とその変遷過程
第3章 チーム運営の実態と選手の競技実践形態

■第Ⅱ部 女子サッカーチーム内部の実態と女子サッカー選手化――Kチームのフィールドワークから
第4章 女子サッカーチームの運営と秩序
第5章 地域社会とKチームの関係性
第6章 Kチームの選手間における相互関係

■第Ⅲ部 選手の労働とジェンダーをめぐる経験
第7章 プロ選手の労働環境
第8章 支援企業の社員選手の労働環境
第9章 女子サッカー選手におけるジェンダーとアスリート・アイデンティティの探求

終 章 女子サッカー選手の生活世界を記録する
あとがき
参考文献/参考資料
索引

著者|author

申 恩真(シン・ウンジン)
1988年大韓民国・ソウル特別市生まれ。北海道大学大学院教育学院教育学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(課程)現在、北星学園大学経済学部専任講師。専攻はスポーツ社会学。
主な論文に「日本女子サッカー選手の生活形態に関する研究―支援の質的位相をめぐって」(『スポーツ社会学研究』第25巻第2号、2017年)、「女性アスリートの痛みをめぐるエスノグラフィー―サッカー選手の月経をめぐる対応から」(『スポーツとジェンダー研究』(16)、2018年)など。

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ノー・ルール!―英国における民俗フットボールの歴史と文化

ノー・ルール!

英国における民俗フットボールの歴史と文化

  • 𠮷田文久(著)/2022年3月
  • 4300円(本体)/A5判上製352頁
  • 装丁:長田年伸
  • カバー・表紙・扉写真提供:Orkney Photographic

…ただボールに集まっているというのではなく、力を入れ押し合っているのだ。誰がボールを保持しているのか、スクラムの中で何が起こっているのか外からは皆目わからない。ただスクラムがいつ、どちらに動くのか見守るだけである。油断しているとスクラムの下敷になってしまう。…

サッカーやラグビーの起源と称される、民俗フットボール。数世紀にわたって変容しつつ今なお存続しているゲーム、そして熱狂的なプレーヤーたちに魅了され、25年の歳月をかけてイングランド・スコットランド各地に足を運び調査を行った著者が記す、ルールなきスポーツの歴史・文化と楽しみ、そして体育教育への還元の可能性。

(ISBN 9784861107832)

目次|contents

はじめに
序章
第1節 問題の所在と目的
第2節 フットボール研究の前提
第3節 これまでの民俗フットボール研究
第4節 本書の構成

第1章 民俗フットボールの消滅と存続
第1節 消滅した民俗フットボール
第2節 英国に存続する民俗フットボールの実態
第3節 消滅、存続する民俗フットボールの多様性の意味
第2章 存続する民俗フットボールの変容
第1節 存続する民俗フットボールの変容内容
第2節 存続する民俗フットボールをめぐる状況の変化
第3節 存続する民俗フットボールの歩んだ変容の方向性
第3章 カークウォールのバー・ゲームの民族誌
第1節 カークウォールの概要
第2節 カークウォールのバーの起源と歴史
第3節 カークウォールのバーのゲーム概要
第4節 カークウォールのバーにみる伝統の継承と発展
第5節 カークウォールのバーの意味変容―伝統行事からコミュニティ統合の活動へ
第6節 カークウォールのバーの存続
第4章 民俗フットボールの存続・継承の現代的意義
第1節 民俗フットボールの存続・継承の文化・社会的解釈
第2節 現代スポーツへの発展的提起
第3節 民俗フットボールの存続・継承の教育的意義
終章
第1節 研究の成果
第2節 研究の今後の展望


参照文献
おわりに
インタビュイー一覧
索引

著者|author

𠮷田文久(よしだ・のりひさ)
日本福祉大学スポーツ科学部教授(博士:人類学)
専門は体育科教育学、スポーツ人類学
主な著作に、『フットボールの原点―サッカー、ラグビーのおもしろさの根源を探る』(創文企画、2014年)、「カークウォールのBa’ゲームにみる民俗フットボールの意味の変容―伝統行事からコミュニティ統合の契機へ」(『年報人類学研究』第10号、南山大学人類学研究所、2020年)、「英国に存続する民俗フットボールの研究―その存続状況と変容、存続の意味について」(『スポーツ健康科学研究』第40巻、東海体育学会、2018年)など。

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都市を観る―社会地図で可視化した都市社会の構造

都市を観る

社会地図で可視化した都市社会の構造

  • 浅川達人(著)/2022年2月
  • 2700円(本体)/A5判並製188頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

目に見えない、手で触ることもできない社会を、どうやって可視化し、分析・考察するか
社会学ではこれまで、文字や数値によって社会を可視化し、さらに都市社会学では、社会地図を用いて社会を可視化した。
我々が暮らす都市を社会地図によって観る!

(ISBN 9784861107917)

目次|contents

序章 都市を観る視点―都市の社会構造と空間構造

第I部 社会地図研究の動向―歴史と活用方法
第1章 シカゴ生まれの欧米育ち
第2章 日本での研究蓄積
第3章 社会地図による社会空間構造の可視化

第II部 社会地図で可視化した都市社会空間構造
第4章 東京23区の社会空間構造の変化
第5章 東京圏の社会空間構造の変化
第6章 地方都市の社会空間構造

第III部 戦後日本都市の社会空間構造
第7章 人口移動から見た都市圏の形成過程
第8章 都市社会空間構造研究の展望と課題

著者|author

浅川達人(あさかわ・たつと)
1965年長野県生まれ。1995年東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程満期退学。現在、早稲田大学人間科学学術院教授(都市社会学)。博士(社会学)。
東京都老人総合研究所研究助手、東海大学教員、放送大学教員、明治学院大学教員を経て、2020年より現職。
主著に、『東京大都市圏の空間形成とコミュニティ』(共編著、古今書院、2009年)、『現代都市とコミュニティ』(共著、放送大学教育振興会、2010年)、『21世紀社会とは何か―「現代社会学」入門』(共編著、恒星社厚生閣、2014年)、『現代コミュニティとは何か―「現代コミュニティの社会学」』(共著、恒星社厚生閣、2014年)、『格差社会と都市空間 東京圏の社会地図1990-2010』(共編著、鹿島出版会、2020年)。

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日系インドネシア人のエスノグラフィ―紡がれる日系人意識

日系インドネシア人のエスノグラフィ

紡がれる日系人意識

  • 伊藤雅俊(著)/2022年1月
  • 4200円(本体)/A5判上製316頁
  • 装丁:中本那由子

日本でもインドネシアでもほとんど知られていない、しかし現に存在している人びとの記録。

太平洋戦争後もインドネシアに残留した日本兵たち。彼らとその子孫が、どのように日本を想いながら、今まで生活してきたのか。インドネシアと日本に住む四世代への調査を通して、「日系インドネシア人である」とはいかなることなのかを描く。

「戦争はあってはいけないことですが、悲惨な戦争が起こらなければ私は生まれていなかったわけです。我々日系人は存在していないわけです。本当に父親に感謝ですよ」(日系インドネシア人二世の語り 本文より)

(ISBN 9784861107696)

本書の「まえがき」を公開しています。こちらからご覧ください。

目次|contents

まえがき
序章

第1部 日系インドネシア人一世とオラン・ジュパン
第1章 スマトラ北部における日系インドネシア人一世
第2章 日系インドネシア人一世同士の交流
第3章 オラン・ジュパンとなった日系インドネシア人一世

第2部 日系インドネシア人二・三世の日系人意識
第4章 スマトラ北部における日系インドネシア人二・三世の現状
第5章 福祉友の会メダン支部の活動と役割
第6章 日系インドネシア人二・三世同士の出会いとその後の交流
第7章 日系インドネシア人二・三世の日本に対する想い
第8章 日本文化と日系人意識の保持

第3部 日系インドネシア人の渡日就労と日本での生活世界
第9章 日系インドネシア人の渡日就労
第10章 渡日就労者の世代交代と人的ネットワーク
第11章 日系インドネシア人の日本での生活世界
終章


参照文献
あとがき
索引

著者|author

伊藤雅俊(いとう・まさとし)
日本大学国際関係学部・助教
博士(国際関係) 専門は地域研究(東南アジア)
主な著作に、「オラン・ジュパンとなった日系インドネシア人一世たち ―スマトラ島北スマトラ州の事例から」(『国際文化表現研究』第17号、2021年)、「滞日インドネシア人ムスリムのイスラーム的実践―口にできるものを口にすればよい」(『比較生活文化研究』第27号、2020年)。主な訳書に『ジャパニーズ・ディアスポラ―埋もれた過去、闘争する現在、不確かな未来』(足立信子編、吉田正紀との共訳、新泉社、2008年)

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インド ムガル皇帝の肖像―ムガル細密画の光り輝く世界

インド ムガル皇帝の肖像

ムガル細密画の光り輝く世界

  • 宮原辰夫(著)/2022年1月
  • 3500円(本体)/A5判並製228頁
  • 装丁:矢萩多聞

ムガル皇帝一族の繁栄と没落の絵巻物語
ムガル帝国はアフガニスタンのカーブルからはじまる――かれらはインドの地に何を残したのか?
皇帝の回想記や欧州の旅行家・宣教師たちの旅行記を通して細密画を検証し、16~17世紀のムガル皇帝とその一族の栄枯盛衰を描く。

(ISBN 9784861107719)

目次|contents

序章 ローディー朝 最後のスルターン イブラーヒーム・ローディー
第1章 初代皇帝 バーブル
第2章 第2代皇帝 フマーユーン
第3章 第3代皇帝 アクバル
第4章 第4代皇帝 ジャハーンギール
第5章 第5代皇帝 シャー・ジャハーン
第6章 第6代皇帝 アウラングゼーブ

著者|author

宮原辰夫(みやはら・たつお)
文教大学国際学部教授。慶應義塾大学博士(法学)。専門は政治学・地域研究(南アジア)。著書に『イギリス支配とインド・ムスリム』(成文堂)、『インド・イスラーム王朝の物語とその建築物』(春風社)、『ムガル建築の魅力―皇帝たちが築いた地上の楽園』(春風社)、『講義 政治学入門―デモクラシーと国家を考える』(春風社)、共訳書に『イスラームと民主主義』(成文堂)、など。

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