『「共生社会」と教育』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第89巻1号(日本教育学会/2022年3月)に、坂口真康著『「共生社会」と教育―南アフリカ共和国の学校における取り組みが示す可能性』の書評が掲載されました。評者は林寛平先生(信州大学)です。「問題は常に進行形である。この意味で、共生をプロセスと捉える論や、正義や公正だけでなく、失敗や赦しといった人間らしい視点からは学ぶことが多い」

『19世紀フランスにおける女子修道院寄宿学校』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第89巻1号(日本教育学会/2022年3月)に、山内由賀著『19世紀フランスにおける女子修道院寄宿学校』の書評が掲載されました。評者は辻直人先生(和光大学)です。「現代の学校教育を見つめ直す上で、本書で紹介された修道院教育の視点から新たに見えてくるもの」

『わたしの学術書』の書評が『日本経済新聞』に掲載されました

『日本経済新聞』(2022年5月21日朝刊)に『わたしの学術書―博士論文書籍化をめぐって』の書評が掲載されました。「陣痛の波の引き際に赤字を入れたり、出版の機会に恵まれるまで15年の空白を経たりと、生々しいエピソードのなかに研究への思いと書籍の形で世に問う覚悟がうかがえる。「研究と社会とのインターフェース」である学術書に新鮮な角度から光を当てた」

『インド・剥き出しの世界』の書評が『文化人類学』に掲載されました

日本文化人類学会編『文化人類学』86巻4号/2022年3月に『インド・剥き出しの世界』(田中雅一、石井美保、山本達也 編)の書評が掲載されました。評者は田口陽子先生(叡啓大学)です。「各章を読み進めていくうちに、「剥き出し」というイメージを通して、著者らがそれぞれの事例をもとに展開したであろう思考と実験の意義が徐々に浮かび上がってくるように思われた。」

 

『一九四〇年代素人演劇史論』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第89巻第1号(日本教育学会/2022年3月)に、小川史著『一九四〇年代素人演劇史論―表現活動の教育的意義』が掲載されました。評者は渡辺貴裕先生(東京学芸大学)です。「様式化された型を持つ従来の芸能とは異なる、リアリズムに基づく近代演劇であるからこそ、そこに独自の教育的意義と課題が現れる」

『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第89巻第1号(日本教育学会/2022年3月)に、ヘレン・M・ガンター著/末松裕基・生澤繁樹・橋本憲幸訳『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』の書評が掲載されました。評者は村松灯先生(帝京大学)です。「教育政策がどのような政治ないし統治の文脈において展開されているのか、その過程で、教育の専門家や研究者を含む当事者たちがそれをどのように受けとめ、意味づけ、実践に移しているのか」

『個から群衆へ』の書評が『アメリカ文学研究』に掲載されました

『アメリカ文学研究』第58号(日本アメリカ文学会/2022年3月)に、佐久間みかよ著『個から群衆へ―アメリカ国民文学の鼓動』の書評が掲載されました。評者は里内克巳先生(大阪大学)です。「ピューリタンの宗教共同体から多民族社会へと変容してきた合衆国のうねりのなかに、作家や作品を置きつつ考察」

『プルーフロックの世界』の書評が『アメリカ文学研究』に掲載されました

『アメリカ文学研究』第58号(日本アメリカ文学会/2022年3月)に、遠藤光著『プルーフロックの世界―T.S.エリオットの限りなく悩めるもの』の書評が掲載されました。評者は平野順雄先生(椙山女学園大学)です。「貧しく希望のない生活を営む者たちに触れたときに詩人エリオットの頭に浮かんだ極めて印象深い観念」