『アフリカNOW』126号の「自著を語る Book Review」で、佐川徹、竹沢尚一郎、松本尚之(編)『歴史が生みだす紛争、紛争が生みだす歴史:現代アフリカにおける暴力と和解』が紹介されました
『すばる』11月号(2024年10月6日発売/第46巻第11号)の池澤夏樹先生連載「風がページを…」において、ソーントン不破直子著『戸籍の謎と丸谷才一』が紹介されました。
京都大学人と社会の未来研究院ウェブサイトで、奥井剛著『ハンナ・アーレントの政治哲学の射程―開発という活動の再考に向けて』の著者による図書紹介が掲載されました。「「開発」を再考するために、アーレントの政治哲学を手がかりに「開示すること」はわれわれにとって何を意味するのかを探究」
▶図書紹介は、下記ウェブサイトよりお読みいただけます。
『地方共済』No. 321(地方職員共済組合/2024年10月)で、藤谷浩悦著『芥川龍之介の中国遊歴―光と影の軌跡』が紹介されました。当号は、下記ウェブサイトよりご覧になれます。
◆地方職員共済組合:https://www.chikyosai.or.jp/
『週刊読書人』2024年10月25日号に、山田昭子著『吉屋信子――小説の枠を超えて』の書評が掲載されました。評者は尾崎名津子先生(立教大学)です。「吉屋が女性たちを描き続けることによって、徐々に滲み出てきた桎梏の正体が母娘関係であることが、本書によって明らかにされている」
『日本文学』第73巻(2024年10月)に、山﨑眞紀子、江上幸子、石川照子、渡辺千尋、宜野座菜央見、藤井敦子、中山文、姚毅、鈴木将久、須藤瑞代著『日中戦時下の中国語雑誌『女声』―フェミニスト田村俊子を中心に』の書評が掲載されました。評者は木田隆文先生(奈良大学文学部教授)です。「本書の功績は、俊子に付きまとった「官能」的作家象を払拭し、交戦国同士の女性の連帯を目指した「フェミニスト」としての姿勢を鮮明に打ち出したことであろう」
日本近代文学会編『日本近代文学』第110集(2024年5月)に、大場健司著『1960s 失踪するアメリカ―安部公房とポール・オースターの比較文学的批評』の書評が掲載されました。評者は坂堅太先生(就実大学)です。「実存主義(特にサルトル)の受容や六〇年代の同時代言説との照応、そしてアメリカ文学との相互交通という観点から展開される読解を通じて本書が提起するのは、「アナキスト」としての安部の姿である」
日本アメリカ文学会編『アメリカ文学研究』第60号(2024年3月)に、大場健司著『1960s 失踪するアメリカ―安部公房とポール・オースターの比較文学的批評』の書評が掲載されました。評者は藤井光先生(東京大学)です。「1960年代において安部がアメリカ文学をどう受容して自らの思想を練り上げていったか、そして、それが後続作家であるオースターにどう引き継がれていくのかを、大胆かつ細やかに論じている」