『英文学研究』Vol. 99に、大西祥惠著『モダニズムの胃袋―ヴァージニア・ウルフと同時代の小説における食の表象』が掲載されました。評者は川崎明子先生(駒澤大学)です。「材料から食べ物を作ることは、素材から文学作品を創作することと、ある程度通じるはずである」
『英文学研究』Vol. 99(日本英文学会編/2022年12月)に、惣谷美智子・岩上はる子編『めぐりあうテクストたち―ブロンテ文学の遺産と影響』が掲載されました。評者は侘美真理先生(東京藝術大学)です。「「元テクスト」と新たなテクストの関係性は、オマージュ、パロディ、批判、破壊など様々」
『社会学評論』Vol.73, No.3(日本社会学会編/2022年12月)に、浅川達人著『都市を観る―社会地図で可視化した都市社会の構造』が掲載されました。評者は齊藤麻人先生(横浜国立大学)です。「人口構成や職業階層などの社会構造を空間的に把握し地図上に表現」
『演劇学論集』第75号(日本演劇学会編/2022年)に、小川史著『一九四〇年代素人演劇史論―表現活動の教育的意義』の書評が掲載されました。評者は畑中小百合先生(大阪大学)です。「「内発性」に、演劇のもつ真の教育的意味と可能性を見出しているのである。それは、人びとが自身の抱え持つ表現への欲求と真摯に向き合い、それにふさわしい言葉を獲得する過程であり、さらにはそれを表現することで社会と対峙する過程でもある」
『図書新聞』第3573号/2023年1月1日号に、池端忠司著『憲法上のポピュリズム宣言―「ここでは人々が支配する」』の書評が掲載されました。評者は木下智史先生(関西大学)です。「「ポピュリズム立憲主義」の先駆けとなった著作 既存の憲法学のありように挑戦を試みた「論争の書」」
『ampule magazine』vol.5(2022年10月)に、『身体を彫る、世界を印す―イレズミ・タトゥーの人類学』が、編者の一人である山本芳美先生のインタビューとともに紹介されました。
◆ampule ウェブサイト:https://ampule.jp/
『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、宮川幸奈著『自律を目指す教育とは何か―自然主義的な教育哲学の試み』の書評が掲載されました。評者は小山裕樹先生(聖心女子大学)です。「自律と他律をめぐる従来とは「別の跳躍」が見出され……そのための大人による働きかけがどのように作用しているのか」
『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、冨澤美千子著『野村芳兵衛の教育思想―往相・還相としての「生命信順」と「仲間作り」』の書評が掲載されました。評者は山田直之先生(関西大学)です。「生活の現実から生まれた実感のある概念に立脚し、教育の構想を創造してゆくことは、これからも重要な課題であり続ける」
『教育哲学研究』第126号/2022年11月に、安喰勇平著『レヴィナスと教育学―他者をめぐる教育学の語りを問い直す』の書評が掲載されました。評者は福若眞人先生(甲子園大学)です。「〈他者〉をめぐる語りが語り示されることで、読者である私たち自身にとっての〈他者〉への方向性を確認し続ける」
『終わりの風景―英語圏文学における終末表象』(辻󠄀和彦・平塚博子・岸野英美 編)電子版を配信開始しました。電子書籍は Amazon Kindle、紀伊國屋書店kinoppy、楽天Kobo、Google Play などの各書店でお求めになれます。