中世英語英文学Ⅰ―その言語・文化の特質

中世英語英文学Ⅰ

その言語・文化の特質

  • 菊池清明(著)/2015年3月
  • 4500円(本体)/A5判上製・288頁
  • 装丁:松田晴夫(クリエイティブ・コンセプト)

翻訳だけでは伝わらない〈音〉の魅力に着目した評論
『カンタベリー物語』『ガウェイン卿と緑の騎士』『梟とナイチンゲール』など、
14 世紀のリズミカルな英語で紡ぎだされた作品を例に、言語・文化の両面から〈音の文学〉としての魅力にふれる。
(ISBN 9784861104282)

 

目次より|indexes

第1部 文化・文学編
第1章 中世文学―その時代の諸相と特質
第2章 中世イギリス文化と「個」の意識―小説の起源を求めて
第3章 中世英語英文学、あるいはその現代性
第4章 英語史的/文体論的英詩鑑賞のすすめ
第5章 言語、あるいは文学研究のゆらぎとひろがり―ジョン・ハインズ『過去からの声:英文学と考古学』を読む
第6章 『ガウェイン卿と緑の騎士』研究の一書―鈴木榮一『サー・ガウェイン頌』を読む
第7章 マニュスクリプト・コンテクスト研究の成果と課題―Thorlac Turville-Petre, England the Nation: Language, Literature, and National Identity 1290-1340を読む
第2部 言語編
第1章 The Owl and the Nightingaleへの個別文体論的アプローチ
第2章 Sir Gawain and the Green Knightと登場人物の文体的個別性
第3章 Sir Gawain and the Green Knightにおける二人称代名詞YEとTHOUの交代移行について
第4章 中英語テクストの多様性/多義性と辞書
第5章 Sir Gawain and the Green Knightにおけるacole and kyse―clip and kysseとその異形
第6章 The Owl and the Nightingaleにおける反復
第7章 Repetitive Word Pairsの諸相
第8章 中世文学とテクスト校訂―『梟とナイチンゲール』二つのテクスト校訂

著者|author

菊池清明(きくち・きよあき)
1952年、東京都生まれ。
1982年、関西外国語大学大学院英語学専攻博士後期課程修了。
愛媛大学助教授、東京都立大学・首都大学東京教授を経て、現在、立教大学文学部教授。言語文化学博士(大阪大学)。
2003年-2004年、オックスフォード大学英文学科招聘研究員並びにオックスフォード大学ユニバーシティ・コレッジ上級客員研究員。
2012年-2013年、オックスフォード大学キャンピオン・ホール客員研究員、ハワイ大学マノア校客員研究員。

 

 

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鎌倉三猫物語

鎌倉三猫物語

  • ソーントン不破直子(著)/2015年2月
  • 1500円(本体)/A5判上製・165頁
  • 装丁:南伸坊

小町、タマ吉、みなみが行く。四季折々の中で繰り広げられる三猫の小さな冒険。
学者一家と暮らす猫たちが隣猫と出会ったり、長歌を詠んだり、ときには鳥を仕留めたり……かわいくて、リアルで、ちょっとこわい毎日。
(ISBN 9784861104305)

著者|author

ソーントン不破直子(ソーントンふわ・なおこ)
1943年生まれ。米国インディアナ大学にて博士号を取得(比較文学)。現在日本女子大学名誉教授。著書に『戸籍の謎と丸谷才一』(春風社、2011)、訳書に『茶の本』(岡倉天心著、春風社、2009)など。

 

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ブロンテ小説における病いと看護

ブロンテ小説における病いと看護

  • 川崎明子(著)/2015年2月
  • 3500円(本体)/四六判上製・372頁
  • 装丁:矢萩多聞

「病い」は彼女たちにとって最高のインスピレーションだった。
結核、チフスなどにかかった病人と、看護をとおして交わされる言葉。代表作における病いと看護を、ブロンテ姉妹の想像力の源泉としてとらえる新しい解釈。
(ISBN 9784861104275)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexes

序章 祝福としての病い
Ⅰ ブロンテ小説における病い
第1章 病いの展開と報告―七作品におけるプロットと報告価値
第2章 ロマンティックな苦しみから自己パロディへ―シャーロット・ブロンテの語りの変遷
第3章 診断と解釈のアポリア―『嵐が丘』のネリー論争
Ⅱ ブロンテ小説における看護
第4章 一九世紀中期のナース業―看護師、子守、家事使用人、家庭教師、母親
第5章 子守ベッシーを超えて―ジェイン・エアが理想のナースになるまで
第6章 フロレンス・ナイティンゲールの先駆者たち―『シャーリー』のナースたち
第7章 痛みの一事例―『ヴィレット』における「母の喪失」
第8章 アン・ブロンテの働く母親たち―『アグネス・グレイ』と『ワイルドフェル・ホールの住人』
終章 三姉妹三様の病いと看護

著者|author

川崎明子(かわさき・あきこ)
駒澤大学文学部英米文学科准教授。共著に『イギリス文学入門』(三修社、2014年)など多数。

 

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交錯する戦争の記憶―占領空間の文学

交錯する戦争の記憶

占領空間の文学

  • 黄 益九(著)/2014年11月
  • 3300円(本体)/四六判並製・370頁
  • 装丁:桂川潤

記憶は過去の事実に基づくか?
石川淳「黄金伝説」、井伏鱒二「遙拝隊長」、山川惣治「少年王者」、壺井栄「二十四の瞳」など戦後占領期における作品を通し、<忘却>と<想起>に曝された戦争の記憶の構築プロセスとその諸相を検証する。
(ISBN 9784861104220)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexes

序章
第一部 <想起>と<忘却>
第一章 石川淳「黄金伝説」論
第二章 野間宏「顔の中の赤い月」における復員兵と 戦争未亡人
第三章 井伏鱒二「遙拝隊長」と<戦後>という戦場
第四章 田宮虎彦「異端の子」における戦後ナショナリズム
第二部 <記憶>の変容
第五章 山川惣治「少年王者」の想像力
第六章 石森延男「わかれ道」が発信する美談と「故郷」
第七章 教科書『中等国語』と教材「少年の日の思い出」
第八章 壺井栄「二十四の瞳」の欲望と遺産
終章 <戦後>に問いかける<記憶>

著者|author

黄  益九(ファン・イック)
1973年、韓国・盈徳生まれ。2010年、筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(文学)取得。筑波大学人文・文化学群比較文化学類非常勤講師、同大学外国語センター特任研究員を経て、現在慶南大学校非常勤講師。

 

 

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愉しみは最後に―二人のひどく不器用な自殺志願者の往復書簡

愉しみは最後に

二人のひどく不器用な自殺志願者の往復書簡

  • パトリス・ルコント、ダヴィッド・デカンヴィル(著)/桑原隆行(訳)/2014年10月
  • 1800円(本体)/四六変型判・上製・184頁
  • 装丁:コトモモ社

ゴミ回収車自殺、アヒルボート自殺、セザール彫刻式自殺…フランス映画の巨匠ルコントがつづる自殺をめぐるダメンズ小説!!
入院先で出会った二人の自殺志願者が、いかに奇抜で珍妙な自殺ができるか知恵をしぼってアイデアを競い合う。そしてとうとう再会したふたりは…。ルコントのイメージを覆すコミカルな小説!!
(ISBN 9784861104183)

 

著者|auteurs

パトリス・ルコント(Patrice Leconte)
フランスの映画監督。『レ・ブロンゼ』、『髪結いの亭主』、『橋の上の娘』など。近年はアニメーション映画『スーサイド・ショップ』や小説などの創作に励む。

ダヴィッド・デカンヴィル (David d’Equainville)
フランスのジャーナリスト。著書 Le Manifeste pour une journee reconductible, introduction a la procrastination

訳者|traducteur

桑原隆行(くわはら・りゅうこう)
福岡大学教授。著書に『フェティシズムの箱』(大学教育出版)。パトリス・ルコント『ショートカットの女たち』、『リヴァ・ベラ』、レイモン・ジャン『カフェの女主人』(春風社)など、現代フランス小説の訳書多数。

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マーガレット・オブ・ヨークの「世紀の結婚」 ー英国史劇とブルゴーニュ公国

マーガレット・オブ・ヨークの「世紀の結婚」

英国史劇とブルゴーニュ公国

  • 大谷伴子(著)/2014年9月
  • 2700円(本体)/A5判並製・230頁
  • 装丁:長田年伸

ヨーク家のマーガレットとは何者か?
シェイクスピアの歴史劇を世界経済と宮廷文化の視点から再読。
歴史のすき間に忘れ去られた王女マーガレットに注目する清新な論考!
(ISBN 9784861104190)

目次|indexs

第Ⅰ部 英国史劇を読み直す―国民国家産出のグローバルな過程
第1章 『ヘンリー5世』とブルゴーニュ公国の表象
第2章『ヘンリー6世』3部作における「兵力と資金の不足」
第3章ヨーク家の国王エドワード4世の結婚

第Ⅱ部 ブルゴーニュ公国と英国初期近代の政治文化
第4章 ヨーク家のマーガレットと「世紀の結婚」
第5章英国史劇『リチャード3世』の王国とロンドンのシティ
第6章英国史劇の変容と30年戦争

 

著者|author

大谷伴子 (おおたに・ともこ)
東京学芸大学教育学部講師。専攻は、初期近代イギリス演劇、現代イギリス文化。著書に『イギリス映画と文化政策――ブレア政権以降のポリティカル・エコノミー』(共編著、慶應義塾大学出版会、 2012)など。本作は初の単著。

 

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名誉革命とイギリス文学 ―新しい言説空間の誕生

名誉革命とイギリス文学

新しい言説空間の誕生

  • 冨樫剛(編)/2014年8月
  • 3000円(本体)/四六判・並製・400頁
  • 装丁:長田年伸

政治史と文学史の両面から名誉革命時代の人間社会の諸相を描きだす。
イギリス文学研究において、取り上げられることが少なかった17世紀末から18世紀初めにかけての時代に焦点を当てる。
詩、劇、政治論説、小説など、さまざまなテクストを読み解き当時の社会像を明らかにする、画期的論集。
(ISBN 9784861104121)

編者の冨樫剛先生が所属されているフェリス女学院大学のブログ「フェリス・ブログ」で本書が紹介されています。
『名誉革命とイギリス文学--新しい言説空間の誕生』を出版

『mr partner』(No.316/2015年1月号)で紹介されました。
「さまざまなジャンルのテキストから17~18世紀の英国社会像を考える」

目次|indexs

序章 「石炭あんか事件」―文学の政治性、政治の文学性(冨樫剛)
第1章 名誉革命と「言説空間」の位置―政治、文学、公共圏(坂下史)
第2章 柔和なアングリカンと名誉革命 ―アイザック・ウォルトンの包括的思想を基点として(曽村充利)
第3章 「革命がおきたらおしまいだ」―マーヴェル、ミルトン、ドライデンが歌う武力と抵抗のイギリス17世紀(冨樫剛)
第4章 舞台の上の名誉革命―トマス・シャドウェル再考(佐々木和貴)
第5章 マシュー・プライアー造反の理―詩人外交官の相対的世界 (西山徹)
第6章 日和見主義の政治言説とそのレトリックを探る―ハリファックス、ハーリー、スウィフトと混合政体論(中島渉)
第7章 名誉革命とフィクションの言説空間―デフォー作品における神意の事後性(武田将明)

編者|editor

冨樫剛(とがし・ごう)
フェリス女学院大学文学部教授。著書に『〈帝国〉化するイギリス―一七世紀の商業社会と文化の諸相』(共著、彩流社、2006年)などがある。

著者|authors

坂下史(さかした・ちかし)
東京女子大学現代教養学部教授
佐々木和貴(ささき・かずき)
秋田大学教育文化学部教授
曽村充利(そむら・みつとし)
法政大学グローバル教養学部教授
武田将明(たけだ・まさあき)
東京大学大学院総合文化研究科准教授
冨樫剛(とがし・ごう)
フェリス女学院大学文学部教授
中島渉(なかじま・わたる)
明治大学商学部准教授
西山徹(にしやま・とおる)
名城大学経済学部教授

 

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小作人とアザラシ女―スコットランドのいいつたえ

小作人とアザラシ女

スコットランドのいいつたえ

  • ジュディ・ハミルトン(著)、先川暢郎・橋本修一(訳)/2014年5月
  • 1500円(本体)/四六判並製・300頁
  • 装丁:矢萩多聞/挿画:にしざかひろみ

アザラシ人間、魔女、殺人鬼……時に恐ろしく、時にユーモラスな冒険や不思議の数々。
スコットランドの複雑な歴史が育んだ、めくるめく物語!
(ISBN 9784861104084)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexs

海の物語
アシスパトルと大海蛇
小作人とアザラシ女…など
陸の怪物と水の怪物
モラー湖のモラーグ
ベン・マクヒューイの灰色巨人…など
ケルトの英雄と美女にまつわる神話
悲しみのデアドラ
フィン、大益荒男の子供たちを救い、ブランを見出す…など
世にも恐ろしい殺人
ソーニー・ビーンの伝説
人喰い穴…など
グレイスティとケルピー
アルドナドロキットのグレイスティ
ガーヴ湖のケルピー…など
……ほか多数

著者|author

ジュディ・ハミルトン(Judy Hamilton)
イギリスの作家。作品に『Scottish Murders: From Burke and Hare to Peter Tobin』 など。

訳者|translators

先川暢郎(さきかわ・のぶお)
拓殖大学政経学部教授、日本カレドニア学会会員。著訳書に『アイルランドの神話と民話』(彩流社、共訳)、『ラフカディオ・ハーンとジェイムズ・トムソン―『四季』をめぐって』(春風社)など。
橋本修一(はしもと・しゅういち)
千葉工業大学教授。著書に『Beowulf』、訳書に『ミルワード氏の英文学散歩』(いずれも春風社刊)など。

挿絵画家|illustrator

にしざかひろみ
画家、イラストレーター。装画・挿絵の仕事に『オズの魔法使い』(作:ボーム/訳:河野万里子/新潮文庫)など。

 

 

 

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幻想と怪奇の英文学

幻想と怪奇の英文学

  • 東雅夫・下楠昌哉(責任編集)/2014年4月
  • 2700円(本体)/四六判上製410頁
  • 装丁・レイアウト:矢萩多聞

ジェイムズ・ホッグからアンジェラ・カーターまで。
気鋭の英文学者らによる、本格的な研究・批評の集成!
充実の〈ブックガイド〉と、日本における幻想文学研究を展望する〈対談〉を併録。
(ISBN 9784861104046)
日本図書館協会選定図書

重版出来

『週刊読書人』(2014年6月13日)に書評が掲載されました。
評者は横浜国立大学准教授の小宮正安先生です。
「新たなスタンダードの確立に向けての模索をおこなう」

『図書新聞』(2014年6月28日)に書評が掲載されました。
評者は近畿大学准教授の小森健太朗先生です。
「気鋭の英文学者たちを一堂に集め、幻想・怪奇文学の考察や論考を収めた論集」

『幽』(vol.21/2014年8月4日発行/7月4日発売)に書評が掲載されました。
評者は評論家の長山靖生さんです。
「古代の伝承から現代幻想小説まで」
また、「スポットライトは焼酎火」というコーナーで,下楠昌哉先生へのインタビュー記事が掲載されました。
「気鋭の英文学者、怪奇幻想文学を語る」

『mr partner』(No.312/2014年9月号/8月9日発売)に紹介されました。
「現代日本の気鋭の英文学者による英国怪奇幻想文学の最新研究成果」

目次|indexs

前口上【東雅夫】
この本に登場する主な文学者・翻訳紹介
第1部 西洋怪奇のジャパネスク
分身―ジェイムズ・ホッグと芥川龍之介【金津和美】
美しき吸血鬼―須永朝彦による西洋由来の吸血鬼の美的要素の結晶化【下楠昌哉】
第2部 驚異から幻想へ
幻想のアマゾン族―古代から中世への変遷【大沼由布】
神の祝福か、悪魔の呪いか―魔術師マーリンの予言【小宮真樹子】
舞台に現れた死者たち―初期近代イングランド演劇に見る〈幻想〉の萌芽【岩田美喜】
第3部 ゴシックとファンタスティック
アン・ラドクリフ『イタリアの惨劇』における幻想性と怪異感【小川公代】
血と病と男たちの欲望―トマス・ハーディ「グリーブ家のバーバラ」の彫像【金谷益道】
植民地の逆襲と、あえてその名を告げぬ民族主義―オスカー・ワイルド「カンタヴィルの幽霊」の喜劇性、ゴシック性、政治性【田多良俊樹】
超自然のもたらす「リアリティ」―ウィリアム・シャープの「ヒラリオン神父の激情」とフィオナ・マクラウドの「森のカハル」をめぐって【有元志保】
第4部 幻想と怪奇の現代
クローン人間創世記―カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』【臼井雅美】
幽霊たちのいるところ―エリザベス・ボウエン「猫は跳ぶ」に見る幽霊屋敷の系譜【桃尾美佳】
恐怖と欲望の操り人形―アンジェラ・カーターのカーニヴァル劇場【高橋路子】
ブックガイド【東雅夫+下楠昌哉】
対談(あとがきに代えて)【東雅夫×下楠昌哉】
執筆者紹介(メール・インタビュー)
人名索引

編者|editors

東雅夫(ひがし・まさお)
神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元『幻想文学』編集長、現『幽』編集長。著作に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞受賞)、『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』(学研新書)、『文学の極意は怪談である―文豪怪談の世界』(筑摩書房)、『日本幻想文学大全』『世界幻想文学大全』(編著、ともに全三冊、ちくま文庫)など。
下楠昌哉(しもくす・まさや)
東京都生まれ。同志社大学文学部教授、博士(文学)。著作に『妖精のアイルランド―「取り替え子」の文学史』(平凡社新書)、『イギリス文化入門』(責任編集、三修社)、訳書にイアン・マクドナルド『旋舞の千年都市』(東京創元社)、『クリス・ボルディック選 ゴシック短編小説集』(共訳、春風社)など。

 

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フェルナン・レジェ オブジェと色彩のユートピア―キュビスムからフランス人民戦線まで

フェルナン・レジェ オブジェと色彩のユートピア

キュビスムからフランス人民戦線まで

  • 山本友紀/2014年3月
  • 4500円(本体)/A5判上製356頁
  • 装丁:矢萩多聞

日本で初めての本格的なフェルナン・レジェ論!
抽象絵画、版画、舞台芸術、映画、建築装飾など多彩な創作活動を、歴史的・社会的・政治的状況、芸術的環境と関連づけながら分析・考察。
キュビスム絵画や映画『バレエ・メカニック』で知られる20世紀の作家レジェの魅力を多方向から考える。
(ISBN 9784861104053)
日本図書館協会選定図書
花王芸術・科学財団 平成26年度美術に関する研究奨励賞」受賞

目次より|indexes

第1章 近代都市のイメージ
第2章 「機械時代」の芸術
第3章 「秩序への回帰」とキュビスムの変容
第4章 抽象表現と「装飾」
第5章 オブジェの詩学
第6章 人民戦線時代の文化政策と芸術的潮流
第7章 民衆の祝祭

著者|author

山本友紀(やまもと・ゆうき)
1977年、大阪府生まれ。2000年、京都大学農学部生物機能学科卒業。
2009年、京都大学大学院博士号(人間・環境学)取得。
現在、京都嵯峨芸術大学非常勤講師ほか。
専門は美学・美術史、表象文化論。

 

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