『〈障害者〉として社会に参加する』の書評が『福祉のまちづくり研究』に掲載されました

『福祉のまちづくり研究』23巻1号(日本福祉のまちづくり学会/2021年)に、三谷雅純著『〈障害者〉として社会に参加する―生涯学習施設で行うあらゆる人の才能を生かす試み』の書評が掲載されました。評者は大野央人先生(鉄道総合技術研究所)です。「バリアフリーの視点でコミュニケーション障害者への情報提供方法を検討した本書は先見的と言え(…)個々のバリアにひとつひとつ対処していくことはあくまで方法であって、本当に重要なことは多種多様な障害やその有無に関係なく参加できる社会を実現しようとする考えにある」

『カランヂル駅』の書評が『週刊読書人』に掲載されました

『週刊読書人』3392号(2021年6月4日発行)に『カランヂル駅―ブラジル最大の刑務所における囚人たちの生態』(ドラウジオ・ヴァレーラ 著/伊藤秋仁 訳)の書評が掲載されました。評者は西野智紀さん(書評家)です。「常識的価値観では捉えられないアウトローな世界。だが、この混沌を愉しめるかどうかで、その人の懐の深さを推し量れるようにも思える。」

 

『教室における政治的中立性』の書評が『朝日新聞』に掲載されました

『朝日新聞』2021年5月29日号に、ダイアナ・E・ヘス著/渡部竜也・岩崎圭祐・井上昌善監訳『教室における政治的中立性―論争問題を扱うために』の書評が掲載されました。評者は阿古智子先生(東京大学)です。「民主主義の担い手育てる議論を」「横断的な学びを模索」

書評は、以下リンクよりご覧になれます。
◆ウェブサイト「好書好日」(朝日新聞)https://book.asahi.com/article/14360493

『アフリカにおけるジェンダーと開発』の書評が『アフリカNOW』に掲載されました

『アフリカ NOW』116号(2021年2月26日発行)に『アフリカにおけるジェンダーと開発―女性の収入向上支援と世帯内意思決定』(甲斐田きよみ 著)の書評が掲載されました。評者は玉井美恵子さん(JICA健康管理室)です。「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントは学術研究と活動・実践を切り離して達成されることはない。」

『芦田恵之助の教育思想』の書評が『教育哲学研究』に掲載されました

『教育哲学研究』第123号/2021年5月に、山田直之著『芦田恵之助の教育思想―とらわれからの解放をめざして』の書評が掲載されました。評者は冨澤美千子先生(横浜美術大学)です。「〈作る〉と〈鼓舞する〉の二元論ではない、禅の原則論に基づく芦田の随意選題」

『制服ガールの総力戦』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3498号/2021年6月5日号に『制服ガールの総力戦―イギリスの「女の子」の戦時貢献』の書評が掲載されました。評者は林田敏子先生(奈良女子大学)です。「雑誌のカバーガールに多分に虚構性が含まれていることを前提に、そうした女性像が構築された戦時の幻想と、表象が生身の人間を動員する「力」を分析する」

『ポール・ボウルズ 越境する空の下で』の書評が『比較文学』に掲載されました

日本比較文学会『比較文学』第63巻/2020年度に『ポール・ボウルズ 越境する空の下で』(外山健二 著)の書評が掲載されました。評者は内山加奈枝先生(日本女子大学)です。「「民族誌学者」、「翻訳者」、「ユダヤ系作家」としての今までにはない新しいボウルズ像を提示」

『モダニズムの胃袋』が日本英文学会ウェブサイトで紹介されました

日本英文学会ウェブサイトで『モダニズムの胃袋―ヴァージニア・ウルフと同時代の小説における食の表象』(大西祥惠 著)が紹介されました。「食の表象分析によって、モダニズム小説での身体性の重要性を示し、さらにイギリスでの家事役割の転換期に書かれたモダニズム小説を分析することで、現代にも通じる家事やジェンダーの問題に焦点を当てている」

全文は以下リンクよりご覧になれます。
◆日本英文学会ウェブサイト:会員著書案内  http://www.elsj.org/books/ohnishi2020.html