モーツァルトの息子 

モーツァルトの息子

  • ジャック・トゥルニェ(著)/高井道夫(訳)/2010年10月
  • 2200円(本体)/四六判・簡易フランス装・310頁
  • 装丁:矢萩多聞/装画:牛尾篤

あざやかに描かれる天才音楽家の実像。巨大な父の影から逃げ続けたフランツ・クサヴァーは、人妻ヨーゼファと激しい恋におち、自分をとりもどしはじめる。伝記的事実にもとづきつつ、モーツァルト父子の人間像を描きだす。
(ISBN 9784861102424)

著者|auteur

ジャック・トゥルニェ(Jacques Tournier)
1922年生まれ。フランスの作家、翻訳家。
最新作は、スコット・フィッツジェラルドの妻ゼルダ・フィッツジェラルドの伝記

訳者|traducteur

高井道夫(たかい・みちお)
1948年、東京生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科教授。
共書に『文学における神』、『キリスト教美術の誕生と展開』、『現代フランス語辞典』
訳書にアンリ・ボグダン『東欧の歴史』、ロベール・ブラジヤック『われらの戦前/フレーヌ獄中の手記』ほか

実感から関係化へ―ある重度重複障害者と関わって

実感から関係化へ

ある重度重複障害者と関わって

  • 遠藤司(著)/2010年10月
  • 2381円(本体)/四六判・上製・234頁
  • 装丁:矢萩多聞

重度重複障害児の人間としての素晴らしさ、豊かさ、思考の深さ、25年間の著者との関わりから見えてきたこと。人間の世界のあり方を示す実践的事例研究。
(ISBN 9784861102370)
日本図書館協会選定図書

目次|indexs

第1章 始まりの時のミキコさん
第2章 「目と手の関係」をテーマとした関わり
第3章 「円板を穴にはめる」ことをテーマとした関わり
第4章 「つかんだものを入れ物に入れる」ことをテーマとした関わり
第5章 「選ぶ」ことをテーマとした関わり
第6章 ミキコさんとの関わりの意味を改めて問う

著者|author

遠藤司(えんどう・つかさ)
1986年 東京大学教育学部教育心理学科卒業
1993年 東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程満期退学
現在、駒澤大学総合教育研究部教職課程部門教授
博士(教育学)

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

新版 教師養成教育の探究

新版 教師養成教育の探究

  • 横須賀薫(著)/2010年10月
  • 2200円(本体)/四六判・上製・240頁
  • 装丁:毛利一枝

教師養成教育の古典的名著の新版刊行! 専門の知識・学問を修得することだけで教師は出来上がるか? なぜ教師は養成されなければならないか? いかに教師は養成されるべきか?
(ISBN 9784861102455)

目次|indexs

Ⅰ「教育」大学の可能性
「教育」大学の可能性
教職の専門性とはなにか
教員養成教育の教育課程論
教師の教養と教員養成
教員養成教育の教育課程について
宮城教育大学と高橋金三郎
Ⅱ教師養成の「教育実験」
編集者への手紙
模擬授業のこころみから
教員養成教育論
学生が学生となるとき
教師の力量と教員養成
授業における教師の技量
教育大学の大学院を考える
Ⅲ教師養成教育と教授学
教員養成の場で
「教授学演習」開講の辞
授業分析センターの設置経過とその仕事について
授業研究についての覚書
教員養成教育における教授学

著者|author

横須賀薫(よこすか・かおる)
1937年生れ、東京大学教育学部卒
2000年8月から2006年7月まで宮城教育大学学学長
2007年4月十文字学園女子大学特任教授・学事顧問就任
2010年1月から学長代行を務める
2003年から中央教育審議会専門委員を務め、
2010年6月から教員の資質向上特別部会委員も務める
【主な著書】
『子どもの可能性をひらくもの』(1987 教育出版)
『授業研究用語辞典』(1990 教育出版)
『斎藤喜博 人と仕事』(1997 国土社)
『図説 教育の歴史』(2008 河出書房新社 共著)
他著書多数

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

ベイビーリズム

ベイビーリズム

  • せきあき子(著)/2010年9月
  • 1200円(本体)/四六判・並製・88頁
  • 装丁:後藤葉子

「踊る粒である私は/同時に/光であり、海であり/小石であり、コップであり/そこのあなたであり、/森である。/そんな自由を手にしています」。世界と私を見つめることから生まれたかろやかな詩画集。
(ISBN 9784861102387)

目次|indexes

LOVE
midnight sun
街路樹に聞け
ベイビーリズム
白いあさって
ぬくもり
月のいかり

立ったまま埋めてくれ
みち
soil
問い
しあわせは
あおぐ

まる
職業
バックグラウンドミュージック

著者author

せきあき子(せき・あきこ)
1976 年埼玉生まれ、立教大学文学部心理学科卒。
治癒や教育のほんとうを知りたくて絵や詩を書き始める。
現在、イラストレーター、切り絵作家としても活動中。
川崎市麻生区にて、レインボーヒルズKiRiEクラブを主宰。
ブログ「つねならむーん

「踊る粒である私は/同時に/光であり、海であり/小石であり、コップであり/そこのあなたであり、/森である。/そんな自由を手にしています」。世界と私を見つめることから生まれたかろやかな詩画集。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

失われたパリを求めて―マルセル・プルーストが生きた街

失われたパリを求めて

マルセル・プルーストが生きた街

  • アンリ・ラクシモヴ(著)/吉川佳英子,岩野卓司(訳)/2010年9月
  • 2000円(本体)/四六判・並製・246頁
  • 装丁:矢萩多聞

華やかであやうい、プルーストのパリに遊ぶ。20世紀の傑作『失われた時を求めて』の醍醐味を、舞台となった街の魅力と絡めながら紹介。近代の文化や風俗と現代の空気をみごとに融合し、人を惹きつけてやまないパリの魔力をプルーストの眼で解き明かす。
(ISBN 9784861102363)
日本図書館協会選定図書

目次│table des matières


オートゥイユ、パッシー
モンソー平原
シャン=ゼリゼ
フォーブール=サン=トノレ
グラン・ブルヴァール
結論
訳者あとがき

訳者│traducteurs

吉川佳英子(よしかわ・かえこ)

パリ第三大学文学科博士課程修了。博士(文学)。現在,京都造形芸術大学芸術学部准教授。専攻:フランス文学,フェミニズム文学,ジェンダー理論。
著書等:Les Cambremer dans A la recherche du temps perdu, Sogensya, 1998。「プルーストとオペレッタ―プルーストは大衆芸術をどう見ていたのか―」『現代文学』,2010年。「性差と種の違いを越えて―プルーストとコレット―」『女性空間』,2011年など。

岩野卓司(いわの・たくじ)
パリ第四大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。現在、明治大学法学部教授。専攻:思想史。
著書等:『ジョルジュ・バタイユ 神秘経験をめぐる思想の限界と新たな可能性』水声社,2010年。共編著『語りのポリティクス』彩流社,2008年。共訳『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(ジャック・デリダ著),岩波書店,2006年など。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

ポストモダンの自由管理教育―スキゾ・キッズからマルチ・キッズへ

ポストモダンの自由管理教育

スキゾ・キッズからマルチ・キッズへ

  • 柳沼良太(著)/2010年9月
  • 2200円(本体)/四六判・並製・310頁
  • 装丁:矢萩多聞

ポストモダン思想から戦後教育を斬る! 戦後から現在にいたる子ども像の変容と、教育システムの変遷を探究。フーコーやドゥルーズ、ラカンの思想を用いて管理と自由の両立やいじめ対策など困難な課題を検討し、ありうべき理想の教育を模索する。
(ISBN 9784861102417)

目次|indexs

第一章 近代の管理教育と自由教育
第二章 教育のポストモダン化
第三章 ポストモダンとスキゾ・キッズ
第四章 ポストモダンの自由管理教育論
第五章 ポストモダンとマルチ・キッズ
第六章 ポストモダンといじめ

著者|author

柳沼良太(やぎぬま・りょうた)
1969年生まれ。
2002年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。
岐阜大学大学院教育学研究科准教授。
【主な著書】
『プラグマティズムと教育―デューイからローティへ』(八千代出版、2002年)
『問題解決型の道徳授業―プラグマティック・アプローチ』(明治図書、2006年)
『ローティの教育論―ネオ・プラグマティズムからの提言』(八千代出版、2008年)ほか

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

Experimental Studies on Prosodic Features in Second Language Acquisition: Training Japanese learners to produce natural English

Experimental Studies on Prosodic Features in Second Language Acquisition

  • 伊庭緑(著)/2010年8月
  • 4600円(本体)/A5判・並製・186頁

日本人はどうすれば自然な英語を話せるのか? トレーニング方法の実験調査から、単語の発音練習に先立つプロソディの訓練が有効なことを解明。音声科学と英語教育をつなぎ、合理的な英語学習の道をひらく。(本文英語)
(ISBN 9784861102356)

目次|indexs

Chapter 1 (study 1)
The Influence of Model Sounds on the Speech Production of Japanese Learners of English
Chapter 2 (study 2)
The Effectiveness of Low-Pass Filters in English Pronunciation Training
Chapter 3 (study 3)
The Apparent Priority of Prosodic Features over Individual Sounds in Second Language Speech Learning
Chapter 4
General Discussion and Implications for Second Language Pronunciation Teaching
Chapter 5

Teaching English Pronunciation for Global Communication

著者|author

伊庭緑(いば・みどり)
津田塾大学学芸学部英文学科卒業。神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程修了。学術博士(神戸大学)。2002 年、ロンドン大学客員研究員。現在甲南大学国際言語文化センター准教授。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

ヘンリー・フィールディング伝

ヘンリー・フィールディング伝

  • 澤田孝史(著)/2010年8月
  • 4286円(本体)/A5判・上製・464頁
  • 装丁:矢萩多聞

当代一の人気作家は借金まみれの浪費家であり勤勉な法律家でもあった。サマセット・モーム『世界の十大小説』にも選ばれた,18世紀のイギリス文学を代表する小説『トム・ジョウンズ』。その作者の奔放な生涯と,虚栄と偽善に満ちた当時の社会背景を克明にえがきだす。
(ISBN 9784861102318)

目次|indexs

Ⅰ 劇作家となるまで
Ⅱ 劇作家の道を閉ざされる
Ⅲ 『トム・ジョウンズ』出版
Ⅳ リスボンへ

※本文中に以下のような誤りがございました。謹んでお詫びして訂正いたします。

著者|author

澤田孝史(さわだ・たかし)
1960年生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了,文学修士。
現在,東京国際大学経済学部教授。
専門は,イギリスの18世紀の小説。
主な論文に,「フィールディングの『この世からあの世への旅』について」,「フィールディングの「死」と「笑い」について」など。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

英国発グラウンドワーク―「新しい公共」を実現するために

英国発グラウンドワーク

「新しい公共」を実現するために

  • 渡辺豊博・松下重雄(著)/2010年7月
  • 1500円(本体)/A5判・並製・248頁
  • 装丁・装画:矢萩多聞

議論よりもアクション。走りながら考える。日本で初めてグラウンドワークを導入したグラウンドワーク三島の先進的・創造的なNPO活動のすべてがこの一冊に。市民・行政・企業が協働して行う地域再生の画期的ノウハウが満載!
(ISBN 9784861102325)
日本図書館協会選定図書

目次|indexs

第1章 日本におけるグラウンドワークの展開過程
第2章 英国グラウンドワークの発展
第3章 多様な主体の連携による地域資源の管理
第4章 環境再生からまちづくり・人づくりへ
第5章 グラウンドワーク三島の新たなる挑戦

著者|authors

渡辺豊博(わたなべ・ とよひろ)
都留文科大学文学部社会学科教授。
1950年生まれ。東京農工大学農学部農業生産工学科卒業。
1973年、静岡県庁に入り、農業基盤整備事業の計画実施に携わる。
市民・NPO・行政・企業がパートナーシップを組むグラウンドワーク(環境改善活動)を日本で最初に、故郷・三島市で始める。
NPO法人グラウンドワーク三島NPO法人富士山クラブ三島ゆうすい会の事務局長を兼任。
松下重雄(まつした・しげお)
金沢大学地域連携推進センター准教授。
1963年生まれ。1996年より(財)日本グラウンドワーク協会研究員としてグラウンドワークに関する調査研究や全国各地のグラウンドワークの地域支援活動を行う。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

三島のジャンボさん―ミスター・グラウンドワーク

三島のジャンボさん

ミスター・グラウンドワーク

  • 渡辺豊博(著)/2010年7月
  • 1429円(本体)/四六判・並製・238頁
  • 装丁:南伸坊

「NPO法人グラウンドワーク三島」の事務局長“ジャンボさん”の半生。「他人のためでなく自分のためのNPO、ボランティア」とは? 三島出身の女優・冨士眞奈美さんとの対談「冨士さんと三島を語る」を併録。
ジャンボさんの肉声が跳ねかえってきました。水がきれいになり蛍が戻ってくる、そこから広がる日本が元気になる活動、素晴らしいです。冨士眞奈美さんとの対談も楽しいです。(吉行和子)
(ISBN 9784861102332)

目次より〔抜粋〕|indexs

インタビュー(渡辺豊博)
生まれ変わり/タイミングで物は動く/トントロメンコ/人に好かれるには/重油と香水/小学一年生で会社経営!?/学校のガラスを割る/トンボ鉛筆で生徒会長/“緑のおばさん”を考えた/井の中の蛙になるな!/真面目に生きよう/県庁勤め/生首が!?/日本一のことをやれ!/死ぬまでグラウンドワーク―三島から全国へ、そして世界へ
対談(冨士眞奈美×渡辺豊博)
かてゃあこと言わにゃあで/あたりまえに甘えていた/心の臨界点/お金がにゃあ/秋田―静岡/大人の勉強が必要/飽きず諦めず/不便がいい

著者|author

渡辺豊博(わたなべ・ とよひろ)
都留文科大学文学部社会学科教授。
1950年生まれ。東京農工大学農学部農業生産工学科卒業。
1973年、静岡県庁に入り、農業基盤整備事業の計画実施に携わる。
市民・NPO・行政・企業がパートナーシップを組むグラウンドワーク(環境改善活動)を日本で最初に、故郷・三島市で始める。
NPO法人グラウンドワーク三島NPO法人富士山クラブ三島ゆうすい会の事務局長を兼任。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する