シェーラーからフランクルへ―哲学的人間学と生命の教育学

シェーラーからフランクルへ

哲学的人間学と生命の教育学

  • 菅井保/2012年11月
  • 2381円(本体)/四六判上製234頁
  • 装丁:毛利一枝

シェーラーの哲学的人間学から精神医学の人間学派を代表するフランクルへ至る系譜と、そこからひらかれる新たな教育人間学の地平。余命少ない子供を教育することの意味はあるのか。教育の真の意味を問う。
(ISBN 9784861103346)
日本図書館協会選定図書

目次│indexs

Ⅰ部
1.哲学的人間学と教育学の出発点―人間と教育、その根源的な問い
2.ヨーロッパにおける人間への問いの潮流
3.西欧教育思想におけるHomo educandusについて
4.哲学的人間学
5.フランクルの精神医学的人間学―実存分析について
6.現代教育学の人間学的問い
7.教育人間学の潮流
Ⅱ部
1.生命尊重の教育学研究序説―生命への教育学的問い
2.生と死の教育研究
3.死生観の教育学的考察
4.個人の尊厳と教育―フランクルのHomo patiensにおける尊厳
5.「呼びかけによる教育学」研究序説

著者│author

菅井保(すがい・たもつ)
1945年生まれ。東海大学課程資格教育センター教育学研究室特任教授。専攻は教育哲学、哲学的人間学。

 

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昭和戦前期の少年教護実践史〈上〉

昭和戦前期の少年教護実践史〈上〉

  • 佐々木光郎/2012年11月
  • 3500円(本体)/四六型判上製420頁
  • 装丁:毛利一枝

不良の子らがいかに保護・養育され教育されたかの歴史はほとんど顧みられてこなかった。農業実習を含む昭和戦前期の教護実践を精査し、自然との触れ合いが不良の子らに及ぼした影響、陶冶力を検証する。
(ISBN 9784861103308)

目次│indexs

刊行にあたって
第1編 子どもたち
第1章 入院する子ども
第2章 心とからだ
付章 科学的な子ども理解
第2編 家族舎の生活―少年教護法の施行から厚生事業へ―
はじめに
第1章 家族舎生活への案内
第2章 家族舎(寮)
第3章 職員の体制
第4章 家族舎生活の目標
第5章 規則正しい生活
第6章 家庭生活の実践
第7章 心得と無断外出
おわりに
第3編 家族舎生活における保姆
はじめに
第1章 保姆
第2章 保姆の実態と制度
第3章 少年教護院における保姆の役割
第4章 保姆の立場からの「役割」
付章 全国にみる保姆研究会等
まとめ
第4編 戦時下の家族舎生活と教護実践
はじめに
第1章 少年教護実践の変容
第2章 変貌する家族舎生活
第3章 厚生事業の本格化と教護実践
第4章 太平洋戦争と教護実践
第5章 「精神主義」の台頭
第6章 少年教護院による社会教化
第7章 決戦態勢下と終戦
第8章 教護機能の停止と終戦
付章 『教護事業六十年』にみる戦時下と終戦
まとめ
第5編 年中行事と朝会
はじめに
第1部 年中行事
第1章 年中行事
第2章 四大節
第3章 行事の「装置」
第2部 朝会
はじめに
第1章 朝会の目的と運営
第2章 朝会の実践例
おわりに

著者│author

佐々木光郎(ささき・みつろう)
1946年秋田県生まれ。1973年東北大学大学院教育学研究科修士過程修了。1991年最高裁家庭裁判所調査官研修所教官、1997年文部省第16期中教審専門委員。現在、静岡英和学院大学教授。
著書に『増補「いい子」の非行―家裁の非行臨床から』(春風社2003)、『戦前 感化・教護実践史』(春風社2000)などがある。

 

 

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昭和戦前期の少年教護実践史〈下〉

昭和戦前期の少年教護実践史〈下〉

  • 佐々木光郎/2012年11月
  • 3500円(本体)/四六型判上製380頁
  • 装丁:毛利一枝

不良の子らがいかに保護・養育され教育されたかの歴史はほとんど顧みられてこなかった。農業実習を含む昭和戦前期の教護実践を精査し、自然との触れ合いが不良の子らに及ぼした影響、陶冶力を検証する。
(ISBN 9784861103315)

目次│indexs

第6編 学科(学習指導)
はじめに
第1部 不良の子どもの教育保障
第1章 教育の保障
第2章 教科承認の標準と対応
まとめと課題
第2部 教護理念追求期の学科
第1章 少年教護法と学科
第2章 私立少年教護院による私立小学校設置
第3章 入院時の学力と学校との連携
第4章 学科の外的整備
第5章 学科指導の開始
第6章 授業
第7章 教室外と退院
第3部 戦時下の学科
はじめに
第1章 国民学校と学科
第2章 戦局の逼迫と学科
第7編 実科と農業実習
はじめに
第1部 教護実践の理念追求期
第1章 少年教護院における実科
第2章 不良の子どもと農業実習
第3章 「職業教育」の実践
第4章 農業実習と子ども
おわりに
第2部 戦時下の実科
はじめに
第1章 実科(農業実習)目標の転換
第2章 太平洋戦争下の実科
第3章 教護機能の停止
おわりに
第8編 東北地方の少年教護院における教護実践
第1部 少年教護法施行のころから一九四一年ころまでの教護実践―家族舎生活と学科指導を中心に―
はじめに
第1章 家族的な運営
第2章 家族舎生活
第3章 食事と「国民体位」の向上
第4章 学科への取り組み
おわりに
第2部 戦時下の教護実践―青森学園の事例をとおして―
はじめに
第1章 子どもたち
第2章 戦時下の教護実践の体制
第3章 教護実践の変容
第4章 家族舎生活の窮乏
第5章 教護実践の不全へ
第6章 授業(学科)の停止
第7章 親・地域とのかかわり
おわりに
あとがき

著者│author

佐々木光郎(ささき・みつろう)
1946年秋田県生まれ。1973年東北大学大学院教育学研究科修士過程修了。1991年最高裁家庭裁判所調査官研修所教官、1997年文部省第16期中教審専門委員。現在、静岡英和学院大学教授。
著書に『増補「いい子」の非行―家裁の非行臨床から』(春風社2003)、『戦前 感化・教護実践史』(春風社2000)などがある。

 

 

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子どもの心にとどく授業―三重県桑名市立藤が丘小学校における六年

子どもの心にとどく授業

三重県桑名市立藤が丘小学校における六年

  • 伊藤新司(編著)/2012年9月
  • 2381円(本体)/四六判上製406頁
  • 装丁:毛利一枝

授業がほんものであれば、子どもたちは自由に、のびのび、生き生きする。授業づくりをとおして子どもたちと真剣に向き合った先生たち34人の記録。
(ISBN 9784861103261)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexs

はじめに
Ⅰ 自分らしい授業創りをめざしての六年
Ⅱ 授業実践研修のなかで学んだこと・考えたこと
Ⅲ 授業実践研究に参加された先生たちの所見から
Ⅳ 保護者の声
Ⅴ 共同研究者による講義と提案授業から
あとがき

著者|author

伊藤新司(いとう・しんじ)
1952年(昭和27)、三重県に生まれる。静岡大学教育学部を卒業。三重県内の小中学校教諭、桑名市教育委員会同和教育室指導主事、三重県教育委員会同和教育課指導主事を経る。2003年(平成15)に多度町立多度北小学校長となる。2006年(平成18)に桑名市立藤が丘小学校長となる。2012年(平成二四)3月退職。現在、桑名市公民館嘱託。

 

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教師のゲートキーピング―主体的な学習者を生む社会科カリキュラムに向けて

教師のゲートキーピング

主体的な学習者を生む社会科カリキュラムに向けて

  • スティーブン・J・ソーントン(著)、渡部竜也・山田秀和・田中伸・堀田諭(訳)/2012年9月
  • 2857円(本体)/A5判上製268頁
  • 装丁:矢萩多聞

カリキュラム改革を実施しても、教師のカリキュラム調節能力(=ゲートキーピング力)を磨かなければ教室は変わらない。米国社会科教育史における論争を展望し、教育の根本を押さえつつ、カリキュラムを柔軟に運用する教師像を模索する。
(ISBN 9784861103285)

目次│contents

日本語版のためのまえがき
まえがき(ネル・ノディングス)
謝辞
序章    社会科の諸問題
第1章    なぜ「ゲートキーピング」はカリキュラム改革よりも重要なのか
第2章    社会科カリキュラムはこれまでどのように組織化されてきたか
第3章    教育のねらいの重要性
第4章    バランスのとれた柔軟なカリキュラムに向けて
第5章    教育方法
第6章    教育者を教育すること
第7章    実際なされているカリキュラムの重要性
付論1    社会科におけるゲートキーパーとしての教師
付論2    空カリキュラム―その理論的基礎と実践の示すものについて
付論3    社会科カリキュラムの正当性
訳者あとがき
本書の背景、本書の読み方(草原和博)
アメリカ社会科教育の動向に関する年表
アメリカ合衆国における各種社会系教科の公的カリキュラム計画の比較表

著者│author

スティーブン・J・ソーントン(Stephen J. Thornton)
南フロリダ大学教授。カリキュラム論、教授学習論から、教育史、思想史、教師教育論まで幅広く論ずる米国を代表する社会科教育研究者。デューイアンならびにゲートキーパー論の提唱者として知られる。

訳者│translators

渡部竜也(わたなべ・たつや)
日本語版のためのまえがき、謝辞、第3章、第4章、第6章、付論担当。
1976年、広島県生まれ。東京学芸大学教育学部講師。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了・博士(教育学)。本書に関係する著作として、「連載:大学の社会科教育研究よ、どこへ行く――研究者の暴走と現場の不満の間を埋める提案に向けて」(『社会科教育』明治図書、2011年4月号-2012年3月号)、「カリキュラム・授業理論と教師教育論の連続的探求の必要性――教科内容専門領域改革に向けた研究方法への提言:社会科を事例として」(『社会科教育研究』第110号、2010年)、「『授業研究』からみた社会科研究の方法論の国際化の課題――わが国の『規範科学』としての授業研究方法論:六つの展開」(『社会科教育論叢』第四八集、2012年)などがある。
山田秀和(やまだ・ひでかず)
第1章、第2章担当。
1975年、広島県生まれ。岡山大学大学院教育学研究科准教授。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了・博士(教育学)。主著に『開かれた科学的社会認識形成をめざす歴史教育内容編成論の研究』(風間書房、2011年)、『新社会科教育学ハンドブック』(共著、明治図書、2012年)などがある。
田中伸(たなか・のぼる)
第5章、第7章担当。
1979年、神奈川県生まれ。大阪大谷大学教育学部講師。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了・博士(教育学)。主著に『現代アメリカ社会科の展開と構造』(風間書房、2011年)、『社会科教育学実践ハンドブック』(共著、明治図書、2011年)、「シティズンシップ教育実践の多様性とその原理――学習環境を規定する市民性意識の解明を通して」(『教育方法学研究』第36巻、2011年)などがある。
堀田諭(ほりた・さとる)
まえがき、序章担当。
1982年、石川県金沢市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士後期課程在籍。東京成徳大学人文学部非常勤講師、目白研心中学校・高等学校非常勤講師ほか。

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斎藤喜博研究の現在

斎藤喜博研究の現在

  • 横須賀薫(編)/2012年3月
  • 4600円(本体)/四六判仮フランス装564頁
  • 装丁:長田年伸/カヴァー写真:川島浩

斎藤喜博とは何者であったのか、客観的価値はどこにあるのか、教授学研究にかけた思いとは…。教育界に一時代を画した斎藤喜博の営為を時代につなぐための白熱の研究論考。子どもの未来を本気で考え実践するための必備必携の書。
(ISBN 9784861103148)

目次|indexs

Ⅰ 斎藤喜博研究の課題
Ⅱ 斎藤喜博における教授学の形成
Ⅲ 斎藤喜博と島小実践
Ⅳ 斎藤喜博教授の独自性と可能性

編者|editor

横須賀薫(よこすか・かおる)
1937年生まれ、横浜市出身。十文字学園女子大学学長。元宮城教育大学学長。2011年4月から現職。2003(平成15)年から中央教育審議会専門委員となり、05年から臨時委員初等中等教育分科会に所属し、教員養成部会を担当、専門職ワーキンググループ主査、課程認定委員会主査を務め、2010年6月から教員の資質向上特別部会委員も務める。著書に『新版 教師養成教育の探究』(春風社、2010年)など。

 

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言語教育とアイデンティティ―ことばの教育実践とその可能性

言語教育とアイデンティティ

ことばの教育実践とその可能性

  • 細川英雄(編)/2012年1月
  • 2800円(本体)/A5判並製266頁
  • 装丁:矢萩多聞

技術としての言語教育から,人間形成としての言語教育へ。
日本語・国語・外国語の教育をどのように連携・再生させればよいのか。ことばの学習の社会的・文化的意味を問いなおす。
(ISBN 9784861102899)

目次|indexs

※「はじめに」と「おわりに」はPDF形式でご覧いただけます。

はじめに 今,なぜ言語教育とアイデンティティか【細川英雄】
第I部 講演と討論
国際的な移動の中にあるアクターたちの新たな争点と戦略【アリーヌ・ゴアール=ラデンコヴィック】
討論・会場との質疑応答【司会:牲川波都季】
「移動する子ども」からことばとアイデンティティを考える【川上郁雄】
自己欺瞞の物語にいかに抗うことができるか【森美智代】
発見アプローチは何をめざすのか【細川英雄】
〔コラム〕崖の向こう側の世界―通訳者としての立場【山本冴里】
第II部 論考
第1章 《わたし》は何を語ることができるのか―ことばの学びにおける複合アイデンティティ【クレア・マリイ】
第2章 「場」としての日本語教室の意味―「話す権利」の保障という意義と課題【三代純平】
第3章 「中国に行く」/「中国に帰る」―言語マイノリティ生徒の「想像の共同体」【米本和弘】
第4章 移動主体のために言語教育は何ができるか―アイデンティティを紡ぐ場として【鈴木寿子】
第5章 多言語話者の言語意識とアイデンティティ形成―「ありたい自分」として「自分を生きる」ための言語教育【小泉聡子】
第6章 「自分らしさ」を規定するもの―複数の〈わたし〉を語る一人の日本語学習者のライフヒストリーから【鄭京姫】
第7章 言語教育において「自分史を書く」ことの意義―アイデンティティ形成の視点から【長嶺倫子】
第8章 日本語の教室における意味の構築とアイデンティティ形成―ことばの意味世界を共同構築する〈私〉〈他者〉〈教室コミュニティ〉【寅丸真澄】
第III部 前景と展望
言語教育における体系・能力・アイデンティティ―私はなぜアイデンティティにたどり着いたか【細川英雄】
言語教育とアイデンティティの問題を考えるための文献案内【三代純平】
おわりに 相互文化性による教育実践の可能性を拓く【細川英雄】

編者|editor

細川英雄(ほそかわ・ひでお)
早稲田大学大学院日本語教育研究科・教授
ウェブサイトはこちら

※『春風目録新聞』第9号に,細川英雄先生へのインタヴュー記事「この研究室が面白い!」を掲載しています。あわせてご覧ください。

 

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石貨の島へ―ヤップの教育今昔

石貨の島へ

ヤップの教育今昔

  • 田中忠/2011年4月
  • 1500円(本体)/四六判並製・270頁
  • 装丁:矢萩多聞/装画:有賀忍

日比谷公園の一隅の石貨をご存知ですか? 「勇気とロマンの島」に憧れながら教育の本質を模索する小学校教師による南の島探訪記。芦田恵之助、土方久功、中島敦、矢内原忠雄、田中準一らが取り組んだヤップの教育とは?
(ISBN 9784861102653)

目次|indexs

第1章 いざヤップへ
第2章 ヤップ島 戦前の教育
第3章 ヤップへの訪問者
第4章 60年後
第5章 ヤップ島 現代の教育

著者|author

田中忠(たなか・ただし)
1973年8月生まれ。
横浜国立大学で障害児教育について学んだ後、神奈川県川崎市立小学校に勤務。
現在、川崎市立坂戸小学校教諭。
2008年8月、ヤップ島に初来島。
大橋旦氏と出会い、その生き方に感銘をうける。大橋氏のような地球規模から地域規模まで、たくましく生きる「市民の教育」(citizenship education)の充実を目指し、日々奮闘している。

 

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日本における外国人留学生と留学生教育

日本における外国人留学生と留学生教育

  • 鈴木洋子/2011年4月
  • 2800円(本体)/A5判上製・328頁
  • 装丁:矢萩多聞

2020年、日本の外国人留学生は30万人! 詳細なデータ、アンケート・インタビュー調査をもとに、外国人留学生の実態や教育の変遷をたどり、現況を分析。留学生教育の経験をふまえ、実際的な今後のあり方を提言する。関係年表付き。
(ISBN 9784861102684)

目次|indexs

序 日本の外国人留学生
第1章 留学生数の変遷
第2章 留学生受け入れの意義
第3章 日本留学の意義
第4章 日本留学の需要
第Ⅰ部 留学生教育の変遷
第1章 韓国からの留学生
第2章 中国からの留学生
コラム 実藤惠秀について
第3章 東南アジアからの留学生
コラム ベトナムからの留学生
第4章 戦後の留学生受け入れ
第5章 「留学生10万人計画」の背景と計画達成
コラム 留学生受け入れ拡大の例
第Ⅱ部 現在の留学生教育
第1章 21世紀の留学生
第2章 留学生の日本での就職
第3章 留学生のアルバイトの実態
第4章 日本企業の意識調査
第Ⅲ部 「留学生30万人計画」と留学生教育
第1章 「留学生30万人計画」の背景
コラム 留学生を30万人にするための施策
第2章 「留学生30万人計画」を支える環境
第3章 「留学生30万人計画」達成のために
第4章 今後の留学生教育
第Ⅳ部 留学生教育としての日本語教育
第1章 留学生の日本語教育の現状
第2章 日本語教育の最前線

著者|author

鈴木洋子(すずき・ようこ
お茶の水女子大学文教育学部を卒業後渡米、ジョンズホプキンス大学などで日本語教育に携わる。帰国後、東京大学総合文化研究科言語情報専攻修士課程修了(修士(学術))、明海大学大学院応用言語研究科修了(博士(応用言語))。
福井大学工学部講師、埼玉大学経済学部講師(留学生教育教官)、武蔵野大学大学院言語文化研究科准教授を経て、現在、武蔵野大学文学部・大学院教授。

 

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日中教育学対話Ⅲ―新たな対話への発展・深化を求めて

日中教育学対話Ⅲ

新たな対話への発展・深化を求めて

  • 山﨑髙哉・労凱声(共編)/2010年11月
  • 3200円(本体)/四六判・上製・426頁
  • 装丁:矢萩多聞

過去30年を経て、中国教育は大きく変わった。儒教思想の教育に対する影響、多文化教育、高等教育改革と発展など、真摯な対話の精華。シリーズ完結。教育関係者必読!
※シリーズ1冊目は『日中教育学対話Ⅰ―教育学研究と教育改革の現状と課題』,2冊目は『日中教育学対話Ⅱ―黄済先生米寿記念論文集』。
(ISBN 9784861102486)
日本図書館協会選定図書

目次|indexs

第一の対話
第1章    中国教育の改革発展における政策の行方と分析
第2章    中国高等教育大衆化過程における構造分析
第3章    大学の発展モデル試論
第4章    日本における大学教育の多様化
第二の対話
第5章    理想と現実の矛盾
第6章    現代中国における孝心教育の現状と反省
第7章    孔子と「教」育
第8章    孔子と日本の教育
第三の対話
第9章    和諧の道と西南民族教育
第10章  文化の中断・断裂
第11章  日本における多文化教育の実践と課題
若手研究者の対話
第12章  近代日本における欧米教育の移入とその過程
第13章  美的なものと二つの近代国家像
第14章  〈旧教育〉から〈新教育〉への転換を意図する教育者たち
第15章  摩登少女とモダンガール

著者|authors

山﨑髙哉(大阪総合保育大学学長・京都大学名誉教授)
労凱声(首都師範大学教育科学学院首席専家教授)
謝維和(精華大学副学長・教育研究院院長)
陳超(天津大学教育研究所)
文雯(オックスフォード大学教育学系博士課程在学中)
李楽夫(清華大学経済管理学院博士課程修了)
孟繁華(首都師範大学学長補佐、教育科学学院院長)
南部広孝(京都大学大学院教育学研究科准教授)
兪啓定(北京師範大学教授)
楊昭寧(曲阜師範大学教育科学学院院長。山東省心理学会副理事長)
俵木浩太郎(元 玉川大学文学部教授)
張詩亜(西南大学西南民族教育・心理研究センター長、教授)
樊秀麗(首都師範大学教育科学学院教授)
田中圭治郎(佛教大学教育学部教授)
李文英(河北大学教育学院教授)
楊奕(同志社大学社会学部准教授)
増田翼(仁愛女子短期大学講師)
平松隆円(国際日本文化研究センター機関研究員

 

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