小出楢重と谷崎潤一郎―小説「蓼喰ふ虫」の真相

小出楢重と谷崎潤一郎

小説「蓼喰ふ虫」の真相

  • 小出龍太郎・明里千章・荒川朋子/2006年10月
  • 2500円(本体)/四六判上製・260頁

画家・小出楢重と作家・谷崎潤一郎のコラボレーションによって生まれた名篇『蓼喰ふ虫』。ここには小出家にまつわる数々の謎が隠されていた…。興味深いエピソードとともに孫が明かす、洋画家・楢重の人と真実!二人の出会い、原稿の執筆過程、挿絵の方法を解明する谷崎研究家による論考を併録。
日本図書館協会選定図書
(ISBN 4861100844)

目次|indexs

01章 谷崎潤一郎「蓼喰ふ虫」の構造(小出龍太郎)
02章 「蓼喰ふ虫」と小出家(小出龍太郎)
03章 谷崎は小出楢重をいつ意識したか(明里千章)
04章 「蓼喰ふ虫」挿絵の方法(明里千章)
05章 「蓼喰ふ虫」執筆状況と挿絵をめぐって(荒川明子)

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

経済をデザインする―いのちの育みと再生産

経済をデザインする

いのちの育みと再生産

  • 島岡光一/2006年10月
  • 2381円(本体)/四六判並製・200頁

いのちと市場が交響する〈多回路経済学〉へ。現代の希薄な人間関係に警鐘を鳴らす著者が、南インドで体験したコミュニティの団結力に経済の原点を見る。童戯、出会いの再生産などユニークな概念を駆使して既存の経済学を砕く!
(ISBN 4861100887)

目次|indexs

プロローグ ケララの地から
序 経済の原点
第一章 人間関係力にもとづく多回路経済学の展開
第二章 「童戯」と信頼・規範・慣習の形成
第三章 有償から無償へのスペクトル
第四章 ラポールの上昇スパイラル
第五章 農村女性を市場と繋ぐ
終章 NPO「世界地域イニシアティブ企画」(未認証)
エピローグ 「女工哀史」から「女工楽史」へ
付録一 苦悩の想い出
付録二 「童戯の歳時記」
付録三 「経済学」的私論

著者|author

島岡光一(しまおか・こういち)
埼玉大学名誉教授。 著書に『落語「黄金餅」の経済学外論』(近代文芸社)
『野麦峠に立つ経済学―あなたの本気が世界を変える』(春風社)

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

英語になった日本語

英語になった日本語

  • 早川勇/2006年10月
  • 1600円(本体)/四六判並製・200頁

mebosという単語がOEDに入っている。それによれば、mebosは十八世紀の英語文献に初めて現れるが、語源的にはアフリカーンス語だという。日本の梅干がなぜmebosに。ミステリー小説よりも面白い!?
(ISBN 4861100895)

目次|indexs

○ 本物の英語になった和製英語
○ 「ルマキ」のレシピ教えます
○ 「クルマ」は「ノリモノ」の一種ではない
○ 「ジャパン」と「ニッポン」
○ 第2次世界大戦時に入った日本語
○ 日本人に分からない日本語
○ 日本の地名・人名で英語になった言葉
○英語に入った日本語の特徴・来歴

著者|author

早川勇(はやかわ・いさむ)
1947年名古屋市生まれ。愛知大学教授。1998年日本英学史学会豊田實賞受賞。著書に『日本の英語辞書と編纂者』(春風社)ほか多数。

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

対話論神学の地平―私の巡礼のなかから

対話論神学の地平

私の巡礼のなかから

  • 延原時行/2006年9月
  • 4286円(本体)/A5判上製・408頁

現代にあって、宗教間対話はいかに行われるべきか? 日本のキリスト者としての体験から、仏教との融和に立つ修道論「在家キリスト教」を提唱し、西田幾多郎とホワイトヘッドの間に神学の原理を探る。半世紀にわたる思索の集大成!
(ISBN 486110081X)

目次|indexs

プロローグ―入信から対話論神学まで
巡礼I実存の深淵から
第一章ヨブに関する若干の詩的断片
第二章『罪と罰』における思想の機能について
巡礼II イエスとの出会い―関係性のあけぼの
第三章「関係の絶対性」とは何か―「マチウ書試論」からの出発
第四章ボンヘッファーにおける倫理の基底の探究
巡礼III対話論神学の地平
第五章イエスの対話論宣教学―マタイによる福音書一五章二一―二八節
第六章対話論神学の方法―ティリッヒを超えて
第七章在家キリスト教提唱―我が巡礼の原視点から
第八章在家基督教教程
第九章基督心経
巡礼V I地平を超えて「すべての道で主を認めよ」
第一〇章キリスト教信仰の逆転
第一一章ペトロとユダ
第一二章ジャックリーン・ケネディ・オナシス
第一三章ルターの宗教改革の意義―新しき神の義の発見
第一四章良寛とキリスト、良寛とパウロ―絶望即感謝のいのち
第一五章二一世紀の宇宙論的キリスト教―三つの呻き
第一六章我が心の歌
エピローグ―芭蕉の「古池」の俳諧味と私の対話論神学の巡礼
巻末付論「非仏非魔」の立場と至誠心の神学
あとがき

著者|author

延原時行(のぶはら・ときゆき)
1937年、兵庫県に生まれる。同志社大学院神学研究科修士課程修了、クレアモント神学院(D. Min.)、クレアモント大学院(Ph. D.)。ルーヴァン大学、テキサス基督教大学、クレアモント神学院・大学院、カリフォルニア州立大学サンバーナディーノ校で客員教授を務める。アメリカ宗教学会(AAR)常設研究部会「プロセス思想と西田学派仏教哲学」座長。1991年より敬和学園大学教授。「東西プロセス研究プロジェクト」主宰。
著訳書、『仏教的キリスト教の真理』、『至誠心の神学』、カブ/グリフィン『プロセス神学の展望』、カブ『対話を超えて』他多数。

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

保育実践力を高める―短大授業の改善と実技・演習

保育実践力を高める

短大授業の改善と実技・演習

  • 腰山豊/2006年9月
  • 2857円(本体)/A5判上製・320頁

自ら幼児指導にあたってきた経験を活かし、保育者養成授業の革新に取り組んだ実践記録。効果的な保育実習を演出した実例多数。付録「保育実践・演習ノート」では、学生の資質能力に対応した授業展開上のさまざまな工夫を公開。
(ISBN 4861100860)

目次|indexs

第1章 保育内容の指導法「言葉」の展開事例
第2章 「保育内容の研究」の展開事例
第3章 「保育方法論」の展開事例
第4章 保育実践の具体的理解に関する一考察
第5章 保育指導法の実践的理解に関する演習事例
第6章 パワーポイント利用による授業改善
第7章 紙芝居の文化論的検討と保育利用
第8章 児童文化財と保育のかかわり
第9章 教育・保育実習の充実をめざす関連科目の授業実践事例
付録:「保育実践・演習ノート」

著者|author

腰山 豊(こしやま・ゆたか)
秋田大学教育学部附属幼稚園・小学校・養護学校教諭を経て、現在聖園学園短期大学保育科教授。

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

文学の基礎レッスン 立教大学人文叢書2

文学の基礎レッスン

立教大学人文叢書2

  • 後藤和彦 編著/2006年9月
  • 2200円(本体)/四六判並製・296頁
  • 装丁:山本美智代

文学を読み解く秘訣をやさしくレッスン。作品の時代背景をつかみそこに向けられた批判精神を知ることこそが文学の喜びだ! 古今東西の小説・詩・短歌を通して「文学の力」を問い直す刺激的な8つの論考。
(ISBN 4861100879)

目次|indexs

Lesson 01
「いちょうの葉」を読み解く
―ケンペルの『廻国奇観』からゲーテの『西東詩集』へ         高橋輝暁
Lesson 02
王朝和歌初学び―『古今集』を中心に                                                加藤睦
Lesson 03
民主主義と文学―あるいは平等の時代に文学は可能か      菅谷憲興
Lesson 04
『嵐が丘』を読む                              新妻昭彦
Lesson 05
小説はどのように読めばいいのか―夏目漱石『心』を例にして   藤井淑禎
Lesson 06
ハックルベリー・フィンともうひとつのアメリカ             後藤和彦
Lesson 07
日本の物語から―フィクションと寓意                 小嶋菜温子
Lesson 08
アナポーアデイ 動物と人のために
―名詩鑑賞、米語現代詩と日本語現代詩を例に                            千石英世
ブックリスト―基礎編
A 文学作品
B 文学作品に関する批評・研究書
C 文学やその周辺に関する参考書

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

伊藤昌哉 政論

伊藤昌哉 政論

  • 小枝義人/2006年9月
  • 1700円(本体)/四六判上製・336頁
  • 装丁:矢萩多聞

池田、大平の二首相に仕え、のちマスコミで活躍した稀代の政治評論家・伊藤昌哉。彼が平成4~5年にかけて遺した幻の政局分析を、詳細な解説を付し全文翻刻。現在の政治風景を予見する、驚くべき洞察!
(ISBN 4861100852)

目次|indexs

伊藤昌哉さんと私―少し長くなってしまったプロローグ
本書を読むにあたって
第一部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成四年五月~八月
宮沢政権の本―お面をかぶせたリモコン
渡辺美智雄副総理の展望―今年中に政変が起こる
同日選はナシ―結論わかった推理小説
参院選と細川新党―現実味帯びる部分連合
戦後日本という国家―政治家は天地に仕える
政治家と病気―総裁狙う渡辺氏の場合
与野党の内部事情―身動きとれぬ自社両党
竹下派内の死闘―権力中枢でしのぎ削る
参院選結果の示すもの―〝一・一連合〟の産声
選挙後の宮沢政権―水面下の〝連立〟に実権
第二部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成四年八月~一二月)
参院選から一ヵ月―新党は根拠地作りの時
佐川スキャンダルの影―金丸氏は〝政治的廃人〟
混迷深める竹下派―身動きできない小沢氏
金丸問題と国民世論―小沢氏も〝失策〟の連続
ポスト金丸の死闘―マフィアの法則の再現
宮沢内閣と臨時国会―正念場迎えた政治改革
船田元との緊急対談
自民党幕府衰亡現象―先行き真っ暗、いばらの道
宮沢改造内閣の実態―総選挙射程に人材登用
政治家・渡辺氏の運命―幹事長取るべきだった
政界再編の序曲―自公民体制のジレンマ
第三部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成五年二月~五月)
政治音痴の首相―情報が政治の最高武器
無力の野党と羽田派―三木武吉抜きでは道なし
憲法改正論議の裏表―軍事大国化の心配ない
日本独自の道―キーマンは渡辺、小沢氏
竹下登元首相の研究(上)―闇(やみ)将軍の流儀のみ盗む
竹下登元首相の研究(下)―いまや政治不信の〝象徴〟
「田中支配」の終焉―「保守合同」の遺産壊す
政治改革法案の行方―選挙制度をめぐり綱引き
最新権力相関図―小沢氏vs梶山氏で展開
まやかしの政治改革論議―「金、竹」問題、立ち腐れ
第四部 伊藤昌哉「政局を読む」 (平成五年五月~一二月)
政界再編のシナリオ(上)―政治改革で揺れる政局
政界再編のシナリオ(下)―核になる公明と羽田派
政治改革の行方(上)―現実政治家としてクギ
政治改革の行方(下)―可能性高い〝法案先送り〟
総選挙と宮沢退陣―自民党派閥政治の崩壊
非自民政権の本質―自民の再分裂が焦点に
細川新政権(上)―〝魔法の指輪〟は団結で
細川新政権(下)―予断を許さぬ政治改革
自民党再生と連立与党―派閥はすでに事実上解消
自民党再生と連立与党(下)―同日選挙で政権奪回か
第五部 伊藤夫人・淳子氏証言
大どんでん返しのエピローグ
付録 伊藤昌哉関連年譜

著者|author

小枝 義人 (こえだ・よしと)
千葉科学大学 薬学部 教授。一九五四年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、ラジオ関東、栃木新聞社勤務。拓殖大学政経学部客員教授などを経て現職。青山学院大学講師も兼任。
〔著書〕『政権の誕生と崩壊』(ジュピター出版)、『永田町床屋政談』(新潮社)、『解析・日本の政治』(共著、樹光堂)ほか多数。

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

リリパット・プロジェクト

リリパット・プロジェクト

  • 真純潤/2006年8月
  • 1800円(本体)/四六判上製・326頁

2018年、日本。養護教諭・大成郁子は子供の身長低下に気づいた…。戦後をひきずる政治家と老経済学者が仕掛けた恐るべき陰謀とは。幾多の挫折と悲しみが交錯する、奇想の近未来犯罪小説!
(ISBN 4861100836)

著者|author

真純 潤(ますみ・じゅん)
作家。某大学教授。本作がデビュー作。

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

山桜花

山桜花

  • 廣利千惠子著/2006年7月
  • 1429円(本体)/四六判並製・168頁

「再びの会いは叶わず病窓に広ごる畝傍の山桜花」重症心身障害児の養護教育に携わってきた著者が病に侵されながら教育への情熱と生命への畏敬を詠いつづけた遺作歌集。
(ISBN 4861100771)

著者|author

廣利千惠子(ひろとし・ちえこ)
昭和24岐阜県生まれ。大阪府立金剛コロニー重度棟の指導員として重度障害児の指導に当たる。その後、大阪府立八尾養護学校や藤井寺養護学校で重度障害児の教育に約30年間携わる。そのかたわら大阪教育大学大学院で研究活動をおこない、平成12年度より大阪教育大学と大阪樟蔭女子大学で教鞭を執る。平成13年、健診で癌を発見、手術後1年で再発。入退院を繰り返し、さまざまな療法を試みるも平成17年4月19日、安らかに永眠。

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する

冒険する身体―現象学的舞踊論の試み

冒険する身体

現象学的舞踊論の試み

  • 石渕聡/2006年7月
  • 3800円(本体)/A5判上製・250頁

舞踊(ダンス)とはなにか― 現象学的地平から「踊ること」を読み解き、ダンサーの道具とされてきた身体を解放する。ダンスカンパニー「コンドルズ」のダンサーである著者が展開する冒険的舞踊論!
(ISBN 4861100828)

目次|indexs

序章
第一節 舞踊とは何か
第二節 ランガーとシーツを超えて
第三節 議論の流れ
第一部 舞踊論の基盤―現象学的時間・空間・身体の概念
第一章 舞踊の現象学的考察からの出発
第一節 現象学という視点
第二節 舞踊研究の方法としての現象学
第二章 スザンヌ・ランガーとマクシーン・シーツの舞踊理論
第一節 ランガーの芸術論全般の主要概念
第二節 ランガー舞踊論の方法と帰結
第三節 ランガーとの比較によるシーツの舞踊論の構造分析
第三章 現象学の諸概念の舞踊理論への応用
第一節 時間性の一つのモデル
第二節 ダンサーの創造する空間
第三節 多層的な身体
第四節 舞踊・ダンサー・身体の関係性
第二部 「舞踊の身体」の構築へ向けて
第四章 舞踊における身体のあり方の構造
第一節 「身体が実現する舞踊」から「舞踊が実現する身体」へ
第二節 舞踊と身体との内的な関わり
第五章 表象としての舞踊の形成と機能
第一節 「舞踊なるもの」という表象の形成
第二節 舞踊表象を分別するものとしての「動き」
第六章 媒体論の拡張
第一節 媒体と内容の構造による諸要因の関係性
第二節 ダンサーによってもたらされる身体と動き
第三部 言語との関係における舞踊の認知
第七章 舞踊と言語的意味の基本的な関係
第一節 身振りを介した言語的契機
第二節 舞踊を分節して捉えること
第八章 舞踊の身体の分節契機の構造
第一節 身体の意味生成の二つの次元
第二節 身体の二つの次元における意味の分節契機
第九章 舞踊の身体認知の構造
第一節 舞踊の身体を立ち上げる契機としての「言語」と「動き」
第二節 舞踊の身体の受容
結章
第一節 舞踊の身体の諸相
第二節 舞踊の意味を生成するものとしての身体

著者|author

石渕聡(いしぶち・さとし)
1965年、群馬県生まれ。2000年、早稲田大学満期退学後フランスへ留学。現在、大東文化大学文学部専任講師・ダンスカンパニー「コンドルズ」所属。
「コンドルズ」オフィシャルサイト Condors Official Camp

 

この本を注文する

Amazonで注文する e-honで注文する 楽天ブックスで注文する