【中世英語英文学Ⅱ】The Sound of Literature―Aspects of Language and Style in The Owl and the Nightingale

The Sound of Literature

Aspects of Language and Style in The Owl and the Nightingale

  • 菊池清明(著)/2016年3月
  • 7500円(本体)・A5 判上製・230 頁
  • 装丁:松田晴夫(クリエイティブ・コンセプト)

『梟とナイチンゲール』の清新さを探る
古英語から中英語の転換期(12~13世紀)に書かれたとされる中英語の詩『梟とナイチンゲール』。
その修辞法の特徴や世俗主義的な態度を考察。英語史上・英文学史上における重要性を明らかにする。
※本文英語
(ISBN 9784861104886)

★シリーズ:中世英語英文学 好評既刊★
中世英語英文学Ⅰ―その言語・文化の特質
(本体価格:4500円、ISBN 9784861104282)
『カンタベリー物語』『ガウェイン卿と緑の騎士』『梟とナイチンゲール』など、
14 世紀のリズミカルな英語で紡ぎだされた作品を例に、言語・文化の両面から〈音の文学〉としての魅力にふれる。

目次|indexes

Introduction: The Historical Setting of the Poem
Chapter I: A Comparative Study of The Owl and the Nightingale and
The Thrush and the Nightingale
Chapter II: A Stylistic Approach to the Characters in The Owl and the Nightingale
Chapter III: Some Aspects of Colloquial Speech
Chapter IV: Repetition in The Owl and the Nightingale
Chapter V: Aspects of Repetitive Word Pairs
Chapter VI: Conclusion: Colloquialisms, Language of Law and the Dynamics of Aural Literature

 

著者|author

菊池清明(きくち・きよあき)
関西外国語大学大学院英語学専攻博士後期課程修了。立教大学文学部教授。言語文化学博士(大阪大学)。著書に『中世英語英文学Ⅰ―その言語・文化の特質』(春風社、2015)がある。

 

 

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ペーター・フーヘル―現代詩への軌跡

ペーター・フーヘル

現代詩への軌跡

  • 土屋洋二(著)/2016年2月
  • 3200円(本体)・四六判上製・404頁
  • 装丁:長田年伸

ナチス・ドイツ、ベルリンの壁、表現主義論争…現代ドイツを代表する詩人、その生涯を描いた初の本格的評伝!
追憶の抒情的自然詩は、ナチスの政治的抑圧やドイツ分断の悲劇により、いかなる変貌を遂げたのか。
激動の20 世紀ドイツの社会的・思想的背景のなかでフーヘルの作品を評価する。
(ISBN 9784861104817)

ペーター・フーヘル (Peter Huchel 1903-1981)
ベルリン生まれ。1925年より詩作活動を始めたが、ナチス時代に沈黙。
感受性の豊かな内面性の深い自然詩は、現代ドイツを代表する詩といわれている。
『詩集』(1948年) で国家賞受賞。他の作品に詩集『国道、国道』(1963年) 等がある。

日本図書館協会選定図書
「図書新聞」(2016/6/18号)に書評が掲載されました→「詩に関心をもつすべての人々に一読を勧めたい」(関口裕昭氏・明治大学教授)

目次|indexes

はじめに
第1章 幻の処女詩集

鮮やかなデビュー、資質の発見、故郷 マルク・ブランデンブルク
第2章 『詩集』
「少年の池」、ヨーロッパ悲しき1930年、白い鴉たち、敗戦と冷戦の間、「星の簗」…など
第3章 第二詩集『国道 国道』
『意味と形式』の出発、年代記「掟」、「献呈 エルンスト・ブロッホのために」、自然詩を起点に…など
第4章 それから
ベルリン、別れ
おわりに

著者|author

土屋洋二 ( つちや・ようじ)
1945 年、静岡県生まれ。京都大学大学院ドイツ語ドイツ文学専攻修了。愛知大学文学部教授。
主な翻訳に、ゲルハルト・シェーンべルナー編著『新版 黄色い星―ヨーロッパのユダヤ人迫害 1933‐1945』(共訳、松柏社、2004)などがある。

 

 

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T・S・エリオットの詩を解読する

T・S・エリオットの詩を解読する

  • 滝沢 博(著)/2015年12月
  • 2200円(本体)・四六判並製・172頁
  • 装丁:桂川潤

没後50年、エリオット作品を独自の観点から再考する
重層的な表現にこめられた精巧な仕掛けを“暗号”のように解読。
様々な角度から妥当性の高い読みを選び出す作業によって、新しいエリオット像が浮かびあがる。
(ISBN 9784861104763)

 

目次|indexes

第一部 解読の核心
第一章 Bliss stirred in B. Russell’s―「ゲロンチョン」
第二章 ナウシカはどこにいる―「直立するスウィーニー」
第二部 反ユダヤ主義と反金融資本主義
第三章 「ブライスタインの流儀」とは何か―「ベデカーを持ったバーバンク:葉巻を咥えたブライスタイン」
第四章 第二連の謎―「料理用卵」第三部 二つのスウィーニー詩
第五章 頭文字s とp の意味するもの―「エリオット氏の日曜朝のお勤め」
第六章 重層的な場面―「ナイチンゲールに囲まれたスウィーニー」
おわりに― 作者の意図を読む
あとがき

 

著者|author

滝沢博(たきざわ・ひろし)
1961 年生まれ。千葉県出身。中央大学文学部卒。高岡法科大学教授。日本T・S・エリオット協会会員。論文に「労働党政権誕生とT・S・エリオット」「T・S・エリオットと優生学」「なぜエリオットはローマ・カトリックにならなかったのか」など。

 

 

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クリスマス・キャロル

クリスマス・キャロル

  • チャールズ・ディケンズ(著)/井原慶一郎(訳)/ソロモン・アイティンジ(挿絵)/2015年11月
  • 1500円(本体)・変形上製・260頁
  • 装丁:矢萩多聞

大人の読者のための『クリスマス・キャロル』
一年で一番楽しい日、クリスマス・イブ。
欲深い老人スクルージのもとに幽霊があらわれて……
炉端での幽霊話を念頭においた読みやすい語り口調で翻訳。
時代背景がよくわかる詳注と解説、
日本初紹介となるディケンズ公認のアメリカ版挿絵25点を加えた新訳決定版!
(ISBN 9784861104749)
日本図書館協会選定図書

★一部お読みいただけます→コチラ

★「日経新聞」に取り上げられました(2015/12/13)→「活字の海で」
★「鹿児島経済新聞」に取り上げられました(2015/12/16)→「鹿児島大学教授が新訳 大人のための「クリスマス・キャロル」出版、読書会も」
★「図書新聞」に書評が掲載されました。評者は高山宏氏です(2016/1/30)→「まさに今のための本

 

 

目次|indexes

Ⅰ マーレイの幽霊
Ⅱ 第一のクリスマスの精霊
Ⅲ 第二のクリスマスの精霊
Ⅳ 最後のクリスマスの精霊
Ⅴ これで万事終わり
訳者解説

著者|author

チャールズ・ディケンズ(Charles John Huffam Dickens)
1812-1870。イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・ペイパーズ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。
代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。

挿絵画家| illustrator

ソロモン・アイティンジ(Solomon Eytinge
1833-1905。アメリカの画家、イラストレーター。別名ソル・アイティンジ・ジュニア。
ニューヨークやボストンで発行された雑誌や文学作品の挿絵を多く手掛けた。

訳者| translator

井原慶一郎(いはら・けいいちろう)
1969年生まれ。鹿児島大学教授。専門は英文学、表象文化論。
著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ著『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)など。

Illustrator

 

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「女の子」という運動―ワイマール共和国末期のモダンガール

「女の子」という運動

ワイマール共和国末期のモダンガール

  • 田丸理砂(著)/2015年8月
  • 3000円(本体)/四六判上製・324頁
  • 装丁:矢萩多聞

第二次世界大戦前のベルリンに登場した「新しい女」とは?
第二次世界大戦前のドイツでは、OLも女学生もレヴューダンサーも「女の子」(Mädchen)とよばれていた。
マスメディアの発展とともに登場した女性作家たちの作品を読み解くことで、その女性像の虚実を探る。
(ISBN 9784861104435)

女性と女性の活動をつなぐポータルサイトWANでも紹介されました。

『週刊読書人』(2015年10月16日)に書評が掲載されました。
評者は小玉美意子先生(武蔵大学名誉教授)です。

目次より|Inhaltsverzeichnis

序「女の子」をめぐる冒険
Ⅰベルリンのモダンガール
第1章ベルリンのモダンガール―女性ホワイトカラーと文学
Ⅱモダンガールとマスメディア
第2章ベストセラー作家ヴィッキィ・バウムと小説『化学専攻生ヘレーネ・ヴィルフュア』
第3章ガブリエレ・テルギットのベルリン小説『ケーゼビア、クアフュルステンダムを征服する』
Ⅲ「モダンガール」と書くこと
第4章「女の子」であることの可能性―イルムガルト・コインの『ギルギ―わたしたちのひとり』
第5章モダンガールと書くこと―アニタ・ルースの『紳士はブロンドがお好き』とイルムガルト・コインの『偽絹の女の子』をめぐって
第6章タイトルとジェンダー―『インゴルシュタット出身のマリールイーゼ・フライサーの物語』
第7章「女の子」というメルヘン―『インゴルシュタット出身のマリールイーゼ・フライサーの一ポンドのオレンジと九つの他の物語』と作品集『悪だくみ』について
第8章「女の子」からの脱出―マリールイーゼ・フライサーの長編小説『小麦売りのフリーダ・ガイアー』

著者|Autor

田丸理砂(たまる・りさ)
1963年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。専攻はドイツ文学、ジェンダー論。
著書に、『ベルリンのモダンガール―1920年代を駆け抜けた女たち』(編著、2004年、三修社)、『ドイツ文化を担った女性たち―その活躍の軌跡』(共著、2008年、鳥影社)、『髪を切ってベルリンを駆ける!―ワイマール共和国のモダンガール』(フェリス女学院大学、2010年)など。

ブログ「わたしの女友だち、ドイツ語の本、日本語の本

 

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敗戦・憂国・東京オリンピック―三島由紀夫と戦後日本

敗戦・憂国・東京オリンピック

三島由紀夫と戦後日本

  • 洪潤杓(著)/2015年8月
  • 3000円(本体)/四六判並製・344頁
  • 装丁:桂川潤

「欧米的」と「日本的」の狭間で揺れる
「戦前・戦後の連続性」「身体」「アイデンティティと歴史」「大衆消費社会」「アメリカナイズ」「ナショナリズム」「天皇制」などの観点から三島作品を分析。
戦後日本社会を鋭く受け止め、時代の変化を受容しつつ抵抗した三島像に迫り、戦後日本の表象を考察する。
(ISBN 9784861104633)

 

目次|indexes

第一章 三島由紀夫「憂国」における一九三六年と一九六〇年―不満から矛盾へ
第二章 三島由紀夫「十日の菊」における同一化への眼差し―〈見られる〉肉体の美学
第三章 三島由紀夫『美しい星』における〈想像された起源〉―純潔イデオロギーと純血主義
第四章 三島由紀夫と大衆消費文化―「自動車」「可哀さうなパパ」を中心に
第五章 「下らない」安全な戦後日本への抵抗―三島由紀夫「剣」における戦後日本の表象
第六章 三島由紀夫と一九六四年東京オリンピック―国際化と日本伝統の狭間で
第七章 〈現人神〉と大衆天皇制との距離―「英霊の声」を中心に

著者|author

洪 潤杓(ホン・ユンピョ)
1974年、韓国・春川生まれ。2009年、筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程終了。博士(文学)取得。高麗大学校非常勤講師、同大学のBK21中日言語文化教育研究団研究教授を経て、現在誠信女子大学校日語日文学科助教授。専門、日本近現代文学。

 

 

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増補改訂 器としての身體―土方巽・暗黒舞踏技法へのアプローチ

増補改訂 器としての身體

土方巽・暗黒舞踏技法へのアプローチ

  • 三上賀代(著)/2015年8月
  • 3600円(本体)B5 判並製・256 頁
  • 装丁:長田年伸

土方巽から直接教えを受け現在も舞踏をつづける著者が、稽古ノートと体験をもとに土方巽・暗黒舞踏技法を解明する。
現在も世界中で拡大を続ける舞踏〈Butoh〉。
舞踏はどう評価され、位置づけられてきたのか。
「灰柱」「虫の歩行」……創始者・土方巽が独特の言語で表した暗黒舞踏技法とは?
『器としての身體』(ANZ堂、1993年)にさらなる研究の成果を加えた増補改訂版。
(ISBN 9784861104657)

 

目次|indexes

まえがき
序 課題と方法―土方暗黒舞踏技法への一歩
Ⅰ 生い立ちと原風景―『病める舞姫』を中心に
Ⅱ 時代背景と思想形成―上京から体験舞踏まで
Ⅲ 土方の主要作品と技法―二七年間の軌跡
Ⅳ 土方暗黒舞踏技法―「なる」身体
Ⅴ 「歩行」と「型」―舞踏技法を支えるイメージ
Ⅵ 消える構造―土方巽と芦川羊子のワークショップから
結 器としての身体―刻々の変貌
補章 土方巽・暗黒舞踏の受容と変容
1 野口体操と三木形態学を手掛かりに
2 研究現状・論文剽窃問題および東洋的身体論からの試み
あとがき
資料編

著者|author

三上賀代(みかみ・かよ)
舞踏家。京都精華大学教授。徳島県生まれ。お茶の水女子大学国文科卒、同大大学院博士課程修了(学術博士、舞踊学)。土方巽、野口三千三に師事。現在、とりふね舞踏舎を主宰し、国内外で舞踏公演を行う。共著に久保健編『「からだ」を生きる―身体・感覚・動きをひらく5 つの提案』(創文企画、2001年)がある。

 

 

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美しき汚れーアーサー・マンビーとヴィクトリア朝期女性労働者の表象

美しき汚れ

アーサー・マンビーとヴィクトリア朝期女性労働者の表象

  • 吉本和弘(著)/2015年8月
  • 3000円(本体)四六判上製・266 頁
  • 装丁:長田年伸

英国紳士と女性労働者。階級を超えたスキャンダラスな愛から女性の肉体労働とジェンダー表象をさぐる―
女性労働者の写真を集めていたヴィクトリア朝時代の弁護士・詩人アーサーと、下層階級の女性肉体労働者ハナ。
階級を超えた二人の愛情関係を、豊富な写真資料をもとに考察。
写真という当時最新のテクノロジーが果たした役割についても論及する。
(ISBN 9784861104428)

 

目次|indexes

第1章 アーサーとハナの物語
第2章 女性労働者の肖像
第3章 「手」の隠喩と労働の記号論
第4章 女性労働者の黒さと男性化
第5章 ハナが観たバイロンの悲劇『サルダナパラス』
第6章 階級・ジェンダーの表象と写真の登場

著者|author

吉本和弘 (よしもと・かずひろ)
県立広島大学国際文化学科教授。著作に『イギリス イメージ横断―表象と文学』(共編,春風社2011)、『英文学の内なる外部―ポストコロニアリズムと文化の混交』(山崎弘行編,松柏社2003)がある。

 

 

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いないも同然だった男

いないも同然だった男

  • パトリス・ルコント(著)/桑原隆行(訳)/2015年7月
  • 1800円(本体)/四六変型判・上製・188頁
  • 装丁:コトモモ社

名前:ジェラルド(ありふれた名前)
職業:模範的な銀行員(窓口には誰も並ばない)
家族:南米へ移住(置き去りにされたけれど気にしない)
年齢:三十歳そこそこ(誰にも誕生日を祝われない)
取るに足りない、影の薄い存在…。「誰にも見えない男」は美しい同僚へ愛を伝えるため、自分の存在を証明するため、英仏海峡を泳いで渡る計
画を立てるが…。
フランス映画の巨匠ルコントの最新作は、ちょっとまぬけで哀しい男の物語。
(ISBN 9784861104589)
日本図書館協会選定図書

★好評既刊パトリス・ルコントの本★
小説
ショートカットの女たち
リヴァ・ベラ
愉しみは最後に―二人のひどく不器用な自殺志願者の往復書簡
インタビュー集
映画はやめる―パトリス・ルコント、自作を語る

著者|auteur

パトリス・ルコント(Patrice Leconte)
フランスの映画監督。『レ・ブロンゼ』、『髪結いの亭主』、『橋の上の娘』など。近年はアニメーション映画『スーサイド・ショップ』や小説などの創作に励む。

訳者|traducteur

桑原隆行(くわはら・りゅうこう)
福岡大学教授。著書に『フェティシズムの箱』(大学教育出版)。パトリス・ルコント『ショートカットの女たち』、『リヴァ・ベラ』、『愉しみは最後に―二人のひどく不器用な自殺志願者の往復書簡』、インタビュー集『映画はやめる―パトリス・ルコント、自作を語る』、レイモン・ジャン『カフェの女主人』(いずれも春風社)など、現代フランス小説の訳書多数。

 

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アンドレ・バザン―映画を信じた男

アンドレ・バザン

映画を信じた男

  • 野崎歓(著)/2015年6月
  • 2300円(本体)/四六判上製・230頁
  • 装丁:細野綾子

新訳『映画とは何か』の理解を深める一冊!
トリュフォーを監督として育て上げ、映画批評の金字塔『映画とは何か』を著したアンドレ・バザン。
彼の美学は没後半世紀を超え、現代アジア映画、宮崎アニメにも通じるのか。
名仏文学者による待望の映画論。
(ISBN 9784861104565)
日本図書館協会選定図書

★「映画本大賞2015」(キネマ旬報社)第6位に選出されました!
★「まえがき」と本文の一部をお読みいただけます →コチラ
★刊行を記念してトークイベント&サイン会を開催します →終了しました。ありがとうございました。

 

目次より|indexes

第1章  開放されたスクリーン
『市民ケーン』という事件/サルトルVSウェルズ…
第2章  映画にとって現実とは何か―バザンによるロッセリーニ
トリノの聖骸布/「証明することではなく、ただ示すこと」…
第3章 残酷さの倫理
エリッヒ・フォン・シュトロハイム、残酷さの輝き/映画と死の体験…
第4章 文芸映画の彼方へ
「不純な映画」のために/『田舎司祭の日記』の成功…
第5章 「寡黙さ」の話法―バザンと現代台湾映画
台湾映画、香港映画のほうへ/蔡明亮、緘黙の果てに…
第6章 バザン主義 VS 宮崎アニメ
アニメを観るバザン?/宮崎駿的空間…

著者|author

野崎歓(のざき・かん)
1959年、新潟県生まれ。フランス文学者。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部仏文科教授。
2001年、『ジャン・ルノワール 越境する映画』(青土社)でサントリー学芸賞、2006年に『赤ちゃん教育』(青土社)で講談社エッセイ賞、2011年に『異邦の香り―ネルヴァル『東方紀行』論』(講談社)で読売文学賞を受賞。
2015年2月に『映画とは何か』(共訳、岩波書店)を翻訳・刊行したばかり。

 

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