Dominio provincial en el Imperio inca

Dominio provincial en el Imperio inca

  • 渡部森哉/2015年2月
  • 4630円(本体)/A5判上製300頁
  • 装丁:矢萩多聞

なぜインカ帝国は広大な地域を急速に支配できたのか?
南米の広大な地域を破竹の勢いで制覇したインカ帝国。帝国内の一地方に焦点をあて、図像史料や写真とともに、帝国の成立過程と当時の社会動態を明らかにする。
既刊『インカ帝国の成立』第Ⅰ部のスペイン語版。
(ISBN 9784861104312)

目次|índice

Introducción
Capítulo 1: El reino de Cuismancu
Capítulo 2: Excavaciones en Santa Delia
Capítulo 3: Excavaciones en Tantarica
Capítulo 4: La dinámica social en el Período Inca
Capítulo 5: Reflexiones finales

著者|escritor

渡部森哉(わたなべ・しんや)
1973年3月福島県会津地方に生まれる。専門はアンデス考古学、文化人類学。1995年から毎年ペルーで調査を続けている。
東京大学文学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。南山大学人文学部専任講師を経て、現在、南山大学人文学部准教授。
著書に『インカ帝国の成立―先スペイン期アンデスの社会動態と構造』、Estructura en los Andes Antiguos (ともに春風社)がある。

 

 

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変容するテレビニュースとキャスターの役割

変容するテレビニュースとキャスターの役割

  • 深澤弘樹(著)/2015年2月
  • 3400円(本体)/四六判上製・316頁
  • 装丁:矢萩多聞

ニュースは「物語」である。
インターネット時代におけるテレビニュースのあり方とは?
放送内容の分析や、キャスターへのインタビューから「作られる」ニュースの現状を考察。
元キャスターがテレビニュースの変遷をたどり、テレビならではのジャーナリズムの可能性を探る。

(ISBN 9784861104329)

 

目次より|indexes

序章 問題意識と本書の構成
第1章 「物語」としてのテレビ・ジャーナリズム
第2章 テレビニュースの系譜と視聴態度の変容
第3章 ニュースの娯楽化と「語りかけ」による親密性の構築
第4章 感情労働概念からみたキャスターの意識とふるまい
第5章 テレビニュースの実証分析①―量的内容分析―
第6章 テレビニュースの実証分析②―言説分析―
第7章 マルチモダリティ分析の可能性
第8章 得られた知見とテレビニュースの今後
引用・参考文献
あとがき

 

著者|author

深澤弘樹(ふかさわ・ひろき)
山梨放送のキャスターとして18年間ニュースなどを担当。並行して博士号取得(社会情報学)。
現在、駒澤大学文学部社会学科准教授。
共著書に『変わりゆくコミュニケーション 薄れゆくコミュニティ』(2012年、ミネルヴァ書房)など。

 

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雛の誕生―雛節供に込められた対の豊穣

雛の誕生

雛節供に込められた対の豊穣

  • 皆川美恵子(著)/2015年2月
  • 3800円(本体)/A5判上製・316頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

女たちによる日本固有の民俗文化の歴史と全容を明らかにする。
成人、結婚、出産……女児の幸せな一生を願う「雛人形」。
お内裏様とお雛様、男女一対の人形に込められた物語をひもとく決定版。
(ISBN 9784861104398)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexes

第一章 雛節供
第二章 「ひひな」の登場
第三章 雛の誕生
第四章 結婚の時代
第五章 雛の近代・雛の現代

著者|author

皆川美恵子(みなかわ・みえこ)
十文字学園女子大学人間生活学部児童教育学科教授。博士(人文科学)。
主著に『ものと子どもの文化史』(共著、一九九七年、勁草書房)など。

 

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農の6次産業化と地域振興

農の6次産業化と地域振興

  • 熊倉功夫(監)/米屋武文(編)/2015年3月
  • 2750円(本体)/A5判上製・264頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

「作るだけの農業」から「消費者と向き合う積極的な農業」へ。
経済・経営から心理学、和食文化にいたる幅広い分野の研究者・実践者15人が実例を紹介。
日本農業の持続的発展のために2次、3次を超えたあり方を模索する。
(ISBN 9784861104374)
日本図書館協会選定図書

目次|indexes

まえがき
第1章 文化財としての農と6次産業化
Ⅰ 農業・農村のヘリテージ化と6次産業化・農商工連携(四方田雅史)
Ⅱ 「農業の6次産業化」から「コミュニティ・ビジネス」へ―浜松市天竜区熊地区を事例として(船戸修一)
Ⅲ ユネスコの無形文化遺産に登録された和食文化(熊倉功夫)
第2章 経済学・経営学および心理学的視点からみた農の6次産業化
Ⅰ 農の6次産業化への流通戦略(小本恵照)
Ⅱ 垂直的分離・統合と6次産業化―価格競争の下での3段階取引構造選択(鈴木浩孝)
Ⅲ 農の6次産業化における農業者と消費者の心理(小杉大輔)
第3章 農の6次産業化の地域活性化への取り組み
Ⅰ 農の6次産業化における製造業(第2次産業)の参入と丹那牛乳の取り組み(米屋武文・片野敏和)
Ⅱ お惣菜屋の農業が始まる(小澤勇夫)
Ⅲ 6次産業化と障がい福祉―果汁飲料工場KuRuMiX(永井忍)
Ⅳ 6次産業化としてのシカ肉の利用(寺島健彦・川上栄子)
Ⅴ 三和畜産とんきいの取り組みとNPO浜松百姓のチカラ(鈴木芳雄)
第4章 6次産業化の制度
Ⅰ 韓国における自由貿易協定と6次産業化の現状(林 在圭)
Ⅱ 6次産業化にかかわる施策について(農の6次産業化と地域振興を考える共同研究会)
あとがき

監修|supervisor

熊倉功夫(くまくら・いさお)
静岡文化芸術大学学長。文学博士。喫茶文化や食文化、民芸などの日本の生活文化を研究。

編者|editor

米屋武文(よねや・たけふみ)
静岡文化芸術大学文化政策学部教授。
「米粉食品の開発」などを研究。NPO法人浜松百姓のチカラ顧問。

著者|authors

執筆順
四方田雅史(よもだ・まさふみ)
静岡文化芸術大学文化政策学部准教授
船戸修一(ふなと・しゅういち)
静岡文化芸術大学文化政策学部講師
熊倉功夫(くまくら・いさお)
静岡文化芸術大学学長
小本恵照(こもと・けいしょう)
駒澤大学経営学部教授
鈴木浩孝(すずき・ひろたか)
静岡文化芸術大学文化政策学部准教授
小杉大輔(こすぎ・だいすけ)
静岡文化芸術大学文化政策学部准教授
米屋武文(よねや・たけふみ)
静岡文化芸術大学文化政策学部教授
片野敏和(かたの・としかず)
函南東部農業協同組合代表理事組合長、有限会社片野牧場代表取締役社長、酪農王国株式会社代表取締役社長
小澤勇夫(おざわ・いさお)
株式会社知久総務課課長
永井忍(ながい・しのぶ)
社会福祉法人復泉会理事・統括本部長。
寺島健彦(てらしま・たけひこ)
常葉大学健康プロデュース学部准教授
川上栄子(かわかみ・えいこ)
常葉大学健康プロデュース学部講師
鈴木芳雄(すずき・よしお)
NPO法人浜松百姓のチカラ理事長、有限会社三和畜産社長
林在圭(イム・ジェギュ)
静岡文化芸術大学文化政策学部教授
農の6次産業化と地域振興を考える共同研究会
2013年結成。本書執筆者を中心とした共同研究会

 

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エドワード・トマス訳詩集

エドワード・トマス訳詩集

  • エドワード・トマス(著)/吉川朗子(訳)/2015年1月
  • 2000円(本体)/四六変型判上製・246頁
  • 装丁:矢萩多聞

古きよきイギリスの美しい田園風景と、当時の人々を詩情豊かに描き出す70篇。
経済的不安や鬱に悩まされながらも創作をつづけ、志願兵として第一次世界大戦に出征、戦死したトマスの詩をテーマ別におさめる。本邦初の訳詩集。
(ISBN 9784861104299)

目次|indexes

一 ことば
二 孤独と憧れ
三 めぐる季節
四 家族と故郷
五 大地の住人
六 このイギリス
七 戦争
解説
エドワード・トマス年譜
あとがき

著者|author

エドワード・トマス(Edward Thomas)
詩人・エッセイスト。1878年、イングランド生まれ。第一次世界大戦に志願兵として従軍、1917年にフランスで戦死。

訳者|translator

吉川朗子(よしかわ・さえこ)
神戸市外国語大学英米学科准教授。専攻は近現代英米詩。文学博士(神戸市外国語大学)。著作に『英詩に魅せられ―エリオットからラーキンまで』(共著、春風社2012)など。

 

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ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル―時代に埋もれた女性作曲家の生涯

ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル

時代に埋もれた女性作曲家の生涯

  • ウテ・ビュヒター=レーマー(著)/米澤孝子(訳)/宮原勇(監訳)/2015年1月
  • 2300円(本体)/四六判並製・248頁
  • 装丁・レイアウト:コトモモ社

弟はF・メンデルスゾーン。
女性に創作活動が許されなかった時代、溢れる才能と意欲に恵まれながらも、弟の影に隠れていた女性作曲家がいた。
肖像画などの豊富な図版と自筆の手紙、日記から才女の生涯と作品を紹介する。年表付。
(ISBN 9784861104213)
日本図書館協会選定図書

目次より|indexs

序論
メンデルスゾーン家
教育
ファニーとフェリックス姉弟
ヴィルヘルム・ヘンゼル
イタリア旅行
「日曜音楽会」
最期
作曲作品
エピローグ

著者|author

ウテ・ビュヒター=レーマー
ドイツにて新聞や『ジャズポディウム』に音楽批評を書き、ポピュラー音楽や19、20世紀の女性作曲家について研究。

訳者|translator

米澤孝子(よねざわ・たかこ)
国立音楽大学器楽科卒業(フルート専攻)。ケルンに留学後、日本で演奏者、指導者として活動。
現在、名古屋大学国際言語文化研究科博士後期課程に在籍。

監訳者|Translation supervisor

宮原勇(みやはら・いさむ)
京都大学大学院修了(哲学専攻)。フンボルト財団の奨学研究員として、ドイツに滞在。
現在、名古屋大学大学院文学研究科教授。

 

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奥邃論集成

奥邃論集成

  • 春風社編集部(編)/2014年12月
  • 2700円(本体)/A5判上製・256頁
  • 装丁:長田年伸

明治大正の思想家、新井奥邃。
各界屈指の論客による『新井奥邃著作集』月報収載の珠玉の論考を一書にまとめ、その人と思想を多角的に照らし出す。
(ISBN 9784861104244)

目次より|indexes
一章 新井奥邃との出会い
二章 異色のキリスト教
三章 新井奥邃をめぐる人々
四章 新井奥邃の言葉
五章 結び

執筆者|contributors
若松英輔/中島岳志/中条省平/飯島耕一/竹内敏晴/花崎皋平/荒井献/鹿野政直/小松裕/鈴木範/久谷川健一…ほか  総勢33名

新井奥邃(1846-1922)
仙台藩士、キリスト教思想家。戊辰戦争を通じてキリスト教に目覚め、生涯を労働と祈りに捧げた。宗教家、教育者として深い影響力をもち、田中正造をして「亜聖」と言わしめた。

 

 

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ペリーと黒船祭―日米文化外交史

ペリーと黒船祭

日米文化外交史

  • 佐伯千鶴(著)/2014年12月
  • 2200円(本体)/四六判上製・204頁
  • 装丁:江森恵子(クリエイティブ・コンセプト)

黒船にのってペリー提督がやってきた……
日本の港町で催される黒船祭を通じて文化の面から日米外交を見直す!
ペリー来航を祝って催され、草の根レベルでの文化外交モデルとなってきた黒船祭。両国政府と祭の関わり方を分析し、十九世紀末から今日までの日米関係史を再考する。

(ISBN 9784861104251)

 

目次より|indexes

第1章 日本人がペリーを好きになった理由―十九世紀末から一九〇五年
第2章 ペリーと日本―一九〇五年から戦争中
第3章 日米の文化外交におけるペリー百年記念祭の意義―戦後から冷戦期<一九四五年-一九五三年>
第4章 沖縄におけるペリー百年記念祭とアメリカの文化宣伝―戦後から冷戦期<一九四五年-一九五三年>
第5章 アメリカにおける日本イメージ―黒船祭と日米交流一五〇周年に向けて

 

著者|author

佐伯千鶴(さえき・ちづる)
歴史学博士。米国オクラホマ大学客員助教授を経て、現在、北アラバマ大学准教授。専攻は、日米関係史、文化外交。著書に、『冷戦期の日本におけるアメリカの文化宣伝政策』(メレンプレス)など。

 

 

 

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ハワイ人とキリスト教―文化の混淆とアイデンティティの再創造

ハワイ人とキリスト教

文化の混淆とアイデンティティの再創造

  • 井上昭洋(著)/2014年12月
  • 2700円(本体)/四六判上製・262頁
  • 装丁:矢萩多聞

キアヌ・リーブスや曙太郎はハワイ人と名乗れるか?
19世紀から現在までの政治、歴史に触れつつ、ハワイ人の宗教文化に現地の内側から焦点をあてる。
伝統と外来が複雑に入り組んだ信仰をもつハワイ人の民族的アイデンティティを読み解く。

(ISBN 9784861104268)

 

目次より|indexes

はじめに
第1章 ハワイ人の誕生
第2章 文化の復興と主権の回復
第3章 アイデンティティをめぐる政治学
第4章 ハワイ人のキリスト教の過去
第5章 文化の邂逅と変容
第6章 ハワイ人キリスト教徒の現在
第7章 過去と現在・文化と信仰
あとがき

 

著者|author

井上昭洋(いのうえ・あきひろ)
天理大学国際学部地域文化研究センター准教授。
北海道大学卒業後、ハワイ大学にて人類学博士号取得。共著に『ハワイを知るための60章』(山本真鳥・山田亨編著、明石書店、2013年)など。
本書は長年のフィールドワーク調査をまとめた初の単著。

 

 

 

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婚姻連帯論と社会学―レヴィ=ストロース、デュルケムをめぐって

婚姻連帯論と社会学

レヴィ=ストロース、デュルケムをめぐって

  • 門口充徳(著)/2014年11月
  • 4900円(本体)/A5判上製・360頁
  • 装丁:長田年伸

レヴィ=ストロースの「婚姻連帯論」とブラジルのボロロ社会研究。デュルケムのアボリジニ研究が与えた影響も視野に入れその考察過程に矛盾はなかったのか人類学の範疇を越え、社会学的な再検証を試みる。

(ISBN 9784861104237)

 

目次より|indexes

第1部 婚姻連帯論
1 交換関係による婚姻連帯
2 交叉イトコ婚における婚姻規則
3 親族のミクロコスモス
第2部 ボロロ社会
4 双分制と空間の構造化
5 親族構造と父方交叉イトコ婚
6 ボロロ社会における2と3の通約可能性
第3部 アボリジニ社会
7 アボリジニ社会から構造主義へ
8 時間の不在と因果律の打破
9 土地と親族による基本構造

 

著者|author

門口充徳(カドグチ・ミツノリ)
1950年生まれ。早稲田大学大学院を満期退学後、成蹊大学文学部に社会学の教員として赴任。現在、同大学名誉教授。専門は社会学など。著作に「変化のなかの人間関係」秋元律郎・坂田正顕編『現代社会と人間』(学文社、1999年)ほか。

 

 

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