キリスト教人格教育論―個人の尊厳を見つめて

キリスト教人格教育論

個人の尊厳を見つめて

  • 吉岡良昌(著)/2014年10月
  • 2300円(本体)/四六判上製・248頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

二十七年に及ぶ、キリスト教に基づく人格教育の探究と実践
すべての教育は個人の尊厳を基盤とするべきでありその実践にはキリスト教の人間理解と価値観が不可欠であることを、デカルト、内村鑑三、エリクソンらの主張に触れながら、歴史的に立証する。ミッションスクールの意義も問う提言の書。
(ISBN 9784861104176)

目次より|indexes

第Ⅰ章 日本における精神的機軸と人格教育
A 明治維新の精神的機軸の探求
・岩倉使節団による大事業
・森有礼の教育思想
・新渡戸稲造の人格教育…など
B 戦後日本の人格教育の課題
・ダグラス・マッカーサーの貢献
・教育基本法「人格の完成」の成立…など
第Ⅱ章 人格教育の原理と展開
A 人格教育の原理
・神のみが真の教育者である
・人格の定義:関係による存在
B 人格教育の展開
・デカルト哲学の教育的意義
・コメニウスの人格教育論
・エリクソン理論に基づく人格形成論…など

 

著者|author

吉岡良昌(よしおか・よしまさ)
1947年生まれ。教育学博士。東洋英和女学院大学人間科学部教授。著書に『キリスト教教育研究――信仰に基づく人間形成』(聖恵授産所出版部、1994)、『いのちを育む教育学』(春風社、2008)など。

 

 

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物語が始まるとき―共創教育の現場から

物語が始まるとき

共創教育の現場から

  • 青木幸子(著)/2014年9月
  • 1800円(本体)/四六判並製・226頁
  • 装丁:長田年伸

ドラマづくりによるコミュニケーションでより良い学校空間を共に創る!
不世出の演出家・竹内敏晴の影響を受け、高校・大学の授業にドラマ手法を持ち込んでいる熱血教師による、現場の記録。教師と学生が互いの人生を話し、聴き、ドラマづくりをする手法が学校空間を活性化してゆく。
これまでに実際つくったラジオドラマの脚本も併録。
(ISBN 9784861104152)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexs

第1部 教師として生きる―私の「言葉が劈かれるとき」
・友を、言葉を失ったとき~夜はかっぱえびせんが響くと~
・畏友Sをめぐる物語~人は物語によって生かされるのだ~
・子どものころに出会った先生~風に耳をすますということ~
…など
第2部  ラジオドラマが生まれる
・始まりは萩高校~あれは国語の授業ではない~
・ラジオドラマ「風船爆弾」が生まれた場所~山口中央高等学校~
・農高はラジオドラマの宝庫だった~アタシは農高の牛~
…など
第3部 語りの生まれる教室
・対話で深める学びのレッスン~私のお姉ちゃん~
・あなたに…(わすれてしまったこと)~レクイエム~
・声が、言葉が響くとき、そこに物語が生まれる
…など

著者|author

青木幸子(あおき・さちこ)
現在、昭和女子大学総合教育センター准教授。1956年山口県生まれ。九州大学教育学部を卒業後、山口中央高等学校等で、国語科教師として勤務。激務の合間を縫って研究・執筆し、九州大学大学院芸術工学府で学位を取得。共著に『学びを変えるドラマの手法』、『学びへのウォーミングアップ』(旬報社)ほか。本書は初の単著。

 

 

 

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アメリカ教育福祉社会史序説― ビジティング・ティーチャーとその時代

アメリカ教育福祉社会史序説

ビジティング・ティーチャーとその時代

  • 倉石一郎(著)/2014年9月
  • 3000円(本体)/四六判並製・368頁
  • 装丁:長田年伸

20世紀初頭アメリカ発! 既存の学校システムからはじかれた子どもたちのための教師のかたち
不登校や貧困、差別などで学校教育から置き去りにされた子どもたち。彼らのためのケアが確立していなかった時代、その救済・支援に奔走した教師たちがいた。
現代日本にも通じる教育の問題点に1世紀早く気づき解決しようとした人々の実態に迫る。
(ISBN 9784861104169)

★『ソシオロジ』第61巻1号(186号)に書評が掲載されました。評者は玉井眞理子先生(関西大学)です。

目次|contents

序章 「ビジティング・ティーチャーの時代」の今日的意義
第1章 すべてのはじまり―ニューヨーク市公教育協会(PEA)に集った女性たち
第2章 「誰からも嫌われた男」からニュー・ヒロイン登場へ
第3章 精神薄弱児向け特別学級へのコミットメント
第4章 「精神衛生」ブームの中での全米への拡大―1920年代
第5章 大恐慌ですべてが「終わった」のか―1930年代から戦時体制へ
第6章 第二次世界大戦後の南部諸州における制度化の展開―黒人の不可視化と人種隔離下での活動
終章 改めて、「ビジティング・ティーチャーの時代」を問う

著者|author

倉石一郎(くらいし・いちろう)1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専攻は教育社会学。同大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。東京外国語大学教員をへて2013年より現職。著書に、『包摂と排除の教育学:戦後日本社会とマイノリティへの視座』(生活書院、2009年、第4回日本教育社会学会奨励賞(著書の部)受賞)など。共著書、論文多数。

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「ネイティブ」とよばれる日本語教師―海外で教える母語話者日本語教師の資質を問う

「ネイティブ」とよばれる日本語教師

海外で教える母語話者日本語教師の資質を問う

  • 平畑奈美/2014年1月
  • 3500円(本体)/A5判上製318頁
  • 装丁:長田年伸

何のための、誰のための日本語教育か? 世界26ヵ国・地域、41名の日本語教師にインタビュー! 教育現場の現状と問題を分析し、あるべき姿を探求する。
(ISBN 9784861103902)

目次|indexs

第1章 外国語としての日本語教育―JFL教育―
第2章 日本における日本語教師養成の現状と課題
第3章 「国際社会で必要とされる資質」をめぐって
第4章 「日本語教師に望まれる資質」研究の展開
第5章 「ネイティブ」日本語教師に望まれる資質を世界に問う
第6章 「ネイティブ」日本語教師に望まれる資質とは―26ヵ国・地域、41名の日本語教師の語りから―
第7章 「ネイティブ」であること―その葛藤を越えて―
第8章 「海外における日本語普及」と母語話者日本語教師

著者|author

平畑奈美(ひらはた・なみ)
筑波大学人間学類心理学専攻卒。早稲田大学大学院博士課程修了。博士(日本語教育)。1998年から2004年まで、国際交流基金・日本外交協会よりNIS日本語教育専門家として、旧ソ連4ヵ国に派遣。現在滋賀大学国際センター准教授。

 

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変革的知識人としての教師―批判的教授法の学びに向けて

変革的知識人としての教師

批判的教授法の学びに向けて

  • ヘンリー・A・ジルー(著)、渡部竜也(訳)/2014年1月
  • 5333円(本体)/A5判上製428頁
  • 装丁:矢萩多聞

権力にとって都合のいい人々を育てる場になってしまった教室の知を疑い、学校の在り方を変革する教師像を探る。パウロ・フレイレの影響を受け、批判的教育学の基礎を築いたジルーの著書、初の邦訳。
(ISBN 9784861103759)

目次|contents

まえがき――批判理論と希望の意味(ピーター・マクラーレン)
謝辞
編者序文(パウロ・フレイレ)
序論 知識人としての教師
第1部 学校教育の言語についての再考察
第1章 学校教育の言語についての再考察
第2章 カリキュラムの新たな社会学に向けて
第3章 教室での社会的教育――隠れたカリキュラムの力学
第4章 行動目標、人間目標の克服
第2部 リテラシー、文章力、声の政治学
第5章 社会化における文章力と批判的思考
第6章 大衆文化と新しい文盲(非識字)の増加――読解の意味
第7章 批判的教授法、文化の政治学、経験の言説
第8章 パウロ・フレイレの仕事に見る文化、権力、変革――教育の政治学に向けて
第3部 教えること、知的作業、文化の政治学としての教育
第9章 変革的知識人としての教師
第10章 カリキュラム研究と文化の政治学
第11章 カルチュラル・スタディーズの必要性
第12章 教師教育と民主主義改革の政治学
第4部 批判と可能性の言語に向けて
第13章 公教育の危機と可能性
第14章 再生産を再生産する――習熟度別編成の政治学
第15章 アントニオ・グラムシ――急進的な政治学に向けた学校教育
第16章 批判的教育における連帯、倫理、可能性
訳者あとがき

著者|author

ヘンリー・A・ジルー(Henry A. Giroux)
1943年生まれ。ボストン大学、マイアミ大学、ペンシルバニア州立大学の教授を歴任。著書に Schooling for Democracy: Critical Pedagogy in the Modern Age などがある。

訳者|translator

渡部竜也(わたなべ・たつや)
1976年生まれ。東京学芸大学教育学部講師。共訳書に『教師のゲートキーピング――主体的な学習者を生む社会科カリキュラムに向けて』(スティーブン・J・ソーントン著、春風社、2012年)がある。

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私はどのような教育実践をめざすのか―言語教育とアイデンティティ

私はどのような教育実践をめざすのか

言語教育とアイデンティティ

  • 細川英雄・鄭京姫(編)/2013年10月
  • 2800円(本体)/A5判並製262頁
  • 装丁:矢萩多聞

「教える/教えられる」の関係を超えた言語活動主体のあり方を問い、人間形成としてのことばの教育を考える。
(ISBN 9784861103797)

『山梨日日新聞』(2013年11月24日)読書欄で紹介されました。

大修館書店『英語教育』(2014年2月号)に書評が掲載されました。
評者は広島大学教授の柳瀬陽介先生です。

目次|contents

※「まえがき」と「あとがき」はPDF形式でご覧いただけます。

まえがき:めざすべき教育実践と言語活動主体のあり方【細川英雄】
第Ⅰ部 講演と討論
「私はどのような教育実践をめざすのか」という問い―ことば・市民・アイデンティティ【細川英雄】
ターブルロンド【ピエール・マルティネーズ,李徳奉,森本郁代】
第Ⅱ部 論考
第1章:複言語サポーターの「支援についての語り」にみるアイデンティティ―ポジショニング理論から【徳井厚子】
第2章:「よい予感がする」表現教育―2日間のクラスが残したもの【牲川波都季】
第3章:ことばの教育における場所を「居場所」へつなげることの意味―花子は日本にやってきた【鄭京姫】
第4章:言語教育における「単一性志向」―帰韓した「在日コリアン」教師の言語/教育経験とアイデンティティに関する語りから【田中里奈】
第5章:「自分探し」のジレンマ―韓国人専門学校生のライフストーリーからみる「動機」【三代純平】
第6章:目指すものの探求とその意味付け(フレーミング/リフレーミング)としての実践研究―教員養成大学院での授業を通して考えた「私の目指す教育実践」【松本剛次】
第7章:教師のやりとりから生まれる教育観の見つめ直し【瀬尾匡輝,青山玲二郎,橋本拓郎,山口悠希子,米本和弘】
第Ⅲ部 言語教育はなぜアイデンティティを問題にしなければならないのか
日本語教育と「日本語人生」―ことばとアイデンティティについての私論【鄭京姫】
あとがき:境界を語る【鄭京姫】

編者|editors

細川英雄(ほそかわ・ひでお)
東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(教育学)。信州大学,金沢大学,早稲田大学日本語研究教育センターを経て,2001年から早稲田大学大学院日本語教育研究科教授,2013年3月選択定年により退職。現在,早稲田大学名誉教授,言語文化教育研究所代表。専門は,日本語教育学,言語文化教育学。著書に『日本語教育は何をめざすか』(2002年,明石書店),『言語教育とアイデンティティ―ことばの教育実践とその可能性』(2012年,春風社),『研究活動デザイン』(2012年,東京図書),『「ことばの市民」になる―言語文化教育学の思想と実践』(2012年,ココ出版)など多数。

鄭京姫(ちょん・きょんひ)
ソウル生まれ。早稲田大学大学院日本教育研究科博士課程修了。博士(日本語教育学)。早稲田大学日本語研究教育センター助手,早稲田大学大学院日本語教育研究科招聘研究員を経て,2013年から早稲田大学大学日本語研究教育センター常勤インストラクター。専門は,日本語教育学,言語文化教育学,ライフヒストリー研究。博士論文『言語教育としての「自分の日本語」その意義と可能性―「日本語人生」というライフヒストリー研究の意味』が2012年度小野梓記念学術賞を受賞。

 

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英語教育の実践―日本人のための英語学習論

英語教育の実践

日本人のための英語学習論

  • 小谷悠紀子/2013年6月
  • 3800円(本体)/A5判上製442頁
  • 装丁:難波園子

英語を教えること、学ぶことの原点に立ちかえる。リスニング教材についての考察から語彙習得過程の分析まで、長きにわたる教育実践を総括。日本の大学における英語教育の課題と展望を示す。
(ISBN 9784861103643)

目次|indexes

第1部 英語教育の視点
第1章 外国語学習者の言語特性―Interlanguageの概念を探る
第2章 外国語習得過程における言語の変容
第3章 英語教育の新しい視点―社会言語学的研究
第4章 Communicative Approachに関する一考察
第5章 大学における英語教育の将来
第6章 教えることの原点を探る―より良い授業への模索
第7章 学ぶことの原点を探る―より良い学習への模索
第2部 英語教育の実践Ⅰ
第8章 Listening教材の展望―誤答分析の結果から
第9章 Listening指導法の新しい考え方
第10章 効果的なListening教育
第11章 英語教育における発音指導の新しい視点
第12章 異文化学習と英語教育
第13章 英語学習教材に関する一考察
第14章 英語学習用教材を考える―大学生のための英語読解用素材文の探求
第15章 授業改善のための視点―TOEICコースの場合
第3部 英語教育の実践Ⅱ
第16章 日本人大学生における語彙習得の研究(1)―基本動詞について
第17章 日本人大学生における語彙習得の研究(2)―基本動詞句について
第18章 英語動詞類義語の一考察― defend, guard, protect, safeguard, shield, shelterの語用法を探る
第19章 英語動詞類義語の語用研究―英語学習者に役立つ類義語動詞の学習方法
第20章 英語句動詞における学習上の問題を探る
第21章 英語教育における語彙学習の視点
第22章 語彙テストの研究―語彙診断テストの分析から
第23章 日本語と英語の表現比較から英語学習を考える
第24章 日本人学習者における英語らしい表現への考察―日英語の発想の違いを比較して
第25章 日本人英語学習者の英語表現に関する一考察―日本語と英語の発想の比較から
第26章 無生物主語構文と英語学習

著者|author

小谷悠紀子(こたに・ゆきこ)
1942年、東京生まれ。東京電機大学名誉教授。筑波大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。専門は英語教育、社会言語学、応用社会言語学。共著に『英語ヒアリング集中レッスン 基礎編』、『英語ヒアリング集中レッスン 実践編』(アルク)などがある。2013年、召天。

 

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英語教育の精神と実践―コミュニケーションから英米文学まで

英語教育の精神と実践

コミュニケーションから英米文学まで

  • 岡田善明 /2013年4月
  • 1800円(本体)/四六判並製216頁
  • 装丁:矢萩多聞

技能偏重を脱し、精神の陶冶としての英語教育へ。英語を用いた教授法、生徒の評価法、教育実習への取り組み方、さらに聖書やシェイクスピアなどの精神文化を詳説。現職英語職員および英語教員を志す人のための、最新かつ最深のテキスト。
(ISBN 9784861103612)
全国学校図書館協議会選定図書

重版出来!

目次│indexs

はしがき
第1章 英語教育の目的と価値
第2章 日本の英語教育史概観と英語教育の発展
1. 英学の発展
2. 変則英語から正則英語へ、英語教育の発展
3. 「英語が使える日本人」の育成のための行動計画
4. 新学習指導要領
5. これからの英語教育
第3章 外国語教授法の変遷
1. 欧米の外国語教授法史
2. The Grammar-translation Method(文法訳読法)
2.1 文法訳読法から直読直解へ
2.2 文法訳読法の生かし方
3.新教授法
3.1 The Natural Method
3.2 The Direct Method
3.3 The Oral Method
3.4 The Oral Approach(The Audio Lingual Approach)
3.5 Communicative Approaches
第4章 第二言語の習得論の変遷と英文法の指導
1. 言語学、心理学等からの言語習得論の変遷
1.1 心理言語学の発展と文法学習
1.2 チョムスキーの普遍文法
2. 第二言語習得研究と英文法の習得
2.1 プラトンの問題と第二言語習得研究
2.2 文法事項習得の順序性
2.3 中間言語
2.4 認知主義心理言語学の発達
2.5 クラッシェンの言語習得理論
2.6 ロングのインターラクション仮説
2.7 スウェインのアウトプット仮説
3. 文法学習の弁証法的発展
3.1 コミュニケーション活動の中での文法指導
第5章 生きた英語能力の育成のために
1. 文法指導
1.1 生きた文法能力の育成
1.2 生きた文法能力育成の指導
1.3 コミュニケーション活動の中での文法習得の指導手順例
1.4 フォーカス・オン・フォーム
2.スピーキング指導
2.1 発音指導
2.2 AccentとIntonation の指導
2.3 スピーキング練習
3.リスニング指導
3.1 リスニング指導の注意点
4.読解指導
4.1 英文の真の読解力である直読直解力の育成
4.2 英文直読直解の指導法
5. パラグラフリーディングによる速読の指導
5.1 受験英語とパラグラフリーディング
5.2 パラグラフリーディングの指導法
6. パラグラフライティングからスピーチへ
6.1 パラグラフの構成
6.2 パラグラフの展開
6.3 Outlining
6.4 Public Speaking の指導
第6章 コミュニケーション活動
1. 学習指導要領とコミュニケーション能力
2. コミュニケーション能力
3. 教室でのコミュニケーション活動
第7章 学習者言語の分析と指導
1. 学習者言語の誤り分析(error analysis)と誤りの指導
2. 学習者の中間言語
第8章 授業考察と生徒理解・評価
1. 教師の授業哲学の確認
2. 英語教師の役割についての考察
3. 生徒の英語学習に対する教員の正しい理解と指導
4. 生徒の学習方略における教員の理解と指導
5. インターラクションの活性化のために
6. 授業づくり
7. 授業の構成
8. 学習評価
9. 授業実践例
第9章 小学校の英語教育
1. アジア各国における小学校の英語教育
2. 日本の小学校における外国語活動導入の背景
3. 小学校学習指導要領
4. 「学習指導要領」のポイント
5. 児童のための生きた英語指導
第10章 異文化理解と言語・精神文化の指導
1. 古典・聖書文学
2. 欧米の精神文化の進展
3. 英米文学
第11章 日本語と英語の表現構造の比較
1. 全体と個体
2. 主観言語と客観言語
3. アナログ言語とデジタル言語
4. 自動詞表現と他動詞表現
5. 受身表現と能動態表現
第12章 教育実習
1. 事前準備
2. 早朝の準備
3. 朝の職員打ち合わせ
4. 授業参観
5. 昼休み
6. 清掃活動
7. 放課後
8. 反省と日誌作成
9. 次の日の計画

著者│author

岡田善明(おかだ・よしあき)
1951年生まれ
1980年、日本大学大学院文学研究科修士課程修了(英文学専攻)
同年より2007年まで神奈川県立の高等学校に勤務
1992年4月から1年間、米国メリーランド州交換教員(神奈川県から派遣)、米国の中学・高校で日本語と日本文化を1年間教える
1992年、米国メリーランド州セントメリー大学で古典文学を専攻
現在、日本大学文理学部・国際関係学部・通信教育部講師
学術論文
「第二言語習得論の変遷と英文法指導―その弁証法的発展」(『英文学論叢』第52巻 日本大学英文学会 2004年3月)
Hamletにおける悲劇の意味―そのreasonとpassionの相克」(『英文学論叢』第53巻 日本大学英文学会 2005年3月)
King Learにおける“nature”の意味」(『英文学論叢』第55号 日本大学英文学会 2007年3月)
「米国の利他的個人主義の発展とその教育」(日本大学国際関係学部国際関係研究所『国際関係研究』第28巻3号 2007年12月)
「自然観の変遷とエコクリティシズム」(日本大学国際関係学部国際関係研究所『国際関係研究』第29巻1号 2008年7月)
研究発表
「ミルトンと自然―正しき理性から自然法へ」(日本ミルトン協会 2009年7月)
Adam Bedeに見られるreasonとpassionの相克―Paradise Lostとの関連で」(日本ジョージ・エリオット協会第16回全国大会 2012年12月)
「村上春樹のフィツジェラルド受容」(日本比較文学会、東京支部 2013年3月)
共著
『ユニコン英和辞典』(文英堂、2002年)
『英米文学の精神分析的考察第2巻』「Jane Eyreにおけるpassionとreason ―その無意識における影とアニムス」(サイコアナリティカル英文学会、2013年)
所属学会
国際外国語教育研究会(役員)/日本比較文学学会/ジョージ・エリオット協会/東京英米文学会(幹事)/日本ミルトン協会/サイコアナリティカル英文学会/国際文化表現学会、等

 

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ワークシートで学ぶ 生徒指導・進路指導の理論と方法

ワークシートで学ぶ 生徒指導・進路指導の理論と方法

  • 林尚示、服部伴文、村木晃/2013年3月
  • 2000円(本体)/B5判・並製・200頁
  • 装丁・レイアウト:長田年伸

ワークシートを活用することで文部科学省『生徒指導提要』の理解を促す、教職を目指す学生のための実践的な生徒指導の入門書。小・中・高のキャリア教育にも踏み込む。
(ISBN 9784861103551)

目次|indexs

第1章 生徒指導の意義と教育課程における位置づけ
第2章 発達観、指導観、方法原理、学校経営と生徒指導
第3章 教科における生徒指導
第4章 総合的な学習の時間・特別活動と生徒指導
第5章 児童生徒の心理と児童生徒理解
第6章 学校における生徒指導体制
第7章 教育相談
第8章 児童・生徒全体への指導
第9章 個別の課題を抱える
第10章 校則・懲戒・出席停止
第11章 青少年の保護育成と非行少年の処遇
第12章 学校と家庭・地域・関係機関との連携
第13章 小学校のキャリア教育
第14章 中学校キャリア教育
第15章 高等学校のキャリア教育

著者|authors

林尚示(はやし・まさみ)
東京学芸大学総合教育科学系教育学講座准教授
主な著書に、『教職シリーズ5 特別活動』(編著、培風館2012)、『新訂 教職研修 特別活動の研究』(共著、アイオーエム2010)、『実践に活かす教育課程論・教育方法論』(共編著、学事出版2002)がある。

服部伴文(はっとり・ともふみ)
東京学芸大学教育学部非常勤講師、早稲田大学教育学部非常勤講師、早稲田大学スポーツ科学学部非常勤講師、横浜美術大学非常勤講師
主な著書に、『クラス担任の仕事77の知恵』(共著、学事出版2002)、『新課程対応 高等学校生徒指導要録記入文例』(共著、学事出版2012)、『高等学校調査書・履歴書記入文例』(共著、学事出版2013)がある。

村木晃(むらき・あきら)
東京学芸大学非常勤講師、橫浜美術大学非常勤講師
主な著書に、『クラス担任の仕事77の知恵』(共著、学事出版2002)、『新課程対応 高等学校生徒指導要録記入文例』(共著、学事出版2012)、『高等学校調査書・履歴書記入文例』(共著、学事出版2013)がある。

 

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体当たり校長の学校づくり―8年間のニューズレター

体当たり校長の学校づくり

8年間のニューズレター

  • 横山芳春/2012年12月
  • 2381円(本体)/四六型判並製420頁
  • 装丁:横須賀拓

「1000の子どもに1000の可能性」の大いなる教育ビジョン。授業実践をとおして子どもの成長を願い、学校づくりに励む沖縄県初の民間人出身小学校長の奮闘記録。読書と旅と強靭な意志を武器に学校を変えてゆく。
(ISBN 9784861103407)
日本図書館協会選定図書

日本教育新聞』(2013年4月1日)の書評欄で紹介されました。
「民間人でこその新鮮な発想」

目次│indexs

はじめに
那覇市立宇栄原小学校
宜野湾市立長田小学校
解説(横須賀薫)

著者│author

横山芳春(よこやま・よしはる)
1954年福岡生まれ。工学博士(都市計画)。2003年10月、那覇市役所ゼロエミッション推進室長を最後に退職。沖縄県初の民間人校長として那覇市立宇栄原小学校長に就任、現在は豊見城市立座安小学校校長。

 

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