インド・まるごと多聞典

インド・まるごと多聞典

  • 矢萩多聞/2002年3月
  • 2381円(本体)/A5判・448頁

日本の学校にさようなら。インドが僕の学校だった― コミュニケーションの秘密にふれるスリリングな対談集。そこここのコミュニケーションをおもしろく。若き芸術家が、映画監督、詩人、ミュージシャン、農夫、教師、作家など10人の気になる人たちと「生きる」について、まじめにおかしく語り合う。
(ISBN 4921146241)

推薦の言葉

字を読んでいるんだけど、顔が見える、声が聞こえる、体温を感じる、自分もその場にいるみたい。こんな生き生きした言葉、久しぶりだ。
―谷川俊太郎(詩人)

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浅野哲哉
牛糞からインドが分かる/ペットボトルと飲料水/デリーの空は赤かった/左手は糞、右手はカレー/日本の皆様へ。ここは美味い/タンドリーチキンとビールは邪道/インド食堂目利きの第六感/油断大敵北インド。ホッとする南インド/自分らしい旅をみつけたい/自分に戻れる国/空飛ぶ牛糞―インドはこの星の胃袋だ
次郎丸章
たまたまでじゅうぶん/最初よくわからなかったインド映画/『ウペンドラ』―暴走か独走か/東洋と西洋、古典と現代/インド映画づくりへの責任/グル・ダット―この世を燃やしてしまえ/音楽はいつもそばにあった/インスパイアの連鎖/浄水器とインターネット・カフェ/目を開けて共有できる夢
A.R.ラフマーン
わたしの挑戦/ひとりとして同じ人間はいない/いままでにない声を聴いた/祈りがなければ音楽は生まれない/一曲つくったら、気持ちはもう次の曲/インド、完全なる不完全
ウペンドラ
塩より美味いものはない/映画は私自身の子どもだから/映画の中の自分こそリアル/メンタリティは日本人と似ている/クローズド&アドバンスト・カントリー/しあわせのバランス
松沢靖
出会いから映画配給まで/四十三年ぶりのインド娯楽映画/ローカル・ローテク・ローコスト/「デカン高原」。付けたかったんですよ/僕が探したのはこれだ/マイナーだけど面白い/ガンジャよりかっ飛べる/お釈迦さまとナーガールジュナ/インドの地下を掘っていくと…/やっぱりインドはやばい
樋口薫
初めて出会った頃/布との出会い/木と出会ってつくりはじめたもの/ずっと好きであり続けることって/つまっちゃったらやめちゃう/いつもふだん着の自分でいたい/暮らしの中の着物/分からないもうひとつの答え
シルチョフ・ムサボリスキー
なにも生みださない仕事が増えてきた/子どもの空想ではなくふつうに想うこと/自分のは嘘だから基本的に価値はない/コカ・コーラをつくってみたい/料理は無条件に人を楽しませるね/いま、夢はないんだよね/話して分からないことがある/お金の使い方について/じゃ、お前なにしているんだ?/それって悲しくない?/カフェは想像の中で楽しむだけ/ぼくには夢があるんだけどなぁ/地面の上で暮らしている/学校って行かなくてもいいの?/描く前に感じることがないと/どこまでも行ける、なんでもできる/自分以外のひとも主人公
鈴木康弘・知美
その先の見えない橋へ飛びだすまで/エコロジーとエゴロジー/俺たちはやっぱり日本人だよ/カセットテープと木の十字架/仙人とか世捨て人にならない/企画屋百姓のサジ加減/染み出したいねぇ。花になりたい/自分を開くということ/人間はなにも作らない/米の神さまを残したい/ネットで人の心を開くのは難しい?/トマトを齧りながら石と話せる時間を/祖国であり素国なんだ/明日が楽しみなんて幸せ者
石井博
わからないことを増やしていく/想像することの楽しさ/本気でその言葉を言えるのか?/こいつはおもしれえやつだ/結局は人と人/いっしょにスタートボタンを押そう/子どもは考えることが好き/直にふれる/オトナは信用できないの?/コミュニケーションは空気を読む/コミュニケーションと学校/「とりあえず仲間」という意識/何を話したらいいのか分からなかった/辞めようと思ったときもある/誰もよく分からないレッテル/いのちの時間を考える/日常の隙間にもうひとつの眼/なんで「夢」は臭くなったんだろう/自分を分かって/「ゆとりの時間」のために忙しくする/インターネットとメールと文章/結局、子どもは遊びたいんです/先生はたくさん嘘をつきます/言葉と文化をもう一度学びたい/本当に感動していないと伝えられない/「いい?ダメ?」でなく「好き?嫌い?」/牛と、豚と、人間と/触れる 還る 淡々と…/夢がたくさん生まれるといいなぁ
おわりであり、はじまりであり

著者|author

矢萩多聞(やはぎ・たもん)
1980年、横浜生まれ。90年から毎年インド、ネパールを旅する。95年インスピレーションを得て、ペンによる細密画を描きはじめる。同年より毎年、横浜、銀座などで個展を開催。2000年、日印ポータルサイト「indo.to」をオープン。ウェブデザイン、企画、編集を手がける。現在、南インド・バンガロールと日本に暮らす。
矢萩多聞の世界「TAMONOLOG

 

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衣笠澤子の世界―押花・野の花の饗宴

衣笠澤子の世界

押花・野の花の饗宴

  • 衣笠澤子/2002年3月
  • 2381円(本体)/A4判・72頁

芸術に魅せられた類まれな才能が「押し花作品集」として結晶化した。どの作品も見るものの心を和らげる。寺に嫁いだ時間のなかで熟成された作品は独特の陰影と安らぎを創造している。
(ISBN 4921146438)

著者|author

衣笠澤子(きぬがさ・さわこ)
1930年岡山県に生まれる。幼少より筝曲、仕舞、書道、茶道等をたしなむ。普門院住職と結婚後、子育てをしながら音楽・書道・手芸教室を開く。病に倒れた後も芸術への思い絶ちがたく、押し花をはじめ、染色、俳画、刺繍、ポーセラーツなど精力的に創作を続けている。

担当編集者から

作者の衣笠さんはとてもチャーミングな女性。寺に嫁いでからの精神の遍歴が押花作品となって開花した。「お母さんの押花を見ると元気が出る」とのお嬢さんの印象を誰もが持つと思う。[-三浦-]

 

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青い目のお人形―横浜に舞い降りて

青い目のお人形

横浜に舞い降りて

  • ささきやすえ/2002年2月
  • 1000円(本体)/変形判・上製

あたりのすべてを隠してしまう
なんだか悲しい色でもあります

あなたは白に隠れたままで
息をひそめてうずくまり
次の季節を待つのでしょうか

季節の移ろい、人や物との出会い・別れをイメージ豊かに活写。女性であることのせつなさ、あふれる思いのおもむくところ―
(ISBN 4921146454)

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風―秋から冬へ

著者|author

ささきやすえ
横浜市在住。身近な出来事に触発されて浮かんでくる言葉を大切にしたいと考え、数年前から書きためた詩、散文が段ボール一箱分にも。本書が処女詩集。

担当編集者から

しゃれたお店のオーナー、ささきさん。お会いするときの楽しみの一つは、その日のファッション。いつもキメてます。(山)

 

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戦前 感化・教護実践史

戦前 感化・教護実践史

  • 佐々木光郎・藤原正範/2000年12月
  • 4800円(本体)/四六判・624頁

明治期から昭和初期にかけての感化院、少年教護院。これらの施設での生活指導、教育が真の意味で子供たちを「教え、育てる」ものであったことを詳述。教育の荒廃が叫ばれる今日、子どもたちとかかわる原理を問う、日本ではじめての実践史。
(ISBN 4921146187)

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序―よみがえれ、子どもたち― 藤原正範
第一編 備作恵済会感化院の組織と実践―会報分析を通して 藤原正範
第一章 備作恵済会研究の意義
第二章 前史
第三章 備作恵済会感化院の誕生と尾崎善藏主事による運営
第四章 備作恵済会感化院の実践に影響を与えた外的要因
第五章 備作恵済会感化院の発展と山田貞芳感化院長
第六章 まとめ
第二編 香川県斯道学園の「観察録」に見る明治期の感化実践 藤原正範
はじめに
第一章 香川県における感化院の設立
第二章 感化院長田村亀四郎と職員
第三章 吉川亀四郎の家庭学校生徒観察録
第四章 香川県斯道学園の「観察録」
第五章 まとめ
第三編 明治期から昭和前期の感化実践史 佐々木光郎
はじめに
第一章 創設から明治末期の感化実践
第二章 大正期の感化実践
第三章 昭和期の感化実践
おわりに
第四編 少年教護法下の少年教護実践史(全国) 佐々木光郎
はじめに
第一部 教育擁護の模索と試行
第一章 少年教護院の誕生
第二章 少年教護の基礎固めと模索
第三章 家庭生活
第四章 学科、実家の指導
第五章 仮退院と院外教育
第二部 戦時体制化の少年教護実践
第一章 変わらぬ子どものすがた
第二章 教護実践の変容
第三章 家庭寮の生活の変容
第四章 子どもたちの戦争
第五章 物資の不足と食料の増産
第六章 決戦非常時の措置
第三部 終戦後の浮浪児等の保護
一 非行児
二 浮浪児の収容
三 日課・職員態勢の継続
おわりに
付録 朝鮮・台湾(当時)におけう教護実践
一 朝鮮総督府永興学校
二 台湾総督府成徳学院

著者|author

佐々木光郎(ささき・みつろう)
藤原正範(ふじわら・まさのり)

(ともに家庭裁判所調査官)

担当編集者から

秋田出身の佐々木さんと岡山出身の藤原さん。学会などで顔を合わせ、熱く語り合うなかで生まれたのが本書。全然違うタイプながら、共通するのは酒好きなこと、かな。[-山岸-]

 

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魚と水―ある天才宗教家霊的体験の記録

魚と水

ある天才宗教家霊的体験の記録

  • 勝又正三 著・瀬上正仁 編/2001年12月
  • 2500円(本体)/四六判・272頁

いま明かされる天才宗教家・勝又正三の驚異の前半生。師が亡くなって21年。敬愛する人が後を絶たない。『ユング自伝』にも匹敵する興味尽きない稀有の記録は、真実のみが持つ迫力に満ちている。著者の愛弟子・瀬上正仁氏の、詳細にして愛情あふれる解題付。
(ISBN 492114642X)

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著者・序
編者・序
第一章 求神録
人間の本能は神を求める/光る玉/天理教会の大祭日/聖書との出会い/スウェーデンボルツとサンダー・シング/光の柱/自殺未遂/最初の幻/わが師、わが友/二つの異象/発心、そして挫折/謎の樵、そして新たなる旅立ち
第二章 「いのち」を求めて(筑波山修験道入門)
筑波山へ/新義真言宗 千日道場/しどきのゴマ和え/入山~最初の入門試験/(付)「雷神」の意義/蝦蟇の岩戸~この命、何ものぞ/第二の入門試験/竹馬の蝦蟇と滝夜叉姫/天地創造の第三日/天使の守護/天狗さんと味噌/筑波仙人/弘法大師直筆の秘巻と禅問答/問答に勝って/第三の入門試験終わる/死の決定/勘当息子/二銭銅貨~我、いのちを見たり/愛の芸術/人はパンのみにて生きるにあらず/水瓶宮時代の黙示
第三章 道に在りて、悟りに非ず(筑波山麓修行日記)
序/一、杖と袋と聖書/二、筑波仙人の死/三、水風呂/四、木賃宿の思い出/五、嵐の夜の奇跡/六、ふとまにのまにまに/七、愛は死線を越えて/八、道に在りて、悟りに非ず
第四章 日本の国を導き給う神(中部千島派遣、勲部隊の奇跡)
大東亜戦争/二度目の召集と「日蓮丸」の悲劇/釧路から中部千島へ/勲部隊と佐野虎太師団長/戦争の行方/神と語る/大亀と白滝/(付)現代文明への警告/終戦の預言/転進作戦/暗殺計画/嵐のオホーツク海へ/稚内神社に籠もる/ソ連参戦の預言/神響とどろく/八月一五日 終戦/新道に隠れたる真神
解題
勝又正三師の戦争体験/勝又正三師の後半生/勝又正三師のスウェーデンボルグ神学/勝又正三師の「日本・ユダヤ同祖論」/スウェーデンボルグのユダヤ・キリスト教史観/スウェーデンボルグの「古代教会」の教説と日本の神道/日本の宗教史におけるスウェーデンボルグ神学の伏流
おわりに

著者|author

瀬上正仁(せのうえ・まさひと)
昭和29年宮城県塩釜市生まれ。現在、上杉にある宮城中央病院の副院長。高校時代から神道家の勝又正三師に師事し、師亡き後は「魚と水の会」を「愛光会」と改称して継承。医業のかたわら神道を主体とした東洋思想とスウェーデンボルグ神学との関連を調べている。JSA(日本スウェーデンボルグ協会)運営委員。

担当編集者から

『明治のスウェーデンボルグ』の著者、瀬上正仁氏が師、天才宗教家勝又正三の前半生をまとめた。火の玉のエピソードからして凄い![-三浦-]

 

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小出楢重―光の憂鬱

小出楢重

光の憂鬱

  • 小出龍太郎/2001年12月
  • 2200円(本体)/四六判・上製・194頁

祖父が絵をのこし、孫が文をかいた。爽やかな共作に立ち会った。ドイツ文学者 池内 紀
二重性の魔力に満ちた近代洋画界の鬼才、小出楢重。画家の人生と創作の秘儀を孫が解き明かす。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 4921146349)

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第一章 絵描きいうもんは、自分の描きたい思て描いた絵を買うてもろてんねんから、まあ、言うたら自分のウンコを買うてもろてんのと同じや
第二章 然し乍らパリーの美術は実にだめだよ。巴里で絵を習ってゐる奴の気が知れないよ
第三章 顔というやつはねえ、妙に性格的な連想を呼び起こして僕の制作を乱して困る
第四章 お金の無いこと恐れることあれへん。お金無いから いうて騒いだり喧嘩したりすんのは俗人のすることや
第五章 芸術というもんは、あんまり「げんかい」なもんはあかんのよ…、楢重はんも、そないよう言うてはった(妻・重子)

著者|author

小出龍太郎(こいで・りゅうたろう)
京都外国語大学フランス語学科卒業(専攻:フランス文学)、京都外国語大学大学院フランス語学科修士課程修了(専攻:モーパッサン研究)、浪速短期大学/ 大阪芸術大学非常勤講師、浪速短期大学教養課程専任講師を経て、浪速短期大学(現大阪芸術大学短期大学部)助教授就任。主な著書に『聞書き小出楢重』(中 央公論美術出版)、『文学』(浪速短期大学通信教育部)。

担当編集者から

小出先生2冊目の本ということもあって、編集作業はスムーズに。和田誠さんの装丁も3冊目。和田さんとも少しずつ打ち解けてきたような…。(山)

 

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アメリカ女子高等教育史―その成立と発展

アメリカ女子高等教育史

その成立と発展

  • 村田鈴子/2001年11月
  • 2500円(本体)/四六判・216頁

制度成立の歴史的事実と、そこに登場する先駆的教育者たちの果たした役割を追いかけるはじめての書。アメリカ女子高等教育の成立から発展までを通覧する。
(ISBN 4921146365)

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第一章 植民地時代の女子教育
第二章 女子中等教育
第三章 女子教育の先駆者たち
第四章 19世紀における女子高等教育
第五章 女子高等教育の発展
第六章 第二次世界大戦後の発展
第七章 1980年代から1990年代にかけての発展
第八章 女子大学の存在意義

著者|author

村田鈴子(むらた・すずこ)
1930年京都生まれ。奈良女子大学文学部卒業後、京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。現在、龍谷大学国際文化学部教授。群馬県立女子大学名誉教授。
著書に『私学と女子教育』(昭和堂)、『アメリカの教育』(信山社)など。

担当編集者から

女性の著者ならではの綿密な下調べ。地道だがいい本になった。[-内藤-]

 

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教育亡国を越えて

教育亡国を越えて

  • 小野四平/2001年10月
  • 2200円(本体)/四六判・292頁

日本の学校に再生の道はあるか―教育哲学者・林竹二は生前、日本の学校は水俣の海になってしまったと喝破した。林と共に大学改革に身を挺し、学問とは、教育とは、学校とは何かを真摯に問い続けてきた著者が、林の悲願にこたえるため、ひたすら前進することを願った渾身の回答!
(ISBN 492114639X)

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「教師の教師たちの学校」で
子どもが見えなくなってしまった
教師もふりまわされていた
もはや「学校病理」ではない
もう「学校解体」が始まっている
「学校」が喪ってきたもの
「教育大学」は必要なのか
「教育亡国」の淵から
「仕事への愛と生徒への愛とを」

著者|author

小野四平(おの・しへい)
1933年、宮城県生まれ。東北大学文学部中国文学科を卒業。宮城教育大学教授を経て、現在は奥羽大学文学部教授。文学博士。
著書・訳書に『中国近世における短編白話小説の研究』(評論者)、『韓愈と柳宗元 唐代古文研究所説』(汲古書院)、『小百合花園・園丁ノート』(白帝社)など。

担当編集者から

故・林竹二の名著『教育亡国』の衣鉢を継ぐ労作。この国における学校教育の現状と問題点をつぶさに描き、混沌を越え出る方策を模索している。[-三浦-]

 

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現代日本語モンゴル語辞典

現代日本語モンゴル語辞典

  • 橋本勝、エルデネ・プレブジャブ/2001年10月
  • 15000円(本体)/A5判函入り・460頁

現代モンゴル語を知るための必須アイテム!! これまでの蒙日辞典を補完する初の本格的日蒙辞典これぞモンゴル語辞典の「新明解」。ユーモア溢れる楽しい例文。見出し語18000語。日蒙辞典としては最大の語彙数。見出し語に関連したフレーズ、熟語(イディオム)を必要に応じ記載。現在よく使用される外来語や俗語などをも併録。モンゴルへの最大の経済支援国・日本の図書館必備図書!
(ISBN 4921146330)

推薦の言葉

長いこと待ち望んでいたものです。魅力にみちたモンゴルの、さらにたくさんのことを吸収する強力な味方を得ました。
―椎名誠(作家・映画監督)
時宜にかなった出版。現代日本語をモンゴル語に翻訳するすぐれた辞典。学生・研究者必携の書。
―小澤重男(東京外国語大学名誉教授・日本モンゴル学会前会長)

担当編集者から

プレブジャブ先生帰国前に完成させるため、下版前の一カ月は休日返上。帰国日前日、ギリギリで橋本先生宅納本。フライト当日、橋本先生からプレブジャブ先生に手渡し。プレブジャブ先生、大喜びで搭乗とのこと。あー、よかった。[-山岸-]

 

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「IT革命」講義

「IT革命」講義

  • 能塚正義・川村洋次 共編/2001年10月
  • 1800円(本体)/A5判・302頁

高められた情報力により、人と人との関係が変わりはじめた。いま、新しいステージへ。図とホームページ画面でイメージ豊かに解説!
(ISBN 4921146381)

目次|indexs

第1部 「IT革命」とは何か
第1章 IT革命の発展と社会の変化 川村洋次
第2章 「IT革命」の主役、インターネット 能塚正義

第2部 ITによる経営システムの革新
第3章 ITによる企業情報システムの革新 能塚正義
第4章 ITによる企業間取引の革新―BtoBの拡大― 能塚正義
第5章 ITによる物流システムの高度化 金井優枝
第6章 生き残りをかける中小企業 深瀬澄
第7章 ITによる企業―消費者間取引の革新―BtoCの拡大― 川村洋次
第8章 インターネット銀行の登場 川村洋次
第9章 ITによるコンビニ革新 金井優枝
第10章 新しい情報サービス産業の台頭 川村洋次
第11章 ITによる企業マネジメントの革新 能塚正義
第12章 ナレッジ・マネジメントの展開 川村洋次

第3部 経営システムを支援する社会経済システムの課題
第13章 政府のIT施策と「知識創発型社会」 東郷久
第14章 地域におけるITの活用 能塚正義
第15章 学びと教育におけるITの活用 能塚正義
第16章 電子商取引関連法の現状と課題 木村惇
第17章 消費者保護の現状と課題 木村惇
第18章 「IT革命」と私たち―「IT革命」をどう見るか― 能塚正義

著者|author

川村洋次(かわむら・ようじ)
1960年生まれ。大阪経済法科大学経済学部助教授。
能塚正義(のうづか・まさよし)
1947年生まれ。大阪経済法科大学経済学部教授。

担当編集者から

装画は長野亮之介さん。IT革命の根底にあるのは「人と人とのふれあい」であることを表現してもらいました。[-山岸-]

 

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