幻想と怪奇の英文学Ⅱ―増殖進化編

幻想と怪奇の英文学Ⅱ

増殖進化編

  • 東雅夫・下楠昌哉(責任編集)/2016年7月
  • 3200円(本体)・四六判上製・480頁
  • 装丁・レイアウト:矢萩多聞
  • 装画:谷中安規

気鋭の文学者らが論じた幻想文学の本格的な研究・批評の集成
『幻想と怪奇の英文学』第2弾!

ジョイス『ダブリン市民』の「姉妹」新訳や、
翻訳家・平井呈一をめぐる対談(東雅夫×下楠昌哉)も収める。
(ISBN 9784861105166)

第1弾『幻想と怪奇の英文学』はコチラ

目次|indexes

前口上(東雅夫)
第1部 ゴースト・イン・リテラチュア

ジェイムズ・ジョイス「姉妹」の翻訳(訳・解説)(下楠昌哉)
薔薇十字会員の亡霊を降ろす/祓うこと―ジョイス「姉妹」の改稿とイェイツへの応答(田多良俊樹)
乱世のなかに夢幻を描く―英国に渡った郡虎彦と『義朝記』(鈴木暁世)
『フランケンシュタイン』の幽霊―伝承バラッドの再話として(小川公代)
「ぼくらはまた逢うだろう」―ディオン・ブーシコー『コルシカの兄弟』における幽霊の〈声〉と〈すがた〉(岩田美喜)
フィラデルフィアの幽霊屋敷―マット・ジョンソン『ラヴィング・デイ』における混血アイデンティティの呪縛と解放(白川恵子)
第2部 幻獣/変身/テクノロジー
甦る鳥たち―古代中世ヨーロッパにおける鷲とフェニックスの描写(大沼由布)
クエスティング・ビーストの探求―トマス・マロリーの不思議な動物(小宮真樹子)
スフィンクスの笑み―H・G・ウェルズ『タイムマシン』と人間の未来(遠藤徹)
或るモノとの「遭遇」―解剖学劇場の『ジキル博士とハイド氏』(石井有希子)
ファリントンはキーボードの夢を見るか―ジェイムズ・ジョイス『ダブリン市民』の「複写」と複製機械(桃尾美佳)
重なり合わない分身と分心―ウィリアム・シャープと尾崎翠「こほろぎ嬢」をめぐって(有元志保)
ラジオの描くモンスター―ルイス・マクニース『ダークタワー』と大衆の問題(川島健)
赤ずきんはなぜ狼になったのか―アンジェラ・カーター「狼三部作」(高橋路子)
鴉の娘の「新しいおとぎ話」―オードリー・ニッフェネガー『レイヴン・ガール』(金谷益道)
第3部 災疫のなかの奇跡
中世ヨーロッパの教訓的例話集にみるイノセントな子供たち―『アルファベット順逸話集』の奇蹟譚(小川真理)
悪、破局、そして笑い―災害の物語としてのジェイムズ・ホッグ『男の三つの危険』(金津和美)
崇高の向こう側―コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』(山口和彦)
時空をかける女たち―ルース・オゼキ『有る時の物語』(臼井雅美)
対談 幻想と怪奇の匠・平井呈一の足跡を追って (東雅夫×下楠昌哉)
執筆者紹介(東雅夫によるメール・インタビュー)
あとがき(下楠昌哉)

 

編者|editors

東雅夫(ひがし・まさお)
神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元『幻想文学』編集長、現『幽』編集長。著作に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第 64回日本推理作家協会賞受賞)、『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』(学研新書)、『文学の極意は怪談である―文豪怪談の世界』(筑摩書房)、『日本幻想文学大全』『世界幻想文学大全』(編著、ともに全三冊、ちくま文庫)など。
下楠昌哉(しもくす・まさや)
東京都生まれ。同志社大学文学部教授、博士(文学)。著作に『妖精のアイルランド―「取り替え子」の文学史』(平凡社新書)、『イギリス文化入門』(責任編集、三修社)、訳書にイアン・マクドナルド『旋舞の千年都市』(東京創元社)、『クリス・ボルディック選 ゴシック短編小説集』(共訳、春風社)など。

 

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パブリック圏としてのイギリス演劇―シェイクスピアの時代の民衆とドラマ

パブリック圏としてのイギリス演劇

シェイクスピアの時代の民衆とドラマ

  • 中村友紀(著)/2016年4月
  • 3000円(本体)・四六判上製・342 頁
  • 装丁:桂川潤

近代イングランドにおいて、演劇はメディアとして、社会の各階層のそれぞれが
個人としていかに生きるか=「セルフ・ファッショニング」の指標を与え
近代的自我の形成・個人と社会の関係性の決定に関与していた。
近代初期イングランドにおける、演劇の役割と精神史をひもとく画期的著作。
(ISBN 9784861105012)

目次|indexes

序 章 近代初期イングランド演劇のパブリック圏―知と価値・倫理の共有のネットワーク
第1章 近代初期イングランドのシャリヴァリ劇
第2章 喜劇的懐疑―『じゃじゃ馬ならし』のシャリヴァリ
第3章『オセロー』とシャリヴァリ―演劇と儀礼に見る家父長制の不安
第4章 復讐劇のシャリヴァリと自然法
第5章 文化のホメオスタシス―『ハムレット』に見る伝統の抵抗勢力
第6章『ランカシャーの魔女たち』に見る魔女表象の文化的再帰性
第7章『ランカシャーの魔女たち』の二つのシャリヴァリ―文化的スキーマの再生産と暴動
第8章 魔女劇とゴシップのパブリック圏
第9章『ランカシャーの魔女たち』とナサニエル・トムキンス―近代初期イングランドの観客心性
第10章『白い悪魔』の“the world turned upside-down”の表象と復讐劇のカタルシス

著者|author

中村友紀(なかむら・ゆき)
関東学院大学経済学部准教授。関西学院大学博士後期課程単位取得退学。
専門はイギリス演劇、イギリス文化史。
翻訳に『シェイクスピアの祝祭の時空―エリザベス朝の無礼講と迷信』(フランソワ・ラロック著、柊風舎)がある。

 

 

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一人の詩人と二人の画家―D・H・ロレンスとニューメキシコ

一人の詩人と二人の画家

D・H・ロレンスとニューメキシコ

  • クヌド・メリル(著)/木村公一・倉田雅美・伊藤芳子(訳)/2016年4月
  • 4100円(本体)・A5判上製・480頁
  • 装丁:長田年伸/装画:浅妻健司

本邦初訳!
放浪の人生を送った小説家。ある画家が見た、ありのままの姿。

ロレンスと二人のデンマーク人の画家クヌド・メリルとカイ・ゲチェが、アメリカ南部を旅した際の回想録。
生身のロレンスを活写し、その創造的精神を明らかにする。
(ISBN 9784861104985)

★読売新聞(5/22)に書評が掲載されました。評者は出口治明氏(ライフネット生命会長兼CEO)です。
「D.H.ロレンスの素顔」

目次|indexes

序文
オルダス・ハックスリーのまえがき
第1部 タオス
第2部 デルモンテ牧場
第3部 再びタオスへ
第4部 カリフォルニア
訳者あとがき

著者|author

クヌド・メリル(Knud Merrild, 1894-1954)
デンマーク生まれの画家。代表作に『四の構成』(Composition of 4, 1922)がある。

訳者|translators

木村公一(きむら・こういち)
1946年生まれ。早稲田大学国際学術院・国際教養学部教授。国際日本学会(IAJS)会長、日本ヘンリー・ミラー協会理事、日本ロレンス協会員。
著書・訳書に『D・H・ロレンス事典』(共編訳、鷹書房弓プレス、2002)、『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)、『ロレンスの手紙』(単著、正文社、2016)など。

倉田雅美(くらた・まさみ)
1947年生まれ。東洋大学文学部英語コミュニケーション学科教授。日本ロレンス協会評議員。
著書・訳書に、『ロレンス―人と文学(世界の作家)』(単著、勉誠出版、2007)、『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)など。

伊藤芳子(いとう・よしこ)
1947年生まれ。元相模女子大学学芸学部メディア情報学科教授。訳書に『ロレンス 愛と苦悩の手紙―ケンブリッジ版D・H・ロレンス書簡集』(共編訳、鷹書房弓プレス、2011)など。

 

 

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フィリップ・ラーキン―愛と詩の生涯

フィリップ・ラーキン

愛と詩の生涯

  • 高野正夫(著)/2016年3月
  • 3200円(本体)・四六判上製・292頁
  • 装丁:矢萩多聞

「英国の最も偉大な戦後の詩人」の想像力の源泉は何だったのか。
奔放な女性関係、ピーターラビットへの偏愛、イェイツからの影響……
これまでにない視点から詩人ラーキンの姿を明らかにする。
(ISBN 9784861104770)

目次|indexes

1 人生と自己愛
2 交際と社会、批評と詩との関わり
3 結婚と妻
4 『北航船』に見られるW・B・イェイツの影響
5 詩人と亡霊との関わり
6 「気高い生者」と「気高い死者」
7 ラーキン没後のイギリス演劇界に見られる関心と評価
8 悲しい家とモニカ・ジョーンズ
9 ナーサリーライムとの関わり
10 モニカ・ジョーンズへの手紙に見られるピーターラビットへの愛着
11 「おとぎ話」と「もしも彼女が」に見られるナーサリーライムの要素

 

著者|author

高野正夫(たかの・まさお)
駒澤大学大学院博士課程満期修了。現在、駒澤大学文学部教授。著書に『感性の宴―キーツ、ワーズワス、ブレイク』(篠崎書林)、『フィリップ・ラーキンの世界―「言葉よりも」愛を』(国文社)、共訳書にノースロップ・フライ『同一性の寓話』(法政大学出版局)などがある。

 

 

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物語らないアニメーション―ノーマン・マクラレンの不思議な世界

物語らないアニメーション

ノーマン・マクラレンの不思議な世界

  • 栗原詩子(著)/2016年3月
  • 3500円(本体)・A5 判上製・148 頁
  • 装丁:長田年伸

実験アニメーションの先駆者 ノーマン・マクラレン
ストーリーに還元されることのない、映像全体に張り巡らされた作家特有の話法・技法を注視。
映像と複雑に絡み合ったマクラレンの音楽的関心を探求する。
(ISBN 9784861104930)

目次|indexes

『隣人』―唯一の物語アニメーション
マクラレンの名から呼び覚まされる2つの技法
カナダ民謡プロジェクト
物語(ストーリー)なきユーモア
純粋幾何的に生み出される世界
音楽的造詣の深まり
結びにかえて
あとがき
マクラレン作品一覧
『隣人』『カノン』『シンクロミー』採譜例
参考文献

 

著者|author

栗原詩子(くりはらうたこ)
音楽修士(東京藝術大学)、芸術工学博士(九州大学)。九州大学芸術工学研究院助教を経て、西南学院大学国際文化学部准教授。主な訳書に『若いピアニストへの手紙』(共訳、音楽之友社)ボスール『現代音楽を読み解く88のキーワード』(音楽之友社)などがある。

 

 

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【中世英語英文学Ⅱ】The Sound of Literature―Aspects of Language and Style in The Owl and the Nightingale

The Sound of Literature

Aspects of Language and Style in The Owl and the Nightingale

  • 菊池清明(著)/2016年3月
  • 7500円(本体)・A5 判上製・230 頁
  • 装丁:松田晴夫(クリエイティブ・コンセプト)

『梟とナイチンゲール』の清新さを探る
古英語から中英語の転換期(12~13世紀)に書かれたとされる中英語の詩『梟とナイチンゲール』。
その修辞法の特徴や世俗主義的な態度を考察。英語史上・英文学史上における重要性を明らかにする。
※本文英語
(ISBN 9784861104886)

★シリーズ:中世英語英文学 好評既刊★
中世英語英文学Ⅰ―その言語・文化の特質
(本体価格:4500円、ISBN 9784861104282)
『カンタベリー物語』『ガウェイン卿と緑の騎士』『梟とナイチンゲール』など、
14 世紀のリズミカルな英語で紡ぎだされた作品を例に、言語・文化の両面から〈音の文学〉としての魅力にふれる。

目次|indexes

Introduction: The Historical Setting of the Poem
Chapter I: A Comparative Study of The Owl and the Nightingale and
The Thrush and the Nightingale
Chapter II: A Stylistic Approach to the Characters in The Owl and the Nightingale
Chapter III: Some Aspects of Colloquial Speech
Chapter IV: Repetition in The Owl and the Nightingale
Chapter V: Aspects of Repetitive Word Pairs
Chapter VI: Conclusion: Colloquialisms, Language of Law and the Dynamics of Aural Literature

 

著者|author

菊池清明(きくち・きよあき)
関西外国語大学大学院英語学専攻博士後期課程修了。立教大学文学部教授。言語文化学博士(大阪大学)。著書に『中世英語英文学Ⅰ―その言語・文化の特質』(春風社、2015)がある。

 

 

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ペーター・フーヘル―現代詩への軌跡

ペーター・フーヘル

現代詩への軌跡

  • 土屋洋二(著)/2016年2月
  • 3200円(本体)・四六判上製・404頁
  • 装丁:長田年伸

ナチス・ドイツ、ベルリンの壁、表現主義論争…現代ドイツを代表する詩人、その生涯を描いた初の本格的評伝!
追憶の抒情的自然詩は、ナチスの政治的抑圧やドイツ分断の悲劇により、いかなる変貌を遂げたのか。
激動の20 世紀ドイツの社会的・思想的背景のなかでフーヘルの作品を評価する。
(ISBN 9784861104817)

ペーター・フーヘル (Peter Huchel 1903-1981)
ベルリン生まれ。1925年より詩作活動を始めたが、ナチス時代に沈黙。
感受性の豊かな内面性の深い自然詩は、現代ドイツを代表する詩といわれている。
『詩集』(1948年) で国家賞受賞。他の作品に詩集『国道、国道』(1963年) 等がある。

日本図書館協会選定図書
「図書新聞」(2016/6/18号)に書評が掲載されました→「詩に関心をもつすべての人々に一読を勧めたい」(関口裕昭氏・明治大学教授)

目次|indexes

はじめに
第1章 幻の処女詩集

鮮やかなデビュー、資質の発見、故郷 マルク・ブランデンブルク
第2章 『詩集』
「少年の池」、ヨーロッパ悲しき1930年、白い鴉たち、敗戦と冷戦の間、「星の簗」…など
第3章 第二詩集『国道 国道』
『意味と形式』の出発、年代記「掟」、「献呈 エルンスト・ブロッホのために」、自然詩を起点に…など
第4章 それから
ベルリン、別れ
おわりに

著者|author

土屋洋二 ( つちや・ようじ)
1945 年、静岡県生まれ。京都大学大学院ドイツ語ドイツ文学専攻修了。愛知大学文学部教授。
主な翻訳に、ゲルハルト・シェーンべルナー編著『新版 黄色い星―ヨーロッパのユダヤ人迫害 1933‐1945』(共訳、松柏社、2004)などがある。

 

 

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T・S・エリオットの詩を解読する

T・S・エリオットの詩を解読する

  • 滝沢 博(著)/2015年12月
  • 2200円(本体)・四六判並製・172頁
  • 装丁:桂川潤

没後50年、エリオット作品を独自の観点から再考する
重層的な表現にこめられた精巧な仕掛けを“暗号”のように解読。
様々な角度から妥当性の高い読みを選び出す作業によって、新しいエリオット像が浮かびあがる。
(ISBN 9784861104763)

 

目次|indexes

第一部 解読の核心
第一章 Bliss stirred in B. Russell’s―「ゲロンチョン」
第二章 ナウシカはどこにいる―「直立するスウィーニー」
第二部 反ユダヤ主義と反金融資本主義
第三章 「ブライスタインの流儀」とは何か―「ベデカーを持ったバーバンク:葉巻を咥えたブライスタイン」
第四章 第二連の謎―「料理用卵」第三部 二つのスウィーニー詩
第五章 頭文字s とp の意味するもの―「エリオット氏の日曜朝のお勤め」
第六章 重層的な場面―「ナイチンゲールに囲まれたスウィーニー」
おわりに― 作者の意図を読む
あとがき

 

著者|author

滝沢博(たきざわ・ひろし)
1961 年生まれ。千葉県出身。中央大学文学部卒。高岡法科大学教授。日本T・S・エリオット協会会員。論文に「労働党政権誕生とT・S・エリオット」「T・S・エリオットと優生学」「なぜエリオットはローマ・カトリックにならなかったのか」など。

 

 

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クリスマス・キャロル

クリスマス・キャロル

  • チャールズ・ディケンズ(著)/井原慶一郎(訳)/ソロモン・アイティンジ(挿絵)/2015年11月
  • 1500円(本体)・変形上製・260頁
  • 装丁:矢萩多聞

大人の読者のための『クリスマス・キャロル』
一年で一番楽しい日、クリスマス・イブ。
欲深い老人スクルージのもとに幽霊があらわれて……
炉端での幽霊話を念頭においた読みやすい語り口調で翻訳。
時代背景がよくわかる詳注と解説、
日本初紹介となるディケンズ公認のアメリカ版挿絵25点を加えた新訳決定版!
(ISBN 9784861104749)
日本図書館協会選定図書

★一部お読みいただけます→コチラ

★「日経新聞」に取り上げられました(2015/12/13)→「活字の海で」
★「鹿児島経済新聞」に取り上げられました(2015/12/16)→「鹿児島大学教授が新訳 大人のための「クリスマス・キャロル」出版、読書会も」
★「図書新聞」に書評が掲載されました。評者は高山宏氏です(2016/1/30)→「まさに今のための本

 

 

目次|indexes

Ⅰ マーレイの幽霊
Ⅱ 第一のクリスマスの精霊
Ⅲ 第二のクリスマスの精霊
Ⅳ 最後のクリスマスの精霊
Ⅴ これで万事終わり
訳者解説

著者|author

チャールズ・ディケンズ(Charles John Huffam Dickens)
1812-1870。イギリスの国民的作家。24歳のときに書いた最初の長編小説『ピクウィック・ペイパーズ』が大成功を収め、一躍流行作家になる。
代表作に『オリヴァー・トゥイスト』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『二都物語』、『大いなる遺産』など。

挿絵画家| illustrator

ソロモン・アイティンジ(Solomon Eytinge
1833-1905。アメリカの画家、イラストレーター。別名ソル・アイティンジ・ジュニア。
ニューヨークやボストンで発行された雑誌や文学作品の挿絵を多く手掛けた。

訳者| translator

井原慶一郎(いはら・けいいちろう)
1969年生まれ。鹿児島大学教授。専門は英文学、表象文化論。
著書に映画学叢書『映画とイデオロギー』(共著、ミネルヴァ書房、2015年)、訳書にアン・フリードバーグ著『ヴァーチャル・ウィンドウ/アルベルティからマイクロソフトまで』(共訳、産業図書、2012年)など。

Illustrator

 

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「女の子」という運動―ワイマール共和国末期のモダンガール

「女の子」という運動

ワイマール共和国末期のモダンガール

  • 田丸理砂(著)/2015年8月
  • 3000円(本体)/四六判上製・324頁
  • 装丁:矢萩多聞

第二次世界大戦前のベルリンに登場した「新しい女」とは?
第二次世界大戦前のドイツでは、OLも女学生もレヴューダンサーも「女の子」(Mädchen)とよばれていた。
マスメディアの発展とともに登場した女性作家たちの作品を読み解くことで、その女性像の虚実を探る。
(ISBN 9784861104435)

女性と女性の活動をつなぐポータルサイトWANでも紹介されました。

『週刊読書人』(2015年10月16日)に書評が掲載されました。
評者は小玉美意子先生(武蔵大学名誉教授)です。

目次より|Inhaltsverzeichnis

序「女の子」をめぐる冒険
Ⅰベルリンのモダンガール
第1章ベルリンのモダンガール―女性ホワイトカラーと文学
Ⅱモダンガールとマスメディア
第2章ベストセラー作家ヴィッキィ・バウムと小説『化学専攻生ヘレーネ・ヴィルフュア』
第3章ガブリエレ・テルギットのベルリン小説『ケーゼビア、クアフュルステンダムを征服する』
Ⅲ「モダンガール」と書くこと
第4章「女の子」であることの可能性―イルムガルト・コインの『ギルギ―わたしたちのひとり』
第5章モダンガールと書くこと―アニタ・ルースの『紳士はブロンドがお好き』とイルムガルト・コインの『偽絹の女の子』をめぐって
第6章タイトルとジェンダー―『インゴルシュタット出身のマリールイーゼ・フライサーの物語』
第7章「女の子」というメルヘン―『インゴルシュタット出身のマリールイーゼ・フライサーの一ポンドのオレンジと九つの他の物語』と作品集『悪だくみ』について
第8章「女の子」からの脱出―マリールイーゼ・フライサーの長編小説『小麦売りのフリーダ・ガイアー』

著者|Autor

田丸理砂(たまる・りさ)
1963年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。専攻はドイツ文学、ジェンダー論。
著書に、『ベルリンのモダンガール―1920年代を駆け抜けた女たち』(編著、2004年、三修社)、『ドイツ文化を担った女性たち―その活躍の軌跡』(共著、2008年、鳥影社)、『髪を切ってベルリンを駆ける!―ワイマール共和国のモダンガール』(フェリス女学院大学、2010年)など。

ブログ「わたしの女友だち、ドイツ語の本、日本語の本

 

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