『『パターソン』を読む』の書評が『アメリカ文学研究』に掲載されました

日本アメリカ文学会『アメリカ文学研究』第57号(2021年3月)に、『『パターソン』を読む――ウィリアムズの長篇詩』(江田孝臣 著)の書評が掲載されました。評者は三宅昭良先生(東京都立大学)です。「『パターソン』はその内部構造もさることながら、細部の意味も理解しやすいとはいえない。他の諸作品との関係もひとりでつかむのは容易でない。本書はそうした困難を解消してくれるすぐれた指南書である」

 

『江戸の名主 馬込勘解由』が「大谷石文化が息づくまち宇都宮」で紹介されました

ウェブサイト「日本遺産 地下迷宮の秘密を守る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」(宇都宮市大谷石文化推進協議会)に、髙山慶子著『江戸の名主 馬込勘解由』図書紹介が掲載されました。「馬込家の当主は代々「勘解由」と名乗り、江戸の中心部である日本橋地域の町人地の名主を世襲で務めた。……宇都宮藩戸田家との関係が縁となり、十一代当主は明治時代に栃木県内で養蚕業(蚕種製造)を行い、綿糸や麻糸の製造も模索するなど、さまざまな殖産興業の事業に挑戦した」

本文は、以下リンクからご覧になれます。

◆「大谷石文化学」
8.明治前期における大谷石の東京市場開拓(1)
9.明治前期における大谷石の東京市場開拓(2)
10.明治前期における大谷石の東京市場開拓(3)

「大谷石文化学」連載による情報発信

 

 

『芦田恵之助の教育思想』の書評が『国語科教育』に掲載されました

全国大学国語教育学会『国語科教育』第89巻(2021年)に、山田直之著『芦田恵之助の教育思想――とらわれからの解放をめざして』の書評が掲載されました。評者は村井万里子先生(鳴門教育大学)です。「「硬直化」は、山田氏のいう「とらわれ」から起こる。もちろん「とらわれからの解放」への「とらわれ」も避けねばならない。……「生活即ち伝統」に足を着けて歩むことが、これからも大切なことで有り続けるだろう」

書評全文は、下記URLよりご覧になれます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/kokugoka/-char/ja

 

『江戸の黙阿弥』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3490号/2021年4月3日号に『江戸の黙阿弥――善人を描く』(埋忠美沙 著)の書評が掲載されました。評者は日置貴之先生(明治大学)です。「文学研究でも美術史研究でもなく、紛うことなき「演劇学」の手法によって黙阿弥という重要な作者に迫った本書の意義は大きい」

『江戸の黙阿弥』の書評が『週刊読書人』に掲載されました

『週刊読書人』2021年3月19日号に『江戸の黙阿弥――善人を描く』(埋忠美沙 著)の書評が掲載されました。評者は寺田詩麻先生(龍谷大学)です。「黙阿弥作品の作品論はこの何十年か、新たな方向性を模索し続けてきた。埋忠氏は本書で多くの資料を綿密に読み、あざやかに用いてこの困難を乗り越えた。今後、同時期の他の作者の作品や明治期の黙阿弥作品の読解に、本書で提示された氏の方法はどのように用いられていくのだろうか」

『先祖祭祀と墓制の近代』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3487号/2021年3月13日号に『先祖祭祀と墓制の近代―創られた国民的習俗』(問芝志保 著)の書評が掲載されました。評者は中筋由紀子先生(愛知教育大学)です。「近代日本にふさわしい国民的習俗として「つくりかえ」られた墓 多くの歴史的資料にあたり、モノ及び言説から明らかにする」

『アフリカにおけるジェンダーと開発』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3486号/2021年3月6日号に『アフリカにおけるジェンダーと開発―女性の収入向上支援と世帯内意思決定』(甲斐田きよみ 著)の書評が掲載されました。評者は金田知子先生(神戸女学院大学)です。「関係性に資力を注ぐハウサの女性たちの生活戦略」