『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』刊行記念オンライントークイベント

 

 

「ラテンアメリカ-メキシコ-ボリビア:文学-人類学の見晴らし」――『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』刊行記念オンライントークイベント

この3月に刊行された『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』(春風社)を足がかりにし、「ラテンアメリカにおける文学と人類学のクロスオーバーの可能性」「ルルフォにとっての孤独と創作」などの話題をめぐって、著者の仁平ふくみ氏と、ボリビアの音楽家をめぐる孤独について研究を行っている人類学者の相田豊氏が対談を行います。

登壇者

仁平 ふくみ
京都産業大学外国語学部准教授(スペイン語圏文学)。主な著作に、『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』(春風社、2022年)。
相田 豊
東京大学大学院総合文化研究科助教(文化人類学・ラテンアメリカ地域文化研究)。主な著作に、「ボリビア・フォルクローレ音楽家の孤独とつながりに関する人類学的研究」(博士論文、東京大学、2022年)。

イベントについて

■日時:2022年5月20日(金) 18時30分-20時30分(日本時間)

■会場:Zoomミーティングを用いてのオンライン開催(*Zoom使⽤環境を事前に各⾃でご準備頂く必要がありますので、ご了承ください。)

■使用言語:日本語

■参加無料、申し込み先着順(定員あり)

■申し込み方法:下記URLのGoogleフォームよりお願いいたします。
https://forms.gle/4KTSBY1MCQHKDxkz7

■『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』出版社ウェブページ
http://www.shumpu.com/portfolio/861/

■在日メキシコ大使館/春風社 共催

■イベント後、メキシコ大使館のYouTubeチャンネルにてアーカイブ動画を公開する予定です。

■本書の内容については、メキシコ大使館制作のpodcastでの著者インタビューでも紹介されています。本イベントとあわせてご参照くださいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=9nzfzh_8_II&feature=youtu.be

メキシコでは、こんにちまでただ孤独な人のみが
何かを成し遂げることができたのだし、これからも
彼らが良心を創造してゆく人たちなのだろう。
(フアン・ルルフォ)

『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』の書評が『教育学研究』に掲載されました

『教育学研究』第89巻第1号(日本教育学会/2022年3月)に、ヘレン・M・ガンター著/末松裕基・生澤繁樹・橋本憲幸訳『教育のリーダーシップとハンナ・アーレント』の書評が掲載されました。評者は村松灯先生(帝京大学)です。「教育政策がどのような政治ないし統治の文脈において展開されているのか、その過程で、教育の専門家や研究者を含む当事者たちがそれをどのように受けとめ、意味づけ、実践に移しているのか」

『個から群衆へ』の書評が『アメリカ文学研究』に掲載されました

『アメリカ文学研究』第58号(日本アメリカ文学会/2022年3月)に、佐久間みかよ著『個から群衆へ―アメリカ国民文学の鼓動』の書評が掲載されました。評者は里内克巳先生(大阪大学)です。「ピューリタンの宗教共同体から多民族社会へと変容してきた合衆国のうねりのなかに、作家や作品を置きつつ考察」

『プルーフロックの世界』の書評が『アメリカ文学研究』に掲載されました

『アメリカ文学研究』第58号(日本アメリカ文学会/2022年3月)に、遠藤光著『プルーフロックの世界―T.S.エリオットの限りなく悩めるもの』の書評が掲載されました。評者は平野順雄先生(椙山女学園大学)です。「貧しく希望のない生活を営む者たちに触れたときに詩人エリオットの頭に浮かんだ極めて印象深い観念」

『異形のピューリタン』の書評が『アメリカ文学研究』に掲載されました

『アメリカ文学研究』第58号(日本アメリカ文学会/2022年3月)に、佐藤憲一著『異形のピューリタン―ジョン・ウィンスロップ・ジュニアとトランスアトランティック・トランザクション』の書評が掲載されました。評者は難波雅紀先生(実践女子大学)です。「政治家である他に、鉱脈探しのアントレプレナー、科学者、内科医といった多彩な経歴の持ち主だった「異形のピューリタン」としての彼の魅力を教えてくれる」

『ポール・ボウルズ 越境する空の下で』の書評が『アメリカ文学研究』に掲載されました

『アメリカ文学研究』第58号(日本アメリカ文学会/2022年3月)に、外山健二著『ポール・ボウルズ 越境する空の下で』の書評が掲載されました。評者は大串尚代先生(慶應義塾大学)です。「ボウルズの移動の軌跡とその時代が、ボウルズ作品を魅力的にしている」

『心理臨床 セラピストの身体と共感』の書評が『臨床心理学』に掲載されました

『臨床心理学』第129号/2022年5月に、山田美穂著『心理臨床 セラピストの身体と共感―ダンス/ムーブメントとフェルトセンスの活用』が掲載されました。評者は日笠摩子先生(大正大学)です。「著者の人生と実践と研究とそこからの主張が一貫しており、身体を通しての共感の重要性が説得力ある形で記述されている」

『アフリカにおけるジェンダーと開発』の書評が『大原社会問題研究所雑誌』に掲載されました

『大原社会問題研究所雑誌』763号(2022年5月号)に『アフリカにおけるジェンダーと開発―女性の収入向上支援と世帯内意思決定』(甲斐田きよみ 著)の書評が掲載されました。評者は新村恵美先生(帝京平成大学)です。「どんなに充実した統計資料でも得られない示唆を限りなく含む」