『取るに足らないものたちの民族誌』が『フレグランスジャーナル』で紹介されました

『フレグランスジャーナル』2023/5月号で内藤順子(著)『取るに足らないものたちの民族誌―チリにおける開発支援をめぐる人類学』が紹介されました。「別の貧困が支援する側にある。専門家にも(頭の中の)リハが要る。社会の底辺に取り残された人々(弱者)の心の内は,強者の「上から目線」では決して見えない。」

 

『分かちあう経験・守りあう尊厳』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第90号第1巻(日本教育学会編/2023年3月)に、冨永貴公著『分かちあう経験・守りあう尊厳』の書評が掲載されました。評者は平塚眞樹先生(法政大学)です。「労働者教育論、生活史研究、オーラル・メソッド(物語論)の歴史学といった多元的なアプローチ、研究方法の交差点にヒストリー・ワークショップを見ている」

『レヴィナスと教育学』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第90号第1巻(日本教育学会編/2023年3月)に、安喰勇平著『レヴィナスと教育学―他者をめぐる教育学の語りを問い直す』の書評が掲載されました。評者は青柳宏先生(宇都宮大学)です。「批判・検討の俎上にのせた主張のもつ可能性を開かれたままに維持し、あるいはまた一つのレヴィナス研究が多様な研究の広がりを生み出している」

 

『インクルーシブ教育のかたち』の書評が『日本教育新聞』に掲載されました

『日本教育新聞』2023年5月22日号に、柴垣登著『インクルーシブ教育のかたち―都道府県ごとの特別支援教育の違いから』が掲載されました。「「就学先決定」や「財政」についての議論を通して「日本的インクルーシブ教育」の特質、課題から論を起こす」

書評は下記URLよりご覧になれます。
◆NIKKYO WEB> https://kyoiku-press.com/post-258540/

『学校と生活を接続する』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第90号第1巻(日本教育学会編/2023年3月)に、田中怜著『学校と生活を接続する―ドイツの改革教育的な授業の理論と実践』の書評が掲載されました。評者は吉田成章先生(広島大学)です。「学校と生活の接続問題に対して、「改革教育」という領野の提示とその帰結としての改革教育学による理論・実践を捉え直すことの必要性が提示されたことは、学校と生活との乖離への批判と学校と生活とを結合する進歩主義的な教育運動の肯定のいずれをも留保する」

 

『自律を目指す教育とは何か』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第90号第1巻(日本教育学会編/2023年3月)に、宮川幸奈著『自律を目指す教育とは何か―自然主義的な教育哲学の試み』の書評が掲載されました。評者は白銀夏樹先生(関西学院大学)です。「子どもにとって教育は他律であるため「自律を目指す教育」は矛盾だとする枠組みの克服を課題としている」

『人形とイギリス文学』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』2023年5月27日号に、川崎明子著『人形とイギリス文学―ブロンテからロレンスまで』の書評が掲載されました。評者は馬場理絵先生(バーミンガム大学)です。「「人形の人間化」、「人間の人形化」がいかに起こりうるか 人形に焦点を当て、六つの文学作品を読み解く」

『デジタル化時代のジェンダー平等』の書評が『WAN』に掲載されました

Women’s Action Network(WAN)に、佐野敦子著『デジタル化時代のジェンダー平等―メルケルが拓いた未来の社会デザイン』の書評が掲載されました。評者は森田系太郎先生(立教大学)です。「現代的な問題であるデータ、ICT、AIを含んだ〈デジタル化〉にもジェンダーの視点を入れない理由はない。時代の一歩先を行くこの課題に、ドイツのメルケル政権を事例に挑んだ」

書評全文は下記よりご覧になれます。
◆Women’s Action Network ウェブサイト>
https://wan.or.jp/article/show/10600#gsc.tab=0