イエス運動・マルコ・哲学【横浜市立大学新叢書11】

イエス運動・マルコ・哲学

  • 三上真司(著)/2020年2月
  • 3535円(本体)/四六判並製352頁
  • 装丁:矢萩多聞

墓、憎悪、迫害、犬の哲学、転倒、ユダヤ人の王、嘲りの即位式、十字架の玉座といった異質な概念から「イエス運動」の本質に迫る。
(ISBN 9784861106798)
【横浜市立大学新叢書11】
◆横浜市立大学新叢書「発刊の辞

目次|contents

はじめに――墓の宗教・犬の哲学・十字架の玉座

第一章 憎悪と転倒―出発点としての迫害
1.人類に対する憎悪
ネロの迫害までの動向
「人類憎悪の罪」
宗教ではなく迷信
2.マルコ福音書における迫害の経験
迫害される共同体
つまずく者たち―マルコ福音書の想定される聴き手について
戦闘性と赦し
3.迫害の始まりの状況
「語録資料」における迫害
憎悪と転倒―「敵を愛せ」の生活の座

第二章 転倒のエートス
1.放棄と信従
信従の始まり
イエス運動・キュニコス派・第四の哲学
転倒としての「哲学」
2.転倒行為としての悪魔祓い
転倒行為の原点としての悪魔祓い
秘匿と顕現―聴き手にのみ示されるキリスト論

第三章 転倒の書としてのマルコ福音書
1.福音と反-福音
2.受難物語における転倒
(付論)空の墓で

参考文献
あとがき

著者|author

三上真司(みかみ・しんじ)
1958年(昭和33)年生まれ。1988年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得満期退学。現在、横浜市立大学国際総合科学部教授。
主な著書・翻訳書に『もの・言葉・思考―形而上学と論理』(東信堂2007)、『正典の再構築』(彩流社2004)、『喜怒哀楽―感情の人間学』(至文堂2002)、『現象学と形而上学』(法政大学出版局1994)、『ラカンと哲学』(産業図書1991)など。

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開発と文化における民衆参加―タンザニアの内発的発展の条件

開発と文化における民衆参加

タンザニアの内発的発展の条件

  • 阪本公美子(著)/2020年2月
  • 4500円(本体)/A5判並製520頁
  • 装丁:矢萩多聞

文化は開発の障害か? 内発的発展はいかにして可能か?
開発と文化をめぐる先行研究を理論的に整理したうえで、タンザニアの「貧困」地域であるリンディ州におけるフィールド調査によって両者の関係を多面的に分析。
地元民衆の文化、開発過程参加が重視されない外発的な開発事業は失敗に終わり、民衆の主体性、主動性、内発性を重視した開発こそが社会開発の要件であると論じる。
(ISBN 9784861106767)

目次|contents

まえがき

序章 社会開発、文化、そして参加
1 背景
2 主要専門用語の定義
3 主題の設定
4 研究対象
5 情報源と方法論

第Ⅰ部 タンザニアにおける開発と文化を再考する
第1章 「開発」概念の再検討と「文化」の役割
1 「開発」の歴史
2 「文化」と開発―先行研究の検討
3 タンザニアにおける「開発」と「文化」
4 結論

第2章 タンザニアにおける「文化」の創出とその多様性
1 生態システムと内発的過程
2 「スワヒリ文化」―アラブ世界との交易から
3 「部族」文化と国民文化―植民地化と独立
4 リンディ州における「文化」とアイデンティティの多様性と諸層
5 結論

第Ⅱ部 タンザニアにおける内発的な視点に基づく社会開発
1 はじめに
2 社会開発に参加する場

第3章 タンザニアの諸政策にみる内発性と社会開発
1 ウジャマー政策時代
2 構造調整時代
3 貧困削減と自由化促進時代
4 社会開発の地理的格差とその原因
5 結論

第4章 開発と文化における民衆参加―リンディ州における人びとの多様な主体性の視点から
1 研究対象地域
2 開発・発展と文化との関係
3 「開発・発展」と「文化」を活用した参加
4 結論

終章 タンザニアにおける内発的発展に向けて
1 まとめ
2 主体の役割―内発的な視点をともなう発展戦略
3 結論―内発的な社会開発のための条件

参考文献
索引

著者|author

阪本公美子(さかもと・くみこ)
宇都宮大学国際学部准教授。
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了、博士(学術)。ユニセフ及びUNDPタンザニア事務所勤務勤務、早稲田大学助手等を経て、現職。
主な単著に、本書の英文原著であるSocial Development, Culture, and Participation: Toward theorizing endogenous development in Tanzania(春風社、2009)、Factors Influencing Child Survival in Tanzania: Comparative analysis of diverse deprived rural villages (Springer, 2020)。共編著に、『新生アフリカの内発的発展―住民自立と支援』(昭和堂、2014)、『SDGs時代のグローバル開発協力論』(明石書店、2019)。

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依存からひろがる人生機会―インド・スラム地域の人間開発と「子育ての民主化」

依存からひろがる人生機会

インド・スラム地域の人間開発と「子育ての民主化」

  • 茶谷智之(著)/2020年2月
  • 3700円(本体)/A5判上製304頁
  • 装丁:矢萩多聞

人とまじわり機会(チャンス)が生まれる
子どもによい教育を受けさせたい――子どもにはよい仕事に就いてほしい――
大都市デリーの「豊かな」生活のそばで、スラムに暮らす人々が抱く切実な願い。しかし、その望みを叶えることは容易ではない。個人ではどうすることもできない困難に立ち向かうとき、手当たり次第に他者に頼る姿がそこにはあった。日常的な試行錯誤が子どもの未来を少しずつひらく、新しい「民主化」のかたち。
(ISBN 9784861106774)

目次|contents

はじめに

序章 子育てと民主主義の分断
第1節 開発と政治
第2節 開発と貧困

第1章 貧困を抱えて生きる―大都市デリーのスラムと子育ての困難
第1節 都市スラムの輪郭
第2節 スラムに暮らす
第3節 スラムで子どもを育てる
第4節 スラムから移住する

第2章 「子育ての民主化」と政策―就学前教育施策の改革を求める貧困者の声
第1節 保育事業ができるまで
第2節 貧困対策としての政府主導型保育事業
第3節 政府主導から官民連携化へ
第4節 貧困者の声の恣意的な利用

第3章 「子育ての民主化」と市民社会―貧困者の声の反映をめざすNGOの実際の働き
第1節 子どもの権利保護の仕組みとNGO
第2節 NGO職員の政治性
第3節 子どもの権利擁護と住民ワーカーの働き
第4節 声の代弁からつながりの拡充へ

第4章 「子育ての民主化」と地域社会―生活環境改善に向けて「手配」する
第1節 衛生や安全意識の高まり
第2節 スラムに散在する多様な関係性
第3節 地域手配力を通じた生活環境改善への取り組み
第4節 他者に媒介されて広がる要望の実現可能性

第5章 「子育ての民主化」と人生機会―よりよい教育を求める貧困家庭のあいだの格差
第1節 スラムにおける教育熱の高まり
第2節 スラムを取り巻く教育環境の変化
第3節 保護者の期待を変容させる地域手配力
第4節 試行的依存がもたらす教育機会の差異

終章 子育てと民主主義がつながるとき
第1節 「子育ての民主化」の様相とは
第2節 スラム住民にとってのキャパシティはいかに高まるのか
第3節 スラム住民にとっての「正当」とは

あとがき
参考文献

著者|author

茶谷智之(ちゃや・ともゆき)
1986年、札幌生まれ。北海道大学法学部卒業。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員等を経て、現在、松本短期大学幼児保育学科助教。専門は文化人類学、南アジア地域研究。

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21世紀のメキシコ革命―オアハカのストリートアーティストがつむぐ物語歌

21世紀のメキシコ革命

オアハカのストリートアーティストがつむぐ物語歌

  • 山越英嗣(著)/2020年2月
  • 3600円(本体)/A5判上製252頁
  • 装丁:中本那由子

メキシコ革命は終わっていない!
ガスマスクの聖母、モヒカンの英雄サパタ……州政府への抗議運動に際して現れたストリートアートは、日本人画家・竹田鎮三郎の影響を受けた先住民アーティストたちによるものだった。
グローバルな力関係のなかで絡み合う、アートと政治、歴史意識、そしてアイデンティティ。
(ISBN 9784861106750)

2025年1月27日 『21世紀のメキシコ革命』オンデマンド版が出来しました

 

目次|contents

プロローグ 「夢の国」オアハカに開いた裂け目
第1章 メキシコ革命と先住民
第2章 われわれの革命の英雄
第3章 竹田鎮三郎とオアハカの多文化主義
第4章 資本主義とコミュニズムを接合するプエブロの思想
第5章 再象徴化されるストリートアート
第6章 変容する若者の価値観
第7章 グローバル時代の先住民像
エピローグ 革命は続く
参照文献
付録 オアハカのコレクティボとストリートアーティスト
索引

著者|author

山越英嗣(やまこし・ひでつぐ)
早稲田大学人間科学学術院助教。
一九八一年千葉県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。 博士(人間科学)。
主な著書に「想像の共同体としてのプエブロ―南部メキシコ社会をめぐる表象のポリティクス」蔵持不三也・嶋内博愛(監修)、伊藤純・藤井紘司・山越英嗣(編集)『文化の遠近法―エコ・イマジネールⅡ』言叢社、2017年、“Chapter26 Street art/Graffiti in Tokyo and surrounding districts”(Yasumasa Sekineとの共著), In Jeffrey Ian Ross (Editor), Routledge Handbook of Graffiti and Street Art, Routledge, 2016がある。

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永遠なるカミーノ―フランス人作家による〈もう一つの〉サンティアゴ巡礼記

永遠なるカミーノ

フランス人作家による〈もう一つの〉サンティアゴ巡礼記

  • ジャン=クリストフ・リュファン(著)、今野喜和人(訳)/2020年2月
  • 2500円(本体)/四六判並製242頁
  • 装丁:長田年伸

スペイン国境に接したフランスの町を発ち、メインルート〈フランス人の道〉ではなく、比較的マイナーな〈北の道〉と〈プリミティボの道〉を経て、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで踏破する。ゴンクール賞受賞のベストセラー作家による、ユーモアと批評精神に満ちた稀有なサンティアゴ巡礼記。
(ISBN 9784861106743)

目次|contents

組織
出発点
なぜ?
カミーノ恋愛事情
旅立ち
街中の野蛮人
秘密の野宿一泊目
キャンパー巡礼者の幸運と不運
孤独
セナルーサでの晩課
マラソンもサンティアゴも同じ戦いだ!
ビルバオ
カンタブリアの渡し船で
パイプラインの神
汚された名所たち
導師の巣窟で
海岸との別れ
カンタブリア―つましさの学校
カミーノの蒸留器の中で
時代の底のアストゥリアス
バッカスと聖パウロ
キリスト教世界の見事な一断面
アルフォンソ二世とブッダの足跡を辿って
出会い
カミーノの頂点で
森の中の出現
ガリシア! ガリシア!
古代ローマの夜
道に迷う
フランス人の道
最後の試練
到着

著者・訳者|author and translator

【著者】ジャン=クリストフ・リュファン(Jean-Christophe Rufin)
1952年フランス生まれ。医師、作家。「国境なき医師団」主要メンバー。1997年『太陽王の使者』でゴンクール処女長篇小説賞、2001年『ブラジルの赤』でゴンクール賞を受賞。その後も様々な国と時代を舞台にしたドラマチックな小説をコンスタントに執筆し、その多くがベストセラーになっている。本作の後に出版した『赤い首輪』(2014年)はモーリス・ジュヌヴォワ賞を受賞し、映画化もされた(邦題『再会の夏』、2019年日本公開)。

【訳者】今野喜和人(こんの・きわひと)
静岡大学人文社会科学部教授。東京大学人文科学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。専門はフランス文化および比較文学文化。著書に『啓蒙の世紀の神秘思想―サン=マルタンとその時代』(東京大学出版会、2006年)、編著に『翻訳とアダプテーションの倫理―ジャンルとメディアを越えて』(春風社、2019年)、翻訳にサン=マルタン『クロコディル―18世紀パリを襲った怪物』(国書刊行会、2013年)など。

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個から群衆へ―アメリカ国民文学の鼓動

個から群衆へ

アメリカ国民文学の鼓動

  • 佐久間みかよ(著)/2020年2月
  • 3400円(本体)/四六判上製300頁
  • 装丁:長田年伸

個人を重視する文化から、多様性をもった群衆の文化へ
植民地時代のピューリタンから、ホーソーン、メルヴィル、トウェインを経て、現代のチカーナ作家まで、「個から群衆へ」という流れの中に位置づけてアメリカ文学の成り立ちを読み解く。
(ISBN 9784861106637)

目次|contents

序章 個から群衆へ
第1章 丘の上の町―トマス・シェパードのピューリタン・タウンの建設
第2章 リバイバル(信仰復興運動)―エドワーズの描く天国と地獄
第3章 コミュニティ―ホーソーンと改革運動と女性たち
第4章 パフォーマンス―エマソンの西部講演旅行が意味するもの
第5章 戦死者―メルヴィル『戦争詩集』における南北融合
第6章 首都―『金メッキ時代』が暴く腐敗政治
第7章 パラダイス―メルヴィルとトウェインの描く沈黙するハワイ
第8章 聖地巡礼―メルヴィルの『クラレル』における自然との共生
第9章 コスモポリタン―黒人知識人W・E・B・デュボイスの南部と夢
第10章 ボーダーランド―ラティーノ・アメリカン、サンドラ・シスネロスの挑戦
終章 呟きから騒めきへ

著者|author

佐久間みかよ(さくま・みかよ)
学習院女子大学国際文化交流学部国際コミュニケーション学科教授。専門はアメリカ文学・文化。
主要研究業績:〔翻訳〕エリック・ラーソン『第三帝国の愛人―ヒトラーと対峙したアメリカ大使一家』(岩波書店、2015年)、〔共著〕『環大西洋の想像力―越境するアメリカン・ルネサンス文学』(彩流社、2013年)等。

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カンボジア 共生の空間―慰霊・負の遺産・コミュニティ

カンボジア 共生の空間

慰霊・負の遺産・コミュニティ

  • 牧野冬生、島﨑裕子(著)/2020年1月
  • 3600円(本体)/A5判並製384頁
  • 装丁:長田年伸

クメール・ルージュ政権による虐殺から40年――
加害者と被害者が隣接して暮らすカンボジアで、人々はいかに社会ネットワークを再構築し、平和を希求してきたのか。「歴史」「日常生活」「仏教実践」「空間」の4つのカテゴリーから現在のカンボジアを描く。カンボジアの子どもたちが「自分にとって大事なところ」を撮った写真集「子どもの眼」収録。
(ISBN 9784861106613)

目次|contents

はじめに(牧野冬生)
1章 政府の社会復興政策とコミュニティ(中川香須美)
2章 開発パートナーとNGOの復興アプローチ(中川香須美)
3章 都市生活の背後にある空間構築史(牧野冬生)
4章 農村部における生活と人間関係(島﨑裕子)
5章 社会的な脆弱者の生活環境(島﨑裕子)
6章 仏教と人々の関わり(島﨑裕子)
7章 ローカルな祈りの場(牧野冬生)
8章 負の遺産と公共空間で想起される感情(平井伸治)
9章 負の出来事の分析に向けて(牧野冬生)
コラム カンボジアの大学生を対象とした意識調査―仏教、クメール・ルージュ、家族をキーワードとして(牧野冬生)
シンポジウム座談会 負の歴史を人々はどのように見つめているのか(牧野冬生+島﨑裕子+中川香須美+本多美樹)
おわりに(牧野冬生)
索引

写真集「子どもの眼」(牧野冬生・島﨑裕子)
都市不法占拠者の移住地区
プノンペン郊外の強制移住地区
ムスリムの居住地区

著者|authors

牧野冬生/編著 (早稲田大学アジア太平洋研究センター・特別センター員)
早稲田大学理工学部卒業。チューリヒ大学民族学教室博士課程留学。早稲田大学大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了。早稲田大学芸術学校卒業。博士(学術)。1級建築士。駒沢女子大学専任講師、早稲田大学助手、助教、駒沢女子大学特任准教授を経て、現職。専門は、開発人類学、移民研究、建築計画。主な著書として、『建築人類学』(単著、2017年、春風社)がある。

島﨑裕子/共著(写真集)(早稲田大学社会科学総合学術院・准教授)
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了。博士(学術)。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、日本学術振興会特別研究員(PD)、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教を経て現職。専門は、国際関係学、社会開発、人権、ジェンダー。主な著書として、『人身売買と貧困の女性化』(単著、2018年、明石書店)がある。

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On the Road to the East Asian Community: Modern History of East Asia Edited by Its Students & Citizens

On the Road to the East Asian Community

Modern History of East Asia Edited by Its Students & Citizens

  • OKUDA Takaharu & Editorial Board of the English Version “Higashi Asia Kyodotai Eno Michi”(編)/2019年12月
  • 6000円(本体)/A5判並製522頁
  • 装丁:長田年伸

日中韓共通の近現代歴史教科書。国民国家の視点を脱し、東アジア市民としての歴史記述を試みた共同研究活動の成果。本文英語。
(ISBN 9784861106552)

目次|contents

Preface to the English Edition
Foreword: From Editorial Board of Chapter I & II
Introduction
Chapter I Modernizations in East Asia & Rising Imperialism In Japan: The “Western Impact” and Fates of East Asian Nations

§1. Domination of East Asia by the Western Powers & Establishment of the Meiji Government: Formation of Nation-State and its Problems in Japan
§2. Before and After of the Sino-Japanese War: Established Japanese Views on Asia and Development of “Modernization” in Korea and China
§3. Before and After of the Russo-Japanese War: Colonization of Korea, Subordinating China and Rising Imperialism in Japan
§4. The Xinhai Revolution: Development and Confusion of National Revolutionary Movements in China
Chapter II In the Era of Emerging Nationalism: People’s Struggles Fighting against Colonial Rules in Asia
§1. The March 1st Movement of Korea and the May 4th Movement of China: Evolution of Anti-colonialism & Nationalism in East Asia
§2. Around the Great Kanto Earthquake: Transformation of Japan’s Society and Escalation of Aggression
§3. Reflection on the 36 Year’s Colonial Rule over the Korean Peninsula: Various Aspects of Structural Violence Brought by Japan’s Imperialism
Chapter III The Asia-Pacific War, 1931-1945: War and Peace, Domination versus Peoples’ Struggles for Liberation
§1. The Manchurian Incident and East Asia: Illusion of Puppet Empire of Manchukuo
§2. The Second Shino-Japanese War: Peoples’ War, War Crimes and Responsibility
§3. The Asia-Pacific War: Peoples’ Struggles against the Greater East Asia Co-prosperity Sphere & Collapse of Imperial Japan
Chapter IV Nation State and Civil Society in East Asia, Straying Roads for Creating “Soul of Citizenship”
§1. The Cold War and East Asia: The “Hot War,” Construction of New Nations, and the Reform and Transformation of the Japanese Society
§2. Ambivalent Development of Nation State and Civil Society in East Asia
Chapter V Wisdoms for Tomorrow, From Reprisals to Reconciliation: Spirit and Hopes as Citizens of the Emerging East Asian Community
§1. The Era of Emerging East Asian Community: Our Way of Co-existence and Wisdoms for Tomorrow
§2. Long March to the East Asian Community
Chapter VI Thinking about Ourselves in the Contemporary East Asia: Questioned from Experiences of the March 11, Fukushima and Okinawa

著者|authors

OKUDA Takaharu & Editorial Board of the English Version “Higashi Asia Kyodotai Eno Michi”(奥田孝晴および『東アジア共同体への道』英語版編集委員会)
監修者の奥田孝晴(おくだ・たかはる)は文教大学国際学部教授。専門は国際学、アジア開発経済論。著書に『国際学と現代世界』(創成社、2006年)、『私たちの国際学の「学び」』(共著、新評論、2015年)『国際学の道標』(創成社、2019年)がある。

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東アジアの弾圧・抑圧を考える―19世紀から現代まで 日本・中国・台湾

東アジアの弾圧・抑圧を考える

19世紀から現代まで 日本・中国・台湾

  • 岩下哲典、矢森小映子、塚越俊志、小林哲也、関良基、橋本真吾、永江貴子、濱口裕介、安田震一、龐淼、土屋真一、中川仁、吉田雅子、藤田賀久(著)/2019年12月
  • 4000円(本体)/四六判並製512頁
  • 装丁:根本眞一(クリエイティブ・コンセプト)

権力者はその秩序を維持せんとするとき、いかなる方途で異端者を弾圧・抑圧するのか。
弾圧・抑圧されるものは、いかに耐え、抗うのか。
言論取り締まり、追放、捕縛、暗殺など、権力闘争の渦中に生きた人々の営為を明らかにする挑戦的論集。
(ISBN 9784861106699)

目次|contents

序【岩下哲典】
第Ⅰ部 幕末維新期の日本
第1章 小関三英と蛮社の獄―学問観と政治意識の変容過程から【矢森小映子】
第2章 「蛮社の獄」による弾圧の影響―高野長英と宇和島藩の海防政策について【塚越俊志】
第3章 文久~慶応期における土佐勤王党への弾圧とその壊滅―幕末維新期における「国事周旋」の一側面【小林哲也】
第4章 江戸末期の暗殺と明治の弾圧の言説分析―「国体」「売国」「国賊」「大逆」【関良基】
第Ⅱ部 近現代の日本
第5章 明治期の「共和」言説と言論弾圧―「五箇条の誓文」から「共和演説」まで【橋本真吾】
第6章 国家による私学抑圧 明治三五年哲学館事件の深層―新潟県の名望家高橋九郎宛て政界実力者石黒忠悳の書簡から【岩下哲典】
第7章 明治三五年の教科書疑獄事件と中国渡航日本人教育者の動向―永江正直をたどって【永江貴子】
第8章 「蝦夷共和国」説の形成と展開―近現代における「俗説」形成史の一例として【濱口裕介】
第Ⅲ部 近現代中国と台湾・少数民族
第9章 一八世紀~一九世紀中国絵画にみる権力の象徴―西洋的な視座から【安田震一(ウィリアム・シャング)】
第10章 清朝における言論統制と弾圧―『三言二拍』の展開を中心に【龐淼】
第11章 文字改革運動の背景にみる章炳麟と弾圧―台湾亡命と「駁中國用萬國新語說」【土屋真一】
第12章 重層植民としての台湾―二・二八事件と台湾の民主化運動と多言語主義【中川仁】
第13章 中国における少数民族への言語政策―保護なのか弾圧なのか【吉田雅子】
第14章 外省人が来た道―眷村から見た台湾現代史【藤田賀久】
あとがき
著者紹介

訂正
本文中に以下のような誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
232頁:第6章の註2:〔誤〕三浦文夫→〔正〕三浦節夫

著者|authors

岩下哲典(いわした・てつのり)東洋大学文学部教授。
矢森小映子(やもり・さえこ)東京大学史料編纂所学術支援職員。
塚越俊志(つかごし・としゆき)東洋大学非常勤講師。
小林哲也(こばやし・てつや)東洋大学大学院博士後期課程。
関良基(せき・よしき)拓殖大学政経学部教授。
橋本真吾(はしもと・しんご)研究者。
永江貴子(ながえ・たかこ)拓殖大学外国語学部中国語学科准教授。
濱口裕介(はまぐち・ゆうすけ)札幌大学女子短期大学部助教。
安田震一(やすだ・しんいち)多摩大学副学長兼グローバルスタディーズ学部学部長。
龐淼(ぽ・みゃお)明海大学大学院応用言語学研究科博士後期課程、インターナショナルスクール船橋・非常勤講師。
土屋真一(つちや・しんいち)明海大学大学院応用言語学研究科博士後期課程、千駄ヶ谷日本語学校非常勤講師、至誠館大学非常勤講師。
中川仁(なかがわ・ひとし)明海大学外国語学部日本語学科教授、同大学院応用言語学研究科兼担。
吉田雅子(よしだ・まさこ)早稲田大学ほか日本語教師。
藤田賀久(ふじた・のりひさ)多摩大学・文教大学非常勤講師。

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小学校英語への専門的アプローチ―ことばの世界を拓く

小学校英語への専門的アプローチ

ことばの世界を拓く

  • 綾部保志(編)/2019年12月
  • 2000円(本体)/A5判並製314頁
  • 装丁:矢萩多聞

言語社会学、記号論、音声学、児童文学、コミュニケーション論など、英語教育にかかわる広範な隣接科学の視点を導入。小学校英語の教科化にあわせ、教育実践に適用できる専門的知見を分かりやすく提示する。
(ISBN 9784861106477)

目次|contents

プロロ-グ
第Ⅰ部 教育理念、教育政策、教育目的
第1章 英語教育政策史から考える小学校英語―果てなき夢が行き着いた先【鳥飼玖美子】
第2章 「なんで小学校英語やるの?」―基礎知識としての英語教育目的論【寺沢拓敬】
第Ⅱ部 語彙、音声、文字、文法
第3章 語彙とコミュニケーションを《つなぐ》学習―類似性への気づき、つながりの創造としての語彙指導に向けて【綾部保志・小山亘】
第4章 英語発音指導を考える―間違いやすいイントネーション【川越いつえ】
第5章 小学校からの系統立った文字指導―アルファベットの読み書きから絵本の一人読みまで【畑江美佳】
第6章 小学校における英文法教育について―知的な小学校英語授業を目指して【古田直肇】
第Ⅲ部 語学、文学、絵本、演劇
第7章 学習意欲と知的好奇心を維持するための外国語学習論―観察の面白さと発見の喜びを自律的学習へとつなげる【安原章】
第8章 変わらない価値のあるもの “Get back to the basics yet again.”―「英語を学ぶ者には必要不可欠なもの」再考【菊池亮子】
第9章 小学校英語における絵本を再考する―絵本論の視点から【村松麻里】
第10章 英語教育における演劇―演劇の立場からの英語劇の再考【飛田勘文】
第Ⅳ部 個別指導、協働学習、内容統合学習、多モード的自己表現
第11章 ていねいに、分かりやすく教えるための視点―英語が苦手な生徒の立場に立って力を与える【小林隆史】
第12章 協働学習を取り入れた小学校英語の提案―英語嫌いを作らないために【津田ひろみ】
第13章 CLILを取り入れた外国語教育―全ての児童にとって学びある英語教育の実現のために【山野有紀】
第14章 アイデンティティ・テクスト―「二言語での文章産出」から「多モード的表現」へ【本林響子】
第Ⅴ部 使用言語、教室談話、社会文化コミュニケーション、越境コミュニケーション
第15章 教室内コミュニケーションにおける効果的な母語使用―コードスイッチングの観点から【森(三品)聡美】
第16章 コミュニケーションについてのコミュニケーションに目を向ける―「見方・考え方」そして「感じ方」に気づく―視点【榎本剛士】
第17章 〈社会文化〉と〈コミュニケーション〉の接点―規範意識と行動様式から言語使用を考える学習【綾部保志】
第18章 コミュニケーション力を育てる英語教育―クリティカルな視点から【久保田竜子】
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執筆者紹介

編者|editor

綾部保志(あやべ・やすゆき)
立教池袋中学校・高等学校英語科教諭。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士前期課程修了(M.A.)。
著作に、『言語人類学から見た英語教育』(ひつじ書房,2009)、「教員になってから「学び直し」てみて」『英語教育 2011年3月号』(大修館書店,2011,pp.21-23)、「中学3年生による英詩ライティングの授業実践―言語芸術、詩的機能、創作作品」『自律した学習者を育てる英語教育の探求―小中高大を接続することばの教育として―』(中央教育研究所,2018,pp.68-90)などがある。

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