『図書新聞』第3498号/2021年6月5日号に『制服ガールの総力戦―イギリスの「女の子」の戦時貢献』の書評が掲載されました。評者は林田敏子先生(奈良女子大学)です。「雑誌のカバーガールに多分に虚構性が含まれていることを前提に、そうした女性像が構築された戦時の幻想と、表象が生身の人間を動員する「力」を分析する」

『図書新聞』第3498号/2021年6月5日号に『制服ガールの総力戦―イギリスの「女の子」の戦時貢献』の書評が掲載されました。評者は林田敏子先生(奈良女子大学)です。「雑誌のカバーガールに多分に虚構性が含まれていることを前提に、そうした女性像が構築された戦時の幻想と、表象が生身の人間を動員する「力」を分析する」

日本比較文学会『比較文学』第63巻/2020年度に『ポール・ボウルズ 越境する空の下で』(外山健二 著)の書評が掲載されました。評者は内山加奈枝先生(日本女子大学)です。「「民族誌学者」、「翻訳者」、「ユダヤ系作家」としての今までにはない新しいボウルズ像を提示」

日本英文学会ウェブサイトで『モダニズムの胃袋―ヴァージニア・ウルフと同時代の小説における食の表象』(大西祥惠 著)が紹介されました。「食の表象分析によって、モダニズム小説での身体性の重要性を示し、さらにイギリスでの家事役割の転換期に書かれたモダニズム小説を分析することで、現代にも通じる家事やジェンダーの問題に焦点を当てている」
全文は以下リンクよりご覧になれます。
◆日本英文学会ウェブサイト:会員著書案内 http://www.elsj.org/books/ohnishi2020.html

日本文化人類学会編『文化人類学』85巻4号/2021年3月に『現代世界の呪術―文化人類学的探究』(川田牧人・白川千尋・飯田卓 編)の書評が掲載されました。評者は河西瑛里子先生(国際ファッション専門職大学)です。「こんなにあっさりと世界が再呪術化されることを、著者たちは予測していたのだろうか。[…]呪術とは何か、をストレートに問う本書には、そんな新しい日常のあり方を読み解くヒントがあふれている。」

日本教育学会編『教育学研究』第88巻第1号/2021年3月に『人生の意味を問う教室―知性的な信仰あるいは不信仰のための教育』(ネル・ノディングズ 著/井藤元、小木曽由佳 訳)の書評が掲載されました。評者は菱刈晁夫先生(国士舘大学)です。「問題を知性的に扱う態度や姿勢=批判的精神(クリティカル・マインド)の涵養が切望されてやまない」

日本アメリカ文学会『アメリカ文学研究』第57号(2021年3月)に、『『パターソン』を読む――ウィリアムズの長篇詩』(江田孝臣 著)の書評が掲載されました。評者は三宅昭良先生(東京都立大学)です。「『パターソン』はその内部構造もさることながら、細部の意味も理解しやすいとはいえない。他の諸作品との関係もひとりでつかむのは容易でない。本書はそうした困難を解消してくれるすぐれた指南書である」

歌舞伎専門月刊誌『演劇界』2021年5月号「家で楽しむ歌舞伎 今月のおすすめ」欄にて、『江戸の黙阿弥――善人を描く』(埋忠美沙著)が紹介されました。「カラー図版も豊富で、作品が〝現代劇〟だった頃の上演に思いを馳せ、楽しめる一冊」
全国大学国語教育学会『国語科教育』第89巻(2021年)に、山田直之著『芦田恵之助の教育思想――とらわれからの解放をめざして』の書評が掲載されました。評者は村井万里子先生(鳴門教育大学)です。「「硬直化」は、山田氏のいう「とらわれ」から起こる。もちろん「とらわれからの解放」への「とらわれ」も避けねばならない。……「生活即ち伝統」に足を着けて歩むことが、これからも大切なことで有り続けるだろう」
書評全文は、下記URLよりご覧になれます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/kokugoka/-char/ja

『図書新聞』第3490号/2021年4月3日号に『江戸の黙阿弥――善人を描く』(埋忠美沙 著)の書評が掲載されました。評者は日置貴之先生(明治大学)です。「文学研究でも美術史研究でもなく、紛うことなき「演劇学」の手法によって黙阿弥という重要な作者に迫った本書の意義は大きい」
『週刊読書人』2021年3月19日号に『江戸の黙阿弥――善人を描く』(埋忠美沙 著)の書評が掲載されました。評者は寺田詩麻先生(龍谷大学)です。「黙阿弥作品の作品論はこの何十年か、新たな方向性を模索し続けてきた。埋忠氏は本書で多くの資料を綿密に読み、あざやかに用いてこの困難を乗り越えた。今後、同時期の他の作者の作品や明治期の黙阿弥作品の読解に、本書で提示された氏の方法はどのように用いられていくのだろうか」