学校身体の管理技術―規律訓練から環境管理へ

学校身体の管理技術

規律訓練から環境管理へ

  • 中井孝章/2008年6月
  • 2500円(本体)/四六判・上製・210頁
  • 装丁:矢萩多聞

生徒の自由か、秩序か。学級崩壊、いじめ、児童をねらった犯罪に対処すべく監視体制を整える学校。規律訓練から常時監視の管理へと教育モデルは変遷してきたが、そこに問題点はないのか。ポスト「人間教育」の学校論をめざす。
(ISBN 9784861101519)

目次|indexs

「大きな物語」の終焉と子どもの変容
Ⅰ学校身体と子どもの変容―役割ゲームか
Ⅱ学校身体と管理技術の変容―規律型権力からコントロール型権力への移行
Ⅲ高度情報諸費社会と学校の変容

著者|author

中井孝章(なかい・たかあき)
1958年大阪府生まれ。大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。主な著書に『〈連〉のナラティブ―〈他者〉と出会う技法』、『環境管理社会の子どもたち―規律型権力からの転回』など多数。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

いのちを育む教育学

いのちを育む教育学

  • 吉岡良昌・大川洋/2008年3月
  • 2200円(本体)/四六判・並製・240頁
  • 装丁:矢萩多聞

ルソーやペスタロッチなど古典的な教育思想をふまえながら、子どもを取り巻く現状の問題点を取り上げ、多面的ないのちの諸相をトータルにとらえる。学生参加型の授業をめざし、思索と研鑽を積んだ二人が、自己肯定感を育む教育の理論と実践を提唱。
(ISBN 9784861101434)

目次|indexs

第Ⅰ部 子どものいのちを育む教育
第一章 子どもの自然的生活
第二章 子どもの文化的生活
第三章 子どものスピリチュアルな生活
第四章 子どものいのちを育む教育思想
第Ⅱ部 学校・家庭と子どもの生活
第一章 学ぼうとしない日本の子どもとその背景
第二章 何のために学ぶのか
第三章 子どもの自己概念と大人のまなざし
第四章 自己肯定感の欠如と教育問題
エピローグ

著者|author

吉岡良昌(よしおか・よしまさ)
1947年生まれ
東洋英和女学院大学教授
大川洋(おおかわ・ひろし)
1961年生まれ
東京理科大学准教授

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

沈まざる未来を―人間と教育の論に歌と詩と句「冬雲」を加えて

沈まざる未来を

人間と教育の論に歌と詩と句「冬雲」を加えて

  • 上田薫/2008年3月
  • 2381円(本体)/四六判・上製・270頁
  • 装丁:毛利一枝

教育の世界に身を投じ、ひたすら新しい地平をひらこうとしてきた著者の「最後の」著書。エッセイ、未発表の短歌・詩・俳句が“上田教育学”の真髄を伝える。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 9784861101472)

目次|indexs

いじめについて
徳目主義との対決
何が暗うつと荒涼を生むのか
きびしさとは何か―やわらかであること―
安東のことども
冬雲(短歌・詩・俳句)

著者|author

上田薫(うえだ・かおる)
1920年生
元・都留文科大学学長
主著
『上田薫著作集』全15巻(黎明書房)
『子どものなかに人間を見よ』(国土社)
『私はいつまで生きていてよいのか』(亜紀書房)
ほか

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

学校教育紛争―事件の概要・判決・争点

学校教育紛争

事件の概要・判決・争点

  • 坂田仰/2007年3月
  • 1905円(本体)/四六判並製・250頁

いじめ、強姦、自殺、ケガ、教員間のセクハラなど小・中・高の教育紛争30事例を分析・解説。争点を浮き彫りにし、学校病理の予防法を探る。専門用語の使用を最小限にとどめて読みやすくした、学校関係者・保護者必携の書。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 9784861101014)

目次|indexs

Ⅰ いじめ・体罰問題
校内強姦事件と損害賠償責任―学校の性的被害の防止義務をめぐって
いじめ被害と学校の損害賠償責任
担任教員の言動と「いじめ」の誘発
担任による「いじめ」と外傷性ストレス性障害
生徒指導上の作文と情報公開―自殺原因の調査をめぐって
体罰を苦にした自殺と学校の責任
体罰と損害賠償責任―被害生徒保護者の慰謝料請求権をめぐって
Ⅱ 学校事故・部活動関係事故
学校事故による女児の顔面損傷と労働力の喪失
心臓発作による生徒の死亡と学校の責任
自習中の事故と管理責任
児童の失明と担任教員・保護者の責任
体育の授業における教員の指導監督義務
ラグビ―部練習中の熱中症死亡事故と学校の責任
野球部練習中の死亡事故と顧問教員の刑事責
学校給食による食中毒と国家賠償―0-一五七汚染をめぐって
Ⅲ 学校運営上の問題
指導要録開示請求権の限界―プライバシ―権と最高裁判所
障害児と不登校―学校長の法的責任をめぐって
日曜日参観と教会学校―宗教的理由による授業欠席をめぐって
児童のアレルギ―を理由とした「卒業を祝う会」の中止
部活動にかかわる会計管理と説明責任
自家用車への好意同乗と学校の責任
サッカーゴールの転倒事故と管理責任
Ⅳ 教員の職務上の問題
職員会議の混乱と懲戒処分―卒業式における日の丸掲揚・君が代斉唱をめぐって
授業での校長批判と訓告の是非―「教師の教育の自由」論の限界
教員の政治的中立性と服装の自由―研究発表会における反戦ポロシャツの着用をめぐって
夏季休業と研修・夏季休暇取得の自由
校長の担任任命権の限界―教員の希望をめぐって
セクシュアル・ハラスメントと学校教育―教職員相互間の言動をめぐって
Ⅴ 少年問題
学校破壊と保護処分の是非―飲酒による責任能力の低下をめぐって―
女子中学生の非行と少年院送致

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

母の愛が奇跡を生む―発達の遅れに挑むラーニング・ボックス学習法

母の愛が奇跡を生む

発達の遅れに挑むラーニング・ボックス学習法

  • 立川勲 編/2007年3月
  • 1500円(本体)/四六判並製・160頁

我が子に障害があるとわかった時の親のショックは計り知れない。どうしたらこの子はよくなるのか。藁をもつかむ思いで学習法を探し回り、遂に画期的な自学自習の学習法にたどりつく。その経緯と子どもの変容を率直に語る。
(ISBN 9784861100987)
よこはま児童文化研究所ホームページ

目次|indexs

どんなにひどいことを言われても絶対に伸びると信じていた
・立川先生との出会い
・「ラーニング・ボックス学習法」
・人を見ると噛みつく子
・「こんな子、預かって損した」
・「間違っている」って言わないの?
・この子のために何でもしたい。でも…
・「ラーニング・ボックス」に興味を示す
・学校の先生が思っているより能力がある
わらにもすがる気持ちで
・わらにもすがる気持ちで
・週一回でここまで伸びるのか
・「むずかチかった、でも楽しかった」
・息子をなめていた自分が恥ずかしい
・「様子を見ましょう」と言われたけれど
・はっきり変わった/動物的感覚が身につく
・ずるいというより「スーパー社会性」
・ずうずうしくないと世の中、損だと思わない?
学ぶって、どういうことですか?
・精神・運動発達遅滞
・本人がみずから考えて行動する
・惰眠教師には理解できない
・「お宅のお子さん、だめだ」という校長
・二つの奇跡
・うちの子に何をすればいいのか教えてくれ
・後悔と反省の日々
・学ぶって、どういうことですか?
・C期は自分との戦い
学ぶことは変わること
・学ぶことは変わること
・子を思う愛の深さ
・障害のあるなしではなく
・子どもの行動に対して開いてる
・養護学校は壮大な詐欺集団か?
一〇〇パーセント「OK」の学習法―「ラーニング・ボックス学習法」の特徴
・結果よりも考える過程
・子どもの成長がご褒美
・子どもが変わり、親が変わる
・着実に育てる
・学校の問題
・上下はない、みんないっしょに生きていく

著者|author

立川 勲(たちかわいさお)
横浜市の公立学校、横浜国立大学附属養護学校の「言語指導教室」勤務を経て、33年前よりよこはま児童文化研究所の障害児発達援助の顧問を務める。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

保育実践力を高める―短大授業の改善と実技・演習

保育実践力を高める

短大授業の改善と実技・演習

  • 腰山豊/2006年9月
  • 2857円(本体)/A5判上製・320頁

自ら幼児指導にあたってきた経験を活かし、保育者養成授業の革新に取り組んだ実践記録。効果的な保育実習を演出した実例多数。付録「保育実践・演習ノート」では、学生の資質能力に対応した授業展開上のさまざまな工夫を公開。
(ISBN 4861100860)

目次|indexs

第1章 保育内容の指導法「言葉」の展開事例
第2章 「保育内容の研究」の展開事例
第3章 「保育方法論」の展開事例
第4章 保育実践の具体的理解に関する一考察
第5章 保育指導法の実践的理解に関する演習事例
第6章 パワーポイント利用による授業改善
第7章 紙芝居の文化論的検討と保育利用
第8章 児童文化財と保育のかかわり
第9章 教育・保育実習の充実をめざす関連科目の授業実践事例
付録:「保育実践・演習ノート」

著者|author

腰山 豊(こしやま・ゆたか)
秋田大学教育学部附属幼稚園・小学校・養護学校教諭を経て、現在聖園学園短期大学保育科教授。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

学びを開くNIE―新聞を使ってどう教えるか

学びを開くNIE

新聞を使ってどう教えるか

  • 影山清四郎(編著)/2006年7月
  • 2381円(本体)/A5判並製・288頁
  • 装丁:長田年伸

生徒の国語力を育み、社会への視野を広げるNIE(Newspaper in Education)の日本における実践報告集。
(ISBN 4861100801)
日本NIE学会ホームページ

目次|indexs

第1章  NIEで広がる学びの世界
第1節 NIEとは
第2節 学びを開くNIE
第3節 多様な新聞活用
コラム 民主主義教育としてのNIE
第2章  教科における新聞活用
第1節 新聞的発想と国語教育実践
第2節 新聞という表現と学び
第3節 国語科における新聞活用のこれまでとこれから
第4節 社会科教科書における新聞とその活用
コラム 手書きと映像文明
第3章  NIEはどのように実践されているか
第1節 新聞から学びみずからの考えをもてる子の育成をめざして
第2節 「情報の受信者」から「情報の発信者」へ
第3節 中学校社会科における新聞活用
第4節 メディアの特性を学ぶ
第5節 高等学校におけるNIE
第6節 家庭と学校を結ぶNIE~ファミリーフォーカス~
コラム NIE推進協議会と記者派遣
第4章  学校を超えて広がるNIE
第1節 大学生と新聞~大学教育の現場から~
第2節 大学におけるNIE~メディアリテラシーの育成~
第3節 民間教育機関(学習塾)における新聞活用
第4節 まちづくりと新聞活用術~新聞輪読・情報探索コミュニティの胚胎~社会の動きを集め、分光するメディアの福音
コラム メディアリテラシーとメディア教育のはざまで

編者|editor

影山清四郎(かげやま・せいしろう)
1941年福島県に生まれる。横浜国立大学教育人間科学部教授。2005年より日本NIE学会会長。専門は社会科教育。
主な編著書『多様な学習活動を生かした中学校社会科の授業』(黎明書房)、『生きる力としての問題解決力を育む授業』(黎明書房)、『新聞でこんな学力がつく』(共著、東洋館出版)など。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

竹内レッスン―ライブ・アット大阪

竹内レッスン

ライブ・アット大阪

  • 竹内敏晴/2006年7月
  • 2600円(本体)/46判上製・280頁

あなたの息づかいはゆったりしていますか?―「からだ」がまるごといきいきすることを目指す、稀有のワークショップ「竹内レッスン」。大阪・吃音者グループとのセッションの模様と、それをめぐる思考。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 4861100763)

目次|indexs

「ライブ」としてのレッスン はじめに
レッスンのプログラム

安らぎを送りあうこと
「じか」であること
視野
希望
土の底の火
対談 レッスン場は野戦病院 (聞き手・斎藤季夫氏)

二十一世紀! こんにちは!
ことばはたいして役に立たないんだよ
おおい 雲よ!」のひびき合い
このレッスンの意味について 後でみんなと話し合ったときに語ったこと
報告 二つの出来事
報告 三つのワークショップ
二〇〇二年三月、大阪での公開レッスン
夏に入る
報告 秋
座談会 いのちが激しく動く

春立つときに
春三月、大阪のオープンレッスン
このからだひとつ、天地を歩く
報告
ことばが絶えるところ
座談会「じか」の領域へ

春うごく
浪速の十二人衆
二〇〇四年秋・冬レッスン
大阪、春のオープンレッスン 「陪審員たち」の上演
報告 初心に立つこと
敗北に負けない
報告 早春に
報告 二〇〇六年春
終わりに
伊藤伸二さんと大阪レッスン
あとがき

著者|author

竹内敏晴(たけうち・としはる)
1925年東京に生まれる。東京大学文学部卒業。劇団ぶどうの会、代々木小劇場を経て、1972年竹内演劇研究所を開設。宮城教育大学教授、南山短期大学教授として教育にも携わる一方、「からだとことばのレッスン」(竹内レッスン)に基づく演劇創造、人間関係の気づきと変容、障害者療育に打ち込む。
著書に『ことばが劈かれるとき』(ちくま書房)、『「からだ」と「ことば」のレッスン』(講談社現代新書)、『思想するからだ』『癒える力』(晶文社)、『待つしかない、か。 二十一世紀身体と哲学』(春風社、木田元氏との対談)ほか多数。
2009年9月、逝去。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

赤十字の父―アンリー・デュナン

赤十字の父

アンリー・デュナン

  • エーテル・コッハー、ハンス・アマン著、九頭見和夫訳/2005年10月
  • 952円(本体)/四六判上製・96頁

戦場で傷ついた兵士に救いの手をさしのべたデュナンは<赤十字の思想>を生み出すが、自ら作った組織から孤立。事業の失敗、破産、周囲の無理解により孤独な晩年を過ごす。栄光と没落の波乱に富んだ人生を忠実にたどる。
(ISBN 4861100526)

目次|indexs

1 ジュネーヴ、一八二八年五月八日
2 お人好しの植民地入植者
3 皇帝の後を追って
4 『ソルフェリーノの思い出』
5 国際赤十字の創設
6 スターに、そして没落へ
7 極貧、それでも人類の幸福のために身をささげて
8 シュトゥットガルトの友人たち
9 ハイデン、新しい故郷
10 再び脚光を浴びて
11 調停者として最高の国際的な栄誉を
12 死に至るまでよりよい世界のために力をつくして
引用文献
写真の出典
アンリー・デュナン博物館(ハイデン)所蔵品
デュナン評
訳者あとがき
[資料1]ジュネーヴ条約一〇ヵ条
[資料2]【年表】アンリー・デュナンと日本赤十字社
[資料3]スイス、イタリアの地図

訳者|translator

九頭見和夫(くずみ・かずお)
福島大学人間発達文化学類教授(外国語・外国文化学系長)、日本比較文学会編集委員。
1942年、福島県に生まれる。東北大学大学院文学研究科(独語・独文学専攻)修了。福島大学附属小学校長、日本独文学会理事、東北大学・高知大学・放送大学等非常勤講師を歴任。
『太宰治と外国文学、翻案小説の「原典」へのアプローチ』(和泉書院、2004年)等著書・論文多数。

担当編集者から

まっすぐに自分の思想を実現しようとするデュナンは、「大人の根まわし」を重要視する組織から孤立。純であるがゆえに商売にも失敗。パンを買うお金もないほどひどい経済状態に陥る。招待されたサロンには、袖や衿の擦り切れた箇所を黒インキで染めて出かけたという。
いまでは当たり前になっている赤十字の思想が世界に広まったのは、デュナンの強い信念があったればこそ。意外と知られていないデュナンの生涯、大きな活字の本書でぜひどうぞ。[-山岸-]

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する