法華経諺解 上―ハングル訳注、法華経要解

法華経諺解 上

ハングル訳注、法華経要解

  • 河瀬幸夫・金 星周(訳)/2017年4月
  • 6500円(本体)/A5判上製384頁
  • 装丁:桂川潤

中・近世の東アジア漢字文化圏における『法華経』理解の精髄。
一四六三年、朝鮮王朝の時代に刊行された『妙法蓮華経』中の『法華経』と北宋の戒環著『法華経要解』の中世韓国語による翻訳文と夾注の日本語訳。本邦初訳!
(ISBN 9784861105494)

目次|contents

『法華経諺解』序文
東国大学校国語国文学科名誉教授 金英培
『法華経諺解』序文[翻訳文]
解題 ハングルの創制と仏典の諺解
霊山会釈迦説法図
進妙法蓮華経箋 尹師路
雕造官名簿
妙法蓮華経弘伝序 釈 道宣 述
妙法蓮華経要解序 沙門 及南 撰
妙法蓮華経 巻一
開釈科
序品 第一
方便品 第二
妙法蓮華経 巻二
譬喩品 第三
信解品 第四
妙法蓮華経 巻三
薬草喩品 第五
授記品 第六
化城喩品 第七

著者|author

河瀬幸夫(かわせ・ゆきお)
1945年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了、私立横須賀学院高校国語教員退職後、ソウルの東国大学校大学院仏教学科修了。主な著書に、『釈譜詳節』上・中・下巻(すべて春風社)がある。

金星周(キム・ソンジュ)
1965年、慶尚南道統営市生まれ。東国大学大学院国語国文学科修士、同大学院博士課程を修了。文学博士。韓国技術教育大学校文理閣研究教授などを経て、現在、東国大学校国語国文学科大学院講義専担教授。主な著書に『韓国語の使役』がある。

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教えることの哲学

教えることの哲学

  • ジョン・パスモア(著)/小澤喬(訳)/2017年5月
  • 4100円(本体)/A5判上製468頁
  • 装丁:長田年伸

教育学・分析哲学の両分野に一石を投じる!
多義的で曖昧な「教育」(education)という概念を退け、「教える」(teaching)という営みそのものを哲学的に探究する。国語教育や性教育における応用例も提示。
(ISBN 9784861103766)

目次|indexes

Ⅰ 論述のプログラム
第1章 教えることの哲学へ向けて
第2章 教えることの概念
Ⅱ 教えることの基本原理
第3章 さまざまな能力を発達させる
第4章 情報を獲得する方法を教える
第5章 情報を教え伝える
第6章 情報とさまざまな能力
第7章 さまざまな習慣を養う
第8章 想像力を涵養する
第9章 批判的であることを教える
第10章 気を配り、注意深く学ぶことを教える
第11章 理解することを教える
Ⅲ 教えることの哲学―実地への適用
第12章 英語教育を検討する
第13章 性教育

著者|author

ジョン・パスモア(John Passmore)〈1914-2004〉
オーストラリアの哲学者。20 世紀後半に英語圏の哲学において数々の重要な著作を残す。主な著作に『ここ百年の哲学』A Hundred Years of Philosophy〈1957〉、『科学とその批判者たち』Science and Its Critics 〈1978〉等。

訳者|translator

小澤喬(おざわ・たかし)
東京理科大学名誉教授。英文学、哲学専攻。
共訳書に、クリアンス・ブルックス『現代英米文学にみる神の問題』(リーベル出版)、共著に『イギリス文化事典』(丸善出版)等。

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哲学 はじめの一歩 働く

哲学 はじめの一歩 働く

  • 立正大学文学部哲学科(編)/板橋勇仁、木村史人、竹内聖一、田坂さつき(著)/2017年3月
  • 1500円(本体)/四六判並製126頁
  • 装丁・レイアウト:矢萩多聞

〈哲学すること〉のきっかけは、いろんなところにひそんでいる。
仕事、芸術、身体障害、お金の4つのテーマを切り口に
「働く」ことを考える、高校生・大学新入生のための哲学入門。
(ISBN 9784861105425)

目次|indexes

序(竹内聖一・木村史人)
人はなぜ働くのか(竹内聖一)
働くことにとって芸術とは何か(板橋勇仁)
「働く」と「働き」(田坂さつき)
宝くじが当たったので、働くのやめます(木村史人)

同時刊行
哲学 はじめの一歩 楽しむ』(立正大学文学部哲学科 編)

好評既刊
哲学 はじめの一歩』(立正大学文学部哲学科 編)

 

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哲学 はじめの一歩 楽しむ

哲学 はじめの一歩 楽しむ

  • 立正大学文学部哲学科(編)/松永澄夫、村上喜良、村田純一、湯浅正彦(著)/2017年3月
  • 1500円(本体)/四六判並製126頁
  • 装丁・レイアウト:矢萩多聞

〈哲学すること〉のきっかけは、いろんなところにひそんでいる。
ファッション、人生、幸福、フィクションの4つのテーマを切り口に
「楽しむ」ことを考える、高校生・大学新入生のための哲学入門。
(ISBN 9784861105418)

目次|indexes

序(湯浅正彦)
服を着る、それとも楽しむ?(村上喜良)
人生を楽しむ(村田純一)
幸福について(湯浅正彦)
フィクションの楽しさを例に「楽しむ」ことを考える(松永澄夫)

同時刊行
哲学 はじめの一歩 働く』(立正大学文学部哲学科 編)

好評既刊
哲学 はじめの一歩』(立正大学文学部哲学科 編)

 

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朝鮮儒学の巨匠たち

朝鮮儒学の巨匠たち

  • 韓亨祚(著)・片岡龍(監・解説)・朴福美(訳)/2016年6月
  • 5500円(本体)・A5判上製・372頁
  • 装丁:桂川潤

21世紀を生きるための儒教の根源を求めて
儒学の本質を「生の技術」=「精神の偉大な作品(=人間)に関わる熟練した技術」ととらえる著者が、中国、日本の儒学と通底しつつ独自の発展を遂げた朝鮮儒学を、その巨匠たちの思想を辿りながら跡づける。
(ISBN 9784861105005)

目次|indexes

日本語版への序言
はじめに
16世紀 百花の庭園

1章 1554年 金剛山、若き栗谷とある老僧との対話
2章 退渓の『聖学十図』、朱子学の設計図
3章 南冥・曺植、刀を帯びた儒学者
17世紀 哲学的な激突とその深まり
4章 人物性同異論の論点と解き方
18世紀 上からの改革論
5章 君師正祖、再び朱子学を高く歌う
6章 朱子学と茶山、そして西学が分かれる所
7章 実学、或いはゆらぐ理学の城砦
19世紀 道学の守護者たち

8章 韓末の儒学の選択、抵抗または隠遁
20世紀 地球共同体に向かう夢
9章 恵岡・崔漢綺の気学
解説 朝鮮儒学の現代的意義
付録1 室名別号索引
付録2 人物生没年
付録3 朝鮮王朝歴代王一覧表
付録4 思想用語解説
付録5 成語出典表
本文索引

著者|author

韓 亨祚(ハン・ヒョンジョ)
韓国・東海岸にある盈徳郡江口面(慶尚南道)に生まれる。ソウル大学哲学科卒業。韓国精神文化研究院(現、韓国学中央研究院)、韓国学大学院、哲学博士。現在、韓国学中央研究院教授。専攻は古典漢学、哲学。
主な著書に『中高生のための古典成語講義』(文学村 、1997)、『韓亨祚教授の金剛教講義』全2巻(文学村、2011)など。韓国語への訳書に鎌田茂雄『華厳の思想』高麗院、1987年(原著は講談社1983年)などがある。

監修者|editorial supervisor

片岡 龍(かたおか・りゅう)
1965年、広島県生まれ。東北大学文学研究科准教授。専門は日本思想史・東アジア比較思想。早稲田大学卒業後、同大学院で東洋哲学を専攻。韓国・淑明女子大学講師などを経て現職。近年は特に東アジア発の公共哲学・生命思想に関心を深めている。
編著書に『日本思想史ハンドブック』(新書館、2008)、『公共する人間1 伊藤仁斎』、『公共する人間2 石田梅岩』(ともに東京大学出版会)などがある。

訳者|translator

朴福美(パク・ポンミ)
1943年、鹿児島県・山川生まれ。1994年韓国高麗大学校大学院・国語国文科碩士取得。埼玉県川口市で20年近く私的な韓国語教室を主宰している。
翻訳書に『新女性を生きよ』(梨の木舎、1999)(原書は朴婉緒『あのあふれていたシンアは誰が食べつくしたのか』ソウル・熊津出版1992年)がある。

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徂徠と崑崙

徂徠と崑崙

  • 末木恭彦(著)/2016年3月
  • 3500円(本体)・四六判上製・252頁
  • 装丁:桂川潤

江戸時代を代表する儒学者・荻生徂徠の学問とは?
儒学の紹介・祖述にとどまらず独自の儒学を構成し、後代に多大な影響を与えた徂徠と、弟子の一人である山井崑崙。二人の思想を対比的に捉えその核心に迫る。
(ISBN 9784861104947)

目次|indexes

1 荻生徂徠の論語観
2 荻生徂徠の聖人観―孔子聖人考
3 荻生徂徠の「学」解釈
4 『七経孟子考文』攷
5 山井崑崙の尚古思想
6 荻生徂徠の漢字認識
7 『七経孟子考文』凡例の考察
8 『論語徴』の君子像

 

 

著者|author

末木恭彦(すえき・やすひこ)
1952年生まれ。東京大学大学院中国哲学専門課程博士課程退学(所定単位修得)。東海大学教授を経て、現在駒澤大学総合教育研究部文化学部門教授。

 

 

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オール・アバウト・ラブ―愛をめぐる13の試論

オール・アバウト・ラブ

愛をめぐる13の試論

  • ベル・フックス(著)/宮本敬子・大塚由美子(訳)/2016年3月
  • 2300円(本体)・四六判仮フランス装・276頁
  • 装丁:長田年伸

全米ベストセラー、初の邦訳!
人種やセクシュアリティによる抑圧を批判し、消費社会のなかで
消費できないものと出会う歓びを訴える。

「この本はいかにして愛に戻るのかを語るものだ。愛の変容の力について
希望に満ち喜びにあふれた見方を提供しつつ、愛する技術について
根本的に新しい考え方を与えるものである。私たちが再び愛するために
しなければならないことを教えてくれる」(本文より)
(ISBN 9784861104923)

目次|indexes

はじめに
序章 恩寵―愛に触れて
第1章 明晰さ―愛に言葉を与える
第2章 正義―子ども時代の愛のレッスン
第3章 誠実―愛に忠実なれ
第4章  献身―愛を私の中に存在させよう
第5章 スピリチュアリティ―神聖なる愛
第6章 価値観―愛の倫理に従って生きること
第7章 貪欲―ただ愛せよ
第8章 共同体―愛と交わり
第9章 相互性―愛の核心
第10章 ロマンス―甘美な愛
第11章  喪失―生と死のなかで愛すること
第12章  癒し―あがないの愛
第13章  運命―天使が愛を語るとき
訳者あとがき
参考文献

 

著者|author

ベル・フックス (bell hooks, 1952-)
現代アメリカを代表する文化・社会批評家、思想家、教育者。
フェミニズム批評史における記念碑的作品となった
Ain’t I A Woman: Black Women and Feminism
(1981) 以来、毎年のように著作を発表している。
文化研究や思想(とりわけ視覚芸術、映画、音楽、ポピュラー・カルチャー)の領域で、
人種、ジェンダー、階級、セクシュアリティを論じる黒人知識人の代表的存在である。
現在、ケンタッキー州、ベリア大学アパラチア文化研究センター特別教授。

訳者|translators

宮本敬子(みやもと・けいこ)
西南学院大学教授。
専門はアメリカ文学・文化、アフリカ系アメリカ文学、ジェンダー・フェミニズム思想、トニ・モリスン。
著書に『アメリカン・ロードの物語学』(金星堂 2015 年)(共著)、
訳書にラルフ・コーエン編『世界文学史はいかにして可能か』(成美堂 2011 年)(共訳)。

大塚由美子(おおつか ゆみこ)
北九州市立大学・西南学院大学非常勤講師。
専門はアメリカ文学およびカナダ文学、女性作家研究、マーガレット・アトウッド研究。
著書に『マーガレット・アトウッド論―サバイバルの重層性「個人・国家・地球環境」』(彩流社 2011 年)、
訳書にコラル・アン・ハウェルズ他編『[ケンブリッジ版]カナダ文学史』(彩流社 2016 年刊行予定)(カナダ文学会訳・共訳)。

 

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思想家としての石橋湛山—人と時代

思想家としての石橋湛山

人と時代

  • 山口 正(著)/2015年12月
  • 3000円(本体)・四六判上製・414頁
  • 装丁:長田年伸

混迷の現代においてこそ省みられるべき、徹底した〈実践的自由思想家〉の全貌
『石橋湛山全集』の出版に携わり、湛山の多面性と東洋経済新報社史に精通する第一人者が論じる26編。
増田弘氏(石橋湛山研究学会会長)推薦!
「湛山の実像が「真実は細部に宿る」との信条をもって生き生きと描かれた好著」
(ISBN 9784861104725)
日本図書館協会選定図書

◆讀賣新聞(2016年1月17日)に書評が掲載されました。
評者は納富信留先生(慶應義塾大学文学部教授)です。
「日本が誇る哲人政治家」

◆「週刊東洋経済」(2016年2月20日)に紹介されました。

◆『自由思想』(2016年2月/第140号)に書評が掲載されました。
評者は浅川保氏(山梨平和ミュージアム―石橋湛山記念館理事長)です。
「『石橋湛山全集』編集者による、湛山研究の労作」

目次|indexes

はしがき
序章 石橋湛山の生涯
I 大正デモクラシーの思想的先導者
1    石橋湛山の「哲人政治」論
2    田中王堂の哲人主義
3    島村抱月の死と松井須磨子の自殺
4    石橋湛山と与謝野晶子
Ⅱ 「非帝国主義日本」の構想者
1    石橋湛山の大日本主義放棄論(異本)と三浦銕太郎の朝鮮自治論
①石橋湛山「日本は大日本主義を放棄す可し」
②三浦銕太郎「朝鮮に自治を与えよ」
2    石橋湛山の岩波茂雄への手紙
3    横手での石橋湛山と東洋経済
4    「婦選獲得同盟」七〇周年と石橋湛山
Ⅲ 激動する二〇世紀世界の洞察者
1    J・M・ケインズと石橋湛山
2    石橋湛山とケインズ(座談会)
3    ヒュー・バイアス『敵国日本』と「石橋=バイアス交驩報告」
4    英文誌の協力者シェーラー博士
Ⅳ 石橋湛山の思想とその評価
1    石橋湛山の自由主義とその歴史的評価
2    石橋湛山の真実とは
3   九条擁護論者、石橋湛山の平和思想
Ⅴ 石橋湛山研究の中から―書評と紹介
1    筒井清忠著『石橋湛山―一自由主義政治家の軌跡』
2    Liberalism in Modern Japan―Ishibashi Tanzan and His Teachers,1905-1960―, by Sharon H. Nolte(シャロン・ノルティ著『近代日本のリベラリズム―石橋湛山とその先師たち、一九〇五―一九六〇』)
3    姜克実著『石橋湛山の思想史的研究』
4    松尾尊兊著『民本主義と帝国主義』
5    川越良明著『横手時代の石橋湛山』
6    高橋哲哉著『靖国問題』
7    浅川保著『偉大な言論人・石橋湛山』
8    『石橋湛山全集』再刊と新第一六巻(補巻)について
付    松尾尊兊先生を憶う
終章 「現代を問う」思想家としての石橋湛山
初出一覧
あとがき
索引

 

著者|author

山口正(やまぐち・ただし)
1933 年、鳥取県生まれ。東京教育大学(現筑波大学)文学部哲学科卒業。1962 年、東洋経済新報社に入社後、石橋湛山全集編集部、東洋経済新報社百年史編纂室長等を経て1993 年退社。1997 年、石橋湛山記念財団評議員となり、機関誌『自由思想』編集に協力、現在に至る。

 

 

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姿を変えたキリスト―みなし子を育てたシスターたち

姿を変えたキリスト

みなし子を育てたシスターたち

  • 菊地章太(著)/2015年12月
  • 2200円(本体)・四六判上製・244頁
  • 装丁:桂川潤

「福祉」の原点を「宗教」に見いだす感動のドキュメンタリー
キリスト教が日本にもたらされて以来、「もっとも小さな人々」=子ども達を救うことに尽力してきたシスターたち。彼女たちの奮闘の足跡を横浜、神戸、岡山、長崎、天草の地域からたどる。
(ISBN 9784861104756)

 

目次|indexes

第一部 種を蒔く
第一章 キリスト教と孤児救済とのつながり
第二章 キリシタン時代にたがやされた土壌
第二部 種が芽吹く
第一章 横浜 ― 修道女会による活動のはじまり
第二章 神戸 ― 四人のフランス人シスターの奮闘
第三章 岡山 ― プロテスタント信者による活動の展開
第四章 長崎 ― 女部屋をきずいたキリシタンの末裔
第五章 天草 ― 西海のはての子部屋から
あとがき
引用文献
人名索引

 

著者|author

菊地章太(きくち・のりたか)
東洋大学教授。筑波大学卒業後、フランス・トゥールーズ神学大学高等研究院留学。著書に『奇跡の泉へ』(サンパウロ)、『ユダヤ教 キリスト教 イスラーム』、『葬儀と日本人』(いずれも、ちくま新書)、『悪魔という救い』(朝日新書)、『日本人とキリスト教の奇妙な関係』(角川新書)、『魔女とほうきと黒い猫』(角川ソフィア文庫)ほか多数。

 

 

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越境する哲学—体系と方法を求めて

越境する哲学

体系と方法を求めて

  • 村上勝三、東洋大学国際哲学研究センター(編)/2015年12月
  • 5500円(本体)・A5判並製・480頁
  • 装丁:矢萩多聞

学問分野の細分化が進む現代に必要な「思考」を探る
「方法」「体系」そして「翻訳」をキーワードに共有可能な知を展望する。
日・仏・独の研究者16 名による真摯な思索の軌跡。
(ISBN 9784861104787)

 

目次|indexes

第1部 普遍方法論の現在
第1章 存在論的無差別を絶つ【ジョスラン・ブノワ 大野岳史訳】
第2章 観念としての世界、実在する世界―哲学における「真のスキャンダル」をめぐって【エドゥアール・メール 大西克智訳】
第3章 方法としてのオートポイエーシス―体系とは異なる仕方で【河本英夫】
第4章 国際哲学研究の方法論をめぐって―「生活世界」を基盤にする国際哲学の方法【山口一郎】
第5章 現象学―間文化哲学の方法と道【ゲオルク・シュテンガー 稲垣諭訳】
第2部 方法による越境の試みとクロスセクションの技法
第6章 体系性と普遍性【村上勝三】
第7章 インド古代法の場合【沼田一郎】
第8章 中国古典文学の場合【坂井多穂子】
第9章 デカルト哲学の場合【村上勝三】
第10章 クロスセクションの技法【村上勝三】
第3部 発見の方法と翻訳の役割
第11章 移植、接ぎ木、異種交配―「実体」の迷路へ【中畑正志】
第12章 「思考」を翻訳することは可能か?―訳語としての「幸福」をめぐって【神崎繁】
第13章 三位一体論争におけるウーシアー/ヒュポスタシス概念の変容―東方カッパドキア教父を中心に【土橋茂樹】
第14章 中世イスラームにおける『諸学問の分類』と体系化の思想【竹下政孝】
第15章 西洋中世における神学の方法と体系化―ロンバルドゥス『命題集』への註解をめぐって【山内志朗】
第4部 理性の力と体系の取り戻し
第16章 ドイツ観念論における体系形成―近代哲学の超克に向けて【山口祐弘】
第17章 理由と経験―スピノザ『知性改善論』と方法【ピエール=フランソワ・モロー 渡辺博之訳】
第18章 デカルトにおける「方法」としての「マテーシス」―なぜ、今日、理性に踏み止まる力が求められるのか?【ドゥニ・カンブシュネル 大西克智訳】

 

編者|editor

村上勝三(むらかみ・かつぞ)
東洋大学教授。デカルト哲学。主な著書に『感覚する人とその物理学―デカルト研究3』(知泉書館、2009)、『知の存在と創造性』(知泉書館、2014)、『ポストフクシマの哲学』(編著、明石書店、2015)。

著者|author

ジョスラン・ブノワ、エドゥアール・メール、河本英夫、山口一郎、ゲオルグ・シュテンガー、村上勝三、沼田一郎、坂井多穂子、中畑正志、神崎繁、土橋茂樹、竹下政孝、山内志朗、山口祐弘、ピエール= フランソワ・モロー、ドゥニ・カンブシュネル(掲載順)

訳者|translator

大野岳史、大西克智、稲垣諭、渡辺博之

 

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