東京大学現代文芸論研究室論集『れにくさ』第13号に、仁平ふくみ著『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』の書評が掲載されました。評者は藤井健太朗さん(東京大学博士課程)です。「メキシコ文学・ラテンアメリカ文学研究に資することが大きい一冊である。そして、もちろん、ルルフォに関する日本語で初めてのモノグラフとしての意義も忘れてはならないだろう。」
東京大学現代文芸論研究室論集『れにくさ』第13号に、仁平ふくみ著『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』の書評が掲載されました。評者は藤井健太朗さん(東京大学博士課程)です。「メキシコ文学・ラテンアメリカ文学研究に資することが大きい一冊である。そして、もちろん、ルルフォに関する日本語で初めてのモノグラフとしての意義も忘れてはならないだろう。」
『美術の窓』2023年6月号(生活の友社刊)にて、伊藤紫織著『江戸時代の唐画―南蘋派、南画から南北合派へ』が紹介されました。「「唐画」が結びつける江戸中期以降の日本絵画史」
『mr partner』2023年6月号/No. 37で、川崎明子著『人形とイギリス文学―ブロンテからロレンスまで』が紹介されました。「19世紀から20世紀の英文学に登場する人形をモチーフに、非生物でありながら少女という特別な時期や大人になってからも人間の心理に影響を及ぼす特殊な性質を分析していく」
『週刊読書人』第3487号(2023年5月5日号)に、上村知春著『恵みありて、インジェラに集う―エチオピア正教徒の食をめぐる生活誌』の書評が掲載されました。評者は森枝卓士さん(写真家・ノンフィクション作家)です。「馴染みのない食文化を豊かに記述した研究」
『日伊文化研究』第61号(日伊協会編/2023年3月)に、古田耕史著『ジャコモ・レオパルディーロマン主義的自然観と〈無限〉の詩学』の書評が掲載されました。評者は霜田洋祐先生(大阪大学)です。「レオパルディは、偉大な詩人は同時に偉大な哲学者でありえ、両者が一つの作品の中で共存しうると考えた。しかもそれは、論述的散文に詩情が現れるといった話ではなく、抒情詩において実現されるというのである。今日の研究は、そうしたレオパルディの意図を真摯に受け止め、詩作と思索の不可分で相補う関係を重視するようになっており、古田氏の研究もその流れに属している」
『凡人社通信』No.363/2023年4月15日号に、橋本ゆかり編著『認知・言語理論から日本語教育実践へ―類推タスクアイデア29』が掲載されました。
本通信は、下記の凡人社ウェブサイトよりご覧になれます。
◆凡人社通信(新刊案内)https://www.bonjinsha.com/wp/bonjinshatsushin
『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方―つながりのなかに主体性を取り戻す』(山川修・早川公著)/『コトのデザインー発想力を取り戻す』(谷内眞之助・山川修著)の出版記念イベントが2023年6月にオンラインで開催されます。
イベントの詳細は、下記リンクよりご覧になれます。ぜひご自由にご参加ください。
▶『コトのデザイン』出版記念イベント
2023年6月8日 20:00~21:30
日程:2023年6月8日(木)
時間:20:00~21:30
形式:Zoomを使ったオンライン
定員:50名(定員になり次第〆切ます)
参加費:無料
申込先:https://forms.gle/TrsCYz1AbaHcCQ137
主催:Safeology研究所
▶『ディープ・アクティブラーニングのはじめ方』出版記念イベント
2023年6月22日 20:00~21:30
日程:2023年6月22日(木)
時間:20:00~21:30
形式:Zoomを使ったオンライン
定員:50名(定員になり次第〆切ます)
参加費:無料
申込先:https://forms.gle/Vqd32p7iUXHGqNoR7
主催:Safeology研究所
『スポーツ社会学研究』第31巻第1号(日本スポーツ社会学会編/2023年3月)に、申恩真著『女子サッカー選手のエスノグラフィー』の書評が掲載されました。評者は関めぐみ先生(甲南大学)です。「競技実践形態の違いによって経験する世界が多様であることを示しながら、それらが社会的な構造から生まれていることを鮮やかに浮かび上がらせている。何より、当事者の声を大切にしながら現実を注意深く描いたことに大きな意義がある」