森鴎外、創造への道程

森鷗外、創造への道程みち

  • 小倉斉(著)/2021年1月
  • 5364円(本体)/四六判上製528頁
  • 装丁:毛利一枝

創造の現在へ
多種多様な人物との出会いから生まれた交響、共鳴、あるいは摩擦が、やがて鴎外の豊かな創造への道程みちを切り開くことになる。

(ISBN 9784861107894)

目次|contents

凡例
一 愕堂・魯庵・紅葉と鷗外の交響――鷗外宛書簡に見る出会いのドラマ
二 文学者鷗外の出発
三 鷗外、初期文学評論活動の一側面
四 「文学と自然」論争における鷗外――「「文学ト自然」ヲ読ム」の残した課題
五 「明治二十二年批評家の詩眼」における鷗外と忍月
六 鷗外・逍遙対立の淵源
七 鷗外と廃娼問題
八 森鷗外と久米桂一郎――学問と芸術の交響
九 森鷗外初期の文体意識
十 「舞姫」における文語文体再生の背景
十一 〈合評〉という名のドラマ――「三人冗語」「雲中語」の鷗外
十二 小倉時代、鷗外の一面
十三 明治文学における〈浦島説話〉の再生――露伴、鷗外、逍遙を中心に
十四 明治四十二年、鷗外の一面――小説の方法への模索
十五 金井湛の〈詞〉意識――「ヰタ・セクスアリス」論のために
十六 「青年」論――構造上の破綻をめぐって
十七 「高瀬舟」を読む――庄兵衛の眼差しが捉えたもの
十八 翻刻「護持院原の敵討」森鷗外自筆原稿

原題・初出一覧
あとがき
索引

著者|author

小倉斉(おぐら・ひとし)
日本文学研究者。愛知淑徳大学文学部国文学科教授。1951年岐阜県生まれ。1977年3月早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。著書に、高柴慎治との共訳書『夜窓鬼談』(春風社、2003年)、酒井敏・林正子・増田裕希との共編著『森鷗外書簡集3〈う-お〉編』(文京区立森鷗外記念館、2021年)等があり、論文に、「『夜窓鬼談』物語世界」(『新日本古典文学大系明治編3・漢文小説集』「月報」、2005年8月)、「澁澤龍彥、没後二〇年目の再生」(『日本近代文学』78集2008年5月)、「世界が眠ると言葉が眼を覚ます―詩人・寺山修司の〈言葉〉」(『愛知淑徳大学大学院文化創造研究科紀要』1、2014年3月)、「龍膽寺雄の挑戦―「放浪時代」を中心に―」(『愛知淑徳大学大学院文化創造研究科紀要』8、2021年3月)、「『高丘親王航海記』を読む―澁澤龍彥の最後の旅を追って―」(『愛知淑徳大学論集―文学部篇―』第46号別冊、2021年3月)等がある。

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自然と人生とのあいだ―自然主義文学の生態学

自然と人生とのあいだ

自然主義文学の生態学

  • 永井聖剛(著)/2022年1月
  • 4291円(本体)/四六判上製380頁
  • 装丁:矢萩多聞
  • 装画:ミロコマチコ

自然のうちに人生を見、人生のうちに自然を見る
〈自然〉とは、実体としての「自然」ではなく、自他の境界をいったん無化し、再編成する――類化を促す機縁あるいは環境であり、またその手段でもある。
「日本自然主義文学」を〈「自然」をめぐる近代思想〉という新たな視点から読みかえる。
(ISBN 9784861107900)

目次|contents

序章  思想としての〈自然〉
第一章 自然としての人生―徳冨蘆花『自然と人生』と無常観の近代
第二章 田舎教師の復讐―田山花袋『田舎教師』における自己肯定の方法
第三章 初期『中学世界』における〈文学〉の再編成―「中学=世界」への参与と逸脱
第四章 「文章=世界」を生きる中学生たち―『中学世界』から『文章世界』への移行
第五章 〈自然〉のインターテクスチュアリティ―田山花袋はニーチェをどう読んだか
第六章 精神主義は自然主義である―清沢満之と田山花袋、あるいは他力思想としての自然主義
第七章 修養と自然―青年の変容と中年の誕生
第八章 Kとは誰のことか―KとT、あるいは独歩と花袋
第九章 自然のコンポジション―田山花袋『時は過ぎゆく』の構図と構成
終章 〈自然主義〉の現在と未来

著者|author

永井聖剛(ながい・きよたけ)
1968年、静岡県生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。
愛知淑徳大学創造表現学部教授。専門は日本近代文学。
主な著書に『自然主義のレトリック』(2008年、双文社出版)、論文に「異種混交体としての「です」調―山田美妙『白玉蘭(別名壮士)』にみる「大衆文学」への水脈―」(2015年、『日本近代文学』)など。

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十八世紀スイス文学とシュトゥルム・ウント・ドラング―源流としての美学的共和主義

十八世紀スイス文学とシュトゥルム・ウント・ドラング

源流としての美学的共和主義

  • 今村武(著)/2022年1月
  • 4000円(本体)/A5判上製296頁
  • 装丁:矢萩多聞

チューリヒからドイツへ、そしてヨーロッパ全土へ――
ゲーテやレンツらが活躍した18世紀ドイツの文学、疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)の源流をスイスにたどり、「啓蒙のネットワーク」という視点から文学的・美学的な影響関係を明らかにする。

(ISBN 9784861107757)

目次|contents

第一章 十八世紀チューリヒの文学的状況
第二章 スイス疾風怒濤の伝播と影響
第三章 交差する啓蒙のネットワーク
第四章 クロプシュトックのチューリヒ滞在
第五章 スイスのヴィーラント
第六章 ヴィーラントの叙事詩『キュロス大王』
第七章 ルソー『新エロイーズ』とシュトゥルム・ウント・ドラング
第八章 『若きヴェルテルの悩み』と『新エロイーズ』
第九章 レンツ『家庭教師』と『新エロイーズ』
第十章 スイスのヴェルテル

著者|author

今村武(いまむら・たけし)
東京理科大学教養教育研究院教授。専門は18世紀ドイツ文学、ドイツ演劇。著書に、『救いと寛容の文学―ゲーテからフォークナーまで』(共著、春風社、2019年)、『人間関係から読み解く文学―危難の時の人間関係』(共著、日本人間関係学会・文学と人間関係部会編、開文社出版、2014年)、『近代ドイツ文学の萌芽と展開』(南窓社、2012年)、『不道徳な女性の出現―独仏英米の比較文化』(南窓社、2011年)等がある。

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文学とアダプテーションII―ヨーロッパの古典を読む

文学とアダプテーションII

ヨーロッパの古典を読む

  • 小川公代・吉村和明(編)/2021年11月
  • 3600円(本体)/四六判上製520頁
  • 装丁:矢萩多聞

ホメロス『オデュッセイア』からカズオ・イシグロ『日の名残り』まで。
古代から現代にいたるヨーロッパの〈古典〉に光を当て、再創造としてのアダプテーションによって新たな魅力を帯びることを明らかにする。
アダプテーションを実践している映画監督(ジョン・ウィリアムズ氏)、翻訳家(鴻巣友季子氏)、劇作家(前川知大氏)らの寄稿も収録。

関連書籍:『文学とアダプテーション-ヨーロッパの文化的変容』

(ISBN 9784861107559)

目次|contents

序論 ヨーロッパ古典文学を〈再訪〉する【小川公代】
第I部 総論
第1章 講演 ジェンダーの観点から読む世界文学―男たちが描いてきた女性像【沼野充義】
第2章 文学の映画化は「不純」なのか―ヨーロッパ映画におけるアダプテーション【渋谷哲也】
第3章 ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型―『クラシックス・イラストレイテッド』から『ピノッキオ』まで【森田直子】
第II部 アダプテーション各論
第4章 『ジェイン・エア』のアダプテーション―フェミニズムとウルフの両性具有的視点【小川公代】
第5章 エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』【新井潤美】
第6章 生々流転する『ユリシーズ』の世界―映画から漫画、グラフィックノベル、VRまで【南谷奉良】
第7章 カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画再考―コラボレーションとしての翻案【秦邦生】
第8章 ライシテの国のアンティゴネー―〈他者〉のゆくえ【伊達聖伸】
第9章 ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』のアダプテーションをめぐって―文化の受容と再生【吉村和明】
第10章 ヴィクトル・ユゴーと映画―怪物から聖人へ【野崎歓】
第11章 ミュンヒハウジアーデとアダプテーション―《驚嘆すべき》「ミュンヒハウゼン」ミームの変容について【眞鍋正紀】
第12章 タヴィアーニ兄弟『素晴らしきボッカッチョ』―ペストをのりこえて【堤康徳】
第13章 ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』―重さと軽さの反転【阿部賢一】
第14章 ふたつの『クロイツェル・ソナタ』―トルストイとウグレシッチ【奥彩子】
第III部 アダプテーション制作者の立場から
第15章 カフカの小説Der Prozessを日本語映画『審判』に翻案する―私はアルゴリズムではない【ジョン・ウィリアムズ】
第16章 インタビュー『ロミオとジュリエット』の小説アダプテーションにおける〝貞節〟と〝裏切り〟【鴻巣友季子】
第17章 ホメロス『オデュッセイア』を現代演劇に―英雄の旅にみる人類の成長と思春期【前川知大】
あとがき 原作とは別のところに行く/原作に立ち返る「アダプテーション」【吉村和明】

編者|editors

小川公代(おがわ・きみよ)
上智大学外国語学部教授。専門は英文学。
吉村和明(よしむら・かずあき)
上智大学名誉教授。専門はフランス文学。

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漱石論集こゝろのゆくえ

漱石論集こゝろのゆくえ

  • 斉藤恵子(著)/2021年11月
  • 4500円(本体)/四六判上製函入576頁
  • 装丁:矢萩多聞

ライフワークとして60年間漱石を読み込んできた畢生の論集。漱石はいかに読まれ、論じられてきたのか、その魅力と時代の諸相に迫る。
(ISBN 9784861107634)

目次|contents

はじめに
第1章 ジェイン・オースティン『高慢と偏見』―微苦笑の真理
第2章 夏目漱石のスウィフト論について
第3章 『趣味の遺伝』の世界
第4章 漱石と外国文学
第5章 一九世紀ヨーロッパ文学と『三四郎』
第6章 漱石とピトロクリ
第7章 「アマランス」考
第8章 評釈『薤露行』
第9章 内と外からの夏目漱石
第10章 世紀末と漱石
第11章 漱石研究文献批評
第12章 夏目漱石研究の現状
第13章 書評 岡三郎著『夏目漱石研究』
第14章 書評 江藤淳著『漱石とアーサー王傳說―『薤露行』の比較文学的研究』
第15章 書評 森亮著『小泉八雲の文学』
書評 小島信夫著『私の作家遍歴』
第16章 書評 塚本利明著『漱石と英文学―『漾虚集』の比較文学的研究』
第17章 書評 池田美紀子著『夏目漱石 眼は識る東西の字』
第18章 池田美紀子書評訂正・補遺
第19章 二つのKOKORO―マクレラン訳と近藤いね子訳
第20章 シンガポールの『こゝろ』シンポジウム
第21章 『こゝろ』は日本でどのように読まれてきたか
第22章 『こゝろ』と聖書の世界
終 章 「いのち」と「こころ」
あとがき

初出一覧
参考文献一覧
付録 Kokoro and the Biblical World
人名索引/漱石作品索引

著者|author

斉藤恵子(さいとう・けいこ)
大妻女子大学名誉教授。専攻は英文学、比較文学、比較文化。1936年大連市生まれ。1959年お茶の水女子大学英文科卒業。1963年東京大学教養学部教養学科イギリス分科卒業。1973年東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士課程単位取得満期退学1979年4月~1999年3月共立女子大学家政学部・文芸学部勤務。1999年4月大妻女子大学比較文化学部長就任。2009年大妻女子大学退職。

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希望の本質―サミュエル・ジョンソンの思想と文学

希望の本質

サミュエル・ジョンソンの思想と文学

  • 石井善洋(著)/2021年10月
  • 3500円(本体)/四六判上製256頁
  • 装丁:長田年伸

イギリス文学史上一時代を画す文壇の巨人サミュエル・ジョンソン。その思想と文学の基本的な構図を解き明かし、希望の本質に迫る。
[広島修道大学学術選書79号]
(ISBN 9784861107764)

目次|contents

はじめに
第一章 知識と学問 (一)
1. 才能 2. 偶然の関与 3. 努力と勤勉 4. 知的堕落の諸相 5. 自己を築く
第二章 知識と学問 (二)
6. 短い一生 7. 精神の特性と時間の認識 8. 運動と精神の活動 9. 風刺
10. 真の知識
第三章 希望
1. 希望の誕生 2. 希望の幸福論 3. 時間論から見る倫理思想 (1)―未来を中心に
4. 時間論から見る倫理思想 (2)―現在を中心に 5. 合理的な希望
第四章 信仰
1. 偶然の支配 2. 信仰の必要性 3. 真実の解釈 4. 偶然の解釈 5. 信仰から道徳へ 
6. 希望から信仰へ
第五章 詩(一)
1. 「模倣」 2. 「自然」 3. 「自然の模倣」と芸術的な効果 4. 「自然」と正義
5. 虚構と真実
第六章 詩(二)
6. 二つの展開 7. 詩的創造性 8. イムラックの詩人論 9. 信仰詩
10. 「真理」の位置づけ
第七章 『ラセラス』論(一)
1. 「幸福の谷」が語ること 2. 「人生の選択」
3. 二つの推進力 a. 人物描写 b. ラセラスの性格 4. 新たな希望 5. 終章の読み方
第八章 『ラセラス』論(二)
6. 理性の働き 7. 理性、倫理、信仰 8. 社会の役割 9. 宗教的なテーマ
10. 文学と宗教 11. 『ラセラス』の歴史的評価 12. 終章を再論する

おわりに
文献一覧
サミュエル・ジョンソン略年譜
論文初出

著者|author

石井善洋(いしい・よしひろ)
1958年 秋田県生まれ
1981年 早稲田大学第一文学部英文学専攻卒業
1989年 早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課得後退学
早稲田大学、日本大学、宇都宮大学等の非常勤講師を経て
1990年 広島修道大学に勤務
1992年 広島修道大学助教授
2005年 広島修道大学教授(現在に至る)

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ことばへの気づき―カフカの小篇を読む

ことばへの気づき

カフカの小篇を読む

  • 松原好次(著)/2021年10月
  • 2700円(本体)/四六判並製340頁
  • 装丁:難波園子

パンデミックを経験した今だからこそ、私たちはカフカの囁きを素直に聞くことができる。人間存在そのものが、いかに不安定で不確かであるか、また、人間の社会が、いかに脆弱であるか。(本書第二部より)

外国語教育や少数言語の研究に携わってきた著者が、自身の経験と生活、そしてカフカの小篇を読むことから得た、ことばへの気づきを綴ったエッセイ集。

(ISBN 9784861107542)

目次|contents

はじめに
第一部 小さな/微妙な違いが大きな違い
第二部 楽しい気づきが語学継続の支え
第三部 怖さへの気づきが新たな世界への入り口
あとがき
謝辞
参照文献

著者|author

松原好次(まつばら・こうじ)
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業。元電気通信大学教授。専門は言語社会学、言語政策。特に、少数民族言語(先住民族や移民の言語)の衰退・再活性化について研究。主要著書・訳書に、Indigenous Languages Revitalized?: The Decline and Revitalization of the Indigenous Languages Justaposed with the Predominance of English(Shumpusha, 2000)、『大地にしがみつけ―ハワイ先住民族女性の訴え』(ハウナニ=ケイ・トラスク著、春風社、2002年)、『ハワイ研究への招待―フィールドワークから見える新しいハワイ像』(共編、関西学院大学出版会、2004年)、『消滅の危機にあるハワイ語の復権をめざして―先住民族による言語と文化の再活性化運動』(明石書店、2010年)『言語と貧困―負の連鎖の中で生きる世界の言語的マイノリティ』(共編、明石書店、2012年)、『英語と開発―グローバル化時代の言語政策と教育』(監訳、春風社、2015年)、『難民支援―ドイツメディアが伝えたこと』(春風社、2018年)など。

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日本英語文化学会創立45周年記念論文集 英語文化研究

日本英語文化学会創立45周年記念論文集 英語文化研究

  • 日本学術会議協力学術研究団体 日本英語文化学会(編)/2021年3月
  • 4000円(本体)/A5判上製240頁
  • 装丁:矢萩多聞

比較文化、イギリス文学、アメリカ文学、比較文学、英語教育・言語学の5つの分野にわたる多彩な13の論考を収録。

(ISBN 9784861107450)

目次|contents

まえがき(市川仁)
比較文化
1:口演としてのシェイクスピア―日本のシェイクスピアの現状を考える(佐々木隆)
イギリス文学
2:反響するグレイと漱石―猫の死を手がかりに(菅野智城)
3:ラティガン劇における脇役―人生の導き手となるミス・クーパー(落合真裕)
4:エンプソンの“argufying”―“argufying”による批評家エンプソンの出発点(須永隆弘)
5:フィリップ・ラーキンとパッツィ・ストラング―“The Importance of Elsewhere”を読む(君島利治)
アメリカ文学
6:先住民作家ウィリアム・エイプスの『ピークォット族の5人のキリスト教徒インディアンによる回心体験記』論―インディアンの鏡に映しだされるアメリカ社会(小澤奈美恵)
7:Couples in the Circle: Revolutions in The Beautiful and Damned and Tender Is the Night(浅川友幸)
8:〈立ち去った〉女たち―フォークナー『尼僧への鎮魂歌』考察(本間章郎)
9:Vladimir NabokovのPale Fireにおける数のシンボリズムと錬金術的イメジャリー(大木富)
比較文学
10:ジャンルにおける虚構と科学という軸―未来小説・science fiction・ユートピア小説の包摂関係(日中鎮朗)
英語教育・言語学
11:時代の流れに合わせて変わる大学英語教育―中国の英語教育と比較して(原隆幸)
12:医療英語における日常語の専門的使用に関する考察(小山田幸永)
13:名詞句の形式特性と敬意表現としての機能について(中井延美)

あとがき(中井延美)
執筆者一覧

編者|editor

日本学術会議協力学術研究団体 日本英語文化学会
1972年設立の英語文化を研究する会。英語圏の文化、言語、言語教育、文学、比較文化、比較文学等々の研究者がこの会に属している。

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我、アメリカノ敵ヲ発見セリ―ハインラインの青少年向け小説における白人性

我、アメリカノ敵ヲ発見セリ

ハインラインの青少年向け小説における白人性

  • 島克也(著)/2021年6月
  • 3900円(本体)/四六判上製316頁
  • 装丁:長田年伸

俺達の屍を越えてゆけ、ハインライン!
人気SF作家の青少年向け小説群とアメリカのコミックブック業界の関係を詳細に分析。コミックブックが駆逐された1950年代に、ハインラインが遭遇した「アメリカの敵」とは?

(ISBN 9784861107467)

目次|contents

序章 右翼のハインラインと左翼のハインラインの生まれ故郷
第1章 ハインラインと青少年向け小説の関係性
第2章 帝国からの独立と白人性
第3章 新たなヒーロー像の模索における白人性
第4章 国際社会におけるアメリカと白人性
第5章 多文化主義型の白人性の限界
結論 コミックブックを継ぐもの

著者|author

島克也(しま・かつや)
安田女子大学文学部英語英米文学科講師。専攻・専門は現代アメリカ文学(特にSF)。
論文に、「ハインラインの『ガニメデの少年』におけるスカウト活動の意味とアメリカン・ヒーロー像の危機」(『中・四国アメリカ文学研究』第47号 pp. 13-22、2011年6月)、『Red Planet論――白人性の上書きがもたらす帝国の変容』(『英語英文学研究』第55巻、pp. 59-70、2011年3月)など。

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American Measure: William Carlos Williams’s Vision of Free Verse

American Measure

William Carlos Williams’s Vision of Free Verse

  • 吉田亞矢(著)/2021年3月
  • 5000円(本体)/A5判上製156頁
  • 装丁:矢萩多聞

これぞアメリカ詩のリズム!
アメリカ独自のリズムを生涯かけて追求した現代詩人ウィリアム・カーロス・ウィリアムズの苦吟の軌跡を辿る。本文英語。

(ISBN 9784861107320)

目次|contents

Acknowledgments
List of Abbreviations
List of Illustrations
Introduction
Chapter 1 The Embodiment of Freedom
Chapter 2 So Much Depends Upon a Variable Foot
Chapter 3 Ut pictura poesis
Chapter 4 A Recognizable American Idiom
Chapter 5 Asphodels
Coda
Notes
Bibliography
Index

著者|author

吉田亞矢(よしだ・あや)
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(人間・環境学)。現在、京都大学国際高等教育院特定講師。専門は、アメリカ文学(特にアメリカ現代詩)。主な論文に、William Carlos Williams Review 37 (2020) 所収の“Surrealistically ‘glazed with’ the American Idiom: Williams’s Translations from French Verse and Prose” がある。

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