『人形とイギリス文学』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』2023年5月27日号に、川崎明子著『人形とイギリス文学―ブロンテからロレンスまで』の書評が掲載されました。評者は馬場理絵先生(バーミンガム大学)です。「「人形の人間化」、「人間の人形化」がいかに起こりうるか 人形に焦点を当て、六つの文学作品を読み解く」

『デジタル化時代のジェンダー平等』の書評が『WAN』に掲載されました

Women’s Action Network(WAN)に、佐野敦子著『デジタル化時代のジェンダー平等―メルケルが拓いた未来の社会デザイン』の書評が掲載されました。評者は森田系太郎先生(立教大学)です。「現代的な問題であるデータ、ICT、AIを含んだ〈デジタル化〉にもジェンダーの視点を入れない理由はない。時代の一歩先を行くこの課題に、ドイツのメルケル政権を事例に挑んだ」

書評全文は下記よりご覧になれます。
◆Women’s Action Network ウェブサイト>
https://wan.or.jp/article/show/10600#gsc.tab=0

 

『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』の書評が『れにくさ』に掲載されました

東京大学現代文芸論研究室論集『れにくさ』第13号に、仁平ふくみ著『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』の書評が掲載されました。評者は藤井健太朗さん(東京大学博士課程)です。「メキシコ文学・ラテンアメリカ文学研究に資することが大きい一冊である。そして、もちろん、ルルフォに関する日本語で初めてのモノグラフとしての意義も忘れてはならないだろう。」

 

『人形とイギリス文学』が『mr partner』で紹介されました

『mr partner』2023年6月号/No. 37で、川崎明子著『人形とイギリス文学―ブロンテからロレンスまで』が紹介されました。「19世紀から20世紀の英文学に登場する人形をモチーフに、非生物でありながら少女という特別な時期や大人になってからも人間の心理に影響を及ぼす特殊な性質を分析していく」

『恵みありて、インジェラに集う』の書評が『週刊読書人』に掲載されました

『週刊読書人』第3487号(2023年5月5日号)に、上村知春著『恵みありて、インジェラに集う―エチオピア正教徒の食をめぐる生活誌』の書評が掲載されました。評者は森枝卓士さん(写真家・ノンフィクション作家)です。「馴染みのない食文化を豊かに記述した研究」

『ジャコモ・レオパルディ』の書評が『日伊文化研究』に掲載されました

『日伊文化研究』第61号(日伊協会編/2023年3月)に、古田耕史著『ジャコモ・レオパルディーロマン主義的自然観と〈無限〉の詩学』の書評が掲載されました。評者は霜田洋祐先生(大阪大学)です。「レオパルディは、偉大な詩人は同時に偉大な哲学者でありえ、両者が一つの作品の中で共存しうると考えた。しかもそれは、論述的散文に詩情が現れるといった話ではなく、抒情詩において実現されるというのである。今日の研究は、そうしたレオパルディの意図を真摯に受け止め、詩作と思索の不可分で相補う関係を重視するようになっており、古田氏の研究もその流れに属している」

『女子サッカー選手のエスノグラフィー』の書評が『スポーツ社会学研究』に掲載されました

『スポーツ社会学研究』第31巻第1号(日本スポーツ社会学会編/2023年3月)に、申恩真著『女子サッカー選手のエスノグラフィー』の書評が掲載されました。評者は関めぐみ先生(甲南大学)です。「競技実践形態の違いによって経験する世界が多様であることを示しながら、それらが社会的な構造から生まれていることを鮮やかに浮かび上がらせている。何より、当事者の声を大切にしながら現実を注意深く描いたことに大きな意義がある」

『外国につながる児童生徒の教育と社会的包摂』の書評が『異文化間教育』に掲載されました

『異文化間教育』第57号(異文化間教育学会編/2023年3月)に、柿原豪著『外国につながる児童生徒の教育と社会的包摂―日本とニュージーランドの比較にもとづく学校教育の制度イノベーション』の書評が掲載されました。評者は徳井厚子先生(信州大学)です。「外国につながる児童生徒の教育について先進的な取り組みを行っているニュージーランドでの調査を丁寧に行い、これらの事例を踏まえて日本ではどのような制度的・実践的解決が可能であるか」

『アフリカの森の女たち』が『ピエリア』で紹介されました

『ピエリア』2023年度号(東京外国語大学出版会)収録の、武内進一先生著「アフリカのジェンダー研究と東京外国語大学」にて、『アフリカの森の女たち』をご紹介いただきました。

本文は以下よりご覧になれます。

アフリカのジェンダー研究と東京外国語大学: 東京外国語大学学術成果コレクション (tufs.ac.jp)

 

『学校づくりの概念・思想・戦略』の書評が『日本教育新聞』に掲載されました

『日本教育新聞』2023年4月10日号に、石井拓児著『学校づくりの概念・思想・戦略―教育における直接責任性原理の探究』の書評が掲載されました。評者は元兼正浩先生(九州大学大学院)です。「戦後の教育運動題材に教育の自由問う」

書評全文は、下記URLよりお読みになれます。
◆日本教育新聞 NIKKYO WEB

学校づくりの概念・思想・戦略 教育における直接責任性原理の探究