自治体の言語サービス―多言語社会への扉をひらく

自治体の言語サービス

多言語社会への扉をひらく

  • 河原俊昭(編著)/2004年12月
  • 2286円(本体)/A5判・300頁

在日外国人は困っている! 秋田県、沖縄県、旭川市など、14の自治体の言語サービス(情報提供、相談活動、通訳・翻訳、母語支援等)の現状と問題点を具体的な事例にもとづき紹介し、改善策を提示する。
(ISBN 4861100224)

目次|indexs

はじめに―言語サービスとは(河原俊昭)
第Ⅰ部 (関東地方)
第1章 「外国人」児童生徒のための母語保障―神奈川県内の事例研究(松原好次)15
第2章 「内なる国際化」―東京都の言語サービス(Peter Backhaus)
第3章 相模原市における言語サービス―「さがみはら国際交流ラウンジ」を中心に (手塚順孝)
第4章 外国人への日本語教育サービス―東久留米市の事例から (秋山容子)
第5章 多文化共生地域社会をめざして―川崎市の言語サービス (三好重仁)
コラム1 多文化共生の場 (八田洋子)
コラム2 ゴミの分別 (原隆幸)
第Ⅱ部 (東海、関西、沖縄地方)
第6章 人権の視点からみた安全への多言語対応―豊田市の事例から (岡戸浩子)
第7章 浜松市における在住外国人施策をめぐって―官民一体となった教育・学習支援の可能性 (淺間正通・安冨勇希)
第8章 沖縄県の言語サービス政策についての一考察 (樋口謙一郎)
コラム3 神戸と外国人 (中尾正史)
第Ⅲ部 (北海道、東北、北陸地方)
第9章 旭川市とユジノサハリンスク市の言語サービス (井筒勝信)
第10章 秋田県における国際化と外国語言語サービスの課題と展望 (榎木薗鉄也)
第11章 地方都市における「言語サービス」―山形市国際交流協会の場合 (高木裕子・古内綾子)
第12章 日本語指導を必要とするブラジル人児童生徒への対応―在住外国人少数地域・石川県小松市の事例 (後藤田遊子)
第13章 金沢市を変えるニューカマーたち (河原俊昭)
コラム4 NHKの語学講座に登場する外国人 (山川智子)
第Ⅳ部 (日本語教育)
第14章 「言語サービス」としての日本語教育 (鈴木寛子)

著者|author

河原俊昭(かわはら・としあき)
1950年石川県生まれ。東京大学文学部卒業。金沢大学教育学部教育学科研究科修了(教育学修士)。金沢大学社会環境科学研究科修了(社会環境科学博士)。現在、金沢星陵大学教授。
著書に『アジア英語辞典』(共著、三省堂)、『異文化理解の座標軸』(共著、日本図書センター)、『Languages and Language Policies in Insular Southeast Asia―Foucusing on the Philippines and Malaysia』(春風社)など。

担当編集者から

編著者の河原先生は、金沢市の言語サービスについて執筆されている。年に2度しか帰省しない私だが、古い地方都市である金沢にも在住外国人が増えていることはなんとなく肌で感じていた。友人から、勤務している会社で中国人やインド人が働いている、モンゴルの留学生と知り合いになったという類の話も聞いている。
在住外国人とどう接するか、という日本人側の悩みはあるだろう。しかし当然のことながら、より大きな問題や困難を抱えているのは在住外国人の人たちだ。彼らは、言葉も習慣も違う場所で、ごく普通の日常生活を営む術をどこの誰に尋ねたらいいのかわからないのである。
日本人でさえ煩雑なゴミの出し方をわかりやすく伝えるにはどうしたらいいのか。病気・事故、火事など、命にかかわる非常事態に遭遇したとき、迅速な行動がとれるような体制はできているのだろうか。
本書は、各自治体での取り組みを、インタビュー、アンケート調査、統計データの分析等にもとづいて紹介している。地域によって在住外国人の数も母語の種類もまちまちであり、いわゆる「お上のお達し」で解決できることは少ない。どの自治体も、地元の人と在住外国人の力を借り、手探りでよりよい言語サービスを見出そうと努力している。本書の事例を多言語社会への第一歩として検証し、実際の場面で役立てていただけたら、と願っている。[-山岸-]

 

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環境心理学―環境デザインへのパースペクティブ

環境心理学

環境デザインへのパースペクティブ

  • 槙 究(著)/2004年8月(初版)/2010年3月(第2版)
  • 2286円(本体)/A5判並製・284頁
  • 装丁:長田年伸

建築、心理に携わるすべての人へ
豊富なデータと事例から人間と環境の関わりを分析する。
環境心理学の全体像を見通す初めての概説書!
(ISBN 4861100100)

2刷出来!!

目次|indexes

    第1部 環境と人の交わり
    ・環境心理学の誕生
    ・ほのめかす環境
    ・環境の記憶
    ・環境の探索
    第2部 環境の知覚と評価
    ・環境の知覚
    ・環境を評価する人
    ・環境美学
    ・環境の使いやすさ
    ・環境の安全性
    第3部 人にとっての環境
    ・人のいる環境
    ・環境との結びつき
    ・環境ストレス
    ・発達と環境
    ・少数派の環境
    第4部 環境デザイン
    ・環境構築プロセス
    ・環境調節
    第5部 環境の今後
    ・環境整備のあり方

著者|author

槙 究(まき・きわむ)
実践女子大学生活科学部生活環境学科助教授。1986年名古屋大学工学部建築学科卒業、1994年東京工業大学大学院総合理工学研究科社会開発工学専攻修了。工学博士。実践女子大学生活科学部生活環境学科専任講師を経て、現職に。専攻は、環境心理学、色彩計画など

 

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現代仏蘭西語教本

現代仏蘭西語教本

  • 小出龍太郎/2003年4月
  • 2200円(本体)/造本・並製・126頁

(ISBN 4921146683)

著者|author

小出 龍太郎(こいで・りゅうたろう)
1952年9月生まれ。1977年3月京都外国語大学大学院フランス語学科修士課程修了。現在、大阪芸術大学短期大学部助教授。

 

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Languages and Language Policies in Insular Southeast Asia : Focusing on the Philippines and Malaysia 

Languages and Language Policies in Insular Southeast Asia

Focusing on the Philippines and Malaysia

  • 河原俊昭/2002年11月
  • 5950円(本体)/A5判・210頁

島嶼部東南アジアの国々は、多言語社会であり、そこでは土着の言語、旧宗主国の言語、移民の言語、ピジン・クレオールなどが見られる。各言語は日常の社会活動の中で、二つの機能(実用機能と自己確認機能)を示すと同時に、互いに機能を補足しあっている。そうした状況下での、東南アジア諸国の言語政策を問う。(*本文は英語)
(ISBN 4921146640)

目次|indexs

1 General Linguistic Situations of Insular Southeast Asia
1.1 An Overview of Sociolinguistic Situations
1.2 Languages Spoken in Each Country
1.3 An Overview of the Historical Background of Sociolinguistic Situations
2 Lingusitic Situations in a Filipino Family and Two Functions of Language
2.1 A Case Study of a Filipino Family
2.2 Function of Language
2.3 Two Functions in a Society
2.4 Development of Two Functions as a Whole
3 Linguistic Situations in a Malaysian Family and Linguistic Verticality
3.1 A Case Study of a Malaysian Family
3.2 Diglossia
3.3 Practical/Identifying Function and Verticality
3.4 Verticality of Sociolinguistic Structure
3.5 Characteristics of Verticality
3.6 Competence Disparity and Elite Closure
3.7 Identifying Function (Dummy High)
4 Language Policy
4.1 What Is Language Policy?
4.2 Language Policies in Developed Countries and Developing Countries
4.3 Analysis of Language Policies
4.4 The First Point: The Selection of a New Common
4.5 The Second Point: The Replacement of Colonial Language
4.6 The Third Point: The Replacement of Immigrant
4.7 Appeal of Nationalism
4.8 Education
4.9 The Fourth Point: The Sophistication of Language
4.10 Identifying Function and Pidgin/Creole
5 Lingusitics Verticality: Its Comparison and Its Transition
5.1 Comparison of Gactors Deciding Language Policies
5.2 Structure of Linguistic Verticality
Conclusions and Suggestions

著者|author

河原俊昭(かわはら・としあき)
1950年石川県生まれ。東京大学文学部卒業。金沢大学教育学部教育学科研究科修了(教育学修士)。金沢大学社会環境科学研究科修了(社会環境科学博士)。現在、金沢星陵大学教授。
著書に『アジア英語辞典』(共著、三省堂)、『異文化理解の座標軸』(共著、日本図書センター)、『自治体の言語サービス 多言語社会への扉をひらく』(春風社)など。

担当編集者から

河原先生は東南アジアの言語事情・言語政策を研究。とくにフィリピンとマレーシアに詳しい。そのきっかけはフィリピン人の奥様との出会い、とのこと。[-山岸-]

 

※品切れ重版未定

L’INTERACTION EXOLINGUE:ANALYSE DE PHENOMENES METALINGUISTIQUES

L’INTERACTION EXOLINGUE

ANALYSE DE PHENOMENES METALINGUISTIQUES

  • 石川文也/2002年11月
  • 8476円(本体)/A5判・576頁

フランス語を外国語として学習する日本人が、フランス人とフランス語を使っておこなう日常会話の中で、実際にどのようなメタ言語が言語習得に関わっているのか。日常会話で使われるメタ言語は、フランス語クラスで使われるメタ言語とどのように異なっているのか。これらの問題を分析的に考察する!(*本文フランス語)
(ISBN 4921146594)

目次|indexs

Introduction
Chapitre 1. Description des situations du point de vue de l’echange verbal
Chapitre 2. Mise en lumiere de la structure des interactions
Chapitre 3. Les conceptions du metalangage
Chapitre 4. Analyse du metalangage dans le discours de la classe de langue
Chapitre 5. Specificites enonciatives du discours en classe de langue
Chapitre 6. Aspects metalinguistiques de l’interaction entre natif et non natif en situation «naturelle»
Chapitre 7. A la recherche de traces linguistiques indicatives de l’appropriation de la langue en situation «naturelle»
Conclusion

著者|author

石川文也(いしかわ・ふみや)
東京大学教養学部卒業後、スタンダール=グルノーブル第三大学で社会言語学を、ジュネーヴ大学とヌシャンテル大学で語用論を中心とする言語理論と言語取得論を、パリ第三大学=新ソルボンヌ大学でディスクール分析を学ぶ。パリ第三大学=新ソルボンヌ大学外国語としての フランス語教育論専攻において博士(言語・文化教育論)を取得。専門は ディスクール(会話)分析。現在、立教大学教授、パリ第三大学=新ソル ボンヌ大学研究グループDELCA-DILTEC研究員。

担当編集者から

大学卒業後、いったん社会に出てから大学院へ。パリ大学で博士号をとった石川先生はかなりの映画通。立教大学では、映画を題材にした講義も行う。[-山岸-]

 

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五つの言語分類―その機能と役割

五つの言語分類

その機能と役割

  • 西田和子/2001年5月
  • 1600円(本体)/A5判・104頁

「外国語」って何か、説明できますか。身近な例から考える、簡単言語学のススメ。言語学、外国語の授業にテキストとしても最適! 「マーマー」にみる幼児の言語習得。バイリンガルの場合、母語は二つ?インドにはいくつ公用語がある?どうして日本人は外国語が上達しないの?共通語だってもともとは方言!…などなど、言語について考えるヒントが満載。ここからあなたの論を展開してみてください。
(ISBN 4921146292)

目次|indexs

Ⅰ 言語事情
A 言語事情とは
B 二つの概念
Ⅱ 第一言語
A 第一言語とは
B 人間と第一言語
C 第一言語の特徴
Ⅲ 第二言語
A 第二言語とは
B 第二言語という用語
C 第二言語の出現
D 第二言語の習得と学習
Ⅳ 公用語
A 公用語の定義
B 公用文の種類
C 国家と公用語
Ⅴ 外国語
A 外国語の定義
B 外国語と第一言語・第二言語・公用語
C 国語と日本語
D 日本語教育と国語教育
Ⅵ 標準語・共通語
A 標準語と共通語とは
B 言語行動の二重性―話す言語行動と書く言語行動
C 方言、標準語、共通語の関係

著者|author

西田和子(にしだ・かずこ)
1936年京都に生まれる。関西大学文学部英文科卒業。同大学院文学研究科卒業。現在、大阪芸術大学短期大学部専任助教授。

担当編集者から

著者は着物が似合う上品な先生。軽やかに言語を論じています。[-内藤-]

 

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Pragmatics of Uncertainty:Its Realisation and Interpretation in English and Japanese

Pragmatics of Uncertainty

:Its Realisation and Interpretation in English and Japanese 〔春風社に在庫あり〕

  • 田中典子/2001年3月
  • 5333円(本体)/A5判・300頁

「暗黙の了解」はどのようにして伝わるのか。「誤解」を避けるにはどうしたらよいか。「誤解」を逆手に取る会話法とは。「共感」を生む会話とは 日常的な場面に即した「あいまいさ」の実践的分析。テレビのインタビュー番組をデータ分析し、「語用論」を研究した初の書。異文化コミュニケーション能力の向上に役立つことはもちろん、対話が重視されるすべての分野に大いなる示唆を与える。
(ISBN 4921146225)

目次|indexs

CHAPTER 1 INTRODUCTION
OUTLINE/THE INDETERMINACY OF ILLOCUTIONARY FORCE/THE MOTIVATION FOR USING INDIRECTNESS OF AMBIVALENCE/THE AGE OF STUDY
CHAPTER 2 CHOOSING NOT TO EXPRESS IT CLEARLY:THE CASE OF AMBIVARENCE AND OOC
INTRODUCTION/AMBIVALENCE/OPTING OUT CHOICE/CONCLUSION
CHAPTER 3 UNCERTAINTY WITHIN A GIVEN ACTIVITY TYPE:THE CASE OF A TVINTERVIEW
INTRODUCTION/DATA/ROLES OF PARTICIPANTS/THE INTERVIEWER‘UNCERTAINTY’AS A STRATEGY/CONCLUSION
CHAPTER 4 COPING WITH UNCERTAINTY WITHIN A GIVEN ACTIVITY TYPE:THE CASE OF A TV INTERVIEW
INTRODUCTION/THE INTERVIEWEE/COOPERATION AT DIFFERENT LEVELS/EXPECTATION OF EXPLICITNESS/IMPLICITNESS/CONCLUSION
CHAPTER 5 SOME OTHER REALISATIONS OF UNCERTAINTY: THE CASE OF JAPANESE
INTRODUCTION/DATA/LEAVING A SENTENCE INCOMPLETE/ENDING A SENTENCE INCOMPLETE/ENDING A SENTENCE WITH A‘SENTENCE FINAL PARTICLE’/CONCLUSION
CHAPTER 6 PRAGMATIC FAILURE IN UNCERTAINTY: IN CROSSCULTURAL INTERACTION
INTRODUCTION/SITUATION-OR ACTIVITY TYPE-SPECIFIC USE OF AN UTTERANCE/DIFFERENT CONCEPT AND REALISATION OF A CERTAIN SPEECH ACT/DIFFERENT NORMS OF INTERACTION/CONCLUSION
CHAPTER 7 CONCLUSION

著者|author

田中典子(たなか・のりこ)
University of LancasterにてPh.D.(言語学)取得、現在明海大学外国語学部助教授。

担当編集者から

超美人の田中先生。社長も大ファンです![-山岸-]

 

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Indigenous Lanuages Revitalized?

Indigenous Lanuages Revitalized?

〔春風社に在庫あり〕

  • 松原好次/2000年9月
  • 5524円(本体)/A5判・364頁

世界の6000言語のうち90%が死滅するとしたら!! 英語支配によって衰退した少数派言語復権の途をさぐる。少数民族言語の保持・復権と言語生態系の再生を願う著者がイマージョン教育の有効性を論証する。文献調査のみならず世界各地におけるフィールドワークに基づいた実践的研究書。(*本文英語)
(ISBN 4921146152)

目次|indexs

Part I The Decline of Indigenous Languages as a Rsult of the Imposition of English
Chapter 1 International Colonization: The Decline of Weish―A Case Study
Chapter 2 The Provision of English as the Medium of Instruction: The Decline of Maori―A Case Study
Chapter 3 The Disruption of the Linguistic Communities: The Decline of Hawaiian―A Case Study
Chapter 4 Some Other Case Studies
Part Ⅱ The Revitalization Movements of Indigenous Languages in English-speaking Countries and Regions
Chapter 5 The Education Rform Act 1988 and Bilingual Education in Wales
Chapter 6 From Kohanga Reo (Maori Language Nests)to Kura Kaupapa Maori (Maori-medium Primacy Schools)
Chapter 7 The Hawaiian Language Immersion Program at Waiau Elementary School in Hawai’i
Chapter 8 Some Other Case Studies
Part Ⅲ The Prospective Ralationships between Indigenous Languages and English
Chapter 9 Bilingua Education versus the English-Only Policy
Chapter 10 Language Policy for Coexistence
Conclusion

著者|author

松原好次(まつばら・こうじ)
湘南国際女子大学短期大学教授。専門は言語社会学、特に先住民族言語の復権運動。
著書に『グローバル・コミュニケーション論』(ナカニシヤ出版、共著)、訳書に『大地にしがみつけ ハワイ先住民女性の訴え』(春風社、ハウナニ=ケイ・トラスク著)。

担当編集者から

小津安二郎の雰囲気をもつ松原先生は、痩身ながら、精神は骨太。先住民の復権運動に賛同し、『大地にしがみつけ』を翻訳。[-山岸-]

 

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心理学|梅津八三の仕事 

心理学|梅津八三の仕事

  • 『心理学|梅津八三の仕事』刊行会編/2000年5月
  • 85000円(本体)/全三巻+ビデオ+カセット

相互障害状況から相互輔生へ― 「盲人の画」の独創的な発想と実験、世界に比類なき開眼手術後視知覚形成、盲ろう児の言語行動形成へのアクションリサーチ…思索と実践の激しい往還が生命活動の本質に迫る。真に独創的な心理学者、梅津八三の仕事を集成!
(ISBN 492114608X)

目次|indexs

第一巻

24歳(1931)「盲人の触画」卒業論文/「描画作用の機能的考察」心理学研究第6巻第4集
25歳(1932)「盲人の心理」岩波講座教育科学』第7冊:岩波書店/「海外に於ける盲人研究の近業」岩波講座教育科学附録教育』第7冊:岩波書店/「大伴茂氏著『個性を生かす教育』」心理学研究第7巻第6集
26歳(1933)「盲児童の数及数学」日本心理学会論文集(4):岩波書店
27歳(1934)「盲教育の特殊性について-特にその教育技術と技術教育」教育2巻11号:岩波書店
28歳(1935)広瀬錦一「『触空間』研究について-長さの見積りを中心にして」増田博士謝恩最近心理学論文集:岩波書店/「触・運動的に与えられる『長さ』について」日本心理学会論文集(5):岩波書店
29歳(1936)「触空間の吟味」心理学研究第11巻第1集
31歳(1938)「長さについて」心理学研究第13巻第1集/「長さについて」 日本心理学会論文集(6):岩波書店
35歳(1942)「盲」現代心理学第11巻:河出書房
43歳(1950)「二つの特殊学級の報告を見て」児童心理と精神衛生第1巻第2号/「呪術と操作-盲人の場合-」心理学研究第20巻第4号/村瀬隆二「高専入試テストの結果とその検討(テスト問題の検討吟味)」心理学研究』第20巻第4号/森重敏「高専入試テストの結果とその検討」心理学研究』第20巻第4号/肥田野直「高専入試テストの整理結果とその検討(其の一)昭和22年度テストについて」心理学研究第20巻第4号/「‘もの’の類似について」心理学研究別冊/「現代心理学の理論と実際」現代心理学と教育-歴史と展望-松本金壽編:牧書店
44歳(1951)高木貞二「大学入学者の選抜方法に関する実証的研究」心理学研究第21巻第3・4号
45歳(1952)心理学研究第22巻第4号/高木貞二・続有恒「進学適正検査・学力検査及び論文式学科試験の過去及び将来」心理学研究第23巻第1号/「先天性盲人の開眼手術後における視覚体験」児童心理と精神衛生』第2巻第4号/「触覚と盲生活」盲心理-文部省大学学術局職員養成課/「知的生活」盲心理-文部省大学学術局職員養成課
46歳(1953)島津一夫「実体鏡による奥行知覚にあらわれる個人差」最近心理学の諸問題千輪浩先生還暦記念論文集/中島昭美「重さ弁別に対する大きさ要因の影響」心理学研究-第24巻第2号/「触運動知覚に関する一つの問題」日本心理学会第17回大会次第書-黒木総一郎/「皮膚覚及自己受容器系知覚」実験心理学提要-第3巻高木貞二、城戸幡太郎監修:岩波書店

第二巻

47歳(1954)中島昭美「触覚的定位実験にあらわれる関節錯覚の検討」心理学研究-第25巻第1号
48歳(1955)中島昭美「盲聾唖者の“障害物感覚”」日本心理学会第19回大会発表資料プリント集/中島昭美「触覚的定位実験にあらわれる関節錯覚の検討(続)」日本心理学会第19回大会発表資料プリント集』
49歳(1956)田中良久・中島昭美・瀬谷正敏「絶対判断における先行経験の影響(1)」日本心理学会第20回大会発表論文抄録/田中良久・中島昭美・瀬谷正敏「絶対判断における先行経験の影響(2)」日本心理学会第20回大会発表論文抄録/「盲聾唖者の統制的発音学習(その1)」日本心理学会第20回大会発表論文抄録』 /中島昭美「盲聾唖者の統制的発音学習(その2)」日本心理学会第20回大会発表論文抄録
50歳(1957)田中良久・中島昭美・瀬谷正敏「絶対判断に及ぼす先行経験の影響(3)」日本心理学会第21回大会発表論文抄録/「盲聾者の統制的発音学習(その3)」日本心理学会第21回大会発表論文抄録/「知覚の一般的力学-問題の外観」現代心理学の展望-矢田部達郎、園原太郎監修:角川書店
51歳(1958)「盲聾者の統制的発音学習(その4)」日本心理学会第22回大会発表論文集
52歳(1959)「盲ろう者における指字通信」日本心理学会第23回大会発表論文抄録
53歳(1960)”Studie in the learing of language cpmunications by the deaf-blind”文化系学会連合編集研究論文集』第11巻
54歳(1961)「盲聾二重障害者における言語行動形成についての心理学的研究」博士論文
55歳(1962)「盲聾二重障害者に対する言語学習法および社会行動学習法」昭和36年度文部省科学研究費による研究報告集録(人文編)
56歳(1963)「盲聾二重障害者に対する言語学習法および社会行動学習法」昭和37年度文部省科学研究費による研究報告集録(人文編)/鳥居修晃「先天盲の開眼手術後における知覚体験について」日本心理学会第27回大会発表論文集/阿部早苗「盲聾二重障害者の数行動(1)」日本心理学会第27回大会発表論文集
57歳(1964)「盲聾二重障害者における高次記号体系の形成」昭和38年度文部省科学研究費による研究報告集録(人文編)/鳥居修晃「先天盲の開眼手術後における形の把握」日本心理学会第28回大会発表論文集/井上早苗「盲聾二重障害児の数行動(2)」日本心理学会第28回大会発表論文集
58歳(1965)「盲聾二重障害者における高次記号体系の形成」昭和39年度文部省科学研究費による研究報告集録(人文編)/鳥居修晃「先天盲における触運動的な形の知覚」日本心理学会第29回大会発表論文集/井上早苗「盲聾二重障害児の数行動(3)」日本心理学会第29回大会発表論文集
59歳(1966)鳥居修晃・木村允彦「盲聾二重障害児における触運動的な形の知覚」日本心理学会第30回大会発表論文集/鳥居修晃「先天性盲人における開眼手術後の視覚的弁別の成立」日本心理学会第30回大会発表論文集
60歳(1967)中谷和夫・上村保子「先天性盲人における開眼手術後の視覚的弁別の成立(続報)」日本心理学会第31回大会発表論文集/「言語行動の系譜」言語(東京大学公開講座9)-東京大学出版会/「光なき子のパターン認識」ことばの宇宙-1967年7月号:ラボ教育センター
61歳(1968)「水晶体後線維増殖症による盲乳幼児の生活訓練についての覚え書き」教育科学セミナリー』創刊号/「野生児の問題」現代の心理学の歩み:三和書房
62歳(1969)「視覚欠陥者の教育心理学的研究」昭和42年度文部省科学研究費による研究報告集録(社会科学編)/鹿取広人・上村保子「盲人における幾何学的形の弁別と工作」日本心理学会第33回大会発表論文集
63歳(1970)河内十郎「盲ろう二重障害者の文字言語行動の形成についての一研究」日本心理学会第34回大会発表論文集/「盲ろう児の言語行動の形成」言語の科学-2号:東京言語研究所
64歳(1971)「盲人の画」教育月報-1月号:神奈川県教育委員会
66歳(1973)鳥居修晃「開眼手術後における形・事物・距離の知覚」日本心理学会第37回大会発表論文集

第三巻

67歳(1974)”Formation of verbal bahavior of deaf-blind children”20th International Congress of Psychology Keynote Lecture.(Tokyo)/「盲聾児の言語行動の形成」上記基調講演日本語原稿/「重度・重複障害者の教育のあり方」特殊教育-4号:東洋館出版社 /”What education for the severely – and / or multiple -handicapped should be”First International Congress for the Study of Child Language.配付資料(譚恵江訳)
68歳(1975)Torii.S & Uemura.Y”Postoperative formation of visual perception in the early blind”Psychologia-18巻3号
69歳(1976)「随想-ある説話から」精神薄弱児研究-1976年9月号/「心理学的行動図」重複障害教育研究所研究紀要-創刊号/「心理学的行動図(補注)」重複障害教育研究会第5回全国大会要項(1977)”The psychological map of behavior”.First International Congress for the Study of Child Language.配付資料(譚恵江訳)
70歳(1977)「心理学的行動図研究協議」重複障害教育研究会第5回全国大会講演記録/「所感」財団法人重複障害教育研究所会報- 2号/「各種障害事例における自成信号系活動の促進と構成信号系活動の形成に関する研究」『教育心理学年報-17集
71歳(1977)「国立久里浜養護学校有志に招かれてのお話」1977.12.26講演記録/「行動体制と信号系」1978.3.11講演記録(冒頭部分付属テープ収録)/「行動体制と信号系」1978.3.18講演記録/「特殊教育100年に際して」特殊教育100年記念岩手県大会講演記録/「行動体制の分化および高次化のための輔生法」重複障害教育研究会第6回全国大会講演記録/”The organization of behavior and sign system activity : the use of psychological assistance for the formation of verbal system of the deaf-blind”First International Congress for the Study of Child Language Keynote Lecture.(Tokyo)/「行動体制と信号系活動-盲聾二重障害児の言語信号系の形成に関する心理学的輔生工作」上記講演著者以外による和訳
72歳(1978)譚恵江「Y.A., N.A., Y.K., K.T., T.Z.についての教育実践要録」重複障害教育研究会第7回全国大会-通所指導に関する論集-その2/「初心忘るべからず」財団法人重複障害教育研究所会報-4号
73歳(1980)「我慢」財団法人重複障害教育研究所会報-5号
74歳(1981)「行動体制と信号系-S.Y.C.P.について-」重複障害教育研究会第9回全国大会講演記録/「シャカに説法」財団法人重複障害教育研究所会報-6号
75歳(1982)「順応変換」日本の心理学+日本の心理学刊行委員会編:日本文化科学社/「盲人における触・図的信号系活動」学士院第1部会報告原稿/「宮殿内お茶会講演」1982.6.14講演原稿
76歳(1983)「偶感断片」財団法人重複障害教育研究所会報-8号
78歳(1985)「公開研究会記録」横浜国立大学付属養護学校研究会記録/「盲ろう者における信号系活動」学士院第1部会報告原稿
80歳(1987)「元良先生と心理学」日本心理学会第51回大会記念講演原稿(付属テープ収録)
81歳(1988)鳥居修晃・上村保子「開眼手術後の初期段階における早期失明者の信号系活動」基礎心理学研究-6巻2号/「生命活動体系における自己調整機能と信号系活動-盲ろう者に自発した特殊様式の言語系活動-」日本学士院紀要-第44巻第1号
83歳(1990)鳥居修晃・上村保子「早期失明者の開眼手術後における信号系活動(1)」基礎心理学研究-8巻2号
1991 鳥居修晃・上村保子「早期失明者の開眼手術後における信号系活動(2)」基礎心理学研究-9巻2号
1993 鳥居修晃・上村保子「早期失明者の開眼手術後における信号系活動(3)」基礎心理学研究-12巻1号
1992 服部四郎「追悼の辞」日本学士院紀要-第46巻第1号

担当編集者から

天才である。実践的心理学者梅津は講演の中で「重複障害をもつ子どもを前に手をこまねいて見ているしかない自分の不甲斐なさが学問の始まりでした」と言っている。墓石にはただ「休」の一字。[-三浦-]

 

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〔品切重版未定〕