『メディアとしてのミュージアム』の書評が『企業史料協議会 ニューズレター』に掲載されました

『企業史料協議会 ニューズレター』No. 175(2021年6月25日発行)に、町田小織 編『メディアとしてのミュージアム』の書評が掲載されました。評者は丸井英明先生(新潟大学名誉教授)です。「高度に政治的な課題に直面し、無機的な情報だけでなく、情動や情念を伝えるのがミュージアムであるならば、同時に受け取る側の強固なリテラシーが求められる。」

 

『Y専の歴史』が『進交会報』で紹介されました

『進交会報』第87号(横浜市立大学・横浜商業高等学校同窓会/2021年10月)に、齊藤毅憲著『Y専の歴史―横浜市立大学の源流』の著者による図書紹介が掲載されました。「Y専は、Y校と横浜市大を結びつける役割を果たしてきた。しかし、Y専が閉校して、すでに七〇年の月日が流れている。(…)この結節の役割を担ったY専の歴史に光をあててみようと考えた」

同会報のバックナンバーは下記リンクよりご覧になれます。

◆一般社団法人進交会ウェブサイト
http://www.shinkoukai-web.jp/pages/28/

 

『教室における政治的中立性』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3516号/2021年10月23日号に、ダイアナ・E・ヘス著/渡部竜也、井上昌善、岩崎圭祐監訳『教室における政治的中立性―論争問題を扱うために』の書評が掲載されました。評者は斉藤仁一朗先生(東海大学)です。「論争問題学習の意義や葛藤に映し出されるアメリカ社会の現状と課題、そして可能性」

『開発と文化における民衆参加』の書評が『アジア・アフリカ地域研究』に掲載されました

『アジア・アフリカ地域研究』第21-1号(2021年9月)に『開発と文化における民衆参加―タンザニアの内発的発展の条件』(阪本公美子 著)の書評が掲載されました。評者は中澤芽衣先生(高崎経済大学)です。「タンザニア研究者や国際協力を志す人には,必ず手にとってほしい 1 冊である.」

『家族を生み出す』の書評が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』3515号/2021年10月16日号に、横田祥子著『家族を生み出す―台湾をめぐる国際結婚の民族誌』の書評が掲載されました。評者は西村一之先生(日本女子大学)です。「日本外から訪れ社会の一員となる人々さらには日本にやってきて家族を作り暮らす人々の存在、そして多文化共生という言葉に隠れてしまうかれらと編みだす日常について考える上で、台湾社会を一つの鏡として重要な示唆を与えてくれる良書」

『文の風景』の鼎談会が『図書新聞』に掲載されました

『図書新聞』第3515号(2021年10月16日号)に『文の風景 ときどきマンガ、音楽、映画』(三浦衛 著)の鼎談会が掲載されました。鼎談者は中条省平先生(学習院大学)、末松裕基先生(東京学芸大学)、三浦衛(春風社代表)です。「言葉の海から読書の海へ――身体性を伴う読書から生まれる世界への信頼としての日記」

詳細は以下リンクよりご覧になれます。
◆図書新聞ウェブサイト http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/

2021年10月の刊行予定

2021年10月に刊行を予定している書籍についてお知らせします。

※記載されている情報は予告なく変更される場合があります、予めご了承ください。

『ことばへの気づき―カフカの小篇を読む』
著者:松原好次(元電気通信大学教授)
四六判並製、340頁、本体2700円
外国語教育や少数言語の研究に携わってきた著者が、自身の経験と生活、そしてカフカを読むことを通し、ことばを見つめるエッセイ集。

『文学とアダプテーションII―ヨーロッパの古典を読む』
編者:小川公代(上智大学外国語学部教授)、吉村和明(上智大学名誉教授)
四六判上製、500頁、本体3600円
ヨーロッパの古典文学作品に焦点を当て、アダプテーションによって新しい魅力を持ちうることを明らかにする論集。

『対談集 春風問学』
編者:春風社編集部
四六判並製、320頁、本体1800円
2012年より春風社で行ってきた対談を集成し、野〈や〉における学の意義や出版のあり方を問う。対談者は池内紀、長田弘ら20名。

『野村芳兵衛の教育思想―往相・還相としての「生命信順」と「仲間作り」』
著者:冨澤美千子(横浜美術大学美術学部教授、同大学教職課程主任)
四六判上製、272頁、本体3630円
明治後期から昭和期の教育者・野村芳兵衛の「生命信順」と「仲間作り」による教育の可能性を、宗教的・社会的な影響から考察し描く。

『老年笑い学―ユーモアで羽ばたくシニア』
著者:小向敦子(高千穂大学人間科学部教授)
四六判並製、276頁、本体2400円
綺麗事だけですまないシニア期だからこそ、「笑い」を学ぼう!老・病・死をユーモアで飾ろう!「笑い学」のメリットを見逃すな!

『学問としてのダンスの歴史的変容―ウィスコンシン大学マディソン校のダンスの一〇〇年』
著者:木場裕紀(東京電機大学未来科学部准教授)
A5判上製、230頁、本体4000円
アメリカの高等教育でのダンスの変遷を、初専攻設立の大学の事例から検証。身体教育的・芸術的な学問としてのダンスの意義を捉える。