サラスワティーに連れられてインドを旅する

サラスワティーに連れられてインドを旅する

  • 静慈彰/2010年1月
  • 1500円(本体)/四六判・並製・256頁

インド音楽にひたりたい。神を感じたい。ロックな坊主がインドを旅して見つけたものとは? 怒りまくり疲れきった後に触れる優しさ。醜さの隣の美しさ。驚きも感動も半端じゃない! 若き僧侶の体感的インド旅行記。
(ISBN 9784861101960)

目次|indexs

それは西からやってきた
インドが呼んでいる/インド日和/ムンバイー/聖者とコンサート/夢行列車/アウランガーバードの教訓
雑踏の中の神々
アジャンターの神々/エローラの宗教/雑踏のハイダラーバード/南へ/チェンナイの信仰/インドに迷い込む/修行するのだ!/ヴィパッサナー
南インドの風
バスこりごり/プリスバティー寺院/信仰と共に生きる/シュリー・ミナクシー寺院/ミナクシーの歓迎/アーユルヴェーダ/カンニャークマーリーの風/いざ、北上!
嵐の北インド
北の衝撃/ヴリンダーヴァンへ逃れる/宗教のるつぼ/アーグラーの世界遺産/旅人、ガンジスに至る/神の子
ライヴ! ライヴ! ライヴ!
バースディ・コンサート/ザキール降臨!/孤高のダンサー/求めよ、さらば与えられん/光と影/手紙/伝説の吟遊詩人
奇跡の音楽
ムンバイー再訪/青空/神の歌/コンニャク・ソング/サラスワティーの饗宴/愛の別れ道/たどり着けば、コールカーター/monoj/ラーマクリシュナの啓示/カーリー女神の祝福
久遠の未来へ
最後の旅/仏陀の里/ホーリー/旅の終わり/さらばインド
※インド音楽についてのコラムあり

著者|author

静慈彰(しずか・じしょう)
1978年、和歌山県高野山生まれ。
私立洛南高等学校、京都府立大学国際文化学科卒業。
2008年まで高野山大学大学院密教学専攻博士課程在籍。
2003年-2006年、真言宗海外布教師として、ロサンゼルス別院、シアトル仏教会勤務。阿字観瞑想会を指導、Loyola College、 世界宗教会議(American Academy of Religion)にて声明公演を行う。他、アメリカ最大のレイヴ「バーニングマン」にて護摩供を厳修、本堂にてロックコンサート「仏教ライヴ!」を行うなど、先鋭的な活動を展開する。
2007年夏、高野山にて野外フェス「大音楽集会(だいおんらくしゅえ)」主催。
2008年1月26日、渡印。
2009年、「東京ヴィパッサナー瞑想道場」開講。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

経済からの脱出 【シリーズ 来たるべき人類学2】

経済からの脱出

シリーズ 来たるべき人類学 (2)

  • 織田竜也・深田淳太郎(編)/2009年11月
  • 2381円(本体)/四六判・並製・274頁
  • 装丁:矢萩多聞/装画:谷中安規

「危機」から経済の彼方へ。生命、市場、時間、貨幣、感情、宗教、贈与、古代、環境、ブリコラージュ。新たな知が、危機のなかから姿を現す。
(ISBN 9784861102004)

来たるべき人類学構想会議のサイトはこちら

目次│indexs

編者│editors

  • 織田竜也
  • 深田淳太郎

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

書簡を読む 立教大学人文叢書5

書簡を読む

立教大学人文叢書5

  • 桑瀬章二郎(編)/2009年11月
  • 2200円(本体)/四六判・並製・288頁
  • 装丁:山本美智代

作家や思想家が作品を構築する合間に書き残した,断片的な言説としての書簡。その恣意的かつ不安定な言語の世界がもつ非体系性そのものを読む試み。
(ISBN 9784861101946)

目次|indexes

書簡の世界への招待―序にかえて(桑瀬章二郎)
作家としての〈立場〉をつくるということ―『川端康成/三島由紀夫 往復書簡』を読む(石川巧)
アメリカ文学と書簡体―クレヴクール『アメリカ農夫の手紙』(若林麻希子)
文通への抵抗,手紙のなかの隠喩―プルーストの書簡集における動物としての作家の自画像(坂本浩也)
涙ながらに読む書簡―ルソー『エミールとソフィ』をめぐって(坂倉裕治)
文学の舞台裏を覗く―トマス・ド・クインシーとワーズワス一家の往復書簡(藤巻明)
「編まれた書簡」を読む―「ニーチェ書簡集」を読む(久保田浩)
国人領主の憂いと浮かれ  煌めく都からのたより―波多親の手紙(蔵持重裕)
ネット時代の書簡(阿部嘉昭)

編者|editor

桑瀬章二郎(くわせ・しょうじろう)
1968年生。フランス文学専攻。
主な論文に,
Les confessions de Jean-Jacques Rousseau en France (1770-1794): les aménagements et les censures, les usages, les appropriations de l’ouvrage (『フランスにおける「告白」の批評(一七七〇-一七九四年)』)(オノレ・シャンピオン社、二〇〇三年)
「フィジオクラットとマンダランの神話」(『「一つの世界」の成立とその条件』、高等研報告書、二〇〇七年)
「ある婦人の肖像―ルソー-ド・ラ・トゥール夫人書簡における自己のフィギュール」(『立教大学フランス文学 』、三六号、二〇〇七年)
がある。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

茶の本

茶の本

  • 岡倉天心(著)/ソーントン不破直子(訳)/2009年10月
  • 1300円(本体)/四六判・並製・186頁
  • 装丁:矢萩多聞

明治の美のプロデューサー岡倉天心が欧米に向けて説いた茶の湯論は、まさに日本文化の粋だった。歴史的名著がこれまでにない親しみやすい訳でよみがえる。お茶をはじめたばかりの人も、読もうとして挫折した人も、これなら読める!わかる!
(ISBN 9784861101915)

重版出来!

目次│indexs

1 人間性の茶碗
2 茶の諸流儀
3 道教と禅
4 茶室
5 芸術の鑑賞
6 花
7 茶人
岡倉天心小伝

訳者│translator

ソーントン不破直子(そーんとん・ふわ・なおこ)
1965 年 日本女子大学文学部英文学科卒業
1973 年 米国インディアナ大学大学院比較文学科Ph. D. 取得
現在 日本女子大学文学部英文学科教授
単著
『ユードラ・ウェルティーの世界―饒舌と沈黙の神話』(こびあん書房)
Strange Felicity: Eudora Welty’s Subtexts on Fiction and Society (Praeger Publishers)
『ギリシアの神々とコピーライト―作者の変遷、プラトンからIT革命まで』(学藝書林)。
訳書
『ポンダー家殺人事件―言葉で人を殺せるか?』(ユードラ・ウェルティー著、リーベル出版)
『黄金の林檎』(ユードラ・ウェルティー著、こびあん書房)
ほか。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

コバタンの繁殖―絶滅危惧種保存への挑戦

コバタンの繁殖

絶滅危惧種保存への挑戦

  • 石川文也/2009年10月
  • 2800円(本体)/四六判・上製・210頁
  • 装丁:糟谷一穂

環境破壊と乱獲によって激減した白色オウム・コバタンの繁殖は、同種間攻撃のために困難を極める。種の保存のための方策、そして問題点とは何か?これまで明かされてこなかった繁殖の様子を詳細に記す本邦初のコバタン専門書!
(ISBN 9784861101953)

目次│indexs

第1章
飼育下のコバタンの自然繁殖
―ペアリング・産卵・育雛―
1. 絶滅が危惧されるコバタンを取り巻く現状と種の繁殖の問題点
2. 繁殖の記録
3. まとめと考察

第2章
コバタンのオスのメスに対する攻撃の抑制・回避と次世代個体確保の可能性
―人工繁殖の実際 ―
1. はじめに
2. 白色オウムのオスのメスに対する攻撃について
3. コバタンの攻撃回避の実際
4. 次世代個体確保の可能性について
5. まとめと考察

第3章
コバタンの繁殖に適した巣箱について
1. はじめに
2. 一般的に推奨されているコバタンの巣箱について
3. 繁殖に使用したコバタンの巣箱の実例
4. まとめと考察

著者│author

石川文也(いしかわ・ふみや)
愛知県出身。日本鳥学会会員。幼少の頃から鳥類(主にインコ、オウム)の繁殖生態に興味を持ち、繁殖記録の収集を目的とした飼育を実践してきている。ほかに爬虫類(特にカメ)、昆虫類(特にクワガタ)の生態にも興味を持つ。本業として大学で教鞭をとっている。専門は人文社会科学系領域。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

深読み映画論―『暗い日曜日』の記憶

深読み映画論

『暗い日曜日』の記憶

  • 大野真(著)/2009年10月
  • 1905円(本体)/四六判・並製・286頁
  • 装丁:矢萩多聞

映画の魅力、それはディテールを味わい尽くすことにある。5つの作品をこれまでにない視角から読み解き、新たな感動をもたらす濃密な作品論集!
(ISBN 9784861101984)
日本図書館協会選定図書

目次│indexs

I
自転車を駆る女、あるいは聖なる娼婦―映画『暗い日曜日』を「読む」(一)
洪水の前に地上を去る者への哀歌―映画『暗い日曜日』を「読む」(二)
洪水の後に流れる曲は―映画『暗い日曜日』を「読む」(三)

II
掌の上に至福あり―宮崎駿『ハウルの動く城』解読
風景の詩学―新海誠『秒速5センチメートル』解読

III
出会いのエロス、邂逅の不可思議―『ベルリン・天使の詩』とホフマンスタール
距離の詩学―M・ナイト・シャマラン『シックス・センス』を巡って

著者│author

大野真(おおの・まこと)
1951年、埼玉県浦和市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。ドイツ文学専攻。主にH・v・ホフマンスタール作品の研究に従事。論文「異類の潜む場所―ホフマンスタール初期作品における三つの迷宮」(1986年)で、第27回ドイツ語学文学振興会奨励賞受賞。堀内美江氏との共著に『オペラ「薔薇の騎士」誕生の秘密―R・シュトラウス/ホフマンスタール往復書簡集』(河出書房新社、1999年)がある。現在大妻女子大学文学部教授として「映像論」「ドイツ文化」等の授業を受け持つ。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

日本をマネジメントする

日本をマネジメントする

  • 岸岡駿一郎/2009年10月
  • 1714円(本体)/四六判・上製・304頁
  • 装丁:毛利一枝

在米40年のビジネスマンが、政治、経済、教育、福祉など、日本の未来を会社経営の視点から洞察する。
(ISBN 9784861101977)

目次│indexes

第一章 日米の民主主義は臨界点?
第二章 わかりやすい日本人
第三章 活気あふれる社会をどう創るか
第四章 自分の信念と価値観を持とう
第五章 平和のための近隣諸国との関係づくり
第六章 地域活性化のために―少子化対策は生産性だけでは無理がある
第七章 世界から人が集まる価値ある国

著者│author

岸岡駿一郎(きしおか・しゅんいちろう)
1979年まで勤務した商社マン時代も独立後も新機能・新商品を追求し、新規事業の確立を目指す日本人有数のベンチャー起業家。これまで11社の創業・現地法人立ち上げ・経営に参画、役員・社長を歴任。
ITA,Inc.代表取締役会長。東大法学部卒業。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

白山をみつめて―夫婦で歩いた山の記録3

白山をみつめて

夫婦で歩いた山の記録3

  • 三輪敏広・和恵/2009年10月
  • 1600円(本体)/A5判・並製・220頁
  • 装丁:矢萩多聞/装画:たけなみゆうこ

歩くことで、生きていることを実感! 中年・熟年世代にできるゆったりしたハイキングから、山小屋やテント泊を含む本格登山まで、いろんな山の味わい方を紹介。夫婦で行く登山案内、第3弾。
(ISBN 9784861101991)

目次│indexes

残雪の県境尾根縦走記
風薫る五月
初秋の吉次山を登る
サイクリングとヤブつき山
奥能登の山
お山いろいろ
春だ サイクリングだ!
花と新緑の山
身近な山

〔抜粋〕

著者│authors

三輪敏広(みわ・としひろ)
昭和16年 北海道生まれ
昭和44年 X線技師
昭和47年 診療放射線技師となる
昭和47年 和恵と結婚 1男3女あり
平成11年9月 肋骨骨折
平成12年5月 多発性骨髄腫と診断される
平成18年7月29日 多発性骨髄腫のため死亡
登山とその記録写真撮影を趣味とする
三輪和恵(みわ・かずえ)
昭和24年 石川県生まれ
昭和47年 敏広と結婚
夫唱婦随、はがき絵が趣味
著書に『多発性骨髄腫を生きる1』『多発性骨髄腫を生きる2』『夫婦お遍路(上)』『夫婦お遍路(下)』『白山に行こう―夫婦で歩いた山の記録1』『白山でのんびりと―夫婦で歩いた山の記録2』(以上,すべて春風社)がある。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

ちいさな哲学

ちいさな哲学

  • 長谷川宏/2009年9月
  • 1800円(本体)/四六判・上製・294頁
  • 装丁:矢萩多聞

日常の風景に隠れている真実をみつめる珠玉のエッセイ集。公害病に押しつぶされながら沈黙を強いられた水俣市民の姿を描く幻の論考を収録。
(ISBN 9784861101922)
日本図書館協会選定図書

目次│indexs

食の風景
人とのつながりのなかで
日曜日の哲学
美術にふれるよろこび
書物から哲学が始まる
水俣へ

著者│author

長谷川宏(はせがわ・ひろし)
1940年生まれ。東京大学大学院哲学科博士課程修了。赤門塾主宰。1998年、『精神現象学』の翻訳により、ドイツ政府よりレッシング翻訳賞を受賞。著書『高校生のための哲学入門』(ちくま新書)、『ことばをめぐる哲学の冒険』(毎日新聞社)ほか多数。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する

『ベーオウルフ』とその周辺―忍足欣四郎先生追悼論文集

『ベーオウルフ』とその周辺

忍足欣四郎先生追悼論文集

  • 唐澤一友(編)/2009年9月
  • 8000円(本体)/A5判・上製・604頁
  • 装丁:矢萩多聞

日本における『ベーオウルフ』研究の泰斗,忍足欣四郎先生の学恩に感謝し,36名が寄稿。未発表のものを含む忍足先生の論文5編を巻頭に収める。『ベーオウルフ』の解釈をめぐる諸問題や研究史の他,ガウェイン詩人,チョーサー,マロリーにも論及し,中世英語英文学研究のひとつの到達点を示す。
(ISBN 9784861101908)
日本図書館協会選定図書

目次│indexs

第1部 Beowulf と向き合って半世紀 忍足欣四郎先生Beowulf
第2部 Beowulf の解釈
第3部 Beowulf の言語
第4部 Beowulf 研究史
第5部 Beowulf の周辺 中世英語英文学論

編者│editor

唐澤一友(からさわ・かずとも)
1973年生まれ。 駒澤大学文学部准教授。 著書に,『アングロ・サクソン文学史』(東信堂),『多民族の国イギリス―4つの切り口から英国史を知る』(春風社)など。

 

この本を注文する

Amazonで注文する Hontoで注文する 楽天ブックスで注文する